モンストキャラの日常 作:トマト大西
「じゃあここで待っててね!私は会議をしてくるから!そこにおいてあるお菓子は好きに食べてもらって構わないわ!じゃああとでね!」
「いってらー」
プルメリアがそう言うと会議室と思わしき部屋にアンスリウムと共に入っていく
そんなプルメリアを見送ったメル達は取り敢えず用意されていた椅子に座る
「むっ、この椅子はかなりいいわね。ほしくなっちゃう」
「海賊なら奪えばいいんじゃないの?」
「流石にそんなことはしないわよ。私だって多少の常識は持ってるわよ」
アルビダがそんな事を言いながら椅子に座り、用意されていたお菓子に手を着ける
「…アルビダ」
「ん?どうしたの?」
そんなアルビダにメルは声をかける
「…ハサミについてもっと教えてくれないか?」
「うーん…そんなこと言われてもねぇ…さっき話したことが全てよ?あれ以上有益な情報は持ってないわ」
「なんだっていいんだ!何か無いのか?」
メルが身を乗り出して聞く
「ちょっ!落ち着きなさい!…大体こっちも急だったからホントに何も知らないのよ。生きることで精一杯だったわけだし…」
「…そういえばアルビダの故郷ってどんなところなんだい?」
五右衛門がお茶を飲みながらアルビダに聞く
「そうね…呆れるほどに海賊だらけだったわよ」
「そりゃまた野蛮な…」
「勘違いしてほしくないのは野蛮な海賊ってほんの一部よ?私みたいにただただ海を冒険したいっていうのもいたし自分の力でどこまで行けるのかやってみたいって奴もいたし…まぁ奪って殺して酒飲んでってのもいたけど…」
「なる程ねぇ…」
「それよりあんたのことも教えなさいよ!私ばっかり不公平じゃない!」
「おっ?聞くかい?あたしの武勇伝を」
そんな感じでプルメリアを待つ女子会は盛り上がった
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一方会議はまるで進んでいなかった
ロコモコの言うリゾート開発を受け入れる派と断固受け入れない派とどちらでもいい派の三つが争っていた
「あんな開発計画受け入れたら我々の島が壊れてしまう!あんなもの受け入れられる訳がないだろう!」
「だがこの島に人が来るなら!」
「それではもともこもないだろ!ここは…」
「ふざけるな!そんな事が受け入れられるか!」
と、先ほどから言葉が飛び交うばかりで全く話が進まない
これにはプルメリアも参ったのか眉間に手を当てて顔をうつむける
「姫様!この契約書は破棄すべきです!」
「だがそんな事をしたら奴等が武力行使してくるぞ!」
「そのために自警団があるのだ!」
「その自警団はアヒ・ポキが戦闘を仕掛けてきたとき何もできていなかったではないか!」
「その通り!部外者に助けてもらって何が自警団だ!」
「貴様!」
ギャーギャーと大の大人達が騒ぐ姿はプルメリアの目にはどのように映っているのか
プルメリアは意を決したように目を開き目の前のテーブルに拳を叩きつける
バン!
流石にこの音にビックリしたのか先程までの怒号がシン…と収まる
「…この契約書は破棄します。その上でロコモコと交渉。やむを得ない場合は戦闘します。それでよろしいですね?」
そう言うプルメリアには有無を言わせないような圧があった
結局プルメリアの案が満場一致で可決され、会議は終了となった
シャンバラ上方修正強い…強くない?