モンストキャラの日常 作:トマト大西
会議から一夜明け、メル達はまた来たロコモコと対峙していた
「…それで?結局どうするか決めましたか?」
「えぇ、勿論」
「そうですか。それではサインを…」
「リゾート計画は満場一致で拒否することに決めましたのでどうぞお帰りください」
「…なるほど。では無理矢理にでも取らせてもらいましょうか!行きなさい!」
「アヒ・ポキは五右衛門が!…ってなんだあのクレーン!?」
ロコモコは今回の決裂を読んでいたのか巨大なクレーンを持ってきていた
「さぁ!破壊の限りを尽くしなさい!」
「させるか!」
クレーンをアルビダが銃で撃つがクレーンの装甲に弾かれる
「無駄!無駄無駄無駄!あのクレーンは特殊合金のオリハルコンでできているのよ?そんなちんけな銃ごときで破壊できるとおもわないことね!」
「それなら…!これはどうだ!」
アルビダは何処から持ってきたのか巨大な鎖を振る
鎖の先端には巨大な舵が着いておりそのままクレーンに向かって叩きつけられる
グッシャァ!
流石にクレーンも耐えられなかったのか舵に破壊される
「そんな!?特殊オリハルコンなのに!?」
だが舵も衝撃に耐えられずぶっ壊れる
「どうさ!これが海賊の底力よ!」
「海賊要素舵しかないじゃないのよ!」
ロコモコが突っ込みながら次のクレーンを前に出す
「…ロコモコ!少し聞きたいことがある!」
そんなロコモコに声をかけたのはメルだった
「メルちゃん!?急にどうしたの?」
「…なんだい?」
「初めて会ったときから気になっていたんだが…」
「?」
「…君たちは一体何処から来てるんだい?」
「…」
「どういうこと?メルちゃん?」
プルメリアは何を聞いているのかわからないといった感じで首を傾げる
「…アルビダが来たときにふと思ってね。私と五右衛門が遭難していたときに海岸を歩いていたんだが近くに島らしき物は一切無かった。しかもアルビダを救助したときもだ。一体君たちは何処からこの島に来ているんだい?」
メルが聞くとロコモコはニヤっと笑う
その笑顔はどこか狂気を孕んでいた
瞬間メルの前に人形が現れる
「…?君は?」
メルが目の前の人に訪ねるとその人物は振り返らずこう答えた
「我が哀しみを癒すものよ。我が姿は偽りの可能性の姿。人となり驚天の者から守らん」
「…カルナか!しかし…驚天の者?」
人型として現れたカルナの背中から覗くようにロコモコを見るとそこにはロコモコはおらず謎の異形がそこにいた
「…どういうこと?ロコモコは?それにメルちゃんの前のイケメンおじさまは誰!?」
「プルメリア…説明は後!それよりあいつは…」
メルとプルメリアだけじゃなく、アルビダとハイビスカス、アンスリウムに戦闘中だったアヒ・ポキと五右衛門も異形を見る
「…うふふ…皆が見てるわ…♪さぁもっと…もっと私を見て!」
そう叫ぶと周囲の景色が一変した
紫色の不気味な空間にメル達は閉じ込められた
「!?ここは…?」
「これは驚天の者の世界。承認欲求の果ての姿。それが驚天の者。アドゥブタの世界だ」
カルナが冷静に回答する
「さぁ、もっとその驚天の顔を見せて頂戴!」
アドゥブタはそう言いながらメル達に襲い掛かってきた!
アドゥブタって撃とうとするとアドウェアって予測に出てくるからちょっと厄介ね。