モンストキャラの日常 作:トマト大西
時は少し遡る…
「私のロープでハイビスカスを叩きつけるぅ!?」
メルの作戦を聞いたアルビダが驚愕する
「あぁ、恐らくだが私達が注意を引き付けようと行動してもアドゥブタにはばれてしまうだろう。…あいつは下手なリスクはとらないはず。しかも今まで戦闘していたハイビスカスとアルビダが急にいなくなるんだ。私が奴の立場でも絶対に警戒する。だからこそ奴が想定していないところからの攻撃が必要なんだよ。それが…」
「上からの奇襲ってこと…なるほどね」
メルの説明に被せるようにハイビスカスが呟き、納得する
「…最も危険であることには変わり無い。第一に落下地点を間違えればその時点でこの作戦はパーになる」
「私も責任重大じゃないのよ…」
「…そして何より空中で奴に気づかれたら終わりだ」
「空中では避けることもままならないってことね」
「多少体を捻ったりはできるかもしれないが…」
「それだけしかできないものね。そりゃ危険だわ」
ハイビスカスがうんうんと頷く
「…危険を承知して私は君達に提案している。…やってくれるかい?」
「私はいいけど…ハイビスカスが…」
アルビダはハイビスカスを見るとハイビスカスは決心したように頷いた
「…やるよ。私がやらなきゃ誰がやるの?」
ニッと笑うハイビスカスにメルは安心してルーペを持つ
「やり方は任せる!私が合図を送るからその時に頼むよ!」
そう言ってメルはアドゥブタに向かって駆け出した
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「…とはいったものの…ホントに安心の保証はできないわよ!?」
アルビダはロープの先にくくりつけられているハイビスカスに確認する
「どのみちやらなきゃあの異形に全員殺されるでしょ!?ならやるしかないのよ!」
「…あぁ!もう!やるからには全力でやってやるわよ!」
アルビダがやけになって叫ぶ
そんな中、アドゥブタの方向で何かが上空に投げられた
「…!あれが合図か!ハイビスカス!」
投げられたのはメルが持っていたルーペだった
ルーペを手放すということはメルも丸腰になるということ
彼女もまた並々ならぬ覚悟をもってアドゥブタと戦闘をしているのだとアルビダは実感する
「了解!おもいっきり頼むわよ!」
ハイビスカスがそう言うとアルビダはおもいっきりロープを振るう
「おっ…らぁ!」
アルビダがロープを振るうと先につけられていたハイビスカスが叩きつけられるようにアドゥブタに向かっていく
「…!ここだ!」
ハイビスカスは上空からアドゥブタに狙いを付けて急降下していく
そして拳を構えて…!
「バスターレイ!」
「へぶぁ!?」
アドゥブタの脳天にクリーンヒットした
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「うまくいったみたいでよかったよ…」
メルはアルビダとハイビスカスに向かってホッと一息付く
「それはコッチのセリフよ…でもこれで…!?」
アルビダがアドゥブタを見るとそこには殻を破ったアドゥブタがいた
「あぁ!見せて差し上げますわ♪これが奇跡!私の本質!」
アドゥブタは腕を八本生やし、まさしく異形そのものだった
遊特がでねぇ…