モンストキャラの日常 作:トマト大西
「へー異世界からねぇー…頭打った?」
「残念だが本当だ」
ガブリエルに自分達の経緯を話したマグは案の定の答えをされる
「いやいやいやそんな事あるわけがないじゃん。もしかして遅めの中二病?」
「あり得ないことがあり得るのが現実なんだよ。第一異世界を否定することは誰にも出来ないはずだが?」
「何その白いカラスみたいな説明。スッゴいムカつくね」
「それはどうも」
「誉めてないんだよなぁ…まぁでも…」
ガブリエルはチラッとねずみ小僧を見る
「…あれがいる時点で信じるしかないかー…」
「…今程あいつがいてくれて助かったと思ったことはないな…」
「おいこっちを向いて何喋ってんだ?」
ねずみ小僧がそう言うがガブリエルとマグは完全に無視した
「まぁさ、私としてはマナちゃんに何もしなけりゃいいわけよ。でも手ぇだしたらまじで殺すからね?」
「…そんな事するように見えるか?」
「見える」
「…」
マグは若干傷ついた
「二人とも話終わったなら買い物頼んでいい?取り敢えず今日の夕飯の分なんだけど…」
マナがそう言い二人に近づくとそこにゾロとビリーが割り込む
「それなら私達がやるわ!」
「おう!流石になにもしないのはあれだからな!」
「そう?じゃあお願いするわね。これが買い物リストで…これが袋。あと財布ね。んじゃあお願い」
「「はーい」」
二人が買い物に出掛けた
「…え?俺は!?」
「あんたが外に出たらそれだけで騒ぎになるから…」
一人残されたねずみ小僧がただただむなしくソファーに座った
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ゾロとビリーは買い物を終え帰宅していた
「この材料だと…カレーかな?」
「カレーか…そういえばねずみ小僧って食べても大丈夫なのか?」
「さぁ?まぁ元々人間だったらしいし大丈夫なんじゃない?」
「そうかな…そうかも…」
「まぁダメだったら本人がダメっていうでしょ…ん?」
そんな会話をしながら帰っていると目の前に謎の集団が出来ていた
「なんだ?」
近づいてみるとどうやら喧嘩が起きてるらしい
「ほらほらほらぁ!もっとデータを寄越してくれないかぁ!なぁ!ほら!」
「このクソガキがぁ!」
どうやら一人の女の子が複数の男子相手に戦ってるようだった
「おらー!何やってんの!」
そこに警察みたいな人が乱入する
「やべぇ!サツだ!逃げろ!」
男子達が一斉に逃げていった
「全く…大丈夫?」
警察みたいな人が女の子に聞くと女の子が舌打ちをした
「なんだよー!もっとデータがほしかったのにさー!」
「えぇ…」
「ちょっとちょっと…何があったの?」
そこにゾロとビリーも駆けつける
「…まぁ大丈夫ならいいけど…」
警察みたいな人がそう言うとぐぅ~という音がなる
「「…へ?」」
ビリーとゾロが音の聞こえた方を見ると女の子が二人の方を見ていた
「…お腹減った…」
「…いや私達の方を見られても…」
「アタシ今家がないのよ!ねぇ!貴方達の所に泊めて貰える?」
「いや俺たちも居候の身だから…」
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「…で連れてきちゃった訳?」
マナが玄関で腕を組み帰って来た二人を見る
その二人の後ろにはさっきの女の子がいた
「いや…見捨てられなかったというか…はい」
「はぁ…取り敢えず上がりな」
「おっ邪魔しまーす!」
「おっとそうだ!名前は?」
マナが女の子に聞くと女の子はフフンと鼻を鳴らして答えた
「アタシはテンペスト!ただのメカニックさ!」
キャラがいねぇんだわ