モンストキャラの日常 作:トマト大西
エルドラドの家でロイゼの大冒険をやってから数日後
学校は一つの話題で持ちきりだった
「予告状?」
「そっ、なんでも怪盗黄金の予告状が届いたんだって」
放課後アルカディアはカナンに何故こんなに今日は学校全体がざわついているのか聞いた所、そのような解答が帰って来た
ちなみにエルドラドは風邪で休んでいる
「怪盗黄金…確か世界中の黄金を集めてるからそうよばれてるんだっけ?」
「そうそう、まぁ予告状に黄金よりってかかれてるからってのもあるけどねぇー」
「ふーん…で、その黄金さんは何の宝を狙ってるんだ?」
「それが校長の鍵だって」
「鍵ぃ?そんなもん取ってどうすんだよ」
「単純に考えたら金庫とかの鍵…といったところでしょうか」
後ろに座っている蓬莱も話に入ってくる
「でもそんな単純か?もっとヤバイもんだったりして」
「例えば?」
「…噂の門の鍵とか!」
「いやいやカナンさんは信じてるんですか?異界の門の話」
「うーん…信じていると言えば信じてるけど信じてないと言えば信じてないかなぁ…でもさ?あるかないかわからないものだったらあるって思った方が面白くない?」
「確かに」
「まぁそれもそうですね。で異界の門とやらの鍵を手に入れて何があるんですか?」
「そこまでは…そうだ!」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
現在午後9時
カナンの提案により、アルカディア、蓬莱、カナンの三人は学校に残っていた。
「いい?校長は校長室に寝泊まりしてるらしいの。んで鍵はずっと校長の手元にあるらしいの。つまり怪盗がくるとしたら…」
「校長室って訳か…でもよ?仮にも怪盗だぜ?そんな分かりやすくくるかね…」
「だからこそ私は助っ人を読んだわ」
「「助っ人?」」
アルカディア、蓬莱が首をかしげるとカナンはどうぞ!といった
すると物陰から二人の男女が出てくる
「げっ…助っ人って…こいつら…?」
「おいおい、私は呼ばれたから来たのだよ?それを出会うなりげっとは…先輩に対する礼儀がなってないんじゃないのかい?アルカディアくん」
「…貴様か、精々騒ぐなよ」
「ばーか教師にばれたらヤバイのに騒ぐ奴がいるかよ」
「えーと…どなたですか?」
アルカディアとマグが火花を散らしている一方で蓬莱はカナンに二人が誰なのかを聞く
「あーそういや財布の時まだ蓬莱いなかったもんねー。なら知らなくても仕方ないか!」
「む?君が例の転校生か…なるほど、燕女学院にいたというのは間違いじゃないらしい」
「え?見ただけでわかるもんなんですか?」
「いや?そのきっちりとした態度、おしとやかさは理想高校にはないからね。それにちょうど君が来た頃に道のど真ん中で騒ぎを起こした燕女学院の生徒がいるという情報が入ってきててね?そこから推理したのだよ」
「流石高校生探偵ですね!」
「え?探偵なんですか?」
「そうだよ?あっちでアルカディアとバチバチしてるのがマグ。でこっちの女の子がメル先輩。二人合わせて高校生探偵マグ&メル!」
「説明ご苦労カナン。いやー私としても怪盗黄金は一目見たくてね?カナンと利害が一致したというわけさ」
そんな風に親睦を深めていると廊下の向こうから明かりが近づいてくる
「やばっ!巡回!?みんなこっち!」
カナンがいち早く明かりに気付き、近くの空き教室に隠れる
コツコツコツコツ…
廊下を歩く音が離れていく
「…おいメル」
「あぁ…」
「?何だ?トイレか?」
マグがメルに確認を取るように聞き、それに対してメルは頷く
尚ふざけたことを抜かしたアルカディアはマグに殴られた
「えーと…メル…先輩?何かあったんですか?」
蓬莱がメルに聞くと、メルは確信を持ったように言う
「実はな、今日は巡回の予定など入っていないのだよ…これを見てくれ」
そういってメルが取り出したのは教師の夜間巡回予定表のコピーだった
「ほら見てくれ。昨日は巡回の予定があるが今日はない」
「単純に予告状が来たから緊急でやってるだけじゃ?」
「いやそれはないだろう…校長は巡回に関しては例外がないと言っていてな?特別何があろうと予定表の順番に行うだろうね…つまりあの巡回は…」
「怪盗黄金…ってこと!?やば!テンション上がってきた!」
「いやいや校長が扮している可能性もありますよ?」
「何はともあれ、あの巡回の進む先に何かがあるのは違いないだろう…追うぞ」
「「「了解」」」
「…なんで急にそんな…」
三人のノリについていけないメルだった
後書きに何を書こうか悩む…