【完結】川口息吹は憑依転生者な器用貧乏だけどかわいい 作:風早 海月
また、今回は文量が7000文字長になってます。4000文字ちょっとに抑えるはずだったんですけど…あえて分けてないでいかせて頂きます。キレが良くないのでね。
5回の表。
8番主将は見逃して三振。
9番珠姫もショートライナーに倒れる。ツーアウト。
1番希はツーアウトノーランから再び出塁。一塁。
ここから奇跡のようなナニカが始まる。
2番菫。
初球見送ってランナースタート!希のスライディングと清水さんの送球はほぼ同時だけど、少し高く浮いた送球にセカンドの丸山さんがお手玉してしまってセーフ。一応エラーは付かず、盗塁成功の判定。
2球目、三塁線にバントで転がしてセーフティ。内野安打で一・二塁となる。
3番稜。
ピッチャーの松原さんは、私に回るのを避けたいのか力みが入ったのと、稜のカット粘りで四球。ツーアウト満塁。
満塁で4番の私。
ここで咲桜は守備のタイムを取る。
…………なんか見覚えのある光景だなー(棒)
案の定、私は満塁押し出し覚悟の敬遠。
そう、私たちが梁幽館相手にやったのと同じだ。簡単に言えば「やっていいのはやられる覚悟のあるやつだけだ」ということ(多分違うけど)
5番理沙先輩。
そしてここで咲桜は投手を変更する。
8番ピッチャー松原さんに代えて、1年生内田心愛さん。背番号は20。
この子はまだ公式戦登板経験が無くてノーデータ。理沙先輩は逆にある程度研究されてる。この差は…どう出るか。
初球速球。なかなか球速はある。朝倉さんや詠深の強ストレートや久保田さんと比べればさほどではないけど、光ちゃんくらいはある。というか今の直球じゃないのかしら?一塁からだとよく分からないけど、もしかしたら…
2球目も同じコース。やっぱりあれカットボールだ。スライダーみたいに曲がってるけど、変化が小さくて速い。そして何よりフォームとリズムが異端。理沙先輩はショートゴロになってしまう。一塁走者の私も流石に間に合わないわよ…二塁フォースアウト。スリーアウト。
1点を追加してスコアは10-7。
光ちゃんの制球はまだ乱れの兆候もない。このままなら…
5回裏、咲桜の攻撃。
2番北内さんの打順で、代打起用の2年生松坂心春が打席に入る。同じ左打ち。
光ちゃんの持ち球的には右打者の方が得意だ。なぜなら、外に外れる球種が2つあるから組み立てやすいから。
初球シュートで手元に食い込む球を要求する。
光ちゃんも頷いて投球してくれる。が、松坂さんはバットを寝かせてセーフティバント。三塁線に転がす。理沙先輩も捕球して送球も、快足咲桜の機動力に及ばず。ノーアウト一塁。
3番田辺さん。
代打で出塁した松坂さんが大きくリードをとって光ちゃんにプレッシャーを与える。一塁牽制送ってセーフ。だけど、リードは小さくならないどころかさらに大きくなる。今の牽制球で光ちゃんの牽制能力を見切られたかも…見切りの上手い選手なのかな、松坂さんは。
初球クイックで内角高めにストレート…を打たれた!
光ちゃんが上を指さす。私はマスクを外して上を見る。見つけた。セカンド菫が捕球体勢に入っている。松坂さんも既に一塁に
…ポロッ……
落としたぁぁあ!?
…そっか、セカンドをメインに守る菫は操作性の高さを重視して、ポケットの浅いグラブ使ってるからフライとかはきちんと捕球しないとこぼれちゃうのね。
……って言ってるうちにノーアウト一・三塁のピンチ。
「セーフティスクイズあるわよ!サード前に!」
私はスクイズ警戒シフトのサインではなく、牽制注意のサインを出しつつ、声をかける。正直稜が反応してくれるか分からないけど…
「どんとこーい!」
稜がグラブを3回叩きながら呼び込む。通じたみたい。
4番末原さんが右打席に入る。正直4番だから打つかもしれないけど…ここは多分これでいいはず。
三塁に2度山なりの牽制を送り、理沙先輩が捕球。そしてその後一塁へ鋭い牽制球。一塁ランナーの田辺さんも驚いたようだがセーフ。
初球、インハイにストレート。末原さんはバントの構えだけど…当たらず!ストライクの宣告を聞き流して三塁牽制球!稜が捕球して、理沙先輩との挟殺プレー。最終的に稜がグラブでタッチして、アウトが三塁審によって宣告される。ワンアウト二塁に変わる。
……ん?二塁?
思わず2度見しちゃったけど、田辺さんいつの間に走ったの!?
いつの間にか歩いていたらしい田辺さん。野手選択の扱いになるけど…そもそも気付かなかったわよ…
フ〇ルナンデス並のサイレント走塁ね。
改めて2球目は見逃してボール。
そして3球目、アウトローにスプリットを……カンッ!
打たれた!二遊間!
稜が飛び込む。そしてトスで菫に送球するものの体勢が崩れながら送球したため送球エラー。それを見た三塁ランナーの田辺さんはリードしていた位置からスタート。1点の失点とさらに一・三塁のピンチが続く。
このイニングで流れが持っていかれたみたい。
6番錠さんに代打で白石琥珀さんが打席に入る。
初回でサードの野村さんに代わって入った白石瑠璃さんの双子の姉だ。
(ここは落ち着いてアウトを取りに行くわ)
(うん)
低めのスプリットを
3球目、もう一度外角低めにスプリットを要求したけど…
読まれたみたいで、的確なスイングでセンター前に落とす。三塁ランナーホームイン。ベースカバーに入る菫。主将は二塁送球、二塁フォースアウト。打者一塁へ。記録は犠飛となる。
5回の裏。ツーアウト一塁で、点差は僅かに1点。
ここで迎えるのは6番に代打で入った琥珀の妹、7番瑠璃。
流れが持っていかれたこともあって、光ちゃんの制球に乱れが出始める。ファールで粘りつつ外に外す球を見極められてフルカウントからストレートが高く外れて四球となる。ツーアウト一・二塁。
8番投手内田さんに代えて明石亜美さん(背番号10)が打席に入る。
初球なげ…走った!
「アウト!」
「ふぅ…ヒヤヒヤするわね…」
スリーアウト。
2点返されたけど、まだこちらのリード。あと少し踏ん張れば…勝てる…!
6回の表。
咲桜の守備は錠さんの代わりに入った琥珀さんがそのまま入ってレフト。投手だった内田さんの代わりに入った明石さんはファースト。一塁手だった北内さんの代わりに入った松坂さんがピッチャーに入る。
ちなみに内田さんは投球回1/3、投球数4しか投げていない。
打順は6番光ちゃん。3打席3打数3安打の活躍を見せる光ちゃんだけど、流石に4打席連続安打はならず。
7番白菊、8番主将と、連続で空振り三振を取られてスリーアウト。
ちなみに投手に入った松坂さんは松原さんと並ぶ咲桜のダブルエースで、サウスポーだ。初回こそ両チーム大量失点だったけど、本来松原さんはそれなりに投げれるエースだ。それと肩を並べる2年生サウスポーが弱いわけがない。
なお、3年生のエース松原さんと、2年生のエース松坂さんの苗字の最初の文字が同じため、ダブル松とも呼ばれている。
6回の裏。
きっちりと抑えるつもりで、キャッチャーボックスに入る。
打席に入るのは先程打席を完了していなかった代打で入った明石さん。代打を任されるだけあるのか、素振りのスイングは綺麗で素早く力強い。
(ストレート中心でフライにうちとろう)
(打たれないかな?)
(緩急つけていくわよ)
(うん)
初球インハイストレート。見逃してストライク。
2球目、アウトローにチェンジアップ。明石さんはスイングするけど、タイミングが合わない。
(もう一度チェンジアップ、今度は外いっぱいに)
(え…うん)
光ちゃんは一瞬曇った顔をしたけど、頷く。その反応なんか嫌な予感。
私はサインをもう一度送る。五指を全て広げるサイン。
(ならスプリットはどう?)
(わかった…ごめんね)
(そういう勘ってあるものね…)
3球目、スプリット。低めのスプリットを、明石さんは力強いスイングで振り抜いた…!?光ちゃん!
光ちゃんに打球が当たる。
強襲ヒットが記録されるけど、それどころでは無い。
球審がタイムを宣言する。一塁に出た明石さんもヘルメットを外して青い顔をする。
肩に当たってたよね!?
「光ちゃん!」
「大丈夫…折れてはないよ。でも痺れてるから投げられないかな」
光ちゃんは痛みに顔を歪めている。私はベンチの藤井先生と芳乃に交代のジェスチャーを見せる。
治療のため試合の中断をアナウンスされる。
私は光ちゃんの左の袖を捲る。当たり所は光ちゃんの鍛えていた僧帽筋の辺りで、赤くなっている。芳乃の持ってきたコールドスプレーを受け取って冷やす。
藤井先生の指示で珠姫がいつの間にかベンチに戻り、防具を付けて詠深の投球練習を始める。
球審が担架を指示するけど、光ちゃんは歩けるからとそれを押しとどめる。芳乃はサッと三角巾で光ちゃんの腕を吊る応急処置をして、私も含めて3人でベンチに向かう。
明石さんがこちらに頭を下げる。光ちゃんはそれに右手で気にしないようにと返した。
「息吹さん、選手交代を告げてきてください。捕手が山崎さんで、投手は武田さんでいきます。息吹さんはレフトでお願いします」
藤井先生の交代指示を球審に伝える。
藤井先生は多分とても悩んだと思う。ノーアウト一塁で迎えるのは清水さんから上位打線に向かうラインナップ。
理沙先輩はただでさえ咲桜の上位打線には不安なのに、今日調子が悪い。私の場合、魔球は投球制限を芳乃から明言(ジャイロは20球まで)されたため最終回に使いたい。詠深は肩こそ作ってはいたけど、投げさせるつもりがなかったので投球練習は数球だけ。さぁ誰を使うか…迷うわよね。
藤井先生の英断で、登板した詠深。
9番清水さんを敬遠してから、1番小関さん。
あの球を見切られて打たれた!
打球は…
ってかこれ……間に合わないわよ!
フェンスに当たって跳ね返ってきた打球を捕球して、中継に入っていた理沙先輩に送球。理沙先輩は本塁に走り込む明石さんを諦めて二塁の菫に送球して清水さんをアウトにする。同点ね……光ちゃんが下がって打撃力下がってるのに……
……というか清水さん、その巨体故に足が遅い。ドシンドシンという効果音が付いてそう。代走出せばいいのに…
ワンアウト一塁で2番松坂さん。
初球、一塁ランナースタート!塁間最速小関さん、公式戦での二盗被阻止は梁幽館の小林依織の依織バズーカで1度捉えられただけだとか。
ワンアウト二塁に変わって、2球目。送りバント成功でツーアウト三塁になる。
3番田辺さんに、代打が送られる。背番号16の南山麗華さん。梁幽館の高橋友里さんに貰ったデータによると打撃一辺倒のピンチヒッターで、3年生。3年間で今大会を除いた通算で僅かに11打席しか打ってないものの、11打席、10安打、1四球、塁打数24、打率1.00を記録している。DH制を採用しているリーグのチームから注目を浴びる、一応プロ注の選手だ。
初球、あの球から入った新越谷正バッテリー。だが、簡単にライト方向へ………フェンス前に落ちる。勝ち越しのランナーがホームイン。南山さんは咲桜の特徴的な快足も持っていて、三塁に駆け込む。セーフ。
勝ち越しタイムリースリーベースヒットとなった。
なおもツーアウト三塁のピンチに4番末原さん。
末原さんは詠深の強ストレートを詰まらせて私が捕球。スリーアウト。
7回の表。
レフトの琥珀さんがショートに入って、代打の南山さんは下がって1年生の五十嵐凛子さん(背番号19)がレフトに入る。……南山さんは守備出来ないのかな。だから代打でしか出れないのね。
打順は9番珠姫。
初球、コンパクトにスイングした珠姫。外いっぱいの真っ直ぐを捉えるも、センターフライとなる。
1番希。
いつも通り安定の打撃でレフト線に飛ばし、本日4安打目。
2番菫はライト前に転がるゴロで、一塁での際どいプレー。塁審は…セーフ。
ワンアウト一・二塁。
3番稜は菫と同じくライト前に転がる打球。先程菫がゴロを打ったことで守備位置が前に来ていたのが災いし、稜の快足も虚しくアウト。ツーアウトランナー二・三塁。
私はネクストから打席に向かう。
ベンチの方を見ると、ベンチにいるみんなが祈っているのが見える。光ちゃんも戻ってきていたようだけど、やはり三角巾で腕を吊ったまま。
さて、ここ2打席敬遠されてるけど、松坂さんは敬遠するのかな?
捕手は…座らない。またか。まぁ満塁策出るわよね…でも、理沙先輩の打力忘れてないかしら?
ツーアウト満塁で、5番理沙先輩。点差は僅かに1点。単打以上で逆転タイムリーね。
………え……それマジでやる?
あ、いや、えっと……芳乃のサインは…大まかに言うと、盗塁。とりあえず、頑張ろう。
二塁走者菫がリードを大きくとって、咲桜バッテリーに揺さぶりをかける。
松坂さんが二塁のベースカバーに入ったセカンド丸山さんに牽制球を送る……ところで三塁ランナー希がスタート!
慌てたセカンド丸山さんは本塁へ送球!だが希は滑り込んでセーフ!
菫と私も1個ずつ進む三重盗となる!
本当なら丸山さんは三塁へ送球して、菫を挟殺プレーでアウトにすればせいぜい同点で済んだのだ。これは丸山さんの選択ミスとも言えるけど…頭に過ったのは抑えの私かな。一概に丸山さんを責められないプレーだ。
さて、同点ツーアウト二・三塁。
ここで芳乃が球審に走っていく。
メンバー表を持っている…ってことは芳乃が代走…菫と交代ね。私は最後投げるし、理沙先輩を代える理由はない。
案の定、三塁に代走芳乃が入る。
咲桜は5人内野シフトを敷く。ショートの琥珀さんがピッチャーから見て右後ろに、レフトの五十嵐さんがショートの初期位置から二塁寄りにつく。……どんだけ私から点取れないと思ってるのよ…
さすがに2度目の本盗は許せないと、2回三塁へ牽制球を送り、私にも1回牽制球を送った後に、初球見逃してストライク。
第2球、振りかぶって…投げた!理沙先輩はゴロをとりたい相手のシフトから落ちる球が来ると予想して、ツーシームを捉えた様で、本来のセンター前に落とす。これは5人内野シフトが仇になったパターン。勝ち越しタイムリーツーベースヒットとなる。これでスコアは13-11だ。
6番に入った詠深は安定のアウト献上機で、スリーアウト。
え?内容聞きたい?……三振だよ!
「よし、最後の守備だ!長かった激闘をここで終わりにするぞ!」
「おう!」
主将が円陣で発破をかける。
「詠深ちゃんはサードで、理沙先輩がセカンドに入ってください。芳乃さんがレフトです」
「はい!」
監督が守備位置を告げる。そして、それを珠姫が球審に伝える。
「おおー!」
「出たぞ!」
「魔球クローザー!」
「守護神だ!」
「ちくわ大明神」
「防御率ゼロ行けるぞー!」
「ってかあの7番今日だけで内外野捕手投手全部こなしてるんだけど…」
「息吹ちゃんだからな」
「誰だ今の」
「高一ジャイロボーラーでホームランバッターとか中田以上の逸材じゃないか?」
「息吹ちゃんかわいいぞー!」
私が投球練習すると、観客がドッと沸く。あ、最後の人、わかってるよ、
中田さん以上か…ちょっと嬉しかったり。
球場のムードは完全にこちらのもの。
7回の裏、咲桜の攻撃は、5番丸山さんに代打が送られて3年生の森下花苗さん(背番号14)。
初球、珠姫からの指示はフォーシームジャイロを内角に。森下さんは手が出ない。見逃してストライク。
2球目はストレートを顔の前に投げてボール。
3球目、フォーシームジャイロをど真ん中に珠姫が要求してくる。こんな配球要求するから吉川さんに「生意気なリード」って言われるんだよ…空振りでストライク。
4球目、全く同じコースをツーシームジャイロで要求してくる珠姫。だから吉川さんに(中略)空振りで三振。
6番琥珀さん。
初球、外いっぱいのフォーシームジャイロ。空振りでストライク。
2球目、今度は外いっぱいのツーシームジャイロ。タイミングがズレて空振り、ストライク。
3球目、中いっぱいのフォーシームジャイロで三振。ツーアウト。
「ツーアウト!」
私は右手の人差し指と小指でアウトカウントを周知する。
7番白石瑠璃さんに代えて、代打平山沙奈さん(背番号15)。3年生だ。
初球、2球目と見逃してツーストライク。
みんなの願いが、私の指を押す。
フォーシームジャイロが、今までよりも速い球速で放たれ、平山さんが空振り…珠姫が逸らした。
「今の速かったばい!どげんしよったと!?隠してたん!?後で勝負して!」
「球数あれだから明日ね」
「やった!」
ファースト送球された球を希から受け取る。
8番明石さん。
ツーシームジャイロを捉えられる。不慣れな守備位置のセカンド理沙先輩を抜いてライト前安打。
一塁の平山さんは快足咲桜の名に恥じぬ三塁へ走塁してセーフ。
そして9番、清水さん。
珠姫が守備のタイムをとって近寄ってくる。内野も集まる。
「歩かせる?」
「…戦術的にはありだけど、うちとれる…ううん、うちとりたい」
「分かった。ゴロ注意ね」
珠姫が覚悟を決めて振り向こうとする前に、詠深がニヤリと笑いながら呼び止める。
「それにしてもタマちゃん珍しく逸らしたね〜」
「そういえばさっきの球速光ちゃんレベルまで出てたと思うよ。しかも初速を維持してるから思わず零しちゃったよ」
「あはは…ま、まぁヨミのあの球みたいなもんよ」
「後で詳しく聞くからね!」
「うちも聞くけんね!」
「逃れられそうにないわね…」
ファーストとサードに挟まれて、私は苦笑い。
みんなが守備に戻る。
珠姫が座り、球審のプレイの宣告。
初球、フォーシームジャイロを内角に。これは見逃してストライク。
2球目、外角にツーシームジャイロ。これは振り早くて空振り。ってかマウンドから見る清水さんのスイング怖いんですけど!?光ちゃんのピッチャー強襲(違う人のだけど)見てるから余計怖い!?
3球目…さっきの感覚で速いフォーシームジャイロ……強フォーシームジャイロ?……長いから後で略称考えとこ……を内角に放り込む…!
ブォンッ!
空振りの音だけが響く。
スリーアウト。ゲームセット。
整列して、礼。そして観客席と応援席に礼をする。
これで決勝進出…
私は右手を握りしめて、感慨を噛み締めた。
ちなみにこのゲームで、ベンチを外れていた咲桜のキャプテン茜屋さんを除き、出場していなかったのは咲桜の背番号18の水野桜さん1人だけだった。
長文読破お疲れ様です。
少しクドいので、もう少し削りたかったんですけど…まぁ皆様見捨てないでやってください。
今後は原作の方が新巻出るまでゆっくりと更新を進めて参ります。このペースだと甲子園優勝しても終わらない気がするから……毎週2回~隔週1回のペースで執筆して参りますので、気長にお待ちください。
試合ばっかりで百合成分がたりてないよぉ!