もし炭治郎のところにしのぶさんが来てたなら?   作:卵かけ太郎

13 / 38
第十二話

「きゃあああああああああ」

 

 

「ちょごめんなさい!!驚かせてしまいましたか?」

 

「ちょっと炭治郎?、なんで先に行くんですか?私は一緒に行くと言いましたよね?」

 

「あっすみません…しのぶさ…ん!?」

笑顔のしのぶさんである…しかしこれはまずいとても怒っている…

 

「あっすみません。突然大声をあげてしまい…」

アオイが急いで振り向くとそこには…

 

「いいえアオイは、悪くありません。私の制止を振り行きって先に会いにいくこの、おばかが悪いんですから。」

 

しのぶ様に腕を決められている姿がそこに…

 

「ぐぁああああ、しのぶさんごめんなさい!!!」

 

「きのうのお説教はなんだったんですか!!このおばか!!!」

 

「しっしのぶ様大丈夫です!!大丈夫ですから放してあげてください!!」

 

「そうですか?炭治郎、会わせていなかったことも理由があります。話さなかった私も悪いですが以後気をつけるように。」

 

「はい!!アオイさんもすみませんでした!!」

 

「いえ大丈夫です。(彼は別に悪くないのに気持ちの良い謝罪、彼の性格を表しているかのようなまっすぐな言葉…)」

 

「ありがとうございます、俺は竈門炭治郎って言いますよろしくお願いします」

 

「(そっか、しのぶ様の言う通りね…)私は神崎アオイ、こちらこそ、よろしくお願いします炭治郎さん」

 

「(はぁ炭治郎が先に行った時はどうなることかと思いましたけどなんとかなりそうですね)では自己紹介も済んだところで、アオイにも炭治郎の特訓に付き合ってもらいます。」

 

「「特訓ですか?」」

 

「えぇ特訓です、まず道場に移動しますよ。」

 

 

道場に移動してしのぶさんが口を開く。

「炭治郎の呼吸の矯正をします。」

 

「呼吸の矯正ですか?」

 

「えぇ炭治郎はヒノカミ神楽の呼吸に無駄があるためすぐ、バテてしまう欠点があります。」

 

「確かにそうです。父さんに教えてもらった呼吸をするとすぐに息が上がってしまいます。」

 

「しかし、炭治郎は神楽を舞う時以外にもヒノカミ神楽の呼吸を使っていましたよ。」

 

「えっそんなことした覚えがないんですけど?」

 

「そうでしょうね。だって無意識に使用しているんですから…」

 

「無意識ですか?」

 

「えぇ使用時は、ほぼ無意識さらに、体力が極限に削られた状態になった時に限りますが、安定して無駄のない呼吸が出来ています。心あたりはありませんか?」

 

「…もしかして、長距離を走った時ですか?」

 

「えぇそうです。疲労が蓄積してあるラインを越えると呼吸の精度が上がります。疲労により余計な力が抜けた状態が呼吸に適した状態なのではないかと思います。」

 

「なるほど…」

 

「あとは疲労時の感覚を忘れずに、神楽を舞いながら呼吸を体に馴染ませていきましょう。」

 

「はい!!」

 

「そしてアオイは、この拍子木で、拍子をとってください。」

手に持っていた拍子木をアオイに渡す

 

「はい、わかりました。」

 

「とりあえず一定の速さで舞えるようになりましょう。拍子は一旦、人に任せて炭治郎は体の動作と呼吸法に集中しましょう。」

 

「はい!!アオイさんもよろしくお願いします。」

 

「えぇ!任せて!!」

 

「(少し話しただけでずいぶんと打ち解けたわね……あれ、喜ばしいはずなのに…)……じゃあ炭治郎は、アオイに大まかな拍子の打ち方を教えて早速やって見ましょうか。」

 

「「はい!!」」

 

 

カン!カン!!カカン!!!カン!! カン!カン!!カカン!!!カン!!

 

アオイの拍子に合わせて舞を舞う炭治郎

「(すごい、拍子を打ってもらうだけでここまでやりやすくなるのか…)」

いつもの舞より疲労が少ない、まだまだ大変ではあるが今まで長く舞えそうだ

 

「うん、いつもより呼吸が落ち着いているわね。」

 

「しのぶ様すごいですね。前回見た時はもう疲れて動けなくなってましたよね。」

 

「えぇそうね、あれアオイは今日初めて見るはずでは?」

 

「あっいえ前回中庭で踊ってるのを遠くから見ていまして…」

 

「そうでしたか、大丈夫ですよ。隠しているわけでもありませんから、炭治郎もなにも言いませんよ。」

しのぶ様が柔らかく微笑む。

「(しのぶ様優しく笑うようになりましたね)でもあれですね、拍子を打つだけでここまで変わるんですね。」

 

「そうね、今まで全部一人でやっていた、内一つを今はアオイに任せていますからね、それだけ他の動作に余裕が生まれるんでしょうね。」

 

「なるほど…流石しのぶ様です。」

 

 

今回の鍛錬で今まで一巡踊るのが精一杯だった舞が二巡まで舞えるようになリ、そこで止まってしまう。

 

「はぁはぁ……すごいです!!しのぶさん!!!」

 

「少しずつ糸口が見えてきましたね。ではこれからの鍛錬に追加しましょう。」

 

「はい!!しのぶさん。アオイさんもよろしくお願いします!!」

 

 

そこから1ヶ月間の訓練を経て、今日決戦の日を迎える…

 

蝶屋敷で待っていると、カナエ、カナヲ、義勇の3人がやってきた。

 

「姉さんも冨岡さんもお久しぶりです。今日は勝つわよ、私たちが。」

 

「いいえ、しのぶ。私たちが勝つわよ。」

 

「……」

 

「カナヲ、久しぶりね!!」

「カナヲ、今日は正々堂々勝負しような。」

アオイと炭治郎がカナヲに挨拶をすると

 

「……うん」コクン

 

声を出して返事をしてくれた。一ヶ月ぶりにあったカナヲは、以前より感情を出せている気がする。少しずつだけど変化しているようで安心した。

 

少ししてカナヲがまた話し始めた。

 

「だから…今日はぶちのめすね!!」

 

 

「「「カナヲ!?」」」

 

 

 




バハザさんの「もっと炭治郎としのぶさんを関わらせてみた 」13話のあとがきにて、この小説を宣伝して頂きました。
炭しの推しの興味ある方は、ぜひご覧になってみてください一見の価値ありです。

「もっと炭治郎としのぶさんを関わらせてみた」
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13393179#1
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。