もし炭治郎のところにしのぶさんが来てたなら?   作:卵かけ太郎

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第十八話

「改めて炭治郎おかえりなさい。」

 

「はい。ただいま戻りました!(やっぱり落ち着くなここの空気は…)」

 

外の様子を見に来た、

「おかえりなさい。炭治郎さん。」

「「「おかえりなさい!!」」」

アオイさんとなほ、きよ、すみの3人も迎え入れてくれた。

 

「では炭治郎、まず部屋に向かいましょうか。」

 

しのぶさんに案内されて蝶屋敷のある部屋に連れていかれる。

 

「?ここは俺の部屋ですよね?」

バコン!!

乱暴に襖が開かれると中から出てきた人影に抱きつかれる。

「ムー!!」

「禰豆子…?禰豆子!?目を覚ましたのか!!お前、急に寝るなよ…心配するだろう…」

 

不安だったことの一つが解消され再び泣いてしまう炭治郎

 

「ふふっまた泣いてしまいましたね。」

 

「よかったですね、炭治郎さん」

炭治郎と禰豆子の様子を見守る、アオイとしのぶ。

 

「あら、アオイ。禰豆子さんは平気なんですか?」

 

「あっそうですね、禰豆子さんならですかね?」

 

「ふふっアオイも一歩前進ですね。」

 

「はい!!」

 

 

 

それから炭治郎の休息もかねて二日経った頃、

 

「そうですか…異形の鬼があの中で発生していましたか…(これは定期的な見直しも必要ですね、今度の柱合会議で話さなくてはいけませんね。)」

 

「はい、ですがその鬼は、カナヲと善逸と言う雷の呼吸の使い手と共に討伐しました。」

 

「そうですか、ご苦労さまです、他に何か気になることはありましたか?」

 

「鬼を人に戻す方法を尋ねてみましたが、わかりませんでした…」

 

「そうですか、まぁそうでしょうね…その事実を知っている鬼がいるとしたら、鬼舞辻無惨とその直属の配下、十ニ鬼月ぐらいでしょうね。」

 

「鬼舞辻無惨…」

 

「えぇ全ての鬼の親玉、私たち鬼殺隊はそいつを殺すために活動しています。禰豆子さんを鬼に変えたのも間違いなく、そいつです。」

 

「はい…なんとしてもそいつから、人間に戻す方法を聞き出してみせます。」

 

「えぇ私もまだ成果は出ませんが鬼を人間に戻す薬を研究しているので、いつかきっと直してみせますね。」

 

「しのぶさん…ありがとうございます。」

深くしのぶさんに頭を下げる。

 

「大丈夫、炭治郎には、色々してあげたいもの。」

 

「ずっと聞かずにいましたけど、どうしてここまでしてくれるんですか?」

 

「?そうですね、背中を押してくれたからですかね。」

 

「?」

 

「あなたには当たり前の事でしょうから、分からないかもしれませんね。」

 

「えっいつですか?」

 

「ふふっ秘密です。」

 

「えぇそんなぁ…」

 

「まぁ話もこれくらいにして、今後のことを話しましょうか。炭治郎は日輪刀が届き次第、任務についてもらいます。その際禰豆子さんは蝶屋敷に置いておくか、連れて歩くか決めてもらいたいです。私としてはここにいて貰いたいですけど…どうしますか?」

 

「…できれば一緒にいたいです…」

 

「(御館様には敵わないわね…炭治郎が連れて行きたいと言ったら禰豆子さんを連れて行けるようにしてあげなさい。なんて…)わかりました、連れて行けるよう準備しておきます。少し窮屈な思いをさせてしまいますが、背負える箱を用意しておくので、禰豆子さんに入ってもらって、行動してください。」

 

「はい!!ありがとうございます!!」

 

「鍛錬のため少し重い素材を用意するので、戦う際は下ろして戦ってくださいね?」

 

「えっ、ちなみに何で作るつもりですか?」

 

「鉄です。(ニッコリ)」

 

「…えっ?」

 

「鉄です。(ニッコリ)」

 

「少し怒ってます?」

 

「そう言う匂い、してますか?」

 

「……いいえ。」

 

「じゃあ問題ありませんね?」

 

「はい…」

 

 

少しの沈黙が流れる。

 

「では、刀が届くまで休息です。」

 

「えっ鍛錬しないんですか?」

 

「えぇしっかり休んでくださいね。」

 

「はい!!」

 

バサバサ

 

しのぶさんとの会話がひと段落ついたとき一羽の鴉がやってきた。

 

「あら、姉さんの鎹鴉だわ?どうしたのかしら…」

 

足に括りつけられた手紙を外し、内容を確認する。

 

グシャ

 

しのぶさんからとんでもない怒りの匂いがしてくる…これはまずい、カナエさんが水柱邸に行くと言い出した時以来だ…

 

「しのぶさん!!竈門炭治郎休息に入ります!!」

 

「炭治郎…少し付き合いなさい……」

 

「(逃げ損なった…)……はい。」

 

 

「まずこれを読みなさい。」

 

「カナエさんからの手紙ですよね?」

 

「えぇそうよ。」

 

手渡された手紙を見ると、

 

〈しのぶ元気かしら?炭治郎くんの最終選別突破おめでとう、私も心から嬉しく思います。

カナヲの件もありがとう、無事こちらも帰ってきました。〉

〈追伸〉

〈今度義勇くんと結婚することになりました、お祝いしてくれると嬉しいです。

来週遊びに行くね。〉

 

〈胡蝶カナエ〉

 

 

「へぇカナヲも無事に着いたんだ、よかった。」

 

 

「炭治郎?」

 

「はい…」

 

「姉さんが結婚するらしいわ。」

 

「…はい、おめでとうございます…」

 

「…夢?」

 

「…違います。」

 

「一発叩けばはっきりするわね、ビンタするわよ。」

 

「ご自分で確認してください、しのぶさん。」

 

「そうね、そうしないと意味ないわよね…」

「ちょっ待ってください!」

パァン

 

しのぶは自分の頬を引っ叩く。

 

「痛い…」

 

「当然です…だめですよ女性が自分の顔を叩くなんて、赤くなっちゃいますよ。」

しのぶさんが自分で叩いて少し赤くなった頬に触れる。

 

「痛い…痛いよぉ炭治郎…」

炭治郎の膝に縋りつき大泣きし始める。

 

「大丈夫ですよ、しのぶさん結婚してもカナエさんはしのぶさんのお姉さんですよ。それにわかってましたよね?カナエさんが冨岡さんを好いていること。」

 

「……」

返事はしないが小さく頷く。

 

「カナエさんが一番に祝福して欲しいのは、しのぶさんのはずですよ?」

 

「……そうね、事実上一年半の同棲の末の結婚ですもの、清いお付き合いの末の結婚であれば何も問題ないわよね。冨岡さんもよく考えればいいお相手かもしれませんね、強くて、意外と面倒見がいいこともカナヲの件でわかりましたし。」

 

「そうですよ!!素晴らしいことですよ、この結婚は!!(やった!!成し遂げた!!!)」

 

「そうね来週、こちらに来るみたいですから歓迎しないといけませんね。」

 

「そうですね!!歓迎してあげましょう!!」

 

 

 

 

 

 

一週間後

 

 

 

 

 

 

 

お腹をさすりながら、微笑むカナエさんの姿が…

 

「しのぶ、家族が増えるわよ。」

 

「「………」」

 

 

 

 

 




はいやってやりました、なんで結婚してるんだろう?
ぎゆカナ ぎゆナエどっちで呼べばいいんですかね?
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