もし炭治郎のところにしのぶさんが来てたなら?   作:卵かけ太郎

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すいません、投稿遅くなりました


第二十七話

御館様のお屋敷に隠の人に連れてこられて、そこの一室に通されて少し待っていると、

 

「炭治郎、よく来てくれたね…」

 

襖を開け入ってきた人物に驚く。

「御館様!?」

急ぎ姿勢を正して跪く。

 

「早速で悪いんだけど、炭治郎。鎹鴉からの報告で鬼舞辻無惨と遭遇したのは、本当かな?」

 

「はい!たしかに遭遇しました。」

 

「…その時の状況を教えてくれないかな?」

 

それから浅草での出来事を御館様に報告した。

 

「なるほど、鬼舞辻は一般人に紛れて生活しているんだね。それに炭治郎にも追手を放っている…ありがとう炭治郎、とても有益な情報だったよ。」

 

「いえ、とんでもありません。」

 

「あと、珠世と言う鬼について知っているかな?」

 

「!!はい、珠世さんも浅草で出会い、助けてもらいました。」

 

「そうか、炭治郎はとても運がいいね。彼女と出会い縁を作ってくれたことは非常に心強い。出会ったのが炭治郎でよかったよ。何か言っていたかい?」

 

「鬼を人間に戻す薬の手伝いをして欲しいと言われたのと、しのぶさん宛に手紙を渡して欲しいと言う二つです…」

 

「……そうか、ならその手紙は炭治郎がしのぶへの用事を済ませてから渡すといい。薬の方は引き続き手伝ってあげて欲しい。隊をあげて手伝いたいところではあるけど、まだ時期ではないからね…」

 

「いえ、大丈夫です。俺が始めたことですので責任を持って取り組みます!!」

 

「(ふふっ、しのぶにそっくりなことを言うようになったね。) 頑張るんだよ、炭治郎。」

 

「はい‼︎ありがとうございます。」

 

「あぁ…あと十二鬼月の討伐、よくやってくれたね。昇進と特別報酬を送るから後で受け取ってね。」

 

「いえ、そんな受け取れませんよ…」

 

「だめだよ。組織において信賞必罰はとても大事なことなんだから受け取らない選択はないんだよ。炭治郎、あとは要望が有れば聞こうかな?」

 

「……わかりました。では一月ほど、お休みをもらいたいです。」

 

「うん、わかった。手配しておくね。じゃあ今日はおしまい、帰っていいよ。」

 

「はい!ありがとうございます。失礼します!!」

深く礼を一度して部屋から出ていく。

 

「どうか幸せになっておくれ…」

 

 

 

炭治郎と別れたあと、柱のみんなが待っている中庭へと移動する。

「ごめんね。みんな、待たせてしまったね。」

 

私が来ると全員膝をつき挨拶してくれる。おや?

 

「おい、胡蝶!!」

 

「はっ!?申し訳ありません御館様…」

何やら上の空だったしのぶが実弥に注意されてしまったね。

 

「いや、構わないよ。大丈夫かい?しのぶ?」

 

「はい、大丈夫です。」

 

「炭治郎と何かあったのかい?」

 

「!!いっいえ…」

 

「ふふっ、継子と仲がいいみたいでよかったよ。それで今日の話はその炭治郎についてなんだけど…」

 

そこから鬼舞辻の情報をみんなに伝えた。

柱に激震が走るが炭治郎から聞いた情報を伝え、場が少し落ち着いたところで、

 

「炭治郎が十二鬼月を討伐した。」

このことによる昇進と特別報酬、あと一月の休暇を与えることを話した。

 

「じゃあ、今のが私からは最後になるけど…次は義勇、君から発表があるよね?」

 

「はっ、ではこの場を借りてお伝えさせて戴きます。私、冨岡義勇はかねてよりお付き合いさせていただいていた胡蝶カナエさんと結婚をいたしましたことをここに報告させていただきます。」

 

 

数秒、柱全体に沈黙が走る……

 

「ええええ!!冨岡さん、いつの間にか結婚したんですか!!カナエさんと!?嘘、いつの間に!?羨ましいわ!!いいなーいいなー。」

羨ましがる甘露寺

 

「えっ、お前結婚したのか?ド派手にめでたいな!!」

祝いの言葉を述べる宇髄

 

「こんな時期に結婚するとか何を考えている。ただでさえ忙しい時期なのに(甘露寺は羨ましいのか…俺も告白するか…いや冨岡に便乗という形が…)」

小言を言う伊黒

 

「めでたい、素晴らしい報告だ。幸せになるといい。」

泣きながら祝いの言葉を口にする悲鳴嶋

 

「突然喋るようになったと思ったら結婚してやがったのか。びっくりするだろうが!!」

何故かキレる不死川

 

「よもや!!結婚とは思い切ったな。うむ、幸せになるといい!!」

快活に祝う煉獄

 

「………ぼー」

特に何も考えていない時透

 

「発表遅すぎませんか?義勇さん…」

呆れるしのぶ

 

それから子供が出来ていることを話して、再度混乱した場を沈めて、細かい話し合いを経て柱合会議は終了となった。

 

 

蝶屋敷

 

「「「炭治郎さん!!おかえりなさい!!」」」

なほ、きよ、すみの三人が出迎えてくれた。

 

「うん、ただいま!!あれアオイさんは?」

 

「あっ、えーっと……」

なほが代表して話してくれようとしたタイミングで、

 

「ぎゃあああああ、この薬不味すぎるよぉおおおお。」

 

「えっ、今の声って…」

 

「少しうるさい方がやってきまして、その対応をしています。」

 

「ごめん…わかった、すぐ行くよ…」

 

「でも炭治郎さん…」

「今帰ってきたばかりですよ?」

「休んでください。」

三人が心配してくれる

 

「大丈夫だよ、多分騒いでるのは俺の同期なんだ…すぐ行って止めてくるよ…」

 

三人と分かれて病室に向かう。

 

「アオイさん、大丈夫?」

 

「あっ、炭治郎さん!おかえりなさい!!」

 

「うん、ただいま。おい、善逸あんまり騒ぐな!!ここは病室だぞ。」

 

「えっ…炭治郎?…えっ?ただいまって何?」

 

「?あぁ俺ここでお世話になってるんだ。」

 

「はぁああああ?、ってことは何?お前はこんな女の子がいっぱいの空間で修行してたの!?ふざけんじゃねぇ、俺なんて爺ちゃんと厳しい兄弟子だけだぞ。男しかいねぇんだよ!!!どうなってんだ!!」

 

「少し落ち着け!!騒ぐな!!」

「そうです!!落ち着いてください!!!」

俺とアオイさんで止めにかかると、

「二人して仲良さそうにしちゃってさ!!また炭治郎がモテてるのか…ヘンやってらんないよな…」

 

遂に善逸が臍を曲げた。

「炭治郎さん、またどこかでナンパ紛いのことしてきたんですか?」

 

「しっ、してませんよ!!」

 

「…あんまりそんなんだと、しのぶさんに嫌われちゃいますよ。」

 

「!!やっぱり…そうですよね…薄々気づいてたんですよね。頑張って強気でいましたけど、嫌われますよね……(告白しようとしたら逃げられましたし…)」

 

「ちょっと炭治郎さん!?どうしたんですか?大丈夫です、嫌われてなんていないですよ!!」

 

「そっそうですかね…でもちょっと寝てきますね……」

炭治郎は不貞寝して

 

伊之助も

「ごめんね、弱くって…」

静かに眠っていた…

 




次週二人の機能回復訓練です
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