もし炭治郎のところにしのぶさんが来てたなら?   作:卵かけ太郎

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お久しぶりです、あけましておめでとうございます。
新年一発目(夏も終わりに差し掛かる)の投稿ですが
よろしくお願いします。


第三十七

音柱宇髄天弦は焦っていた、なんでも炭治郎が潜入していた遊郭で見受けされそうになっていると情報が入ってきたからである

「ちっ派手にヤベェ流石に見受けなんてされねぇと思ってたんだがな、取り敢えずその場を掻き乱して連れ出せば問題ねぇか?」

 

バン!!

屋根づたいに走り目的の部屋にたどり着いて襖を開くと

 

「ふふっ炭子ちゃん可愛い…はぁはぁ…」

「胡蝶様…そんないけません…」

 

「    」

同じ階級の同僚に押し倒されている炭治郎の姿がそこに

 

「何やっとんじゃお前ら!!」

思わず声を張り上げる音柱

 

 

「あら宇髄さん邪魔しないでさっさと出て行ってください、今から炭子ちゃんを堪能するんですから。」

体を起こし不満げな視線を向ける

「頭爆発してんのか己は!!」

 

 

 

 

「おいおい胡蝶さんよぉ男装して女装した後輩押し倒すなんて随分いい趣味してんなぁ?」

「うるさいですよ、その後輩を女装させて遊郭に売り飛ばしたりしてるくせに」

「合意の上の任務だバカタレ、この情報をそうだな誰に流して欲しい?」

「?何を言って「例えばお前の姉とか」はっ!!」

 

「しのぶも随分すきものになったのね、姉さん悲しいわ(ニコニコ」

 

 

「(いじり倒される…確実に…)くっ」

「そうだな、お前の姉に伝われば当然お前の拠点蝶屋敷にも広がるな?」

 

 

「しのぶ様……ナホキヨスミに近づかないでください悪影響なんで」

 

 

「(最近少し辛辣なアオイなら言うわね…)」

「これで分かったか?」

「うっですが聞きましたよ随分うちの屋敷で好き勝手してくれたみたいですね」

「あぁ?それがどうした、あそこにいる一般隊士に任務を手伝わせようとしただけだろ」

「アオイは私の部下で家族です勝手しないでください、それにアオイには私がいない際の治療を担当してもらっています、その彼女があそこから居なくなっては施設が立ち行かなくなります、そこは理解していますか?」

「ちっそれはすまなかった、ならお前の所業を黙っている代わりに今回のことは手打ちにしろそれでいいだろ?」

「…えぇですが以降このようなことがないように」

宇髄としのぶの話し合いに決着がついた時

 

「スンッ !!胡蝶様宇髄さん鬼が近づいています」

「「!!」」

押し倒されたまま炭子が声を上げると

ドカァン

突如襖が吹き飛ぶ

「何よ、とんでもない速さで見受けされた女がいるって聞いて見に来たらブサイクねこれなら食べなくていいわ、あれ?なんで3人もいるのよウッソまさかそこで寝てるブスを取り合いしてるの?見る目無さすぎじゃない?」

 

ブチッ

「宇髄さん?あいつが今回の狙いですか?」

怒気を孕んだようにしのぶが声を上げる

「どうだろうな?まだ判断付かないがお前もうやる気まんまんじゃねぇか」

「えぇ炭子ちゃんの良さがわからないとか生きてる価値ないですからね。」

「胡蝶様…お気をつけて」

「えぇ行ってくるわ」

そう言って畳を全力で蹴る

ドン!!

一気に間合いを詰める

「なっはや!!それに鬼殺隊!?」

『蟲の呼吸 蜂牙ノ舞い 真靡き』

しのぶの放つ神速の突きが鬼の顔面を貫きそのまま奥の部屋まで押していく

 

飛び出したしのぶを見たあと

「なぁ炭治郎いつまでその口調なんだ?」

「?宇髄さん変でしたか?」

「いや胡蝶のことを胡蝶様なんて呼んでるんだ?」

「今は遊女ですから口調は直せと胡蝶様が…」

「あぁあいつの趣味か…」

少しげんなりした宇髄は続けて

「もうすぐしたらお前の日輪刀と隊服をネズミが運んでくるからそれまで離れてろ」

「はい」

そう言って宇髄はしのぶの援護に向かう

 

「どいつもこいつも私の邪魔をしないで欲しいんですよ。(宇髄さんが追っていた鬼なら上弦の可能性もあるわよね、この毒が効くかどうか…)」

顔面に突き刺した日輪刀を引き抜き様子を伺うと

「ギッアアア!!何よこれ!!!毒!?」

鬼がもがきながら畳をのたうち回る

「おい胡蝶!倒したか」

「えぇ毒は打ち込みました下弦もこの毒で殺せるはずですが、この様子だと倒しきれないみたいですね。」

倒れていた鬼が起き上がり

「このくそアマァアア、私の体に何してんだあああ」

大声を上げその瞳に映る文字は

 

『上弦の陸』

 

「あらやっぱり上弦でしたか、でも随分弱いですね?」

「あぁ胡蝶の一撃をもろにくらってたしな」

「なにか引っかかる言い方ですがそうですね、厄介な能力があるかもしれないので私と炭治郎が前衛で宇髄さんは隙を見て首を落としてください。」

「はぁ?炭治郎なんてまだ来てないだろ?」

「それでいいですか?炭治郎」

ザン!!

「はい!!」

力強い返事と共に炭治郎が現場に到着した。

「(へぇ早いな)なら任せるわ、精々隙を作ってくれ派手に終わらせてやる」

宇髄が一歩下りしのぶと炭治郎が前にでる

「えぇ私達に任せてください、行きますよ炭治郎?」

「はい!!しのぶさん!!」

 

師弟初の共同戦線が幕を開ける

 

 

 

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