日の呼吸を使う武士、月の呼吸を使う武士が幻想入り 作:take8025
巌勝「いや何でだよ」
巌勝「何?私の1日を知りたいだと?」
霊夢「どんな一日を過ごしてるか気になるわ」
魔理沙「教えてくれなのぜ」
縁壱「私と同じ様な1日だと思いますが...やはり気になります」
巌勝「...夜明け前に鍛練、朝食から寺子屋で授業して終わったら自警団で妖怪狩り、以上」
慧音「大雑把すぎるぞ...」
縁壱「もう少し具体的な事を仰られて下さい...」
巌勝「ふむ...」
夜明け前
巌勝「フッ...!フッ...!フッ...!フッ...!」
巌勝の日課である木刀を振るう鍛練、晴れる時で日が昇るまでは欠かさずに行う。
巌勝「ふぅ...もう日が昇ってきたか...」
鍛練を終え朝食をとる。
シンプルに納豆・鯖の塩焼き・味噌汁にご飯。
朝から凝った物を食べたりはしない。
巌勝「(今日は寺子屋が昼前で終わりか...給金も今日だ、慧音殿を誘って甘味でも食べるとするか)」
幻想入りしてよく食べる甘味物、そのせいか巌勝の体格はほんの少しだけ腹が緩んでしまった。
しかし鍛えているから一応は絞まってはいる。
巌勝「さて、食べ終えたから寺子屋行くとするか...ヨッコイセ」
年寄りかな?
・・・
・・
・
寺子屋
慧音「おはよう巌勝殿、まだ授業まで1時間半はあるぞ?もう少し遅くても良かったのだが...」
巌勝「いや、そう言う訳にもいかぬ、授業内容をもう一度確認しておきたいでな」
慧音「ずいぶん熱心だな」
巌勝「縁壱はどうした?」
慧音「今は道場に居る筈だ、掃除をしておきたいと言ってたからな」
巌勝「そうか」
ガラッ
縁壱「慧音殿、道場の掃除を終えて今戻った、兄上も来られておりましたか、おはようございます兄上」
巌勝「あぁ、お前が来るのは随分と早いのだな」
縁壱「数日置きですがこうして早く来ております」
慧音「授業を始めるまでまだ時間はある、折角だ、内容を話し合いつつ、温かいお茶でも飲んでゆっくりしようじゃないか」
「「ありがたい」」
慧音「どうぞ」
縁壱「すまぬ」
巌勝「感謝する」
縁壱「日ノ本に生まれたる者、緑茶は身に染みます」
巌勝「最もだ、茶を飲まぬと一日が始まらぬ」
慧音「ハハハッ、そうか さて、今日行う授業内容を摘めていこうじゃあないか」
縁壱「滞ってしまっては元も子もない、始めましょう」
巌勝「うむ」
話し合いは授業が始まる10分前まで続いた。
授業を始め、授業自体は問題なく行き、昼前に終わった。
巌勝「慧音殿、良ければこの後甘味処でも食べに行かぬか?今日は何となくだが食べたくなってな...」
慧音「おぉ、奇遇だな私も丁度時間があるし食べに行こうと思っていた所だ、一緒に行こう♪」
巌勝「縁壱もどうだ?」
縁壱「お誘い頂いたのに申し訳ありません...後で子供達の稽古に付き合わなければならなくて...」
巌勝「そうであったか...なら仕方がない、また今度、一緒に行こう」
縁壱「またお願いします、では、子供達に剣を教えてきます」
縁壱、寺子屋退出、道場へ。
慧音「さて、片付けも終わった、食べに行こうか」
巌勝と慧音の二人はその後仲良く甘味処で菓子を堪能し、各自一旦解散となった。
ー夜ー
自警団 本部
縁壱「さて、夜は私達の本領が発揮される時間です」
巌勝「鬼狩りならぬ妖怪狩りだな」
慧音「無意味な妖怪退治は止しておくれよ?」
縁壱「とりあえず人里の半径数キロ程の安全は確保しておきましょう」
巌勝「それだとあの傘化け妖怪は居ないのか?」
縁壱「小傘の事ですね、彼女は人里の中で生活していますので大丈夫です、強いて言うなら...ルーミア等ですね」
巌勝「寺子屋の生徒達か、怪我はさせない様に気を付けねばな」
縁壱は慧音と妹紅と三人で里の中を巡回、巌勝は里の周辺で巡回、この日も人里の人間を襲おうとする妖怪達を片っ端から斬っていった。
巡回終了後
縁壱「里の中に妖怪が入っていたとは...だが、まだ被害者が出ていなかっただけでも良しとするか」見敵必殺
巌勝「何?侵入されていたのか...不覚だ」
縁壱「兄上は悪くありません、悪いのは人を襲う妖怪です、根絶させましょう」
慧音「(そうすると不味い気が...)」
巌勝「そうだな、そうしよう」
妹紅「(これじゃ脳筋兄弟だな)」
巌勝「さて、いつもの食事処に行こうにも閉まっているからな...帰るか」
慧音「あ、良かったら私の家で食べないか?一人で食べるより皆で食べる方が美味しいだろう?」
巌勝「良いのか?」
慧音「あぁ、大歓迎だ、縁壱殿も妹紅も来るだろう?」
縁壱「良いのか?ありがたい」
妹紅「ご馳走になるよ慧音」
慧音「そうと決まれば急ごうか」
この日は慧音宅で鍋(人数がいる為)をつつきあった。
食後
巌勝「さて、私は先にお暇させてもらおう、慧音殿、大変美味だった、また食べさせてくれると嬉しい、では」
縁壱「お気をつけて」
妹紅「お疲れ様~」
慧音「あぁ、またな」
慧音宅を出て自宅に帰宅、風呂に入り一日の汚れを落とし、寝床に着き、数時間後には起きて鍛練、これが大体、巌勝が過ごす寺子屋ありの一日。
では休日だと...?
朝
起床
巌勝「...今日は鍛練しなくても良いか」
休日は怠け癖がついた。
(縁壱「あぁ...お労しや兄上...」ホロリ)
眠い目を擦りながらも、井戸から水を汲み、顔を洗う。
目を覚ませば朝食作って食す。
食事が終われば洗濯に掃除をテキパキとこなす。
巌勝「(さて、やる事は終えた、何をしようか...そう言えば何もする事が無いな...まだ昼前だ...この前買った本でも読むとするか)」
先にお茶を用意し、本棚から新しく本屋で購入した本を手に取り、縁側に腰を掛けて静かに読書を始める。
巌勝「(む...この新しく購入した本、少し前にも購入した本ではないか...同じ本が二冊も揃うとは...)」
〈アニウエ
巌勝「この声は...」
縁壱「今日も晴天ですな、兄上」
巌勝「あぁ、縁壱か、こう言った天気だと眠くなるものだな...何の用だ?」
縁壱「特に用はありませぬが...家に居ても暇だったものですので...」
巌勝「そうか...まぁ、腰でも掛けておれ、茶をいれて来よう」
縁壱「ありがとうございます、兄上」
巌勝はやって来た縁壱にお茶を出す為、のんびりしていた縁側から姿を一時的に消す。
縁壱「...のどかだな...おや..?」
縁壱の目先には、いつも自宅の庭に住み着いて、餌をあげて世話をしている見知った野良猫が、どうやら縁壱の後を追いかけてきた様だ。
縁壱「...私の後をついて来たのか?」
ニャ-
猫からは軽い反応。
縁壱「...全く...ほら」
縁壱は膝を軽く手の平で叩き、ここへ乗るよう合図した。
意味が分かったのか、猫は縁壱の膝に飛び乗り、丸くなる。
縁壱は自身の膝に乗り丸くなっている猫を優しく撫でる、猫はグルグルと喉を鳴らし、縁壱に甘える。
縁壱はホワホワする(これもう伊之助2号だな(確信)
巌勝「待たせてすまぬ」
縁壱「ありがとうございます、兄上」
猫を撫でつつ、片手に茶を啜る。
巌勝「その猫は?」
縁壱「私が普段世話をしている野良猫です、どうやらついて来てしまったようで...」
巌勝「お前は本当に、生き物に好かれておるな」
縁壱「嬉しい限りです」
巌勝「どれ、私にも触らせてくれぬか?」
縁壱「えぇ、どうぞ」
膝で丸くなっていた猫を持ち上げ巌勝の膝に置く。
巌勝「..大人しいな、もう少し暴れるかと思ったのだが」
縁壱「兄上が優しいと感じたのでしょう」
巌勝もホワホワしだした(伊之助3号)
この後はどこにも行かず日が暮れるまで、猫に触れつつ縁壱と昔話と今後の話(寿命が後どれ程か等)をしていった。
この様に、1日が過ぎる。
巌勝「・・・と、まぁこんな所か」
魔理沙「へぇ、そんな感じなのか」
霊夢「縁壱さんのも気になるわね」
縁壱「いや、私も兄上と、そう大差はない...」
咲夜「気になりますわ」
アリス「聞かせて♪」
レミリア「聞かせて頂戴」
フラン「フランも聞きたーい!」
縁壱「...良いだろう」
紫「あら?何か物凄く妖怪の数が減ってる...この前の半分位は減ってるわ...」
藍「もう均衡を保つの厳しいかと...」
紫「継国兄弟を舐めてたわ...」
縁壱「え?次は私ですか?」
作者「久々なので何度も見返しては修正します」汗