日の呼吸を使う武士、月の呼吸を使う武士が幻想入り 作:take8025
やあ皆!!俺の名は煉獄杏寿郎だ!!!(鼓膜破れ不可避のクソでかボイス)
鬼殺隊の炎柱だった者だ!
俺は無限列車で下弦の壱と上弦の参、猗窩座だっただろうか!?
ソイツと一戦交えた末に負けてしまった!柱として不甲斐なし!そして竈門少年達に看取られて俺は死んだ筈、そして母上の待つ場所へ逝くものと思ったのだが何故か生きている!
なんと不思議なものだ!
そしてここは何処だろうか?見た所、竹林の中に居る様だが...うむ!分からん!(考察 放棄)
だが!生きていたなら問題ない!さっさとここを離れて千寿郎の待つ家に帰らねばならんな!きっと心配している!!いや!!!そうに違いない!!!!(過保護な兄)
父上も心配であるからな!(親思いの人間の鑑)
と、その前に人を探してここ(竹林)から出られる道を聞かねば!
杏寿郎は宛もなく竹林を走る。
暫くすると人影を見つけ声を掛ける事にした。
巌勝「ここはタケノコが豊富だな...どの様に料理しても旨そうだ、今宵の飯が楽しみだな(煮付けにして食べるか)」
継国巌勝、今日は寺子屋も警護も無く迷いの竹林に訪れセッセとタケノコ掘りに勤しんでいた。
巌勝を見つけ、杏寿郎は声を掛けたのだ。
杏寿郎「そこの者!すまない!この竹林から出られる道を教えて欲しい!」
巌勝「ん? お主は...鬼殺隊だな...隊服からして大正の」
杏寿郎「知っているのか?」
巌勝「あぁ、知っているとも...私はかつて、鬼舞辻無惨の配下の者であったからな」
巌勝の言葉に反応し、杏寿郎は抜刀を姿勢をとる。
杏寿郎「...詳しく聞かせてもらおう、この雰囲気、ただの鬼ではあるまい(だが何故だ?無惨の名を口にしたにも関わらず死なない...呪いが起きない...)」
巌勝「元は上弦の壱、黒死牟だ」
杏寿郎「!?」
上弦の壱と知った杏寿郎は手元を震わせ、冷や汗を垂らす。
上弦の参ですらあの出鱈目な強さを有して戦った自分が死んだのだ。
壱ともなると手も足も出ないのは明白、だが柱である故に抜刀の構えは解かない。
巌勝「...警戒するのは分かる、だがまぁそう構えるでない、私はもう人を襲い食らう等はしない、その必要がないのだ」
杏寿郎「...どういう事だ?」
巌勝「私は鬼の力を制御出来る様になった、言うなれば半人半鬼と言うべきか?そしてこの世界は我々の居た世界ではない、ここは幻想郷、忘れ去られた者が集う楽園、まだ鬼舞辻無惨の幻想入りは確認出来ておらぬ」
・・・
・・
・
上弦の壱であった継国巌勝殿が住んでいる人里に案内してもらっている間に色々と話を聞かせてもらった。
上弦の壱としての最期は岩柱に風柱、そして霞柱と戦い、やがて頸を切られ、気付けばこの幻想郷にいたと言う。
鬼舞辻無惨を除いた鬼の中で最強の上弦の壱であり、今は鬼になる前の人間の姿に戻っておりつつも鬼の力を有し、次は鬼舞辻無惨を見つけたらその頸を落とすつもりである事。
霞柱の時透無一郎が巌勝殿の残してきた継国家の子孫であった事。
驚かされたのは、あの始まりの呼吸、日の呼吸を駆使する継国縁壱殿の兄であった事。
聞けばその弟である縁壱殿もこの幻想郷に居られるという...よもやよもやだ...そしてこの幻想郷にも鬼は存在する。
聞いた瞬間、悪鬼滅殺!と思ったのだが、人を襲う等といった行動はしないらしく、地底を住み処とし、酒を呑んでまぁまぁ平和に暮らしているという。
時々ではあるが弟の縁壱殿が地底にホイホイ赴いて鬼と肩を並べて飲み比べすると。
もっと驚く事に、この世界には妖怪が存在しているという事だ。
この幻想郷では鬼が人を食らわず妖怪が人を食らうのか...。
妖怪そして鬼と共存する人々か...うぅむ...凄いものだな!(小並感)
寺子屋に通う妖怪も居るのか...聞けば妖怪は妖怪でも人に対して友好関係を持つ妖怪も居ると言う。
竈門兄妹の妹みたいな感じであろうか?種族は違うけども
その人間に対し友好な妖怪は人里に住んでいる...これは興味深い!
おっと、話し込んでいる内に人里に着いたか!
...なんだろうか、我々の居た世界より文明が退化しているような...いや、これ以上は言うまい。
郷に入っては郷に従え、と言うであるからな!(投げやり)
千寿郎、父上、煉獄杏寿郎は母上にまだ会えない様でありますが、幻想郷にて第二の人生を歩む次第です。
しかし、幻想郷は忘れ去られた者や迷い人が集う等と聞いたが...あれ?もしかして俺、元の世界だともう忘れ去られてるのか...?
弟の千寿郎にも...?
いや、考えるのはよそう、悲しくなってくる(弟に嫌われたら絶対に自殺するタイプ)
巌勝「着いたぞ、ここが人里だ」
杏寿郎「活気溢れている里だな!」
巌勝「先に寺子屋へ向かうとするか」
杏寿郎「何故先に寺子屋なのであろうか?」
巌勝「この里を警護する責任者的な立ち位置の人物が教師をして居てだな、この時間帯だ、私の弟も居るだろう」
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縁壱「慧音殿、今日の筆記試験の採点は終わったのだが、どこに置いておけば良いだろうか?」
慧音「そこの上から2段目の棚に入れておいてくれ「分かった」お、巌勝殿が来たようだな」
縁壱「兄上、本日はお休みな筈ですがどうされましたか?」
巌勝「いや何、先程まで迷いの竹林でタケノコ掘りに出ていたのだが、その時に幻想入りした鬼殺隊の柱と出会ってな、連れて来たのだ」
縁壱「鬼殺隊ですか?しかも柱?」
巌勝「あぁ、入ってくれ」
杏寿郎「お初お目にかかる!鬼殺隊炎柱の煉獄杏寿郎だ!宜しく頼む!」
縁壱「炎柱...煉獄殿の...紹介が遅れた、元鬼殺隊 日柱を勤めていた継国縁壱だ、今はこの人里で自警団に所属している」
巌勝「あぁ、私達が鬼殺隊として活動していた時代の数百年後の、炎柱だな」
縁壱「まさか、あの煉獄殿の子孫に会えるとは...」
巌勝「第二の人生とは言え、人生何が起こるか分からないものだ」
杏寿郎「俺も..いや、私も、まさか鬼の教祖である鬼舞辻無惨を追い詰めたただ一人の剣士、継国縁壱殿にお会い出来るとは思っても見ませんでした...もちろん、始まりの呼吸の剣士であるお二方に...」
慧音「感動の再会と言ったところかな?」
巌勝「大雑把に言えばそうなるだろうか...」
慧音「ならば歓迎会を開かねばならんな!」
杏寿郎「良いのか!?」
慧音「あぁ、紹介が遅れたな、私は寺子屋の教師とこの里の自警団をしている上白沢慧音という、慧音とでも呼んでくれれば良いぞ」
杏寿郎「改めてだが煉獄杏寿郎だ!慧音殿!宜しく頼む!」
慧音「あぁ、宜しく頼む杏寿郎殿」
杏寿郎「自警団と聞いて気になったのだが、組織的に鬼殺隊の様なものと思う、ならばこの煉獄!人々を守る為に刃を振るいたい!」
慧音「本当か?それはありがたい」
縁壱「これでまた自警団の戦力は増えましたね」
巌勝「これはこれでありがたいが、他の連中が言っていたぞ?[もう俺達って意味なくね?]だと」
慧音「日に日に影が薄くなってきているからな...」
縁壱「弱過ぎるのですからもっと鍛練させねば...」使命感
巌勝「これ以上鍛練増やすな辞めろマジでお前の鍛練は拷問だから下手すりゃ死人が出てくる」経験談
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紹介が終わった時には昼を少し過ぎ、遅めの昼食を取った一同は杏寿郎を連れて人里を案内する。
縁壱「ここが私と兄上が良く来る食事処だ、味は保証する」
巌勝「しかし、良く食べるものだ」
杏寿郎「さっきの飯は大変旨かった!だが足りん!」
縁壱「10人前を平らげてまだ足りぬのか...」困惑
杏寿郎「亭主!すまぬがこの牛肉丼の特盛を10人前頼む!」
亭主「10人前ぇ!?一人で食うってんかい!?」
杏寿郎「あぁ!まだ腹は満たされてないからな!」
巌勝「」絶句
縁壱「」お財布確認
亭主「縁壱の旦那、足りなきゃまた後日支払うって形でも良いですぜ」良心
縁壱「すまない恩に着る...」感激
杏寿郎の胃袋に限界と言う文字は存在しない。
まぁ手持ちは余裕で足りた。
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杏寿郎「旨かった!満腹だ!だが別に菓子が食べたい!」
縁壱「平然と20人前を平らげてしまうとは... んん?まだ食べる...?」
杏寿郎「縁壱殿!俺の継子に甘露寺という弟子がいた!だが彼女は俺の倍以上を平らげてしまう!」
巌勝「どうなっているんだ大正の鬼殺隊の食事事情...」引き気味
縁壱「手持ちの金銭足りるかな...」不安になり再度財布の中身確認
杏寿郎と甘露寺蜜璃の胃袋が底無しなだけ。
人の金で食う飯って旨いよな、分かるよ、いつも以上に食っちまうもん。
てか縁壱よ、お前普段からガッポガッポ稼いでるのに懐を気にする必要ないだろ(正論)
・・・
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里を各所回っている内に日は沈み、夜になる。
夜となれば妖怪共は人里目掛けて進撃し、迎撃に出る里の自警団、その中に縁壱、巌勝と杏寿郎の3人が見える。
杏寿郎「どんな妖怪が敵として現れるのか楽しみだ!」
縁壱「数え上げるとキリがないな、人魂だったり四足歩行の化け物だったりと、種類は豊富だ」
巌勝「ここの所は二足歩行の妖怪ばかりだな、人魂等は見ていないぞ」
「南側の警護に当たっていた奴からの報告が来たぞ!数40!」
「来たか!?」
「ホントに懲りないな」
「こっちは縁壱殿に巌勝殿が居るから勝ち確だがな!」
「予想より少し多くないか?」
「まぁ大丈夫だって」
「オイ!こっち(東)側も来たぞ!数は15!迎撃用意!」
縁壱「15ならすぐに片が着きますね」
巌勝「杏寿郎、まずは縁壱の戦い方を見ておくといい」
杏寿郎「勿論だ!」
縁壱「雑魚め...何故こうも斬られに来るのか理解に苦しむ 逝くがよい」
日の呼吸
肆ノ型 灼骨炎陽
㭭ノ型 飛輪陽炎
玖ノ型 輝輝恩光
15秒もしない内に討伐を完了する。
杏寿郎「お見事...」
縁壱「ここ最近は多いですね、兄上」
巌勝「うむ、妙だな...」
縁壱「次は南側の援護に向かいましょう」
巌勝「そうだな、急ごう、すまぬがお前達、あとは任せるぞ」
「わっかりました!」
縁壱「また何かあれば逐一報告を怠るなよ」
「了解です!」
巌勝「杏寿郎、行くぞ」
杏寿郎「了解した!」
・・
・
ー南側ー
慧音「くっ!コイツら!」
「慧音さん!縁壱殿達がこっちに来てくれてる模様です!」
慧音「本当か!?後どれ位だ!?」
「長く見て3~4分かと!」
慧音「良し!お前達!何としてでも持ちこたえるぞ!」
『おぉ!!!』
「縁壱殿達が着いたぞ!!!」
縁壱「慧音殿、東側は一先ず方が着いた、こちらも任せてもらおう」
巌勝「ここは一度、杏寿郎に対処させてみようではないか」
縁壱「...そうですね、考えてみますと煉獄殿の子孫の腕前、この目で見てみたく感じます」
杏寿郎「俺の剣が効くのか分からんがやらぬよりやるがよし!順番にやってみよう!」
炎の呼吸
壱ノ型 不知火
弐ノ型 昇り炎天
参ノ型 気炎万象
襲撃してきた妖怪共を駆逐と、柱に恥じぬ剣裁きにこれは縁壱達も
縁壱「大変素晴らしいものであった、流石は煉獄殿の子孫だ」
巌勝「これ程の凄まじい裁きで良く猗窩座が生きてこれたものだな...」
高評価であった。
杏寿郎「呼吸が妖怪にも通用するとは!」
縁壱「流石であった、この調子で頑張ってくれ」
杏寿郎「了解した!」
その後もバッサバッサと妖怪共を始末していく。
自警団に所属する者達は口を揃えて言う。
[俺の存在って一体...]
[もうアイツ等だけで良いじゃないか...]
慧音からも「私の居る意味ってあるか?」
自警団達のやる気が下がった!
自や下。
男だけど煉獄さんになら抱かれても良い
男色の刃