というわけで後日談です。
あと関係ないのですが、つい最近実装された崑崙製の黒い飛行機もどき(名前忘れた)を擁護コメントしたらバット評価が高くなったのです。色々と妥協するなってことなのです……?
まあまあまあ……少ないですが
それでは、続きをどうぞ
データーベースのアクセスにはレベル3以上のセキュリティクリアランスが必要です。なお、シェロン司令代理の指示により、指揮官は本データーベースの閲覧を禁じられています。
クリアランスレベル確認。
ファイル読み込み中…
SCP-053-ISについて情報の更新があります。
詳しくは[インタビュー記録:053−IS]を参照ください。
[インタビュー記録:053−IS]
以下は、事案発生の張本人であるアマンダを対象としたインタビュー記録の抜粋です。なお、インタビューはインシデント:053−ISの翌日に行われました。
インタビュー対象:アマンダ
インタビュワー:五十嵐命美
場所:基地内尋問室(3番)
[文字起こし開始]
命美「全く……こんな大変なことをしでかしたというのに、たった2週間の営倉行きなんて……指揮官も甘いんだから」
アマンダ「ん〜、何の話?」
命美「薬の副効果についてよ。指揮官からの報告では、あの薬……SCP-053-ISには、女性を魅了する効果があるっていう話よ。これについて、何か知っている情報があれば……」
アマンダ「副効果? そんなのないわよ?」
命美「え? でも証言によると……」
アマンダ「アレはただ体を小さくする薬ってだけで、それ以外に効果はなかったはずよ〜。効果のほどを確かめる為に、指揮官のデスクに置く前にそこら辺にいたオトコを捕まえてテストしてみたけど……特にこれといって何も感じなかったわ」
命美「そんなはずは……現に、大勢のスタッフたちが指揮官へ好意を示してたっていうし、証拠だってあるわ。指揮官に対するスタッフたちのセクハラ行為が、監視カメラの映像に残されて……」
アマンダ「セクハラねぇ……それっていつものことじゃないの? ここには指揮官狙いの子が沢山いるから〜。私みたいに色仕掛けをするなんてよくあることでしょ?」
命美「いやいやいや! だとしても保健体育を実技でとかはあり得ないから!」
アマンダ「あら? シラフでも私はやるわよ? 」
命美「く、狂ってるわ……」
アマンダ「おほほほほ。褒め言葉と受け取っておくわ〜」
命美「(頭を抑えながら)まあいいわ……それじゃあ、貴方はSCP-053-ISに女性を魅了する副効果なんてないって言いたいのね?」
アマンダ「さっきからそう言ってるじゃない」
命美「つまり……指揮官が薬の副効果だって思い込んでいたのは、ある種のプラシーボ効果(思い込み)だったとでも……?」
アマンダ「そういうことになるわね〜」
命美「女性スタッフたちが熱狂したのは……小さくなった指揮官のことを、ただ単に可愛いがりたかっただけということ?」
アマンダ「そうそう〜。やけに過激だったのは……まあアレじゃない? 他の子が指揮官とイチャイチャしているのを見て、その色気に当てられたんじゃないの〜? 私だって指揮官が[データ削除済み]を見ていると子宮が疼いて……」
命美「(恥ずかしさを誤魔化すように咳払いをして)と……ということは認識災害もミーム汚染もなかった……?」
アマンダ「そんなのあるわけないじゃない」
命美「……いえ、まだよ」
アマンダ「はぁ……今度は何?」
命美「薬の効果に暴露したとされているスタッフたちが、驚異的な戦闘力を発揮していたことよ。非戦闘員のスタッフが司令部の堅固な扉を蹴り破って侵入していたり……何より、強力な機甲で編成され、かつ精鋭揃いだったスカーレット隊を一蹴したあの力……それについての説明がされていないわ!」
アマンダ「あー……それねぇ……」
命美「いくら機体のランクが同等で、出撃していた分パイロットたちが疲弊していだとは言え、普通ここまで一方的な戦いにはならない筈よ! 貴方とセラスティアさんが展開した合体攻撃だって、事前に打ち合わせしていた訳でもないのにあんな風になるはずがないわ!」
アマンダ「うーん、強いて言えば……そうねぇ」
命美「何かあるの……?」
アマンダ「ほら、昔から恋する乙女は綺麗になるって言うじゃないの。それと同じで、指揮官に対する想いが彼女たちを強くさせたって事なんじゃないの〜? 分かんないけど」
命美「えぇ…………そんな非科学的な……」
アマンダ「おほほほ……そうよねぇ〜。でも、これに関して他に考えられる原因なんてないでしょ?」
命美「はぁ……納得がいかないわ……」
アマンダ「指揮官がモテモテなことが〜?」
命美「違うわ……これにてインタビューを終了します。お疲れ様でした……」
アマンダ「あ、最後にいいかしら?」
命美「何かしら?」
アマンダ「貴方、この基地に来ることになってから、前よりも美容とか身だしなみとかに気をつかうようになったでしょ?」
命美「な……なんでそれを……!?」
アマンダ「おほほほほ、分かりやすい子だねぇ。それで、その原因はやっぱり……?」
命美「ち……違うわ! そ……そう! インターシップとはいえこうして社会に出ている訳だから、美容や毎日着るものに気を遣うのは当たり前のことで、今の内に社会人として必要最低限のマナーを身につけようと……そう! 私は社会に出る訓練をしているだけであって……決して、少しでも指揮官の気を引きたくってやってる訳じゃ……」
[インタビュー終了]
補遺:
アマンダへのインタビューを受けて、SCP委員会調査部主導の下、オスカー製薬と共同でSCP-053-ISに関する実験が行われました。
指揮官と同年代の成人男性3人を用いて実験が行われましたが、いずれの実験結果においても「女性を魅了する」もしくは「効果を受けた(実験対象を目視した)女性の能力を向上させる」などといった現象は観測されませんでした。
この結果から、インシデント:053−ISは指揮官がSCP-053-ISを服用したことにより、複数のプラシーボ効果と集団心理が働いたことによるものであって、体の収縮以外の異常性はなかったと推測されます。
指揮官と3人の被験体には数日間の経過観察の後、他の異常性が確認されなかったことが確認され次第、SCP-053-ISのオブジェクトクラスはEuclidからSafeへと再分類が行われます。
現在、オスカー製薬によってSCP-053-ISの製造方法の研究がなされています。製造方法が発見され、一般的な流通が開始された場合にはオブジェクトクラスはExplaindに指定されます。
報告は以上です。
数日後……
命美「司令代理……」
シェロン「んー……何?」
命美「アマンダさんの証言を元に、ウチのSCP委員会がオスカー製薬と共同で残されていたサンプルを使って実験を行いました」
シェロン「それで?」
命美「白でした。3回に分けて行われたどの実験結果でも……女性を魅了する効果は確認されませんでした。はい、驚異的な能力を発揮するということも同様に……です」
シェロン「あ、そう」
命美「あの……このことは、指揮官に……」
シェロン「あー……言わなくていいよ」
命美「何故ですか?」
シェロン「だって、チョーシに乗りそうだから」
命美「まあ、ですよねー」
シェロン「うん。アニキがこれを知って、誰かとくっつくことになったら大変だよ。指揮官には、アニキとして今後もあたしのこと養ってもらうんだから……」
命美「えぇ……そっち……?」
シェロン「そういうわけで、1つよろしく〜」
命美「……ん……まあいっか……ただでさえアレなのに、これ以上、指揮官の色恋沙汰で基地の風紀が乱れるのは困るからね」
なお、この事件の影響で
指揮官の部屋の扉には最新のセキュリティが導入される(なお、数ヶ月後に破られる模様)。
朧のバストサイズがアップする。
黛の指揮官に対する色仕掛けが悪化する。
セラスティアが睡眠不足になる。
コンスタンスが禁煙を決意する。
ウィオラが指揮官の尻尾について調べ始める。
(上二つが原因で)スロカイの顰蹙を買う。
……など、色々と起きるがそれはまた別のお話
機動戦隊おねショタサーガ
おわり
しかし、アレですな。
ダッチーは夏イベ作らないんですかね?
……って、ボヤいている人がワルチャにいたので、今度夏イベ(海イベ?)をムジナの方で作ろうと思うのですが、何かリクエストがあればコメントなりで送ってください。なのです。
例によって登場キャラは水着スキン所持に絞りますが……いかんせん数か多い……これだけのキャラを一度に動かすのはムジナには無理なので、いくつかの陣営に絞りたいと思っています。
それと、オリキャラを1人登場させるつもりなのです。
まあまあまあ……
それでは、また……別の作品でお会いしましょう。