ライダーがいないので、ショッカーを作りました。 作:オールF
放っておいたらヒロアカが終わってたのと、
書きたいことが前々からあったので続きをかきました。
サボテグロンはナレ死してます。
ちなみにタイトル通り、今回は恋愛要素を入れています(大嘘)
久しぶりなので自分書いた設定をよく覚えてなくて破綻してるとこがあれば教えてください。
じゃあ一読み付き合えよ!
仮面ライダー2号の誕生によってエクストリーム絶頂に至りかけた俺こと、ショッカーの首領(年齢非公開)
どういうわけかわからないが本郷猛、一文字隼人という名前の人間を見つけられただけではなく、見た目、身体能力、頭脳までほぼそっくりで仮面ライダーに倒されるという俺の目標が近づきつつあった。
しかし、人間の人生において全てが順風満帆というわけにはいかず、面倒な問題がひとつ残っていた。
それは協力者であるオール・フォー・ワンの存在だ。
改造人間用に個性を引き抜いた人間を提供してくれる協力者だが、俺とは思想が異なり、彼は悪が自由に行動できる世界を作ろうとしている。
ちゃんと聞いたわけじゃないので本当かまでかは知らないが、あの手の悪人は自身の障害になる存在がいない、自分勝手な世界を作りたいと願っている。
まぁこれもあくまで予想にしかすぎないが。
しかし、彼がヒーローや正義の味方に類する者を嫌っているのは間違いなく、その証拠に2号が誕生してからは俺への当たりがややきつくなっている。
仮面ライダーが倒しているのは俺が用意した改造人間だけに留まらず、オール・フォー・ワンの支配下にあるヴィランにまで及んでいる。
1人だけでもかなりの数を倒したらしく、オール・フォー・ワンはかなり不機嫌だった。
中でもお気に入りだったらしいギガントマキアが瀕死で帰ってきた時はショッカーの医療技術を使わせろとゴネて来たほどだ。
かなりの巨体を持つギガントマキアだが、トカゲロンとの戦いでパワーアップしてしまった1号の電光ライダーキックとサイクロンアタックを喰らっては流石にダメだったらしい。
2号誕生によって、ダブルライダーが常に日本にいると、オール・フォー・ワン傘下のヴィランが次々と倒れされていくため、オーストラリアにショッカー支部を作ってそちらに行くように仕向けたため、オール・フォー・ワン自ら本腰を入れることはなくなっている。
事情説明に地獄大使を行かせたが、
「待て、オール・フォー・ワン! 明日まで明日まで待て! 明日になればきっとピラザウルスの猛毒に耐えうる人間が見つかるはずだ!」
「遅いよ……早くその人間を見つけて連れてくるんだね。遅いと君のその首はないと思いなよ」
なんて一幕があったのか、オール・フォー・ワンから猶予は貰えたらしい。
ピラザウルス……確か現実には存在しない架空の生物で、特撮版では南米の奥地に生息している四足歩行のトカゲに似た生物。
生きた化石というやつで、額からは猛毒の液体を霧状にして散布する能力を持っており、これにより恐竜やマンモスさえも仕留めたという記録があるらしい。
だが、本郷猛や一文字隼人がいてもこちらの世界にはいなかったので、トカゲに毒蛇とサソリのエキスを注入して作った。
それを適当な無個性人間に混ぜようとしたら、ピラザウルスの毒が強すぎて無個性人間が死んだ。
こんなところで原作再現しなくていいから……。
というわけで、ピラザウルスの毒に耐えられる人間、草鹿昇のようなプロレスラーを探した。
だが、個性社会になった影響で格闘技の人気は下火になっているのもあり、なかなか見つからない。
ピラザウルスの毒を弱めるという手もあるが、せっかく作ったのにそれでは勿体ない。
「地獄大使! ピラザウルスの毒に耐えられる可能性のある人間をコンピューターが発見いたしました!」
「なにぃ!?」
そいつは誰だと急かす地獄大使に研究員が
パソコンの画面を見せると、画面に映っていたのは草鹿昇……ではなく、本郷猛や一文字隼人とそう歳が変わらない青年だった。
「誰だこいつは!?」
「草加昇。地下格闘技大会で2回優勝経験のある男です」
ほぼ同じじゃないか!
見た目は細めだが無駄なく筋肉がついているという感じの身体をしており、俺のイメージする怪人ピラザウルスの体格と一致している。
『地獄大使! 戦闘員を派遣してすぐにその男を捕らえろ! そして怪人ピラザウルスに改造するのだ!』
「はっ!」
にしても、本当に都合よく見つかるものだ。
もしやこの世界はリメイク版仮面ライダーの世界だったりするのだろうか。
ディケイドではリ・イマジネーションという風に本来(元)の変身者ではないものの、経歴や名前が似た者がいたという話もある。
南光太郎はリボルケインが光らないのと、ロボ、バイオに変身できるか分からないけどほぼ同じ存在だったし。
てことはここは1号、2号のリ・イマジネーションワールド……?
つまりそれは破壊者が来る可能性があるということだ。あの無法ライダーにこちら側の戦力で太刀打ちできるだろうか。
出来ればオール・フォー・ワンを潰してくれれば助かるのだが、それは他力本願がすぎるか。
まぁやつについては頃合いを見て退場してもらうか。
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ショッカー大首領について、オール・フォー・ワンはあまりよく分かっていない。
個性は洗脳と改造という2つの力を持つものの、個性因子は1つだけ。
恐らくは親の個性因子が混ざりあった結果そのようになった、あるいは突然変異か。
そのような力を持ったからか、あるいは彼の言うように世界征服のためか、ショッカー大首領は個性を抜き取った人間に昆虫や動植物の力を与えて自分の兵士として戦わせる。
大首領の作戦は大雑把なものから緻密なものまで様々で、日本を大混乱に陥れて世界征服の足がかりとする……という考えにはオール・フォー・ワンも賛成を示した。
いきなり世界征服というと、個性社会となった現代ではかなりの労力を要することになる。
改造人間がいかに強力でも、個性社会、特にヒーローという存在がいる以上は簡単にはいかない。
それをオール・フォー・ワンも理解していた。
蝿が戦車に勝てる道理はないが、その蝿も数が増えれば鬱陶しくなるもの。
オール・フォー・ワンはここ数年でそれをひしひしと感じていた。
その一例が自身が弟に与え、弟や他のヒーローたちが継承している個性を持ったヒーローの存在だ。
個性の名はワンフォーオール。
今の継承者は八木俊典。ヒーローネームはオールマイト。
ワンフォーオールの継承者である志村菜奈と酉野空彦によって育てられた蝿の1匹。
個性により肉体、精神ともに衰えることの無いオール・フォー・ワンにとっては自身を倒すどころか指1本の爪先すら触れることは出来ないだろう。
しかし、その隣に仮面ライダーがいるとなれば話は変わってくる。
大首領の作ったバッタの合成怪人。
バッタの身体能力を身体能力、頭脳に優れた青年に植え付け、ショッカーの持つ科学力で強化した人外合成型改造人間。
誰が呼んだか、その名を仮面ライダー。
彼もまた人間の自由のために悪と戦う戦士であり、オール・フォー・ワンにとっての敵である。
それも2人。
どちらも大首領の不手際というよりは脳改造の前のトラブルが原因であるため、彼を責めても仕方がない部分はある。
けれども、オールマイトに比べると脅威である事実は変わらない。
基本的なパワーはオールマイトの方が僅かに上かもしれないが、仮面ライダーの戦いを見ている限り、風エネルギーを受けることでその力をさらに増すという性質があるのではないかとオール・フォー・ワンは予想していた。
しかし、逆に言えばその風エネルギーがなければ取るに足らない存在、そう思っていた。
1号ライダーに目をかけているギガントマキアが倒され、続く2号ライダーが自力で風エネルギーを発生させる変身システムに変わっていなければ。
ショッカーの科学力が進化したことで仮面ライダーが進化してしまった。
変わったのは変身システムだけではない、パワーは1号より高くなっている。しかし、まだ改造されてから日が浅い分、1号よりは経験は劣り、使われているパーツが多い分跳躍力とスピードは1号に比べれば遅めだ。
倒すなら今のうちだとオール・フォー・ワンは考えるが、ショッカーだけに任せるのは心もとない。
現にショッカーは最強怪人トカゲロンと、再生怪人たちをつかっても仮面ライダーには勝てなかった。
そのトカゲロンと比肩するサボテグロンも2号ライダーに敗れている。
「まぁ僕にも少し興味があったんだ……改造人間にはね」
幼い少年のような、それでいて邪悪さを孕んだ笑みを浮かべながらオール・フォー・ワンはそう呟くと、パソコンの画面に目をやる。
オール・フォー・ワンのもう1人の協力者からもたらされた医療従事者、それも高位のものでないと手に入れられないであろう患者のカルテ。
「くくく、楽しみだ。僕の改造人間と彼の改造人間、どちらが仮面ライダーを倒せるか」
協力者である医者からは順調に試験をクリアしていることが伝えられており、明日には仮面ライダーのところへ敵として差し向けられると記されていた。
ショッカーが先か、オール・フォー・ワンが先か。
魔王と呼ばれる最低最悪の個性使いはこれから起こるであろう喜劇に口角を吊り上げるのだった。
ショッカー大首領▶︎オール・フォー・ワン邪魔やなぁ
オール・フォー・ワン▶︎ショッカー大首領何考えてるんかわからんわ……
オールマイト▶︎オール・フォー・ワン許すまじ
仮面ライダー▶︎ショッカー許すまじ
ショッカー幹部及び戦闘員▶︎大首領バンザイ!首領バンザイ!オール・フォー・ワン?んーまぁ、いい人ではないですね。
オール・フォー・ワン傘下ヴィラン▶︎オール・フォー・ワンバンザイ!ショッカー?なんじゃそりやぁ!?(知らない)
ギガントマキアくん▶︎オール・フォー・ワンに1号とヴィランの掃討を命じられて出向いたら、パンチとキックの嵐を浴び、ふらついたらバイクで突進されて、めちゃくちゃ痛いキックされて横転。
志村菜奈(アジャーラレクス)▶︎大首領の命令通り適度にヒーロー討伐。それ以外は大首領のサポート。
書きたいのは2話くらいで終わります。
その後話畳むかは別です。