ライダーがいないので、ショッカーを作りました。 作:オールF
総合評価も上がってた……!ウレシイウレシイ……!
嬉しすぎて感謝の7000字投稿……!(あまり話は進んでない)
みんな評価とコメントありがとな!
まだまだホチイホチイ……!(反応するとは言ってない)
てことで、本編、7518文字……それがお前たちの読了までの文字数だ。
怪人ピラザウルス。
世界征服を企むショッカーが日本の要人暗殺のために用意した恐るべき改造人間である。
四足歩行のトカゲに似た生物ピラザウルスは、額から猛毒の液体を噴射する能力を持ち、恐竜やマンモスさえも仕留めるとされる。
その毒ガスは「死の霧」と呼ばれ、成人男性でも吸うだけで死に至ってしまう。
しかし、その毒に普通の人間に耐えることは出来ず、ピラザウルスの能力を移植され改造された人間は体に埋め込まれた死の霧の発生装置に肉体が耐えきれずに死んでしまったのだ。
そのため、ショッカーは毒に耐性のある人間を使わねばいくらピラザウルスと合体させても意味は無いと知り、地下格闘大会で優勝経験のある現役の格闘家"草加昇"という男に目をつけた。
「ったく、優勝賞金はこんなもんかよ……」
個性の発現により、人類の半分以上が特殊な力を持ち、格闘技に頼らずとも他者と戦えるようになった現代。
個性持ちの格闘大会は技ではなく個性のぶつかり合い。
個性の優劣がはっきり出てしまうため、無個性である草加昇では優勝どころか出場することすら難しい。
しかし、無個性の人間が主催している技のみの格闘大会があることを知り、草加はそれに出場し、今回と合わせて3回優勝を果たしていた。
賞金が出たこと、現役格闘家と戦えたことが彼のモチベーションを少しだけ高めていた。
だが、その優勝賞金も個性持ちが出場できる大会と比べるとかなり額が落ちるため、これだけで生計を立てることは難しく草加は肩を落としていた。
「俺にも個性がありゃ……」
力強く拳を握るが、草加にあるのはそれだけだった。
炎が出るわけでもなく、氷が出るわけでもなく、怪力になるわけでもなければ瞬間移動が出来るわけでもない。
草加昇に個性はなかった。
しかし、年の離れた弟のため、彼は自身の持つ力を最大限高めた。
技を磨き、個性持ちにでも食らいつけるように。
だが、現実は非情で、草加の年まで個性を磨き続けてきた人間には適わず、草加はこうして普段の仕事をこなしながら身体を鍛えて年に一度ある地下大会に出場し、弟の学費に宛てていた。
それも年々大会参加者が減り、規模を縮小し、優勝賞金が減っている現状では草加の生活は厳しい。
誰もいなくなった控え室で草加は一万円札が何枚か入った封筒を鞄にしまい、着替えて部屋を出ようとする。
そこで、ドアがノックされる。
「誰だ……?」
主催者だろうかと草加は警戒しながらドアを開ける。
すると、目の前にいたのは黒服に身を包み、サングラスをかけている男。
明らかに怪しい男に草加は眉をしかめながら口を開く。
「どちらさんで?」
「……私と一緒に来てもらおう」
草加の問いを無視し、男は懐からスプレー缶のようなものを出すと草加の顔にかける。
「なっ!?」
「安心しろ、ただの睡眠薬だ」
男がそう言うと同時に草加の視界が揺れ始める。
それを見て、男の後ろからぞろぞろと彼の仲間と思わしき男たちが入ってくる。
「てんめ……らっ!」
しかし、それに抗うように草加は男へと拳を振るう。
「イーッ!?」
現役格闘家にして日本においては無個性ならば最強という自負のある草加の拳は軽々と男を部屋の外の廊下の壁まで吹き飛ばす。
「ははっ! 次はどい、つ……だ……」
意気揚々とそのまま草加は黒服の仲間を3人ほど殴り倒し、吠えるもその間に睡眠薬が血液に乗って全身を巡っていた。
意識が朦朧とし始め、彼はついに床に倒れる。
「象でも5秒で眠るというのに……こいつは20秒も耐えやがった」
「コンピューターが選んだだけのことはあるな……」
倒された仲間たちとようやく意識を失った草加を見て、黒服の男は呟く。
彼らは、ショッカーの戦闘員。
草加を拉致しに来たのだ。
戦闘員たち倒れた仲間たちの証拠を消すと草加を抱え、会場から去る。
そして、ショッカーの誇る科学者たちによって草加昇に改造手術が施される。
全身をピラザウルスの力を宿した改造人間に改造された草加昇は、脳まで改造され、ショッカーのために働く忠実な怪人となったのだ。
「ピラザウルス! お前は格闘大会にサタンマスクとして出場し、チャンピオンになれ! そして世界タイトルマッチの出場権を手に入れ、そこにやってくる政府要人たちを抹殺するのだ!」
「ああ……! オレが、チャンピオンだ……!」
個性に負けない力を手に入れた草加昇……いやピラザウルスことサタンマスクは地獄大使にそう命じられるとショッカーが用意した偽の戸籍を用いて個性を所有する者のみが出場できる格闘大会に出場した。
『さぁ今回もやってきました! 個性格闘技大会、アルテミス! 勝利の女神は誰に微笑むのかーっ!!』
出場者が個性を使い、力を競い合うリングの上でMCがマイクを片手に叫ぶ。
『今大会1回戦、第1試合! 注目の注目選手はこちら! 前大会ベスト4! 弾丸の速度で容赦なく殴りつける……フィストマグナーム!』
実況のMCがそう言うと同時にリングへ1人の男が上がる。
「うおおおお!!」
男は雄叫びを上げながら、自身の腕に力を込める。
すると、本当に弾丸のように拳が硬化し、その腕から放たれた拳は観客席にまで風圧を与える。
『対するは今大会初出場! ピラザウルスという謎の個性! 地獄から来た男! その名もサタンマースクっ!』
MCの紹介と共に覆面を被った男がリングに上がる。
誰の目から見てもわかる鍛え上げたその肉体。
しかし、それだけ。
ピラザウルスという未知の言葉の意味の手がかりになりそうなものは何一つない。
「へっ、こいつは楽勝だな……」
生物系の能力かと思いきや、見た目にその変化がないため多少身体能力が高いだけのお上りさんとフィストマグナムは鼻で笑う。
『それでは、試合開始!』
「うおお!」
開始の合図と同時にフィストマグナムはサタンマスクに殴りかかる。
個性使用ありの格闘大会では殺さなければ何をしてもいいというルールがある。
故に彼は躊躇うことなくサタンマスクに殴りかかる。
「っ!」
しかし、サタンマスクは動かず、フィストマグナムの拳を真正面から受け止める。
「なに!?」
『おおっと! これはどういうことだーっ!?』
実況とMCもこれには驚くしかない。
1回戦から個性持ち同士の戦いで相手の攻撃を見切って避けるのではなく受け止めたのだ。
そんな芸当が出来る人間は限られるし、そもそもそんなことが出来るのは肉体強化系の中でも上澄みの者だけだ。
「オレの身体は無反動砲が直撃してもビクともせん。お前の豆鉄砲のような拳では皮膚に傷すらつかんぞ?」
「な……舐めやがってぇーッ!!」
サタンマスクの挑発にフィストマグナムは怒りに身を任せて再び殴りかかる。
「ぬん!!」
しかし、その拳もサタンマスクがノーガードで受け止める。
「時間の無駄だったな。個性持ちでも1回戦ならこんなものか」
諦観したようにサタンマスクは呟くと、フィストマグナムの腕を掴み、カウンターの要領で彼の体に拳を打ち込む。
「ごはっ!?」
その一撃は重く、フィストマグナムはモロに受けてしまい、リングの上に倒れる。
『な……なんということでしょう! サタンマスクが1回戦から優勝候補を瞬殺だーっ!!』
実況とMCがそう叫ぶと会場はどよめきに包まれる。
「なんだアイツ、強化系か?」
「ピラザウルスってなんだよ? 昔絶滅した恐竜の仲間か?」
「いや調べたけどなんも出てこねぇよ」
観客たちが口々にサタンマスクの強さに疑問を示す。
そんな声を無視し、サタンマスクはリングを降りる。
「担架だー! 担架!」
一方倒れたフィストマグナムは担架で運ばれ、救護室へと運ばれる。
調べたところ、彼の内臓と骨は大きく損傷しており、自慢の腕も掴まれた時にヒビが入り暫くは出場できないほどの重傷を負わされた。
そこから無名の選手、サタンマスクの快進撃が始まった。
相手選手の技を自慢の身体で受け止めると、そこからカウンターの一撃を放つ。
今までにない戦い方をする無名選手に戸惑っていた観客たちも、いつの間にかサタンマスクの応援をし始める。
『強いっ! 強すぎるぞ、サタンマスク! 前回優勝のオウガ選手もカウンターで一撃ィー!! 世界タイトルマッチの出場権を手にしたのは驚異の新星! サタンマスクだぁー!!』
そして、遂にサタンマスクは世界タイトルマッチの出場権を手に入れるのだった。
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「こいつはすごいのが出てきたな」
カメラマンとして、そして格闘愛好家として世界タイトルマッチの出場権を賭けた戦いを見に来ていた一文字隼人はサタンマスクの強さに舌を巻いた。
ピラザウルスという言葉に聞き覚えはないものの、その個性は単純なものではないということはサタンマスクの戦いから見て取れた。
相手の攻撃を全て受止め、カウンターの右フックで仕留める。
個性使用ありの格闘大会はド派手な技の応酬が見られるものの、相手の攻撃を全て見切ってそれをカウンターで返すという戦い方はシンプルでありながらも新鮮で目を引くものだった。
リングの上で腕を上げてガッツポーズを決めるサタンマスクの写真を撮っているとカメラの端にサタンマスクをボーッと見つめる少年の姿を見つけた。
子供たちはサタンマスクの強さに惚れたのか奇声に近い歓声をあげているが、あの少年だけ
何か別のものを見ているような目をしていた。
その少年の目に興味を覚えてしまった隼人はシャッターを切ることなく少年の方へ足を進めた。
「ねえ、キミ」
「なに?」
急に声をかけられて少年は驚いて後ろを振り向く。
「いや君だけ他の子と違う様子だったからさ。なんでだい?」
「だって、アレ僕のお兄ちゃんなんだもん」
「お兄さん?」
サタンマスクの見た目は顔が覆面で覆われているから判別できないため、可愛らしい少年との血の繋がりを感じさせるものは無い。
しかし、血の繋がった兄弟だからこその直感やテレパシーでわかるものがあるのかもしれないと隼人は少年の言葉を否定したりはしない。
「兄ちゃん!」
そして、少年はサタンマスクが兄である確信を持ってリングから降りてきた彼へと近づく。
「兄ちゃんどこ行ってたんだよ!」
「……誰だお前は」
「えっ……?」
感動の再会……とはならず、サタンマスクは少年を弟だと認識していなかった。
「僕だよ、兄ちゃん! 草加清だよ!」
「知らんな」
しかし、少年……清は必死に自分の存在を訴えかけるがサタンマスクはそれを否定する。
「なんで!? 僕はずっと兄ちゃんを探してたんだよ!」
「だから、お前のようなガキをオレは知らん」
冷たく突き放すサタンマスクに清は泣き出しそうになる。
「いや、そんな……兄ちゃん……」
そんな様子を見かねた隼人が二人の間に割って入る。
「おいおい、アンタ冷たいんじゃないか? 自分が本当に清くんの兄貴じゃないって言うんなら顔くらい見せてやったらどうだ?」
「貴様に指図される筋合いはない」
隼人を睨みつけ、サタンマスクは吐き捨てると「どけ」と2人を押し退けてリングを降りようとする。
「おい、あんたちょっと……ッ!?」
隼人はそんなサタンマスクの腕を掴んで止める。
だが、その時掴んだ手から電流が走ったかのような感覚に襲われる。
「っ、これは……」
仮面ライダー1号を倒すべく、バッタ男2号として改造手術を受けた一文字隼人の体内に人間といえる部分は洗脳を免れた脳と見た目しか残っていない。
それ故か、彼の感覚は研ぎ澄まされており、彼に電流を流させる者が普通の人間のものではないとすぐにわかった。
「気安く触るな! さっさとどけ!」
まさかと驚く隼人の腕を振り払うようにサタンマスクは払いのけるとそのまま足早に会場を去っていってしまう。
「兄ちゃん……」
清は去っていくサタンマスクの姿を寂しそうに見つめると、隼人は清に問いかけた。
「清くん。キミのお兄さんの話、聞かせてくれないかい?」
「兄ちゃんはこの前無個性の人の出る格闘大会の日に出ていったきり帰ってきてないんだ」
「無個性の?」
「うん。でも兄ちゃん強いんだよ? 一昨年も去年も優勝したんだ」
誇らしげに語る清に対して、隼人の額には嫌な汗が浮かんでいた。
無個性、格闘大会優勝、そして行方不明。
これらの条件に加えて、ピラザウルスという未知の生物のような名前と嫌な迸り。
「まさか……!」
隼人はそう呟くとサタンマスクが出ていった方へと駆け出した。
「クソっ! 遅かったか!」
カメラマンの立場を利用して関係者通路を走り抜け、サタンマスクの控え室へと向かうもそこは既にもぬけの殻。
すぐに出て関係者用出入り口へと走る。
「サタンマスク!」
しかし、サタンマスクは迎えの黒塗りの車へと乗り込んでいる最中で隼人の言葉は聞こえていないのか、そのまま車へと乗り込む。
隼人がその場に着くよりも早くに扉を閉めて車は走り出す。
隼人は大急ぎでバイクに乗ると、その車の後を追う。
車の向かう先にあったのはとある廃工場だ。
車を停めると黒服たちは降りて行くが、サタンマスクだけは車から降りようとしない。
そんな様子を不審に思った黒服の1人が話しかける。
「おい」
「どうした?」
「……お前たちは先に戻っていろ」
サタンマスクに言われ、黒服たちが彼の見つめるバックミラーへと目をやる。
「あいつは……!」
「一文字隼人!」
「一文字隼人……? あいつが?」
隼人を会場にいたしつこいやつと認識していたサタンマスクは少し懲らしめてやろうという気持ちしかなかったが、その名前を聞いて口角を上げる。
「そうか! やつが!」
「おいっ、待て!」
サタンマスクは黒服たちの静止の声も聞かずに追いかけてきた隼人の前に立つ。
「サタンマスク! いや、ショッカーの改造人間!」
「そういうお前は一文字隼人……仮面ライダーだったか?」
脳改造の際にショッカー最大の敵として情報を植え付けられていたサタンマスクは隼人が仮面ライダーであることを知っていた。
「やっぱりな……改造人間が格闘大会に出て何のつもりだ!」
「お前ごときにショッカーの崇高な目的を理解することはできん!」
話しても分かり合えるはずもなく、それぞれ2人は構えをとると戦闘を始める。
「うおりゃっ!」
先制攻撃はサタンマスクだった。
リングの上では見せなかった果敢な攻め、そのパワーに隼人は押されつつも、反撃の糸口を探す。
「どうした! それでもショッカーの改造人間か!」
隼人との実力差を察してサタンマスクは敢えて小手調べ程度の強さしか出さなかった。
しかし、それが仇となってしまった。
「とぅっ!」
「ぐおっ!?」
隼人は隙を見せたサタンマスクにカウンターで拳を打ち込む。その威力は凄まじく、サタンマスクは数メートル後ろへと吹き飛ばされる。
「やるな……! いいぞ! 大会の奴らじゃ物足りなかったんだ!」
弾丸のような拳、リングを自由に翔ける個性、烈火のような拳もサタンマスクには傷1つつくことはなく、そして前回の優勝者であるオウガの電気を纏わせた殴打も大してダメージにはならなかった。
しかし、隼人の拳は改造人間の肉体を確実に削っていた。
「いいぞ! お前にはオレの真の姿を見せてやる!」
「何っ!」
サタンマスクはマスクを外し、その真の姿を現す。
鍛え上げた肉体覆うように、恐竜とピラニアを混ぜ合わたかのような外見に変貌したサタンマスクは隼人へと言い放つ。
「オレの名はピラザウルス! 怪人のチャンピオンだ!」
生きた化石のようなその肉体に隼人は顔を険しくすると、ピラザウルスの真の強さを知った。
「ぐっ……!?」
ピラザウルスが拳を振るうと、その風圧だけで隼人は地面を転がされる。
「どうした!? お前の力はそんなものか?」
ピラザウルスはその岩のような皮膚に見合わず俊敏に動き回る。
そして、動きが鈍った隼人に猛攻を仕掛ける。
「ぐはっ! ぬぅ……! まだだ!」
なんとか殴打の嵐をくぐり抜け、改造され強化された跳躍力でピラザウルスから距離をとる。
そして、腕を水平に構えた。
「変身ッ!」
構えた腕を空へと伸ばし、下ろして胸の前で力強く握ると、彼の腰にピラザウルスとは全く別のベルトが現れる。
「とぅっ!」
そのベルトに風エネルギーを送り込むため、隼人は空高く飛び上がると、ベルトの風車に風エネルギーを集まり回転する。
すると、ベルトを中心に竜巻が発生し、彼を一文字隼人とは別の姿へと変えていく。
「ピラザウルス! 仮面ライダーが相手だ!」
仮面ライダー2号は地面に降り立つと、ピラザウルスに向かって駆け出す。
「ふん! 姿が変わったところで……!」
しかし、ピラザウルスはそれをものともせず、腕を振るう。
だが、仮面ライダーを吹き飛ばすことは出来ず、簡単に受け止められると逆に腕を掴まれてしまう。
「何!?」
ピラザウルスが驚く間に仮面ライダーはそのまま背負い投げのようにして地面に叩きつける。
「うぅっ……!」
背中に痛みが走る。
久しぶりの痛み。
いや、改造人間になってから初めての痛み。
それがピラザウルスに興奮をもたらす。
「いいぞ!」
追撃の拳をかわし、起き上がる反動を利用し、仮面ライダーの横腹に蹴りを入れる。
「うぐっ!」
仮面ライダーは吹き飛ばされ、地面を転がるがすぐに立ち上がるとピラザウルスと対峙する。
互いに格闘技に精通した達人。
リングの上と違い、2人の間に言葉はなくただ肉体と拳のぶつかり合いが繰り広げられる。
「ぬぅっ……!」
ピラザウルスの強力な一撃に仮面ライダーはまた吹き飛ばされ、地面を転がる。
このままでは負けると、仮面ライダーに変身している隼人はそう感じていた。
「ライダーキック!」
勝負を急いだ仮面ライダーは立ち上がると、ベルトにエネルギーを集中し空高く飛び上がるとピラザウルスに向かって必殺の蹴りを放つ。
それに負けじとピラザウルスも飛び上がると両足蹴りを仮面ライダーへと放った。
「ウルトラキック!」
「ぐあっ!?」
両者の渾身のキックが空中で激突すると、吹き飛んだのは仮面ライダーの方だった。
廃工場の裏へと吹き飛び、爆発した仮面ライダーに、ピラザウルスは雄叫びを上げた。
「勝った! オレが! 仮面ライダーを! 倒したぞ!!」
ピラザウルスは喜びを露わにし、ガッツポーズを決める。
これで自分やショッカーの前に立ちはだかる邪魔な仮面ライダーはいなくなった。
残る障害としてオールマイトなるものがいるが、要人暗殺まではこの姿を晒すことは無いため、彼が自分を追ってくることはない。
ショッカーの計画が済み次第、次はオールマイトを倒す。
そうすることで自分が真の意味でこの地球上において最強の改造人間になれるとピラザウルスは確信していた。
「オレが! チャンピオンだぁー!!」
恐るべきショッカーの改造人間の前に敗れてしまった仮面ライダー。
ショッカーの要人暗殺計画は着々と進み、ヒーローたちが気づくことは無い。
止められるのは仮面ライダーのみ! どうする!? 仮面ライダー!
サボテグロンとピラザウルスは2話ずつだったんで新鮮だった記憶。
2話も生きれて仮面ライダー1回倒せてたピラザウルス強いのかと思ったら、多分草鹿昇が強いだけ。草鹿昇じゃないと自分の毒で死ぬ使い捨て怪人だったからね!
ピラザウルスの活躍を見た大首領「え……強」(原作通りにする気は特になかった)(隼人が生きてるのは知ってるので焦ってはない)
〃 AFO「ン〜!いいねぇ!私の改造人間の出番はなかったかな!」(ある)