ライダーがいないので、ショッカーを作りました。 作:オールF
ロンリー仮面ライダーを聴きながら初投稿です。
オールフォーワンとの会合から1ヶ月が経った。結構経ったと思ったら、そんなに経ってない気がするな。
彼との話し合いは俺にとって意義があったのか。答えはYESだ。
無個性でないと融合出来なかったという問題が彼の個性によって解決されたことはかなり大きい。おかげでトカゲロンを作ることが出来たので初期1号が倒す怪人は全て揃ったことになる。
しかし、奴との話はマジで怖かった。何事もなく終わってよかったけれど、面と向かって会ってたら危なかったかもしれない。俺自身の個性は強力だが、個性を奪うとかそんなの勝てるわけないだろ。
まぁ、融合と同じで触れることが発動条件っぽいけど。姿を晒せば、洗脳出来たかもしれないが、複数の個性を持てるってことは常人の脳とは別物だから弾かれる可能性がある。あるか分からないけど、精神カウンター系の個性持ちなら自滅する恐れもあったし。
ひとまず、こちらの手の内をあまり晒すことなく手を結べたのは幸運だった。俺を過小評価してるにせよ、気まぐれにせよ、ここで潰されちゃ全部無駄になるからな。
けれど、魔王と名乗る自信があるだけの人間だった。いや、あれは人間なのか?
変声機無しで地声だったら、震えてたかもね。あの時は本当に首領の魂が宿ってた気がする。
大きく息を吸って吐き出しながら、新たに作ったバイオプラントエリアに目を向ける。
戦闘員2号の細胞から、複数の戦闘員を生み出すことに成功したので、生物専攻の科学者に指示して戦闘員量産マシーンこと、バイオプラントを作って貰った。
これで本物のショッカー戦闘員のように何度倒しても、無限に湧いてくる悪魔の軍団ができるわけだ。まぁ、それもガラガランダが死んだ後にガニコウモルによって殺されちゃうわけだが。
ゲルショッカーを作るまでに至るかは今のところ分からないわけだし、そこは考えなくてもいいだろう。そもそも、仮面ライダーが1人もいない。真っ先に解決するべき案件があるのに、肝心の素体が見つからない。
文武両道でバイクの免許持ってる大学生くらいの男で無個性とか、マッチングアプリでも少数ヒットしたらいい方の条件だ。
それもオールフォーワンのおかげでどうにかなりそうだ。
彼の出した絶対条件を呑むならショッカーに全面的に協力してくれるらしい。その条件というのが……。
「1人のヒーローを苦しめて殺せねぇ」
あんたがやれよと思ったが、なんでもオールフォーワンとは因縁浅からぬ関係のようだ。数年前にそのヒーローと先生の志村さんという女性ヒーローをボコったらしい。勝ち目がないと悟った志村さんが、オールフォーワンから逃げるために時間稼ぎを引き受けた結果、オールフォーワンは素晴らしい喜劇をありがとうって笑いながら殺したらしい。
なら、それもオールフォーワンがやればいいと思ったが、彼曰く「自分を目の前にして、他のヴィランに殺される時の顔が見たいんだ」との事だ。悪趣味ではあるが、協力条件なら仕方がない。
そもそもの遠因は、オールフォーワンの戯れから始まったらしいのだが、そこは詳しく話してくれなかった。後悔してる様子はなかったから、自分の周りをうろちょろする蝿をいたぶって殺したいというのは伝わってきた。
他にも、オールフォーワンの傀儡やら下僕が怪我した時の治療やらも任されることになったが、首領の裏の顔が医者なのでそれくらいはおやすい御用だ。まぁ、俺はやらないが。
件のヒーローだが、探さずともすぐに現れた。場所は蝙蝠男が襲ったマンション。
理由はオールフォーワンに殺されずに生きていた赤ん坊のようだ。
ことの経緯は、赤ん坊にも蝙蝠男のビールスはしっかり浸透しており、保護しようとした警察官に噛みついて2次感染が起こったらしい。現場検証に訪れていた刑事や警察官を巻き込んでの大騒動に駆けつけたのが、最近デビューしたニューヒーロー"オールマイト"。
筋肉隆々な肉体に恐れ知らずな笑顔、触覚みたいに生えた黄色い髪が特徴の男がヒーロー新聞の一面にでかでかと載せられている。目元も黒いし、この触角もなんか仮面ライダー意識してんのか? そんなことは無いか。
端にはビールスに感染しなかった刑事2人のインタビューが載っており、本文と同じようにオールマイトが殺さずに、しかも噛まれずにビールス感染者を気絶させて無力化したらしい。前に拳を突き出して生じた風圧だけで気絶させるとか脳筋かしら。
流石、オールフォーワンが殺して欲しいと頼むだけはある。けれど、これだけじゃオールマイトの強さが分からないと思いきや、彼の活躍は連日テレビやネットニュース、新聞などで報道された。
ヴィラン退治はもちろん、災害現場から逃げ遅れた人を救ったりとやってることはまさにヒーロー。だが、他のヒーローとの大きな違いは、本気で全ての人を救いたいと思っていることだろう。
調べてみたらこのオールマイト、どうやら最近までアメリカで活動していたらしく、かなりの活躍を見せていたようだ。その際のインタビューで、この世界にとっての希望の象徴になりたいと話していたそうだ。
つまり、ユニコーン……? 俺の頭の中でこの世界では聴けないメロディが鳴り響き、ユニコルノスのモチーフってユニコーンだっけと思案する。
───────話を戻そう。
つまりオールマイトは根っからの善人だ。普通、尊敬に値する人物が殺されたらすぐに復讐に走るところを、日本よりも断然犯罪規模もヴィランの強さも桁違いと言われるアメリカへと向かって自己研鑽するとは。オールフォーワンから逃れる目的もあったんだろうが、なるほどこれは手強そうだと、俺のゴーストが囁いている。
見たところ、完全な近距離パワー型の脳筋ヤローだ。こんなのに今いる怪人を差し向けたら返り討ちに合う未来しか見えない。
まず、蜘蛛男。初見殺しの毒針を避けられたら、隙だらけ。
次に蝙蝠男。傀儡の人間が無力化されてる時点でもう無理だろ。
さそり男。鋼鉄も溶かす毒液に電磁バサミを駆使すれば割と勝機はありそうだが、単純な力押しには負ける。
サラセニアンは足が弱い。戦闘目的の怪人じゃないから仕方ない。
戦闘型のカマキリ男はいい線いきそうだが、触角折られたら弱くなるしなぁ。
死神カメレオンも剣のような鋭い舌と猛毒ガスがあるが、戦闘向きじゃない。不意打ちでしか勝機がないとか無理ゲーでは?
もうこれ戦闘向けの怪人作って様子見した方がいいか? 完全な戦闘型のゲバコンドルを使おうと思ったが、女の子の生き血が無くなると弱体化……って、なんだこのクソ仕様。誰がこんなことを……あぁ、俺か。科学者達にもしもの時(AFOに逆洗脳されるなど)のために弱点を作っとくように言ったせいだった。
オールフォーワンにどう説明すっかな。あのトンデモヒーローを倒せる怪人が今のところいないって言ったら「作ればいいじゃない」って返されそうだしなぁ……。
───────ん? いや、待てよ。これはチャンスでは?
オールマイトを倒すための協力なら惜しまないわけだし、あの難しい条件を伝えれば、意外と個性引き抜いて連れてきてくれるのでは?? そしたら、オールマイトなんておそるるに足らずな最強ヒーロー、仮面ライダーが生まれるのでは?
個性持ちならばいい素材がいるかもしれないと、早速俺は蜘蛛男やサラセニアン、死神カメレオンと共に戦闘員を派遣して情報収集をさせる。条件は武道と学問に優れた人間なら個性持ちでも構わないと伝えておけば、優秀な彼らなら適合まではしなくても条件に近い人物を見つけてくれるだろう。バイクの免許はなくても、最悪変身中に乗れるように改造してもらえばいいから除外しておいた。一応、オールフォーワンに伝えておくのも忘れない。オールマイトを倒す改造人間のためと言っておけば、ちょっとは働いてくれるかもしれないだろう。
だが、将来的に自分の見つけてきた人間に倒されるかもしれないなんて……我ながら惨いがこれも俺の夢のためだ。安らかに死んでください。
あとは自己防衛だな。下手するとオールフォーワンと拳を交えることがあるかもしれない。その時までに俺自身、あるいはオールフォーワンに対抗出来る怪人を造らねば。なんなら自分を改造しちまうか? その前に幹部勧誘とかやることが多くて忙しい。幹部に関しては、個性社会に反感を抱いてそうなやつなら、勧誘しやすいだろ。あとは怪人態、人間態の切り替えができる装置の発明を急がせなければ。
そう考えていると、院長室のドアが叩かれる。返事をすると、看護師の新田さんが顔を覗かせる。
「あの院長、お客様です」
ん? そんなの聞いてないがと思ったが、ドアの隙間から見えた顔を見て、俺はSAN値が下がった気がした。威圧感を与えないためか、俺がこの前会った時とは異なる白い清潔感のあるスーツ姿の男は俺を見るなり、ニコニコと笑顔を浮かべていた。
「あぁ、通してくれ。あと、お茶は結構だ」
「おやおや、それを決めるのは君ではないんじゃないかな?」
新田さんに速やかな退室を願いつつ、ここには誰も近づけないでくれと暗に頼み、「入れ」とも言ってないのにズカズカと部屋に入ってローテーブルの茶菓子を食べだしたその男を見て俺はため息を吐いた。
「何しに来た。オールフォーワン」
「……ちょっと、お話にね」
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都内マンション集団死亡事件もつかの間、現場検証などに赴いていた警察官が謎のビールスに感染するという事件は、警察内部はもちろん、世間をも震撼させた。しかし、そんな恐ろしい事件の中でも希望の光はあった。
アメリカでの修行を終えて日本へと帰ってきたニューヒーロー、オールマイトが傷1つつけることなくビールス感染者を気絶させたのだ。
警視庁はビールス感染者を特別病棟に隔離し、世間に存在を公表すると共に対策本部を設置。日本各地から細菌学に詳しい研究者を招集し、ビールスの成分調査を行った。
感染者は顔に紫色の模様が浮かび上がり、歯がより尖って伸びるという症状が見られ、無感染者へと歯を突き立てて感染者を増やそうとすることはその場に居合わせた刑事2人からの聴取で分かったものの、それ以外は全くの解らずじまいであった。
それも優秀な科学者の数が圧倒的に不足しており、謎の組織による連続誘拐事件のせいで順調とはいかない結果になっていた。
「せめて、コレの発生源か持ち主が分かればいいんですけどね」
研究者の1人が出した言葉に、この事件の総責任者を任された警視は頭を悩ませた。今回の感染源とされていた赤ん坊からは他の感染者と同じデータしか取れていない。つまりは発生源、ビールスの大本は他にいるということである。
ビールスが自然発生したのか、それとも誰かが悪意を持って作り上げたのか。警視は広がり方と、その特性から後者だと断定しているが、誰が何のために行ったのかは全く掴めていない。
「あの照井警視」
「福井です。で、どうしたんだい?」
警視が考え込んでいると、とある研究員から声をかけられるも苗字を間違えられてしまった。その事に訂正を入れつつ、研究員の言葉に耳を傾ける。
「私どもでは力になれず申し訳ない」
「いえ、こちらこそ。対策を講じてくれただけでもありがたいです」
研究者を呼んだのは無駄ではなく、ビールスの感染方法は感染者の歯からしかないということが分かり、空気感染や飛沫感染などの心配はない。そのため、感染者を室内のベッドで固定しておけば感染が広がることは無い。
ビールス感染者は今のところ暴れる様子はなく、「ウーッ、ウーッ」と唸り、近づいた人間に噛み付こうとする以外は問題はないと思われている。
「それでですね、もしかしたら解決策を持っているかもしれない人物に心当たりがありまして」
研究者のその言葉に警視は「なんですって?」と興味深そうに視線を向けた。
「城南大学の緑川博士です。専攻は生化学ですし、今回の事件の解決のきっかけをもたらしてくれるかもしれません」
それではと無駄だと思いながらもビールスの研究へと戻った研究者の背中を見送って、警視は上司に1本の電話をかけた。
「あぁ、福井です。少し頼みたいことがありまして」
闇雲でもいい。とにかく事件を解決せねばと、福井は藁にもすがる思いで緑川博士の助力を仰ごうと上司へと報告と共に、招集する許可を貰う。
『緑川博士か。構わないよ。たしか城南大学だったか』
「えぇ」
さっき調べたばかりだから、よくは知らないのだが。しかし、ネットの検索に引っかかるのは緑川博士の積み上げてきた科学界の革命に関する話が多く、素人の福井にもその凄さがわかった。
城南大学の研究室に在籍しており、確かまだ誘拐されていない科学者であったはずだ。
『緑川博士の研究室は2人のヒーローと交代で警察官6人で警護している。彼らに頼んでそっちに送ってもらおうか?』
「そうですね。できれば頼みたいですが」
『わかった。手配しておこう』
上司はそう言うと、電話を切る。彼のことだ。やると決まれば即実行。今まさに電話をかけているところなのだろう。
福井は折り返しの電話を待ちながら、ホーム画面に映る妻と息子の姿を見る。
自分は謎のビールス感染事件の担当であるが、家族を持つ身としては科学者や無個性の人間の連続誘拐事件のことも頭にチラつく。妻も息子も個性持ちで、科学者ではないから狙われないと思うが、今世間を騒がせているヴィランは次に何をしてくるかわからない。
早く敵のしっぽを掴んで、家に帰りたいと思い、彼は携帯が振動するのを待っていた。
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「スポーツ万能、頭脳明晰……これが彼を倒す改造人間になり得る存在か」
ショッカーの首領から伝令を受け取った死神カメレオンにより告げられたのは、オールマイトこと八木俊典を始末するための人間の詳細であった。
首領曰く、改造人間は1から作るよりも、生身の人間から作る方が強力な個体が出来やすいのだという。オールフォーワンもそれに関しては、1人の被検体から作った戦闘員の能力と、彼が自ら作った改造人間を比べれば分かることであったので不思議に思うことは無かった。
しかし、改造人間の作成条件は無個性である生きた人間であることのみなので、素体となった人物の身体能力や知能は関係ないはずである。
だが、先日暇つぶしに首領が仮の姿で経営している病院へと赴いたオールフォーワンは飄々と彼の前に現れ、彼が好物にしている茶菓子をツマミながら現れた経緯を話した。
「それなら死神カメレオンに伝えれば良かっただろう」
「気になったらすぐに解決したいじゃないか」
あ、こいつ暇だから来たなとは思ったが、口には出さなかった。
「能力くらいあとでいくらでもいじれるんじゃないのかい?」
基本的に改造手術の手順は、素体に動物をぶち込んでから、科学者の手によってその怪人に能力を付与するという形になる。例えば、蝙蝠男なら蝙蝠が元から持っている飛行能力や超音波探知などは付与しなくてもいいが、ビールスに関してはショッカー科学陣の力を借りている。これは個性が栄えて、首領が知るよりも科学が違う方向に発展していたから出来たことである。
このような毒ガスやウイルス程度であれば身体能力や知能に影響はない。オールフォーワンの言うような、身体能力の強化も人工筋肉を移植するだけで済むが、今のところ完全に戦闘用の怪人というのが存在しないため、どのような弊害が出るか分からないのである。
そのため初めからある程度完成された人間を素体にすれば、その手間も省けるし、より強力な怪人が出来上がるのではないかというのが首領の意見である。本当は設定に遵守したいだけなのだが、相手の思考を読むのは個性を頼らずともできるため、読心術の個性を持ってないオールフォーワンには分からないことである。ただ、なにか別の思惑があることには気づいているが、敢えて静観しているのは魔王の余裕というやつだろう。
「つまり、楽したいってことかな」
「そうなるな」
世を忍ぶ仮の姿であるためか、院長の姿をした首領はややフランクであり、オールフォーワンの目から見て隙だらけである。今ならいつでも殺せるなとは思うが、ここは彼のホームグラウンド。無警戒に見えて、護衛の怪人を潜ませてるかもしれない。
首領との契約時に何人かの改造人間を見たが、能力までは教えてもらってはいないため、あらゆる個性を持つオールフォーワンでも油断ができない。
しかし、互いにこのような普通の人間のような姿ながらも、裏では世界を恐怖に陥れようとしている者同士であることにオールフォーワンは初めての気持ちを抱いている。
今まで「世界を我が物に!」「俺がナンバーワンだ!」と自分の個性に自信を持ち、独りよがりの夢を語っているヴィランは多くいたが、首領のように自ら手を下さずに着々と世界征服に向けて虎視眈々と準備を進めている者は見たことがなかった。その周到ぶりは凄まじく、オールフォーワン以外の目撃者は全て消しており、それを警察やヒーローに即座に察知させないなどオールフォーワンからの評価はすこぶる高い。
彼らなら、自分が招いた悪しき因縁に面白い終止符を打ってくれるかもしれないと、新しいおもちゃを手に入れた子供のように笑うオールフォーワンは八木俊典を苦しめるために話を切り出した。
「ねぇ、首領。改造人間は生きていないと作れないのかな?」
「試したことがないからわからないな」
「じゃあ、試してくれないかな」
とても自分の病院で働く看護師達には見せられないような笑顔を見せるオールフォーワンに首領は無表情で「素体は?」と視線を向ける。それに邪悪な笑みで小瓶に入った髪の毛が出てくる。
「……DNAから作れと?」
「できるだろう? 君の研究者達なら」
戦闘員の量産に成功したことは定期報告でオールフォーワンも知っており、その時に思い至ったのがDNAから死した人間の再生である。誰の髪の毛だろうかと訝しむ首領に対して、オールフォーワンは過去の自分を褒めるように口を開く。
「いやぁ、何かに使えると思って取っておいて良かったよ」
皮膚とかその他諸々は壊してしまったけどねとその時の喜劇を思い出しながら言うオールフォーワンを見ながら、首領は小瓶を着ている白衣のポケットに仕舞う。
「誰の髪の毛なのかは訊かないのかい?」
「聞いても私の知る人物では無いのだろう」
魔王自ら細胞を提供するとは思えないため、首領は彼の表情や言動から過去にオールフォーワンに挑んで倒されたと思われるヒーロー、あるいは警官の髪の毛だろうと想定した。だが、今の首領の興味は全て仮面ライダー作成に注がれているため、この髪の毛が誰のものなのかは興味の対象になり得なかった。
「では、頼んだよ。ボクもキミに頼まれた人間を探させておくから」
「あぁ、こちらでも探しておく。いいのがいれば連絡してくれ」
善人悪人は問わないという首領にオールフォーワンは「わかったよ」と首肯する。
八木俊典を殺すのは簡単だ。ただ、自分が手を下せばいいこと。
しかし、八木俊典の願いは正義の成就と魔王であるオールフォーワンを倒すこと。
逆にオールフォーワンの願いは、悪が栄える世の中であること。虚構で憧れた本物の魔王になることである。そのためなら、悪の秘密結社も利用して見せる。
だが、この時の彼は知らなかった。自分が見つけてきた1人の青年が、八木俊典と同じく、人間の自由のために戦うヒーローになることを。
首領は普段は院長と呼ばれてるが、病院自体はそんなに大きくないぞ!
なお、首領の人間態(てか人間だけど)はルックスは悪くなく、医者ということもあってモテモテだぞ! でも彼女はいない。結婚もしてない。自営業の小さな診療所を開けるくらいには裕福だぞ!(洗脳で金持ちから金を取って作ったけど)
休みの日の過ごし方が動物園や水族館通いで世界の昆虫展が開催されたら休憩時間にも足を運ぶほどの生物好きだ! この前なんかは、世界の植物展でハエトリグサを興味深そうに見ていたぞ!
あと、首領が他者を洗脳する方法だが「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる」的な方法か、頭に触れるかのどちらかだぞ! どっちで行っても洗脳効果はそんなに変わらないぞ!
ライダーコラム
ショッカー戦闘員
破壊工作に欠かせない悪の兵隊で、誘拐、武器の運搬、ライダーとの戦闘など命令があればなんでもする。
初めは各改造人間にそれぞれ専任の戦闘員が与えられており、フェイスペイントや額のマークで所属が明示されており、チームとなって行動していた。赤戦闘員はリーダー格と戦闘員内でも序列が存在する。この時の戦闘員は人間の数倍の力を持っているが、FBIやオートレーサーの指導者でも倒せたりする。なんなら、女の子でもいい感じの木の棒があれば数人程度なら倒せちゃったりする(2号編2話)。
また女性戦闘員も少ないが存在しており、ライダーチームに扮して本郷猛を攫ったり、第3話では黒のレオタードに網タイツの姿で登場している。
2号編より口出しマスクから覆面タイプに移行。所属は額のエンブレムで示されることになる。死神博士が登場して以降はエンブレムは全てショッカーマークに変更されて赤戦闘員の登場が極端に少なくなる。
新1号編からボディに骨をあしらった模様の描かれた、平成映画などにも登場する見慣れた姿の戦闘員となる。雑誌などでは、骨戦闘員と呼ばれており、初期戦闘員より10〜15倍にパワーアップしているらしい。それでもFBIやおやっさんには倒される。
ライダーに対抗してか、機動性を重視してかオートバイ部隊が編成されるも、ライダーの敵ではなく、クラッシュしたり横転したりして死んでる。騎馬隊も編成されたことがある(劇場版2作目)。
刀剣や棍棒など、必要に応じて武器を携行するも、武道に優れるライダーには勝てるはずもなく、豚に真珠。なんなら、ライダーに奪われて鬼に金棒状態にしてしまい、逆に倒されることしかない。
そんなライダーにボコられてばかりの戦闘員だが、敵はショッカー内部にもいる。そう、上司である改造怪人達である。最下層の雑兵であるがために、新怪人の性能テストや実験に使われたりする。さらには八つ当たりの対象になることもあり、ショッカー内での階級の低さが目に浮かぶ。
2号編以降は培養されて無限に作られているので、いくらでも替えがきく。そのためか雑な扱いを受けることも多くなったのだろう。そんな多く作られた戦闘員達も、ショッカーが壊滅し、新たなる組織への移行に伴って謎の怪人によって処刑された(その際、仮面ライダーに助けを求める戦闘員もいた)。
が、平成にて大ショッカーやらスーパーショッカー、スペースショッカー、ノヴァショッカーといった具合に組織が復活、強化されると共に戦闘員達は復活。作品によっては飛行能力(というよりは特攻能力)を得ることになる。
好きなライダー世代
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昭和
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平成1期
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平成2期
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令和
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一つに絞りきれないほどに仮面ライダーの歴史は豊潤だ!