Assault Lily・Stratos InFinite Fake (PROJECT RE TAKE第4弾) 作:XIYON
立香たちがフランスへ向かっているなか、日本のとある場所ではある者たちが目覚め出していた。
十二支同盟、不可思議から人々を守る組織だ。
すだれの中から十二支同盟のメンバーであるダット、ティグル、ヴァンケン、ケイ、リュウズ、エンデ、ジャオが次々と部屋から出てくるが…
ジャオ「100年も寝てまだ寝足りないのか?起きろムトン。」
十二支同盟の1人であるムトンがまだ自室で寝ていた。それをジャオが起こそうとするが…
ヴァンケン「深く眠っていても魂は働いており、世界の役に立っている』――という言もあるぞ、ジャオ殿。」
そしてメンバー全員が中心にあるテーブルへと集まった。
華武利「それじゃあ始めようか?十二支会議。」
ジャオ「定例報告、昨日までの1週間で不可思議の討伐は計4体……牙二、角一、甲羅一…」
華武利「ダット、昨夜から今朝にかけての君は?」
ダット「感知四回、全て五分以内現着も未発見。三秒…」
ジャオ「おい兎女。まずは不可思議から逃げられたことを詫びろ。」
ダット「はぁ?」
ティグル「まぁまぁ…落ち着いて?でも意外だね?ダットの速さでも捕捉できないなんて…どう思う?ヴァンケン。」
ヴァンケン「近頃は不可思議が我々の預かり知らぬままに消息を経つ試しが増してる…ふん…臭うね?」
リュウズ「何者かが我らの獲物を横取りしているとでも?」
ティグル「何者かがではなく、様々な連中がだね?しかも、この時代の人間たちが…」
立香SIDE
俺たちは飛行機の中にあるテレビであるニュースを見ていた。それは政府の会見だ。
話によればここ数日、行方不明事件が多発していることがとりあげられていたが、その事件を起こした犯人が見つかったと声明があった。
その中継をタケルと俺は見ていた。
総理『ここ近年多発している行方不明事件の犯人について明らかになったものがございます。ISとも異なる怪物が人々を攫っていることが明らかになりました。我々はこの怪物をミステリーモンスターと命名することにしました。』
タケル「ミステリーモンスター?」
立香「恐らく、不可思議だな?」
タケル「不可思議?」
立香「そのうち分かるさ。んで?どーするんだよ?お前はデュノアプロジェクトをどう見る?」
タケル「さぁな…」
二月「( ˇωˇ ) zzZZZZ」
立香「(アイツは呑気だな…これからシャルロット・デュノアを助けに行くっていうのに…)」
そして十二支同盟の基地では未だに十二支会議が終わっていなかった。
エンデ「腑に落ちん……全く腑に落ちんね?。ハウエバーしかれども、あながちなくもなくもなくもないと、僕は思うね?」
ケイ「エンデ!お任せを!謎の不可思議狩人どもを、これなる『すまあとふおん』で立ち所に調べて差し上げ――」
ケイがそう言った瞬間、簾がかかった部屋に座っている男が手を叩いて静止させた。そしてそこからそれなる人物が現れる。
華武利「その点についてはもう対策をはじめている。人々の安全を守るっていう使命が脅かされちゃいけないからね?」
ジャオ「華武利様…」
嶺高華武利、十二支同盟のリーダーで人々を不可思議の魔の手から救おうと尽力しようとしている人物だ。
華武利「使命に背いた鼠に変わって猫の僕が十二支を率いて幾千数年…僕たち十二支同盟が眠りから目覚めた今こそ、人々を不可思議の手から救う時だ。みんな…頼むよ?」
立香SIDE
フランスに到着し、デュノア社へとやって来た俺たち。作戦が悩んでいた俺たちは偵察をしていたが…
立香「随分と警備が頑丈だな…アイツらは何を作っている?」
雨喜「え?分からないのに私たちを連れてきたの?」
純「まぁ酷いこと…情報ぐらい把握しておいて下さいな…ところで、依頼主がどこへ?フランスで会えると言ってましたけど…」
立香「あぁ、それなら…」
そう言った瞬間、デュノア社から警報が鳴り響いた。どうやら何かが起きたらしい。嫌な予感がした俺たちは急いで門を守っている警備員たちを制圧したあとにその社内へと潜入。
次々と見張りの警備員たちを倒しながらシャルロット・デュノアがいる場所へと向かっていく。
タケル「随分と進み具合がいいのは言ノ葉の情報提供があるからか?」
立香「それもそうだが…俺の力の一部に特定の人を見つけるスキルもある。これを使えば、まぁシャルロット・デュノアを見つけることもできるさ。」
そう言った俺たちは彼女がいる実験室へと入った。すると目の前にはシャルロット・デュノアが何かの装置に拘束されていたのだ。
初「ひ、酷い…」
神琳「まさかあんなものに拘束されているなんて…」
立香「お前たちは見張りの警備員を頼む。俺は…」
と、シャルロット・デュノアを救うために彼女のところへと向かおうとしたその時だった。
達臣「た、助けてぇーーー!」
男の悲鳴が聞こえ、何が起きたのかと周りを見渡してみると、1人の男性が面妖な怪人に襲われていたところを発見した。見たこともないその怪物にタケルたちは衝撃的な顔をしていた。
二月「な、なんだあの怪物は!?」
立香「(不可思議!?どうしてデュノア社なんかに!?)」
しかも追われている男は警備員でもない模様…するとその怪物は男をしつこく狙うのを止め、なんと拘束されているシャルロットに目を付けたのだ。それを見た俺はマズイと向かおうとするが…
二月「!?」
タケル「二月!?お前、大丈夫か!?」
突然、二月の体調が悪くなり始めた。いったい何が起きているのか分からずに混乱していたなか、彼は突然、ブツブツと何かを言い始めた…
二月「……メロ……ヤメロ……」
立香「?」
二月「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
その瞬間、二月の胸にドライバーが装着される。それと同時に彼の右手には卵らしきアイテムが握られていた。
『マイスドライバー!』
タケル「あれは!?」
立香「(覚醒したか…)」
二月「これ……使い方が分かる気がする。」
そして二月はその卵形のアイテムを胸に装着されたドライバーに装填する。
『エッグリューション!』
二月「変身!」
『マウス!』
『ネイズミーチーザー!』
『マイス!』
タケル「ね、ネズミの仮面ライダー!?」
二月「マイス…」
タケル「え?」
二月「マイス……だ!」
そう言った二月は目の前にいる翼不可思議を次々と追い詰める。そのあとにマイスエッジを召喚。その武器を使って翼不可思議を切り裂いていく。
二月「これで終わりだ!」
『エッグシード!』
『マウス! セパレード!』
翼不可思議が怯んだのを確認した二月はその場で側転を行い膝を突く待機姿勢と共に回し車のようなエネルギー体、クォンタムウィールを生成し高速で回転を開始。
ウィールの回転が最大に達した所でウィールの回転を利用した全力疾走による突撃で翼不可思議を上空へと跳ね飛ばすと同時に自身も跳躍しキック体勢へ移行。
激突の衝撃で砕け散ったクォンタムウィールを青白いエネルギーに変えて右足へと収束させると自身の跳躍をさらに加速させ高速のライダーキックを叩き込み翼不可思議を粉砕した。
そしてその中に入った何個かの卵型のアイテムを回収。それを見た二月は不思議な顔をしてそれを見ていた。
二月「卵が中に?」
立香「それはライドエグズだ。」
二月「ライドエグズ?」
立香「ようはお前が変身に使うためのアイテムってわけさ。1つ、貰えるか?」
二月「いいけど、何かに使うの?」
立香「まぁ、ちょっとな?」
ヤツの戦闘データも手に入れてるし、後は俺が変身するライダーの計画も進めなくては…
ところでシャルロットの様態はというと…
タケル「大丈夫そうか?」
立香「学園で診てもらう必要はある。かなりの力を取られたみたいだから、きっとクローンが色々なところにいるんだろう…」
二月「なら善は急げ…早く日本へ戻ろう…」
そう言った俺たちはデュノア社をその場から去り、フランスから日本へと帰るのであった。後ろで覗き見している奴らに気付かずに…
龍臣「重要な情報を手に入れた…まさか、ネズミに覚醒したヤツが現れるとは…」
翌日…
十二支同盟の基地では…
華武利「お疲れ様、龍臣。それで?状況はどうだったかな?」
龍臣「文字通り、デュノア社が我々の見ず知らずのところで不可思議を捕え、研究に使っていました。」
華武利「デュノア社が何者かの指示で研究していた可能性があるね…まさか、不可思議が海外にいるとは…」
達臣「あと……その研究を破壊するためにIS学園の生徒たちが乱入してきたんです。リリィも連れて…しかも、あのネズミの仮面ライダーが…」
華武利「マイスのことか…随分と厄介になったね?まさか泥棒ネズミが現れるとは…」
龍臣「それと…」
華武利「なんだい?まだなにかあるのかい?」
龍臣「はい…気になる人物を1人、見つけまして…」
達臣は手に持った写真を華武利に渡す。
達臣「何かの機械でマイスの戦闘を記録していて怪しかったので、とりあえず同時に撮りました。目的は不明ですが…」
華武利「そうか…達臣、君に任務を与える。そのIS学園とやらの生徒になって彼らの目的を探れ。もしかしたらネズミ意外にも僕たちの脅威になる者たちがいるかもしれない。」
達臣「お任せください。」
一方……IS学園では…
立香「……」
???「あれあれ〜?月夜が珍しく眉間にしわを寄せてるね?どうしたの?」
立香「絢香か。」
絢香「なにかあったの?」
立香「ま、少しな?」
絢香「この卵型のアイテム、使えそうなの?」
立香「使うに決まってるさ…だが、データがまだ足りない。だから、さらに情報を集める。俺のライダー計画を進めるためにな?」
次回
・全てが動き出す。
本当の主人公は?
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宮本タケル
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藤丸立香
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織斑二月
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識渋明神
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アラスター・トンプソン・樋口