Assault Lily・Stratos InFinite Fake (PROJECT RE TAKE第4弾)   作:XIYON

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・転生者のマスターとサーヴァント

あれから数分後、俺は壱夏と意気投合した。どうやらアイツも俺と同じ転生者らしい。

 

壱夏「女神カンナギねぇ?」

 

タケル「カンナギ様は事前にこの世界がアサルトリリィの世界と融合しているとは聞いたが、少し変に感じてな?」

 

壱夏「変?」

 

タケル「壱夏、サーヴァントはいるか?」

 

壱夏「セイバーがいる。アルトリアだ。」

 

モードレッド「!」

 

壱夏がその言葉を放った瞬間、モードレッドに電流が走った。

 

モードレッド「アルトリア…」

 

アルトリア・セイバー「アナタは……」

 

壱夏「おい、あれヤバい空気なんじゃないか?」

 

タケル「マルタ、お前モードレッドに何をした?」

 

マルタ「何もしてないわよ。」

 

モードレッド「お前…俺を殺したアルトリア・ペンドラゴンか?」

 

アルトリア・セイバー「……」

 

モードレッド「おい。何を黙ってるんだ?」

 

アルトリア・セイバー「あのだな…」

 

モードレッド「なんだ?なんか文句があるのか?」

 

アルトリア・セイバー「恐らくだが、人違いなのではないか?」

 

モードレッド「どーいうことだ?」

 

壱夏「えぇと…アルトリアは俺が転生特典で貰ったパートナーみたいなもので。」

 

モードレッド「はぁ!?」

 

???「ソイツは本物のアルトリア・セイバーじゃない。ただ単にその男をマスターとして仕えているサーヴァントだ。」

 

「「!?」」

 

そこへ現れたのはなんとあの藤丸立香の男だった。

 

壱夏「お前は…」

 

タケル「ぐだ男?」

 

立香「おい。その言い方はないだろう…俺は藤丸立香、お前たちと同じ境遇者だ。よろしくな?」

 

タケル「(転生者を境遇者と言い換える…コイツ、他の人に自分たちが転生者だとバレないように配慮しているな?)」

 

立香「コイツは特典にセイバーがほしいと頼んだんだ。アルトリアのな?そして彼女と契約した。」

 

マルタ「えぇと、つまりこのアルトリアは私たちの知っているアルトリアではないということで合ってるのかな?」

 

壱夏「まぁ、間違ってはいないな?」

 

モードレッド「なーんだ…正直、アイツと同じかと思ったぜ…」

 

アルトリア・セイバー「気に病むなモードレッド。お前とは友としていたい。」

 

モードレッド「ならこっちも友人として仲良くやろうぜ?よろしくな?アルトリア。」

 

アルトリア・セイバー「うむ。」

 

村正「えぇと…マスター、あれは割って入って大丈夫なヤツなのか?」

 

C.C.「さぁどうだろうな?私にはさっぱり分からん。村正、例の調整は出来ているだろうな?」

 

村正「安心しろ。ちゃんと使えるようにしといてやったから。」

 

C.C.「助かるよ。」

 

立香「あぁそうだ…2人とも、今日の放課後、ガーデン内にあるここへ来てくれ。」

 

タケル「これは…」

 

俺と壱夏が渡されたのはカルデアと呼ばれる施設の案内状だった。どうやら彼は俺たちに伝えたいことがあるみたいだ。

 

立香「それじゃあ、俺はこの辺で失礼するね?あ、クラス代表戦…頑張ってね?」

 

激励の言葉を放ったあとに藤丸立香はその場から立ち去っていった。彼には何か強い力を感じる。アイツは何者なんだ?そんなことを思いつつ、俺たちは授業へと戻った。

 

千冬「ではクラス代表戦へのカードは織斑と宮本、そして篠ノ之とC.C.で決まりだな?みな、異論はないな?」

 

C.C.「構わん。そこの3人をねじ伏せてやろう。」

 

マリア「その発言を無くすぐらいの力を見せてあげるわ。」

 

C.C.「ふん。やれるものならやってみろ。」

 

マリア「いい度胸じゃない。勝つのは私よ。」

 

壱夏「あの2人なんかバチバチになってないか?」

 

タケル「だな…バチバチしてて暑いしなんか嫌だ。そういえばセイバーは?」

 

壱夏「見張りを頼んでいる。流石に生徒として潜り込ませるのはちょっと苦痛だから…」

 

タケル「そうだな…」

 

一方、セイバーのアルトリアはIS学園の見張りをしていた。

 

アルトリア・セイバー「(そろそろ日が暮れるな。壱夏のところへ帰るか…あ、そうだ!帰りに今川焼きでも買っていこうかな?)」

 

今川焼きを買いに行き、それらを購入したアルトリア・セイバーはそのまま帰ろうとしたが、その道中に響いてくる馬の足音に気づき出した。そしてその音が段々と近づいてきて…

 

アルトリア・セイバー「む?其方は…」

 

???「何やら同法の匂いがしたと思ったら、セイバーの私でしたか。」

 

馬に乗った人物と対面したアルトリア・セイバーはその人に見覚えがあった。

 

青のセイバー、アルトリアと同じ顔を持ちながらもその姿は別の者。豊満な胸を開き、強調された巨乳や赤いマントの下のハイレグ衣装を着込んだりと、その見た目は本来とは違う姿だった。

 

アルトリア・セイバー「おぉ!これは!これは!ランサーの私ではないか!」

 

アルトリア・ランサー「お久しぶりですね?セイバーの私…いや、ここでは初めましてでしたか?」

 

アルトリア・セイバー「どちらにせよ再会は再会だ。またお前と会えるとは思いもしなかった。」

 

アルトリア・ランサー「はい。そうですね。」

 

???「随分と面白いヤツらがIS学園を見張っているんだな?」

 

アルトリア・セイバー「なっ!?貴様は!」

 

アルトリア・ランサー「!?」

 

2人のアルトリアの目の前に現れたのは白髪で浅黒い肌の男性…今は一般社会に溶け込んでいるためか、黒いシャツとズボンを着用している。その人物にアルトリアのセイバーは見覚えがあった。

 

アルトリア・セイバー「アーチャー…アナタもここへ来ていたのですか…」

 

アルトリア・ランサー「アーチャー…アナタは英霊エミヤですね?」

 

エミヤ「貴様は…あぁ、聖剣も持たずして聖槍を持ったアルトリアか。」

 

アルトリア・セイバー「貴様がいるということはお前のマスターは…」

 

エミヤ「あぁ、凛だ。この世界で転生者のな?」

 

アルトリア・ランサー「なんと!転生者でしたか!」

 

ランサーの馬「ヒヒィーーン!」

 

エミヤ「(コイツ…パトロールのためか馬からなかなか降りないな…必要な愛馬なんだろうな…)」

 

アルトリア・ランサー「ところでお二人とも、今朝のニュースは見ましたか?」

 

アルトリア・セイバー「銀行が爆破されたことだろう?とても貴重な物が盗まれたとかなんとか…アーチャー、何か心当たりはあるか?」

 

エミヤ「いいやないな…だが、大規模な爆破ということは…なにかとてつもないことが起きそうだ。」

 

「「……」」

 

アルトリア・ランサー「……」

 

エミヤ「……」

 

アルトリア・ランサーとエミヤはセイバーが大量の紙袋を持っていたことに気がつく。

 

アルトリア・セイバー「今川焼き…いるか?」

 

アルトリア・ランサー「貰いましょう。マスターたちにあげたいので。」

 

エミヤ「私も凛に持っていこう。セイバーからのお土産と言ってな?」

 

こうして3人の英霊は一時の再会を楽しんだのであった。




次回

・マリアVSC.C. その裏で…

本当の主人公は?

  • 宮本タケル
  • 藤丸立香
  • 織斑二月
  • 識渋明神
  • アラスター・トンプソン・樋口
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