Assault Lily・Stratos InFinite Fake (PROJECT RE TAKE第4弾) 作:XIYON
先の襲撃で状況が読み込めなかった俺たち。本来であればIS学園の生徒である織斑一夏、篠ノ之箒、セシリア・オルコットの3人が俺たちの学園に襲撃してきたのだ。
この事態を抑えるために俺と立香はお互いに転生させた女神をカルデアへと呼び出した。もちろん、そのままの生身で…
カンナギ「えぇと…」
ヒヒイロ「そのぉ…」
タケル「カンナギさん。ヒヒイロさん。」
立香「何か俺たちに隠していたことがあるだろ?」
カンナギ「……」
ヒヒイロ「……」
カンナギとヒヒイロの2人は少しの沈黙を貫きながらお互いを見つめる。どうやら色々と隠していることがあるようだ。そして…
カンナギ「すんません!実はISのメインキャラが大変になってたことを伝えてませんでした!」
ヒヒイロ「そのせいで世界崩壊を招くところだったことも伝えずに忘れてました!ごめんなさい!」
タケル&立香「なにやっとんじゃこの馬鹿女神どもぉおおおおおお!」
カンナギ&ヒヒイロ「ぎゃあああああああああああ!?」
凛&二月「あ ほ く さ」
マシュ「先輩方やめてください!いくら間違えとはいえど、仕方がないことじゃないですか!」
立香「マシュが言うならやめるが、事情はちゃんと説明してくれるんだろうな?」
ヒヒイロ「え、えぇ…」
遡ること1か月前…2人が住んでいる天界『天照』である神が大変なことをしたとのことだ。
カンナギ「その神の名はケテル。ルシファーたちが前に所属していた天界で汚職をしていたヤツなんだけど、その人が悪霊刑務所から抜け出して…」
ヒヒイロ「アイツ、この世界をあれだこれだとやりたい放題したのよ。その原因がこれってことよ。」
立香「ごめん。あれだこれだというのは?」
カンナギ「簡潔に言うと、織斑一夏や篠ノ之箒などの家系を色々と変えたんですよ。例で言うと、一夏くんの場合は織斑家が代々と徳川家に仕えてきた名家のルーツを持つ家系で、箒さんの場合は篠ノ之家が剣術と魔術の名家と知られている。」
マリア「確かに…私の家では魔法を教えることはあったわ。でもセシリアは?」
C.C.「ティアーズ計画。」
「「?」」
タケル「それはなんだ?」
C.C.「BT兵器をより上手く使えるヤツらを実験で作り出す…言わば改造人間にさせる計画だ。」
二月「人を改造人間に?」
C.C.「言葉からして既に何人かが死んでいると思われているが、ほとんどのヤツらは実験に失敗するとそのまま道端に置いていかれる状態だった。セシリアは私の最終実験で負けた。そして私もこんな非道な実験をしては未来がないと思って、その実験施設を破壊した。何もかも全てをな?」
凛「セシリアはなぜアナタに恨みを?」
C.C.「自分がBT兵器を誰よりも使えると思っていたんだろう…それを私によって尽く否定されたことで、人生を壊されたんだろうな?」
マリア「ならどーするの?」
C.C.「ふん…アイツらしい相応しい結末を迎えさせるだけだ。」
ヒヒイロ「待って!オリジナルを殺したりなんかしたら、この世界で何が起こるか分からないのよ!」
C.C.「ふん。どうでもいいことだな?私には本物だの偽物だのと言っていることは関係ない。私はただ、自分の人生を謳歌するために来ただけだ。お前たちの都合のいい状況に私を巻き込まないでもらおうか?」
そう言ったC.C.はその会議室から去っていった…
カンナギ「お二人ともごめんなさい。いきなりこんな突拍子もないことを言ってしまって…」
マリア「私は大丈夫です。でも二月が転生者なのはちょっと驚きましたが。」
二月「あ、おいマリア!その言い方は…」
タケル「お前、今コイツのこと二月って…」
千冬「ここから先は私が話そう。」
立香「織斑先生。」
千冬「1か月前の話だ。お前たちも見た通り、織斑一夏は私たち織斑家の長男だ。そして二月は私たちの次男にあたる。」
タケル「千冬さんの家には兄弟は何人いるんですか?」
千冬「4人だ。末っ子はマドカと言ってな?ヤツは今、私たちのところで授業して貰っている。」
タケル「一夏はどうしてアナタたちのところに離れたんですか?」
二月「教えてください。俺の器……持ち主が本来どうなってたのか…」
千冬「分かった……見ての通り、アイツは世界で初めてISを触れた男だ。そしてそれと同時にアイツは白式を奪った。我々が倉持に頼んだ唯一の武装を…」
二月「武装?」
千冬「白式は本来、完成されたら織斑家の新たな力になる予定だった。それを纏うのはマドカだったんだ。」
立香「千冬さんじゃなかったんですか?」
千冬「あぁ…」
話によれば一夏は最愛の妹に白式を使ったら大変な目に合うことを事前に分かっていたらしく、それを止めるために自分のISとして白式を奪った。それを止めに来たのが憑依される前の二月だった。
千冬「アイツは『黒い鼠の戦士』に変身して彼らを止め、最後の力を振り絞って一夏を止めた……だが、白式を取り返すことが出来なかったのと、そのままアイツを逃がしてしまったんだ…」
二月「黒い鼠?」
立香「……」
千冬「だが、アイツは意識を無くしてお前になる前にある不思議なことをしていた。」
二月「不思議なこと?なんだよそれ。」
千冬「それが、よく見えなかったんだ。光が眩し過ぎて…」
二月「……」
ヒカル「しかし、アイツの腕は確かだった。俺と二月の2人がかりで挑んでも五分五分…いつどっちが勝つか負けるか分からない戦いだった。」
千冬「とにかく、この話は内密にここにいるヤツらだけでの情報共有としよう…」
立香「(しかし、黒い鼠の戦士か…まさかな?)」
しかしその話をC.C.が影から話していたことを俺たちは知らなかった。それから数分後…
C.C.「……」
千冬『アイツは『黒い鼠の戦士』に変身して彼らを止め、最後の力を振り絞って一夏を止めた……だが、白式を取り返すことが出来なかったのと、そのままアイツを逃がしてしまったんだ…』(回想)
C.C.「黒い鼠の戦士…先代二月は何を企んでいる?」
???「お前にしては珍しく考え事か?C.C.よ。」
C.C.「……」
???「なんだ?友の再会に喜びを持たないとはつれないではないか。」
C.C.「いつからいた。ギルガメッシュ。」
ギルガメッシュ「さっき学園の申請を終えたところだ。」
C.C.「なに!?まさか貴様、IS学園の生徒になるのか!アホなのか!ここはお前がいていい場所ではないのだぞ!なんでもかんでも武器をぶっ放すヤツが私も含めて2人もいたら大変になる!」
ギルガメッシュ「我がこの乙女だらけの学び舎で狼狽えるとでも?戯け、全て蹴落とすだけだ。」
C.C.「……エルキドゥも来ているのか?」
ギルガメッシュ「マスターが誰なのかは知らないがアイツは後から来る。それよりも我がここへ来たのはある調査をするためだ。」
C.C.「聖杯がないのにサーヴァントが召喚されてしまうことだろう?」
ギルガメッシュ「この件に関しては我も興味があってな?調べ物ついでに楽しんでやろうというのだ。」
C.C.「全く、貴様というヤツは…」
翌日…
俺たちの学園に新たな生徒がやってきた。というのもその生徒の大半は隣のクラスであるB組であるため、A組は静寂に染まりだしていたのだ。
だが…
ギルガメッシュ「はははははははは!雑種どもよ!愉悦は楽しんでおるか?」
「「きゃあああああああああああ!!!」」
なんとあの英雄王であるギルガメッシュが「UBWルート」と「HFルート」時の髪を下ろしライダースーツを着用した姿で転校してきたのだ。いや意味が分からない。なんだこれは…
C.C.「朝っぱらから騒がしい…」
マリア「B組は賑やかでいいわよねぇ…こっちのクラスもほとんどの女子がワラワラとあの金髪に迫ってくるわ…」
二月「ははははは……」
ちなみに、二月は先の出来事で織斑壱夏から織斑二月へと変わった。名前を壱夏にした理由は彼の本名を隠すためであったからだ。しかし今回の事件で隠すことが不可能になった為、元の名前に戻ることになったのであった。
タケル「てかアイツ、サーヴァントだよな?アイツのマスターはどこにいるんだ?」
C.C.「さぁな?まぁいいだろう。我々にはクラスの代表である二月がいるんだからな?」
二月「俺任せにするなよ。」
A組のクラス代表は結局あんなことがあったため決めるのに悩んでいたらしいが、二月が落とし前をつけるために自らクラス代表を名乗り出たのだ。
それを聞いた千冬さんはよろこんで了承し、彼を代表に選んだのだ。
二月「んで……B組のクラス代表は誰なんだ?俺が相手にしてやるぞ?」
セイバー「……フツキ、あれを。」
二月「ん?」
セイバーが指を指した方角を見ると、そこには見慣れない人物が2人も現れた。
???「はいはーい!もうそろそろ授業が始まるから、みんなは元のクラスに戻ってね〜?」
???「そうよ。アナタたちこのままじゃ千冬先生に出席簿アタックされるわよ?」
俺たちの前に現れたのは見たことがない人物…その2人に俺は心当たりがあった。
タケル「(あれって鏡音リンだよな?てか普通に声がボカロっぽくないし、寧ろ凰鈴音に近い…どうなってるんだ?そしてその隣にいるのは牧瀬紅莉栖…)」
二月「もしかして、お前たちがB組の代表か?」
楓「えぇそうよ?私は鏡音楓、彼女は…」
紅莉栖「牧瀬紅莉栖よ?よろしくね?」
ギルガメッシュ「楓は我のマスターだ。」
紅莉栖「悪いけど、クラス対抗戦の優勝景品は私たちが貰うからね?私たちの王様は甘い物に目がないから。」
ギルガメッシュ「その通りだ。セイバーよ。この戦いは我が頂くぞ?」
セイバー「くっ……セイバー、代理ですが今回の戦いは私に任せてください。」
二月「だけど!」
セイバー「ご安心を。必ず私が勝利を授けましょう。それにスイーツバイキングは私も目が離せないので。」
???「ソイツは困るな〜?」
「「!?」」
セイバーのセリフをそのまま否定するかのように割り込んだヤツが現れた。青髪赤目の男性に俺たちは心当たりがあった。
タケル&二月「(クーフーリン!)」
セイバー「ランサー……いや、今はクーフーリンと言った方がいいでしょうか?」
クーフーリン「ようセイバー、久しぶりだな?」
セイバー「久しぶりも何も、何をしに来た?」
クーフーリン「オレは紅莉栖のサーヴァントだからな?護衛で来るのは当たり前だろう?」
ギルガメッシュ「ということだ。我とランサーでお前たちの相手をしてやろうと言うのだ。喜ぶがいい雑種。」
エミヤ「それは見捨てられないな?」
そこへ割り込むかのように現れたのはアーチャー……英霊エミヤだった。
エミヤ「2対1は卑怯だ。ここは俺も混ぜて2対2といこう。」
ギルガメッシュ「いいだろう。
凛「二月……あれ…」
二月「ああ、たぶん俺たちの出番はないだろうな…」
こうして、クラス対抗戦はサーヴァント同士の戦いへと変わったのであった。それを見た二月と凛は「自分たちの出番が…」と言わんばかりの顔でガッカリするのであった。
次回
・サーヴァント同士のクラス代表戦とヒュージ迎撃戦
本当の主人公は?
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宮本タケル
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藤丸立香
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織斑二月
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識渋明神
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アラスター・トンプソン・樋口