転生して男の娘メイドになるそうです。…て、え!?  『問題児編』   作:楠木 蓮華

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魔王殺しの聖剣

ギフトゲームに勝利し、剣精霊の受け渡し式が始まった。

そんな物があるのかって?なぜか剣精霊には必要らしい。理由としては、剣精霊は普通の精霊よりも強力なためどこの誰が持っているかをたくさんの人達が知っている必要があるらしい。

 

「それでは剣精霊の受け渡し式を始める!」

 

オリエ様が壇上に立ち、声をあげた。

 

「さあ、ギフトゲームに勝利したもの、前へ!」

 

そして僕も壇上の上に上がる。

すると壇上に描いてあった召喚陣?から光が出て、目を開けるとそこには長い銀髪の少女がいた。

 

「君が?」

 

「はい、私が剣精霊のエストです。またの名を魔王殺しの聖剣(デモン・スレイヤー)と言います」

 

「へぇ~、魔王殺しとは、俺達にとっちゃ縁起がいいな」

 

「魔王殺し……確か……」

 

十六夜と黒ウサギが何か言っているがこの距離だと聞こえない。

 

「さあ、それでは契約を始めてくれ」

 

「はい」

 

僕はエストに近づく。

 

「えっと、どうすればいいの?」

 

「私の頭に手をかざしてください。そうすれば私が契約します」

 

「うん、わかった」

 

そして僕が手をかざそうとすると……

 

「空さん!!駄目です!!」

 

「へ?」

 

黒ウサギの声に振り向いた時には僕はどこかの空間だった。

 

「ここは?」

 

「ここは、私の精神世界です」

 

「精神世界…………」

 

「私がマスターを見定め、マスター足りうる者かどうかを見極めるのです」

 

「そんな話初耳だけど」

 

「当たり前です。私のマスターになるものが弱いならば切り捨てるまでです」

 

「そっか…」

 

でも、本当にそうなのか?本当にそのためにこんなことをしたのか?

 

「さあ、構えてください」

 

そういうと、少女、エストの手に星白によく似た剣が握られていた。

 

「その剣は?」

 

「この剣は言うなれば、私自身…これこそ魔王殺しの聖剣です」

 

「そうなんだ」

 

まだ理由は分からないけどとにかく今は向き合ってみるしかない!!

僕は星白を出した。

 

「!?…それはなんですか?」

 

「え?…僕が作った武器で星白って言うんだけど?」

 

「なんだか私と似ていますね」

 

「確かに少しね…でも君の方がきれいだけどね」

 

「ふぇ///」

 

あ、いきなりすごいこと言ってしまった!!

 

「ご、ごめん。いきなり」

 

「い、いえ///…」

 

あぁ〜、なんで僕ってこんなにさらっとすごいことを口走るんだろう…

 

えっと…とにかくこの空気を変えなくては!!

 

「それで…どうするの?」

 

すると、エストはっとした顔をして

 

「そ、そうでした…では」

 

エストは剣を構える…先程の可愛さが嘘のように重々しいプレッシャーを放つ

 

僕も星白を構え、エストと相対する…魔王殺しの聖剣と言うだけあってプレッシャーが凄まじい…だけど…僕には及ばない…そう感じる

 

「ふっ!」

 

エストが切りかかってくる

それをいなし続ける

 

それを続けているうちにさっきも感じた違和感をまた感じた

その違和感はなんとなく察しがついていた…

 

「貴方の力はその程度ですか…」

 

「まだまだだよ!」

 

星白にエネルギーを集め放つ

 

「きゃ!」

 

エストの近くに当てエネルギーを爆発させる

そうした理由?

 

それはもちろん

 

「チェックメイト…だね」

「っ!?」

 

星白をエストの首元に近づける…お察しの通りさっきのは視界を邪魔するためだ

 

「…わたしの負け…ですね」

 

「うん…」

 

「これでわかりました…貴女は私のます…」

 

今の貴方はどう考えても貴女だよね…

それよりも…

「君は本当に戦うことが目的だったの?」

 

「っ!」

 

ここからは僕のターンだね

 

 

 

 

 

 




すごい久しぶりの投稿です
この小説を楽しみにしていた人…いたかどうかはわかりませんが、お待たせしました

これからもゆっくりにはなりますが投稿していきます!
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