転生して男の娘メイドになるそうです。…て、え!?  『問題児編』   作:楠木 蓮華

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脱ぎます、男ですから。男なんですから。

あの後、黒ウサギはこの世界についていろいろと教えてくれた。

 

ちなみに内容はかなり長いので省略するけど……

 

でも黒ウサギはこの世界は面白いと言ってくれた、それだけで僕は満足だけどね。

まぁなんか隠してるみたいだけどそれは逆廻くんが突き止めるだろうし、僕の出る幕じゃないよね。

 

「そういえば、黒ウサギの1件で後回しにしていたが夜月は本当に男なのか?」

 

「「「それはとても気になる(ります)!!!」」」

 

「わ、忘れてなかったんだ……」

 

「忘れるわけねぇーだろ、かなり気になるからな」

 

「確かにそうね」

 

「すごく美人だし」

 

「あのお方に匹敵するかそれ以上か、私もこんなに美しいお方を見たのは初めてなので。男性なら尚更ですが」

 

「綺麗な黒髪に白い肌、目を引く蒼い瞳、これでもかというほどに整った顔立ちは当たり前のこと、男と言う割に引き締まった女特有のボディーラインはどこからどう見ても女だ」

 

「そ、そう言われるとどうかいしていいかわからないんだけど……」

 

「だから……」

 

逆廻くんは少しためてから言い放った。

 

「脱げ」

 

「は?」

 

「「「へ?」」」

 

「だから脱げ、ちなみに上半身だけでいいぞ胸があるか確認するだけだからな」

 

「この変態様!!なにを言うかと思えば脱げとはなんですか!!」

 

「あまりにデリカシーがなさすぎるわ!!」

 

「変態」

 

「ちょっとまてよ。お前ら普通に考えてみろ。男なら別に上ぐらい脱いでも大丈夫だろ。なにかあるわけでもないんだ」

 

そういうと、みんなが黙る。かなり正論だしね。

 

「わかった」

 

「「「夜月(くん)(さん)!!」」」

 

「たしかに男か女か証明するにはこれが一番手っ取り早いしね」

 

そして僕は服を脱ぎ始める。でも男でもあまり自分の体をジロジロ見られるのは恥ずかしいから、これだけは言っておこう。

 

「あ、あまりジロジロみないでね///」

 

「「「「!!??/////」」」」  

 

なぜかみんな顔を赤くしていた。

 

「どうしたの?」

 

「いや、わかったからもう着ていいぞ//」

 

「あ、うん」

 

「いくらなんでもあの顔であのセリフは反則でございます///」

 

「本当に///」

 

「うん///」

 

「えっと、とりあえず僕が男だってことは理解してくれた?」

 

「あぁ、まぁな」

 

「はい、いちようわかりました」

 

「えぇ」

 

「うん」

 

納得してくれたようでなによりだった。

女として見られるのはかなり心外だからな。

でも、自分でいうのもなんだけどかなり女みたいな容姿だから仕方がないと言えば仕方がないのかな?

でも、これから人と会うたびに誤解を解いていくのは苦労しそう。

 

そんな感じでこれからのことに不安をおぼえた。

 

 

「ではそろそろ案内致します」

 

黒ウサギが案内してくれるそうなのでついていく。

 

 

しかし、僕は油断していた。

 

ここは異世界。見知らぬ場所に突然連れてこられたようなものなのだ。

 

なのに僕は横切った鳥に目を奪われて、ついていってしまった。




今回で空の容姿について触れました。

とにかくものすごく美人なのです。


そして次回はオリジナルキャラが登場です。
でもストーリに深くは入ってこないかと

次回もよろしくお願いします。
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