転生して男の娘メイドになるそうです。…て、え!? 『問題児編』 作:楠木 蓮華
フェスとユリと別れた後、自然と森の出口に出れた。
どうやら迷わせていたのは本当だったみたい。
時間も止めてたから問題ない……と思う。
森から出ると目の前には……
『う、ぐっ』
倒れている蛇がいました。
あぁ~ここはたぶん数少ない原作の知識であった蛇神だったかな?でも気絶してるし、たぶん逆廻くんが倒した後かな?
とりあえず……
「〈
ナイフを作り出す。
「そして〈
ナイフに〈傷と疲労を癒す能力〉をつけて蛇神の体を少し切る。
すると、傷がみるみる治っていく。どうやら成功したみたい。
『こ、ここは』
「あ、目、覚めました?」
『確か我は小生意気な小僧がきてギフトゲームをして……』
「負けたみたいですよ。すいませんその小僧ですけど僕の仲間で」
『そうか、でもまさか神格を持つ我が負けるとは悔しいな』
どうやら負けず嫌いなようだ。
『それでお前は?』
「は、はい。あなたが倒れていたので治療をと」
『確かに傷は癒えているようだな。ありがとう小娘』
「どういたしまして。そして僕は小娘ではなく小僧の分類です」
『そうなのか!!すまない、あまりに見た目がな』
「見た目がアレなのはもう理解してるので」
『本当にすまない。それでお前も我にギフトゲームを挑みに来たのか?』
「あぁ、いえいえ。僕はみんなとはぐれてしまったので森から抜けたらここに。後、僕は夜月 空です」
『名乗られたからにはこちらも名乗ろう。我の名は白雪姫だ』
「へぇ~いい名前だね」
『///!?あ、ありがとう』
「それじゃあ僕は仲間探しに行きますので」
『あぁ』
「体、もっと大事にしてくださいよー」
『わ、わかっている!!///』
なんか顔真っ赤にして怒られた。 何故?
その後、歩きながら能力を使い、〈異空間を開く能力〉をナイフに付与して空間を切ってそこにさっきのナイフをしまった。これ、かなり便利です。きずくと大きな滝の前に来ていた。
そこには黒ウサギと逆廻くんがいた。
「あ、おーい!黒ウサギ!逆廻くーん!!」
「え?」
「あぁ?」
2人が振り返って、すると……
「夜月さん!!今までどこにいっていらっしゃったのですか!?心配しましたよ!」
「うっ!!ご、ごめん。僕もいつの間にかみんなとはぐれて迷子に……」
「そうですか、そういうことでしたら今回は不問といたしましょう」
どうやら許してくれたようだ。
「おい、夜月」
「ん?」
すると逆廻くんが怖い顔で言ってきた。
「その逆廻くんっつうのやめてくれねぇか?なんかこうムズムズするんだ」
「わ、わかった。それじゃあ思い切って十六夜とか?」
すると十六夜は笑って
「おう」
と言ってくれた。
その後、みんなが先にいってるらしいので黒ウサギについて行った。
「あの~夜月さん」
「なに?」
黒ウサギが暗い顔で目を見ながら言ってきた。
「実は私達のコミュニティは崖っぷちのコミュニティなんです」
それから黒ウサギの話が始まった。
今まで黙っていたことへの謝罪と、力を貸してほしいという願い。
今にも泣きそうな顔をしていた。
「はぁ~」
黒ウサギの体がビクッと震える。
心配そうな顔をしていた。
「そんな顔しないで、黒ウサギ」
「ふぇ!?///」
黒ウサギの体をゆっくりと抱きしめる。あれっ、僕結構大胆なことしてる?
「そのことはちょっと前に知り合いから聞いたから知ってたよ」
「そ、そうなんですか」
「うん、それでここにいるのが僕の答え」
「え?」
「僕はその話を聞いた時から、君達の手伝いをしたいって思ってたんだ。だから僕は君達のコミュニティを救ってみせる」
「よ、づき、さん。ありがとう、ございます!」
その後、黒ウサギが泣き止むまでずっと撫でてあげていたが、なんかこう、女じゃないけど母性が刺激された気がする。
「すみません。情けないところを///」
「気にしないで。人生、ギブ&テイクだからね」
「それにしてもずいぶんとお熱いことしてくれんじゃねぇか」
「そうだね。少し恥ずかしいかも」
「でも、とても暖かかったのです///」
「はっ、あち~あち~」
「はぅ///」
「こらっ十六夜、あまり黒ウサギをイジメないの」
「はいはい」
「もう!!十六夜さーーーん!!」
「ヤハハハッ!」
十六夜が逃げ、黒ウサギが追う。そんな2人を僕が追いかけながら目的地に向かって行った。
こんな感じもいいな、と思いながら。
少しストーリーに戻りましたが、やはり話が進みにくいです。
ちなみに白雪姫との会話ではずっと蛇のままなので顔を赤くしている蛇ってどうなんだろうと思いましたが、そこら辺は、あまり気にしないでください。
それでは次回もよろしくお願いします。