『俺様を手にして、お前は何をする?』普通に生活したい   作:ゲーム最高

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幻界魔剣ベリアロクと鬼滅の刃クロスオーバーです。


鬼滅の刃無限列車編見てきました。正に神映画です。主題歌も最高です


その魔剣を手にした時、青年は普通にしていたい

 

 

いつも通りゲームしていて寝落ちしたら真っ暗な空の下で目が覚めていた。

 

 

おかしいと思った。普通ならベッドで寝てて自分の部屋で起きるのが常識だと。しかし、俺はなぜか外にいた。

 

 

これは夢だ。そうに違いないと思い頬を思いっきりちねったがとてつもなく痛い。夢だと思っていたんだが、如何やらガチの現実らしい。ならば、俺は誰かに誘拐されこんなところに捨てるのが目的な誘拐犯の仕業なのか?いやいや、幾ら誘拐犯でもそんなことする奴はいないと思うな。大抵誘拐というのはお金目当てが主流だって聞いてるし……、てかさっきから右手に何か重み感じるな。

 

 

……ん?なにこれ黒いサーベル状の剣の玩具かな?いつの間にこんなモノ買ってたんだこれ?しかも鍔の方に顔付いてるし、気持ちわる……

 

 

 

 

『俺様を手にしてお前は何をする?』

 

 

 

 

何か喋ったし、どっかに電池入れて動いてんのかなこれ。腹話術みたいに口動かしててめっちゃ面白いんだけど

 

 

色々な事だらけで混乱しそうになったが、とりあえずジーっとしててもどうにもならないのでどこかへ移動しよう。そう思った矢先に……

 

 

 

突然身体が勝手に動いた。しかも持っていた黒剣玩具の方向にだ。えっ?これ勝手に動く玩具なの?流石にそんなの聞いたことないんだけど

 

 

と思っていたらさっきまで俺がいた場所に人が降りてきた。と言うよりはちょっと昔風の着物を着込んでいてグロテスクで、少々血が染みついている。そしてその顔はまさにハロウィンに出てきそうなアクセサリーを付けている。お菓子くれないと悪戯しちゃうぞ的な事言われんのかなと思っていたが「ちっ、あと少しで食えると思ったのによ」「まぁいい。じっくり甚振ってからいただくとしよう」とかいいながら両手の爪を尖らせてライオンのように飛び掛かってきた。

 

 

ハロウィンなんて比じゃなかった。ガチで殺しにかかってきている。まだ目覚めて数分しか経っていないというのにもう死亡確定。

 

 

なんて思っていたが、またもや黒い剣(玩具)に引っ張られて何とか攻撃を回避した。またこの玩具に助けられたな。一応ありがとうとお礼を言うと今度は

 

 

 

『死にたくなかったら俺様の話を聞け』

 

 

あれ?この玩具喋るだけのタイプかと思ったらこの状況を把握してやがった。

 

 

『もう一度聞く。俺様を手にしてお前は何をする?』

 

 

急にそんな何をするって言われてもなぁ。ファンタジー的な展開になってしまったが今はそんな考えている暇はない。目の前に鬼が迫ってきており咄嗟に浮かび上がったのは

 

 

 

――普通に生活していたい

 

 

それしか思い浮かびあがるモノがなかった。俺がそう答えたら玩具は

 

 

『フハハハハハハ!!!未熟!お前は未熟すぎる!』

 

 

っていきなり心が刺さる事を言われた。やっぱ一瞬で思いついたのを言ったのがダメだったのか。……しかし

 

 

 

『だからこそ、いつか大きくて"面白いモノ"を斬るかもしれん。それを見てみたくなった。……さぁ、俺様を手に取れ!』

 

 

 

何とかなったのかな?もう手に取ってるんだけどね。

 

取り敢えず、俺はこの玩具に引っ張られて化け物に接近する。その時のスピードがジェットコースター並みの速さで一瞬意識を失いかけた。

 

 

 

そして気が付いた時には、化け物の身体はバラバラに切り裂かれていた。

 

 

 

やば!!俺人を斬り殺した!?というか玩具にしては切れ味が良すぎやしねぇか?最早玩具ですらなくなってきているよこれ。

 

人を殺してしまったことにパニくりそうになっていたが、斬った首が喋って俺を罵倒してきた。「畜生!鬼狩りでもないのに何故だ!?こんな餓鬼に斬られるなんて」とか言ってきて「ヒヒヒヒ、しかし残念だったなぁ!日輪刀でない限り俺を殺すのは不…可能……は?」と言っている間に身体の肉片が破れた紙の様に崩れてきている。え?なにこれどういうこと?

 

最後に残ったのが顔だけになって「くそ!俺はこれから十二鬼月になる予定だったのに!!」と言い残して消滅していった。

 

 

 

 

 

 

 

今いる場所が分からないので町に赴き、色々調べた結果…ここ大正時代の日本らしく某戦国ドラマ風に言えば「俺はタイムスリップとやらでこの時代に来てしまった」と言う形になる。

 

よくよく見ると皆朝ドラで出てきそうなレトロ風な感じだったから、最初は撮影かなにかと思ったらガチの大正時代。大事なことなので二回言いました。

 

 

因みにこの剣の名前は「幻界魔剣ベリアロク」っていう名前らしい。厨二っぽいなと思ってたけど自ら名乗ってたからね。俺はベリアロクさんって呼んでる。何でさん付けかって?いや、この人にだいぶお世話になってるからね。化け物に追っかけまわされた時、何度も助けてもらってるからかな?

 

 

けど、ベリアロクさんに強制的に振り回されているせいか俺は病気にでもなってしまったのか、川でベリアロクさんと魚を焼いて、水を汲みに行ったとき俺の額の左側に紫っぽい痣ができていた。これをベリアロクさんに話すと

 

 

『フハハハハハハ!本当にお前は面白い!いつか大きいものを斬る日が近いかもしれん!』

 

 

笑いながら、山菜をむしゃむしゃと食べていった。いやいやいや!!この先不安しかないんだけど!!

 

 

心配する俺だが、更に不幸が訪れてきてしまった。なんと、人の身体が透けて見えるようになっていた。わかりやすく言えば内臓がはっきり見えており骨や血の流れなどもリアルで見えた。初めて見たときは嘔吐してしまったが次第に慣れてきて普通に時の流れと共に過ごしていた。





続くか分からないっす。


主人公の名前もまだ決めてないです
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