『俺様を手にして、お前は何をする?』普通に生活したい   作:ゲーム最高

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お前が俺様(俺様達)に挑もうなんざ二万年早い

破壊殺 空式(くうしき)

 

 

アカザが何もない虚空で拳を放ってくる。相当距離があるのに意味なんてあるのか?   

 

と思っていたらベリアロクさんが動き、それに振られていく。何か斬ったような感触があるのは何故だろうか?

 

 

『空気を殴りつけぶつけてくる技。簡単に言えば空気砲みたいなモンだ』

 

 

なるほど、某国民的アニメに登場する猫型ロボットがよく使うアレのことか。それにしても見えないのによくベリアロクさん見切れたね。……っとそんなこと話してたらアカザが怒涛のラッシュで俺に襲い掛かってきた。

 

 

 

「今まで"柱"を何人も殺してきたが、お前の様な不思議な剣術を使う奴はいなかった!!」

 

「そして、俺の誘いに頷く者もいなかった。何故だろうな?同じく武の道を極める者として理解しかねる。選ばれた者にしか鬼にはなれないというのに」

 

 

戦いながら会話するなんて十分余裕持ってんね。その人達が頷かない理由はわかるよ。

 

 

ベリアロクさんを振りまくってアカザの攻撃を対処していく。てか何時間戦ってんだろうな?少なくとも三時間は超えてね?だって月も隠れてきてるし、それよりスタミナ切れしない俺の身体がおかしくなってきている。それもベリアロクさんを握り始め、変な痣ができてからだ。本当に俺の身体どうなってんの?

 

 

 

「夏樹。鬼になろう。お前は選ばれし強者だ」

 

 

 

鬼にはならねぇっての。あんなブサイクな顔になんてなったら絶対嫌われるし…… 何が選ばれし者的な言い方してんの?アニメの見過ぎじゃね?

 

 

 

「誘いは却下」

 

「ならば、何度でも言おう。鬼になれ!夏樹」

 

 

 

『おいナツキ。次に奴の攻撃がきたら俺様を翳してスイッチを長押ししろ』

 

 

「えっ?」

 

 

『あの五月蠅い口を黙らせてやる』

 

 

何か秘策を考えたようだベリアロクさんは。俺はその案に乗ってアカザが次の攻撃を出すまでタイミングを見計らう。

 

 

「このまま戦い続ければ、動かなくなり死んでしまうぞ夏樹。そうなる前に鬼になれ」

 

「しつこい男は嫌われるよ」

 

 

ほんとしつこすぎるよな此奴。そのしつこいさが嫌だから断られるんじゃないの?

 

 

 

「残念だよ。夏樹……鬼にならないというのなら、若く強いまま――死んでくれ」

 

 

 

指示されている通りにスイッチを長押しする。

 

 

『フンッ!!ヌゥア!!ハァ!!フッフッフッフ……』

 

 

あれ?ベリアロクさん?こんな時に笑ってどうしたんだ?思い出し笑いでもしてんのかな?

 

 

『デスシウムスラァァァァァッシュ!!』

 

 

いや必殺技か―――い!!!紛らわしいわ!  

 

スイッチを押しながら腰を深くして構えをとる。向こうも同じように腰を深くしている。恐らく大技に違いないだろう。

 

 

「術式展開 破壊殺・滅式(めっしき)!!!」

 

 

 

 

紫色の槍状の光と抜き手の一撃が森全体に響き渡っていく。

 

 

 

 

 

 

 

その様子を見ていた鎹烏はその身が震えていた…。

 

偶々、ここを徘徊し飛んでいた一羽の烏は巨大な物音が聞こえすぐさま駆けつけたものの鳥の視界に映っていたものは想像を絶するものだった。これまで目撃がなかった【上弦の鬼】と対峙する一般人。しかも鬼殺隊でもないのに互角以上に戦っているのだ。上弦の鬼は鬼殺隊最高戦力でもある"柱"数人がかりで漸く互角に戦えるほどと言われており、また上弦の討伐記録が未だに残されていないのだ。

 

この光景を目に焼き付けた鎹烏は急ぎ飛びで自分の拠点まで飛び去り、即刻に伝えに行く

 

 

 

―――鬼殺隊に希望の光が見えてきたのだと……  





「読者共よ。我が名はベリアロク。今回は俺様が放った必殺技を紹介していこう」



デスシウムスラッシュ


"突き"versionだな。だがこの刃に俺様の闇のエネルギーを増幅させドリル状のモノとし、標的を穿つ。
今回喰らったあの猗窩座とか言う奴の身は無事じゃすまされねぇだろうな。フッフッフッフッ


次回も楽しみにしているがいい
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