『俺様を手にして、お前は何をする?』普通に生活したい   作:ゲーム最高

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あ、ありえない。こんなことあってたまるか!何故語彙力もなく書いた作品がこんなにも人気があるんだ!?


しかもオレンジバーだし!!!


これは夢だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!


夢なら覚めてくれェェェェェェェェェ!!!!!


(正直嬉しいです)


その魔剣は鬼をも喰い潰す(ご賞味ください!奴の身を!)

 

 

「ぎゃああぁぁぁぁーーーッッッ!?」

 

 

どうも春川夏樹です。今絶賛鬼を叩き斬っております現在位置はよくわからない山です。ベリアロクさん曰くここにはたくさんの鬼がいるらしく沢山斬りたいと言っていたのでここに来ました。

 

 

『フハハハハハハ!!楽しいな!夏樹!』

 

ベリアロクさんは超ご機嫌がいいです。目の前に鬼がいればすぐさま斬りかからんとします。

 

 

「く、くそ!!人間にもこんな化け物がいたのか!?」

 

「も、もう駄目だ……勝てるわけがない」

 

 

おお……ベリアロクさんを見て戦意喪失している。そりゃあそうだろうな何ヶ月かベリアロクさんと一緒にいるからわかる。この()常に刺激的な相手を斬る事を常に求めてるからベリアロクさんの力を目の当たりにすれば逃げるわな。

 

 

『夏樹!一匹も逃すな!確実にぶった切るぞ!』

 

 

わかりました!!ここからかなりの距離で鬼が逃げて去ろうとしているがベリアロクさんなら余裕でしょう

 

 

 

『フン! ヌゥア! ハァッ!

 

デスシウムスラァァァァァッシュ!!』

 

 

 

持っていたベリアロクさんを左右斜めに振る。

そこには紫色に輝く斬撃の軌跡だけが残っており最後に思いっきりもう一度縦に振っていく。描いた軌跡は斬撃として飛んでいき逃げている二体の鬼を×状に斬り裂いていった。

 

 

「がああぁぁぁぁぁぁ――――ッッッ!?」

 

 

「ゴフッ!?斬られた!?だが、残念だったな!日輪刀で頸を斬らない限り俺達を殺すことなんz」

 

 

あのごめんなさい。それ何度も聞きました。そう言っておきながら二体の鬼さんは「ありえないありえない」と懺悔しながら散り散りになって消えさった。

 

 

『おい!夏樹。まだまだ面白い鬼が斬れそうだ。ここらの鬼ども全部俺様に斬らせろ!』

 

はいはい。というか鬼を斬れるのベリアロクさんしかいないから全てベリアロクさんに任せます!!そうと決まればさっそく……

 

 

 

 

「あ、あの!!」

 

 

ん?後ろから声がかけられたので振り向くとそこには着物着て刀持ってる数人の男女達が此方に話しかけてきた。

 

「ありがとうございます!!あなたのお陰で助かりました!」

 

「アンタがいなかったら俺たちは今頃あの鬼達に殺されてた」

 

 

ありがとう・感謝します。そう言った声が何度も夏樹の耳に入ってくる。いやね……俺はベリアロクさんの言うとおりに斬っているだけであってただ単に普通に生活したいが為よ。

 

だけど、何だろう。すごいお礼の事を言われてニヤケが止まりませんな~。グヘヘヘヘヘヘヘ

 

 

「あんたに助けてもらったこの命大事にするよ!」

「最終日までお互い生き抜こうな!!」

 

 

最終日?はて?なんの事だ?見るからに服装とかがボロボロ、泥でかなり汚れているように見える。様子から察するにこの人達は合宿でもやってんのかな?生き抜こうなんていっているから恐らく死ぬほどのきつい合宿やってんだろうな~

 

そう考えていたら刀を持ってた人達は遠く離れていっておりこちらに向けて手を振っていた。俺も手で振り返して次の鬼を斬る為ベリアロクさんに引っ張られていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「狐小僧。今は明治何年だ?」

 

「鬼に答える義理はない。」

 

狐のお面を横につけ宍色の髪を持ち、口元から頬にわたって大きな傷がある。その少年の名は「錆兎」相迎えるのは巨大な体躯に何本もの太い腕がまとわりついた鬼。ニタリと微笑みながら

 

 

「お前中々強いなぁ。鱗滝の弟子に今までお前のような強い奴はいなかった。」

 

「何故鱗滝さんの名前を知っている?」

 

「知っているさぁ!何せ俺を捕まえたのがあいつだからなぁ!今でも忘れられない。アイツがまだ鬼狩りだった頃…江戸時代の慶応だ。俺を生け捕りにしこの山の中に閉じ込めやがったんだぁ!!」

 

 

そう叫ぶと"手鬼"は指を折って何やら数え始めた。

 

 

「十一…。十二…お前で十二人目だ。」

 

「なんの話だ?」

 

「俺が喰った鱗滝の弟子の数だよ。アイツの弟子は皆喰い殺してやるって決めてるんだ。」

 

 

 

その言葉を聞いた途端彼の中でピキンと何かが割れた……それに呼応するように刀を持つ手がギュッと強く握りしめられる。

 

 

「目印なんだよ。その狐の面がな。鱗滝が彫った面の木目を俺は覚えている。アイツがつけていた天狗の面と同じ彫り方"厄除の面"と言ったか?それを付けているせいで皆喰われた。そいつらは俺の腹の中。鱗滝が殺したようなもんだ」

 

 

嘲笑いながら話を続けた。

 

 

「クックックック…これを言えばあいつらは皆即座に斬りかかってきやがった。そう言う奴らを幾度となく殺してきた。今回も鱗滝の弟子を殺すことが出来るとはなぁ。またあいつの弟子を自分が殺してしまった責任に押しつぶされる姿が目に浮かぶぞぉ」

 

「貴様ァァァァぁああああああ!!!!!!」

 

 

錆兎はこれ以上聞くのが耐えきれなかったのだろう。身内が鬼に殺されて孤児だった自分を家族のように引き取ってくれた恩人を侮辱されるのは我慢ならない。

此奴だけは絶対に許さない。そう溢れんばかりの怒りと共にシィィィと呼吸する。

 

 

ーーー全集中・水の呼吸 壱の型 水面斬り

 

 

"全集中の呼吸"と呼ばれる著しく増強させた心肺により一度に大量の酸素を血中に取り込む事で、瞬間的に身体能力を大幅に上昇させる呼吸法である。また呼吸の基本となる剣術の流派は五系統存在しており彼はそのうちの一つを使っている。

 

怒りの感情が露わになっているせいか精神に乱れが生じてきている。それがどうした?鬼を目の前にしてやることは一つ。確実に頸を斬る…………それが本当に可能ならばの話だ。

 

 

彼はこの七日間、一緒に"最終試験"に臨んだ兄弟弟子とは違う場所の鬼をほぼ一人で殲滅してきた。助けを求める声が聞こえればすぐに駆け付け鬼を斬った。しかしそれを続けていたせいで刀の耐久力が落ちていきとうとう限界を越えてしまった。鬼の頸をそのまま叩き斬ろうとした途端、パキンと刀が折れてしまった。

 

(ッ!?しまった!?)

 

 

当然その隙を見逃さんと手鬼は不気味な微笑みを浮かべながら突いて錆兎の身体を掴んだ。

 

 

「グッ!?があぁぁ!?」

 

「はははははは!!!見ているか!鱗滝ぃ!お前のせいでまた弟子が食われてしまうぞ!はははははははは!!!!」

 

 

 

(くそぉ!くそぉ!すみません……鱗滝さん貴方と交わした約束を守る事が出来ず俺は駄目な弟子です…)

 

彼の脳裏に映るのは共に鱗滝の元で修業した同期。それらが走馬灯のように見えてきた。

 

 

(義勇…真菰…すまない)

 

 

心の中でそう語りながら彼は瞼を閉じようと何もかも終わったと確信してから瞼を閉じる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……はずだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ッッッ!?」

 

 

 

「うぅん?どうしたぁ?そんな"目を見開いて?"…あぁ!そうかぁそうかぁ!!これから死ぬのにあの世で待っている鱗滝の弟子達がもう迎えにきてくれたのかぁ。

 

よかったなぁ?

 

ハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!」

 

 

手鬼は錆兎が怖がっている理由を"勝手に解釈"して一人笑いながら面白半分で後ろを振り向いた……

 

 

 

 

 

 

 

「え?」

 

 

"ソレ"を見た途端手鬼の掴んでいた手は滑るように錆兎を地面へ落としていた。なぜか?

 

錆兎は目を見開いていたと手鬼が言っていたがそれは全く持っての勘違いだ。彼が目を見開いていた理由は

 

 

 

 

 

 

 

先程から手鬼の後ろに巨大な黒い顔のようなナニカが此方を見ており口のような部分が大きく開いた光景が見えていたからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

その巨大な黒い顔は手鬼を狙っているのか飲み込もうとしている

 

 

 

「アァアアア顔がぁ!!!顔があぁぁぁぁぁぁぁぁ―――ッッッッ!?」

 

 

『フハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!』

 

 

逃げようとするも既に手遅れ。巨大な黒い顔は笑いながら手鬼を丸吞みにして肉片残らず噛み砕いた。

 

 

これが手鬼の最期となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、なにが起こっ……て」

 

錆兎はいま起こった状況が理解できなかったのかゆっくりと瞼を閉じてその場に倒れこんでしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれが最後の一匹でしたか?ベリアロクさん?」

 

『あぁ。これでここらの鬼は全部ぶった切った』

 

「にしてもびっくりしましたよ。振ったらでかいベリアロクさんの顔が出てきましたもん」

 

『フハハハハ、まだまだこんなもんじゃないぞ?それにしてもあの鬼。散り際も面白くないせいか味がイマイチだ』

 

「えっ?あれに味とかなんてあるんスか?」

 

『ああ。まだ野菜の方が断然マシだ。そんなこと言ってたらなんか食いたくなった。』

 

「それじゃあ、"おでん"にでもしません?最近美味しいおでん屋見つけたので」

 

『中々旨そうな響きだな。面白い食ってみるか』

 

 

そう会話しながら一人と一本の剣は山に住まう鬼達を殲滅させ、その後の夕食を存分に楽しんだ。







『読者共よ。我が名はベリアロク。今回もこの作品を読んでくれたこと感謝する。

そういや夏樹の額にある痣。どんどん濃くなってきたな。25で死ぬという運命が決まっているらしいが、あいつがそう簡単にくたばるはとは思えんな。何せ俺様の使い手だからな。

フッフッフッフ今後ももっと面白いモンが斬れそうだ!!』




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