『俺様を手にして、お前は何をする?』普通に生活したい   作:ゲーム最高

8 / 9



ベリアロク『読者共よ。待たせたな。
今回は作者が寝る時間を削って仕上げてくれた。
どうやらこの作品の評価バーが赤色になったのがトリガーになったのだろう。そして一時的だがランキングで20位を獲得した。これもこの作品を読んでくれた読者共のお陰だ。感謝するぞ』



☆10の評価をしてくれた
ただの歩兵さん。 我が魔王の下僕(ウィザードが好き)さん。 受付のヒロインさん。


☆9の評価をしてくれた
木偶の坊さん 残念無念で不書感想さん 明日のやたからすさん アッガイ最強説さん ジャギィさん 竹林にひっそりと生えてる筍さん HIGHレボリューションさん ファントム・セルさん ルーンナイトさん 桃色レンコンさん カイジ脱出してるやさん 土管工事の赤帽子さん とらとらとらとらとらさん  hnzrさん


☆8の評価してくれた
佐山RXさん 河童ドキヤさん ぜろ2130rさん 



☆5の評価をしてくれた 路徳さん 


☆4の評価をしてくれた ケチャップの伝道師さん


☆3の評価をしてくれた bennetさん 七五さん 


☆1の評価をしてくれた Sobekさん 山山山田さん



皆さまのお陰でとてもいい作品が作れてきました。文才力のない自分ですがこれからも見てもらえたならと思います。  


閑話・最終選別を終えたその後………

 

 

 

春川夏樹が藤襲山を去ってから数日が経った。夏樹はここで見かけた少年少女達が汚れているのを見て合宿と認識していたようだが実際は違った。

 

ここで行われていたのは"最終選別"と呼ばれる鬼殺隊への入隊試験である。藤の花が年中咲いている藤襲山で行われ、藤を嫌う鬼が十数人ほど閉じ込められており突破の条件は、そこで七日間生き抜くこと。

 

 

本来ならばこの選抜は多数で挑む者が多いが生き残れる者が非常に少ない。基本的に片手で数えられる程度の数人しか帰ってこれず、大抵は鬼に食われてしまうからだ。

 

そして生き残っても全身ボロボロで瞳に光が灯っていない子達が結構多くここで生き残っても鬼殺隊士を諦め隠になる事を選ぶ人もいればそれすら辞めてしまう子もいる。

選別で生き残った事を互いに喜び合う事はせず、黙ったまま帰るのが当然だった。

 

しかし今回は違った。

 

今回の最終選別にて誰一人欠けることなく、目立った怪我もない。あるとすれば服装が泥で汚れたくらいだ。こんなことは本来ならばあり得ない。

 

 

 

産屋敷あまねは驚きながらも騒いでいる子供たちを微笑ましい表情で眺めていた。今年は運がいい方なのか頭の中でよぎったがそんなことはどうでもいい。今は生きていてくれて良かった。そう思いながら何か話をしている子供たちに耳を少し傾けた。

 

 

「俺!あのお兄さんに助けられた!額に紫色の痣があるお兄さんに!」

 

「俺も俺も!!」

 

「私も!鬼に殺されそうになった所を!」

 

「ていうかあの人最終選別の集合の時にいたっけ?」

 

 

 

「お兄さん」「背の高い人」など…最終選別に全員生き残った子供たちの中ではその話題で持ちきりだ。

それを聞いていたあまねは思わず耳を疑った。頭の中で七日前まで遡ったもののそんなに背の高い人と思わしき人物はいなかった。

 

最も引っかかったのは「額に紫色の痣」というものだ。どこかそれに聞き覚えのある単語だとあまねは思い考え始めた。

 

 

 

 

「ったく…もう泣くのやめろよ義勇。男だろ?」

 

「だってぇ…錆兎一人で向かったからぁ……」

 

「でも本当に良かった。錆兎が無事で」

 

 

錆兎に抱き着き涙流してい長い髪を後ろに束ねた年相応の顔を持つ兄弟弟子でもある"冨岡義勇"と呼ぶ少年。それを見守るのは二人と同い年と思われる花柄の着物を着て、錆兎や義勇共にに厄除の面を身に付けている可愛らしい少女"真菰"。彼女も鱗滝の弟子でありこの最終選別にて見事生き残った。

 

 

「皆…紫色の痣を持ったお兄さんに助けられたことに対してすごい盛り上がってるみたいだね」

 

「真菰も義勇もその人に助けられたのか?」

 

「うん。複数の鬼に囲まれてもう駄目って思ったんだけどその人が助けに来てくれてあっという間に全部やっつけてくれたの。お礼は言いそびれちゃったけどね」

 

 

「俺も戦闘中に足を挫けて鬼に殺されそうなところを助けてもらった…お礼は言えなかった」

 

「錆兎もその人に助けてもらったの?」

 

 

 

「い、いや…俺は」

 

 

錆兎は何か言いたげだった。

これは言っていいことなのかと戸惑ってしまう。

 

あの時起こったことは幻だったのか?もしそうだとしたら自分は今ここにはいなかったであろう。信じてもらえない話かもしれないがこの二人ならばと思い自身の身に起こった事を話した。

 

 

 

 

………

 

 

 

 

先ほどから「額に紫色の痣を持つ剣士」についてどうも引っかかってたあまねは頭の中でずっと考え込んでいた。聞き覚えのあるような単語を思い出そうにも思い出せない。

 

無理に思い出さなくても良いのでは?今は騒いでいる子供たちが全員生き残っているのだからそれだけでも良しとすればいい……と別の考えが浮かんできた。そちらに考えるのは後にしよう。そう決めて乗り移ろうとした時だった。

 

 

 

 

 

 

「でな!その人は"黒い刀"で凄い数の鬼達を一気にスパパッッン!!って斬ったんだぜ!」

 

「俺も見た!凄かった」

 

「私も!かっこよかったなぁ~」

 

 

"黒い刀"そう聞こえた時、あまねの頭の中にピキンと電気が走ったような感覚に襲われた。同時にある記憶が頭の中によぎり再生される。

 

 

 

 

 

――上弦の鬼と互角以上に戦っている一般人を徘徊用の鎹烏が目撃したらしいね。けど事実かどうかは分からない。

 

 

――鎹烏の目撃情報によると額に紫色の痣があって黒い刀を持っていたらしい。

 

 

 

――もしこれが真実ならば鬼殺隊にとって鬼舞辻無惨を倒せる唯一の希望かもしれない

 

 

――事実だったら嬉しいな。

 

 

 

 

数か月前に自身の夫"産屋敷輝夜"がその一般人の事を口にしていたのを思い出した。だが、当時は一般人が上弦の鬼と互角以上に戦っていたというのは信憑性が欠けている。そんな夢のような出来事はあるはずが無いと鎹烏の見間違いではないかと疑われていた。

 

 

しかし今の光景を見てこれでも嘘かと言えるだろうか?

全員生き残って帰ってこれた子供たちは皆口そろえて「紫色の痣がある黒い刀を持った青年」に助けられたという話で盛り上がっている。上弦の鬼と互角以上に戦える一般人ならこの場で受けていた子供たちを全員助けることができてもおかしくない。

 

そして幾度も耳にした"紫色の痣"。歴代の柱でもたどり着けない領域にその剣士は既に立っているという事になるのか?

 

 

あまねはその人の特徴を詳しく聞き込み、一刻も当主である輝夜に報告しなければと行動を開始した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋台のおでん屋にて

 

「あんちゃん凄い食うね!」

 

「まぁ…結構お腹空いてたんで」

『おい、夏樹。俺様は大根とがんも煮だ。食わせろ』

 

此方は藤襲山から遠く離れた町にて、おでんの屋台で食事を楽しむ夏樹とベリアロク。





ベリアロク『読者共よ。我が名はベリアロク。今回もこの作品を読んでくれたことに感謝するぜ。

前書きで評価してくれた読者共に俺様からの一言言わせてもらおう。



















寝る前に歯を磨け!!デスシウム歯磨き!!!』

これの番外編みたいなっていう人

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