機動幻想郷戦士 ガンダムを駆る者   作:fladra

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社会人となり、不定期更新も更に不定期になる……ような今日この頃、戦闘描写出来ない……と内心orz


第一話

第一話 楽園の素敵な巫女

 

「暇ねぇ……。」

私こと博麗 霊夢は境内の掃除をしながらそう呟いた、いつもなら博麗神社の縁側に座ってお茶でも啜っているだろうが先日の紅霧異変の後、多少(数人)は参拝客が来るようになったので少しは神社を綺麗にしようとしている、しかし、あれ以来何も起こらず、起こったら起こったで解決するのがだるいのだが、どうやらスペルカードルールに参加しようとしない妖怪は紫が【お仕置き】しているらしい、それが影響してか、妖怪等が何もしてこないらしい、結局のところ、何も起きないので

 

「暇ねぇ……。」

 

もう一度呟いて掃除をする。すると、

 

「ぉーーい、霊夢ぅ~!」

 

と空から声が、彼女は境内に着地すると乗ってきた箒を手に持ち私の方に近づいてきた、

 

「はぁ、なによ魔理沙。」

 

「なによとは何だぜ、お前が掃除なんてしてるから気になったんだぜ?」

 

彼女、霧雨魔理沙はそんな事を言う、

 

「私が掃除してるのがおかしいの?」

 

「あぁ、面倒くさがりのお前を知ってる私からすれば十分おかしいぜ。」

 

「魔理沙は私のこと何だと思ってるの……、私だって掃除位するわよ。」

 

「だから、掃除するようになったのは何でかって聞いてるだぜ。」

 

「別に……暇だったから。」

 

まぁ、別に嘘はついてないわよね。

 

「ふぅーん、そうなのか、私はてっきり好きなやつでも出来てそいつがくるのかと思ったぜ。」

 

「何を言ってるのよ……。」

 

「冗談だぜ。」

 

へへっ、と笑う魔理沙。

 

「魔理沙、そんな人出来るわけないじゃないの、夢想封印でも食らいたいの?」

 

魔理沙の一言に夢想封印のスペルカードを構える私。

 

「おっ、そっちがその気ならやろうぜ!」

 

そう言い、持っていた箒に跨がる魔理沙、私も空へ飛ぼうとしたとき、

 

「あの~、ここ博麗神社ですか?」

 

と、神社の鳥居近くから声が、そっちを見ると、身長は私より頭一個分くらい上、年は私や魔理沙と同じ位、髪は茶髪、顔は私でも、こう、少しカッコいいと思う男の人がいた、

 

「えぇ、ここが博麗神社よ、貴方はもしかして参拝の人?そうだったらお賽銭箱はあそこよ。」

 

と、さりげなく?お賽銭を要求、すると、

 

「いや、ごめん、参拝……じゃないんだ。」

 

と、男の人は私に謝る、

 

「どうしたんだぜ霊夢?はっ!もしかしてさっきの話が本当になっちゃったのぜ?」

 

「そんな訳ないでしょ、いいから早く上で待っときなさい、ぶちのめしてあげるから。」

 

「おぉ、怖い怖い、でも勝つのは私だぜっ!」

 

そう言い、空に舞う魔理沙、少しばかりお仕置きが必要かしら?と、手に持っている箒に力が入る、

 

「あの~俺はどうしたら?」

 

いけない、忘れてた、そういえば参拝客(?)が居たんだった、でも魔理沙を早く黙らさないといけないし……

 

「貴方、私に話があるんだったらすこし神社に入って待っていて、今からあの馬鹿を黙らせてくるから。」

 

そう言うと、男の人は空にいる魔理沙を、ちらりと見て。

 

「オーケー、分かった。」

 

と、男の人は言い神社へ向かう、あそこは多少の攻撃でも傷つかない結界が張ってあるし、大丈夫でしょう。

そう思い、空へ飛ぶ。

 

「話は終わったのか?待ちくたびれたぜ?好きなやつとの会話が楽しかったのか?」

 

「だ~か~ら~、私に好きなやつなんているわけないでしょう?あの人とは初対面よ初対面。」

 

と答える。

 

「じゃあ私が勝ったら霊夢の恋愛事情とか色々教えてもらうぜ。」

 

「はいはい、じゃあかかってきなさい。」

 

好きな人か……いままで考えた事なかったけど、さっきの人は顔を見て少しカッコいいと思ってしまった、まぁだからどうという事ではないのだが。

 

「へへっ、それじゃあいくぜっ!」

 

そう言うなり、魔理沙は弾幕を張りつつ突っ込んできた、それを回避した私はスペルカードを構え、魔理沙との弾幕決闘を開始した。

 

ーーーーー

 

おぉすげぇ、あれが弾幕か!ブライト艦長も納得の弾幕だ。

ガンダム好きである俺の初めて見る弾幕勝負の感想はこれだった、妖怪をモビルスーツの格闘技(笑)で倒した後、歩き回った結果、この博麗神社の長い階段にたどりついた、それを上りきると(全然辛く無かった)画面の中でしか見たことがなかった、博麗霊夢と霧雨魔理沙がいた、ちょと原作キャラとの出会いに興奮しつつ、話し掛ける、すると、霊夢の方はさりげなく、というか大胆に賽銭を入れるように言ってきた、その後、何か魔理沙と話して、神社へ向かうよう言われた、そこで待とうとしたら、この弾幕勝負が始まったのだ、魔理沙は星形の弾幕を打ちまくり(すごく綺麗)霊夢はそれを全て見切ったかのように避ける、一瞬ニュータイプか?とも思うその動きのなかで的確な場所で攻撃の札を投げる、それを魔理沙は危なげな動きで何とか避ける……てか、なんで霊夢とかのあの激しい動きを目で追えることが出来るんだ俺?あぁ、特典のヒイロより三倍凄い体のお陰か、

 

「げっ、まず……」

 

とこっちにも聞こえる声で魔理沙が叫ぶ、あぁ、あれ霊夢が完全に懐に入ったなと思った瞬間、

 

「夢想封印っ!」

 

と霊夢の周りから七つの虹色に光る球が出現しまっすぐ魔理沙の方へ向かい……

 

「うわぁぁぁっ!」

 

と、全弾命中、そのまま魔理沙は地面へ……って、危ない!そう、思った俺は特典の脚力を生かし、落下地点へ走り落ちて来た魔理沙をキャッチする。

 

「……大丈夫か?」

 

そう魔理沙へ聞く、すると、

 

「だ、だだ大丈夫なんだぜっ!」

 

と俺の顔を見て魔理沙は顔を赤らめて帽子?(なんていうんだこの帽子?)を深く被った。

 

「まーりーさー大丈夫ぅ?」

 

と霊夢も地面に降りてきた、

 

「いや、大丈夫か聞くなら最初から撃ち落とすなよ。」

 

「魔理沙は撃ち落とさないと黙らないから、あと、魔理沙だったら落ちても死なないわよ。」

 

「そうは言ってもなぁ。」

 

「あっ、あの。」

 

「ん?どうした?」

 

「そ、そろそろ、は、放してほしいん、たぜ……。」

 

おっと、魔理沙をキャッチしたままだったな、

 

「悪い、ところでケガとか無かったか?」

 

出来れば最初に聞いておくべきだったが仕方ないので今聞く

 

「だ、大丈夫、ケガとかしてないぜ。」

 

と服をパンッパンッとはたく魔理沙、顔が赤いまま俺から離れて行く、

 

「あらあら、魔理沙ったら自分が言ったことそのまま返してあげましょうか?」

 

「か、からかうんじゃないぜ霊夢ぅ。」

 

「先にからかった方はそっちでしょう。」

 

「なあ、こっちの話先に聞いてもらってもいいか?」

 

と、二人の話が終わりそうに無かったので先に割り込ませてもらう、一応俺の目的としては住む場所の確保だからな、

 

「ん?あ、いいわよ?」

 

「あぁ、人里に連れていって欲しいんだ。」

 

「人里?貴方、人里から来たんじゃないの?」

 

「あー、いや、気付いたらここにいて、そこら辺ににいる奴に聞いたら人里に行くか、博麗神社に行けって。」

 

勿論嘘だ、最初に出会ったのはカマキリ妖怪だけだ、でも都合がいいようにしたほうがいいからな。

 

「うーん、なるほど、貴方、外来人ね、魔理沙、あんたが連れて行きなさいよ。」

 

「へっ?、わ、私はそのぉ……」

 

ん?どうしたんだろう?よく二次創作とかで見る彼女とはイメージが違うなぁ、ま、俺がこの世界に、きた時点でキャラが変わったのかも知れないけど、なんか、しおらしい魔理沙ってすげぇ可愛いなぁ。

 

「あぁもう、分かったわ、魔理沙を助けてくれたし、私が連れて行くわ。」

 

と言い、こっちへくる霊夢、が、

 

ピキィィン

 

再び脳裏に走る電気が流れるような感覚、そして、今から、霊夢が攻撃されるという確信、さらには相手の方向、攻撃の全てが分かる、そして俺はRX78-2

ガンダムのシールド、ビームライフルを出し、霊夢の方へ駆け出し、霊夢に襲いかかる弾幕をシールドで防ぎ、そのままビームライフルで相手に対しビームを撃つ、

 

ズキュュゥン!

 

ピンク色のビームは、そのまま相手がいるであろう木とかが生えて先が見えない林?森?の中へ行き、命中した確かな手応えがあった、霊夢は何が起きたかわからない顔だったが、すぐに自分が狙われたことを理解したのか俺のほうをみる、そして

 

「ぐぅぅっ……。」

 

と神社の林の木の間から歩いて現れた妖怪、人型だが、人間にはついていないものが幾つかあるから妖怪だろう、そして、その妖怪の人間でいう心臓の部分に焦げたような穴が一つ空いていた、妖怪は、足がおぼつかないようで、くそっ、と言うと倒れて動かなくなった、

 

「大丈夫だったか?」

 

と、霊夢に聞く

 

「はっ?ふぇ?だ、大丈夫よ、貴方のお陰かげでね。」

 

こっちを驚いた顔で見る霊夢、気のせいだろうか、少し顔が赤い。

 

「大丈夫ならいいんだ、守った甲斐があった、ところであの妖怪どうしようか?」

 

と霊夢に聞く、その時、

 

「問題ないわ、こちらで回収しますわ。」

 

と、突然後ろから声が、このパターンはよく二次でよくある、俺は八雲 紫だなと思いつつ後ろを見る、そこには、空中に出現したスキマから上半身を出し扇子を口元にあて胡散臭くニヤついているような表情の紫の姿があった。

 

「初めて、私はこの幻想郷の管理者をしております、八雲 紫と言います、以後お見知りおきを。」

 

そう言う彼女は

 

「紫、そう言うのは貴女が思ってる格好いいを通り越して残念になってるわよ?」

 

「えっ?そ、そうなの?」

 

霊夢のせいで色々台無しだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




魔理沙にフラグ?
……恋愛か…この主人公め……。
次回は弾幕戦です。

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