【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争 作:ダス・ライヒ
歪んだ理想郷
永遠の闘争。
それは、地球連邦軍特殊任務実行部隊「シャドウミラー」の指揮官、ヴィンデル・マウザーが提唱する平和によって人々を腐敗させないための処置。あるいは戦士たちの楽園。
だが、彼が求める闘争は腐敗に活を入れるための小規模なテロや内乱では無く、大規模な総力戦、即ち全面戦争レベルであり、腐敗どころか待っているのは崩壊である。
しかし、ヴィンデルはその自己満足と自己陶酔の永遠なる闘争にこだわり、自身にとっての理想郷作りの為に数々の反乱を起こすも、結局は平和を願う者たちか、強大な力を持つ者によって敗れ去る。
そのはずだった…。
混沌の神であるゴッド・カオスは、ヴィンデル・マウザーの世界に混乱しかもたらさない自分勝手で自己満足な理想に目を付け、ありとあらゆる世界を混乱をもたらすために彼を復活させたのだ。
復活したヴィンデルは、ゴッド・カオスの加護を受け、様々な世界で自身の理想である「永遠の闘争」を実現させるために火種をばらまき、戦争を起こさせることに成功する。
いくつかの世界では、平和を守ることを志す者たちの手によって事前に阻止されるか止められたり、強大な力を持つ支配者の世界では返り討ちにされた。
いくら平和を願う者たちの力や、強大なる支配の力に何度負けても、己の野望を諦めないヴィンデルではない。
自身を蘇らせたゴッド・カオスにヴィンデルは、戦争状態の世界を融合させると言う狂気の計画を提案し、かつて四つの世界を不安定に融合させ、混沌の世界を生み出した悪魔の兵器「時空振動弾」を彼に与える。
この混沌をもたらす悪魔の兵器を入手したヴィンデルは、己の理想郷である「永遠の闘争」を生み出すべく、戦争状態の幾つかの世界を融合させようと起動させる。
これを秩序の女神であるポーラが、指を咥えて見ているわけではない。直ぐに争いの絶えない混沌の世界を生み出そうとするヴィンデルに対し、自身が蘇らせた戦士たちで討伐隊を編成し、即刻差し向けた。
ヴィンデルは自分の野望を阻止するための討伐隊が来ることを予想しており、策を巡らせて討伐隊を迎え撃つ。
討伐隊はヴィンデルの野望を阻止しようと全力で攻撃したが、その思いは空しく、彼の狂気に思える抵抗に阻まれ、時空振動弾は作動してしまう。
時空振動弾はありとあらゆる戦争状態の世界を融合させるようにヴィンデル自身の手で調整を受けおり、正常に稼働した時空振動弾は標的に設定した世界を次々と巻き込み、彼の理想郷である永遠なる闘争の世界を誕生させた。
彼の野望を止めるために差し向けられた討伐隊は、時空振動弾の余波に飲み込まれ、全員が消息を絶った。
かくして、自身の野望を実現したヴィンデルは、その自分だけの理想郷で永遠なる闘争を楽しみ、あるいは人類を腐敗させないための戦争を起こす為に影より暗躍し続けた。
融合世界「永遠の闘争」。
ヴィンデル・マウザーの作り上げたその世界では、彼の暗躍によって未だに争いが続いていた。
様々な世界、思想の違う高度な科学力を持つ国家間に統一政権、無法者たちがいきなり一の世界に集められたのだ。当然ながら混乱は巻き起こり、全面戦争へと突入。戦国時代に突入するかに見えたが、各勢力は互いに同盟を結び、多国籍軍を結成した方が敵対勢力に対抗できると判断した。
先んじて同盟を結び、多国籍軍を編成したのは宇宙側の国家間であった。彼らの共通の敵は地球に住まう勢力であり、エリアンを含める種族間や思想を問わずに惑星やコロニー国家群による同盟を結成。その名も自由惑星同盟。地球を敵とする惑星やコロニー国家間を中心とした勢力である。*1
人為的に遺伝子の組み換えで誕生したコーディネーターと呼ばれる人々が住むコロニー国家であるプラントが、最初に惑星ヘルガーンにて誕生した国家であるヘルガストと同盟を結んだことから始まり、そこから続々と宇宙人勢力や地球統一政権からの独立を目指すコロニー国家群が参加。残党勢力であるジオン残党やコヴナント残党、その他諸々を含め、アストラギウス銀河のバララント連合軍までが参加し、一大勢力となる。
この一大宇宙勢力である惑星同盟軍は、思想の違いで互いにいがみ合い、未だに連携も出来ていない地球勢力に対し、同盟軍は初の大規模反抗作戦である「地球侵攻作戦」を展開。地球勢力はそれぞれ独自に迎撃を行うが、単独であったために圧倒的物量を前に敗退を繰り返し、やがては地球から叩き出されてしまう。*2
宇宙連合軍に地球より叩き出され、ようやくのところで連合軍を結成した人類軍であったが、連合艦隊は足並みが揃わず、勢いに乗った同盟軍艦隊によって太陽系までからも追い出されてしまう。
太陽系からも追い出された地球勢力は、なし崩しに母星より離れたアルファ・ケンタウリ星系の農業惑星ヴェクタに身を寄せる。
アルファ・ケンタウリ星系もまた同盟軍の脅威に晒されており、決して安全とは言い難かったが、同盟軍に対抗すべく、人類軍はようやくヴェクタでまとまった連合軍を結成。その名も地球連邦統合政府。通称、統合連邦、連邦軍である。*3
コヴナントより脱したエイリアンの
その強力な艦隊を手に入れた連邦軍は、主力である宇宙軍のみならず、奪還のための地上軍に更なる増強を行い、太陽系奪還に向けての反抗作戦の準備を着々と進める。
無論、地球を返還する条件で自治独立を勝ち取ろうと画策していた同盟軍が反抗作戦の兆しを見逃すはずがなく、惑星ヘルガーンの衛星軌道上に艦隊を集結させ、連邦艦隊が集結している惑星ヴェクタに大攻勢を仕掛けるが、太陽系を戦場にしたいヴィンデルは事前に連邦側に情報を流しており、容易く撃退できた。
同盟軍のヴェクタ侵攻艦隊迎撃にはセル・ヴァダム艦隊も参加しており、同盟軍宇宙艦隊は戦力回復の為、暫くは防衛戦闘行動を余儀なくされる。
侵攻軍の撃退に成功し、同盟軍の太陽系防衛にも支障を与えることに成功した連邦軍は、バララント軍と同じアストラギウス銀河のギルガメス軍との同盟を結び、更に戦力を拡大させ、兼ねてより準備していた太陽系奪還作戦を決行。破竹の勢いで太陽系の大部分の奪還に成功し、遂には念願の地球奪還にまでこぎ着けるも、同盟軍の決死の抵抗に遭い、地球の半分程度しか解放できなかった。
そこから何度か攻勢を仕掛けるが、永遠の闘争を求めるヴィンデルの手により何度も失敗し、地球での戦いは膠着状態となり、戦争は彼の理想の所為で泥沼化した。
膠着状態は一年にも及び、地球環境の悪化と膠着状態を打破するため、連邦軍は狂気とも思える作戦を実行する。
その作戦の概要を手に取るように分かっていたヴィンデルは、更なる戦争激化と自分にとって目障りな者を始末するのに利用すべく、画策し始める。
キャラ募集の受付は、活動報告にて行います。