【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争   作:ダス・ライヒ

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名前:ツバキ・R・ハルパニア
性別:女性
年齢:24
乗機:リューハイロード・オリビア
タイプ:陸・空
概要
「アースティア(コミックス版)」(覇王大系リューナイトの世界)出身の高位神官
旅の途中にウィンデルによる次元融合の余波に巻き込まれて、ナイツマ世界のフレメヴィーラ王国に飛ばされ、右も左もわからない所を現地の住人に助けられる。
助けられた恩に報いるべく、ヴィラン軍団と戦う。
キャラ提供はリオンテイルさん

版権キャラ編

キッド、アディ、エムリス、アンブロシウス
スパロボ30に参戦できたナイツマ勢の方々。各々の機体を駆り、攻撃軍相手に善戦している。

ガウルン
フルメタルパニックに登場する九つの国籍を持つテロリストで秘密結社アマルガムの幹部の一人。そして主人公相良宗介の宿敵の一人。
ヴィンデルの軍団に参加し、カン・ユーやゴステロと同様にナイツマ世界をいじめに来た。
乗ってるのは専用ASコダール。

ゲイツ
フルメタルパニックのアニメオリジナルの凄腕のイカレ野郎。
ハゲで広いオデコのモミアゲが凄い金髪のおっさん。物凄くイカレており、ハイテンションで良く部下を殺す。モミアゲの手入れに凄い拘る。
ヴィンデルの軍団に参加しており、ナイツマ世界をいじめに来た。
乗ってるのは専用コダールi。

アリー・アル・サーシェス
ガンダム00に登場する戦争が大好きで殺しを楽しむ傭兵。
ヴィンデル軍団に参加し、ナイツマ世界で殺戮を楽しんでいる。
乗っているのはヤークトアルケーガンダム。


異世界の高位神官

 エルがイカルガで出撃し、コンボイら救援部隊がシャトルに乗り込んで向かう頃、攻撃してくるスタースクリームやヴィンデル軍団に果敢に挑む銀鳳騎士団の各々は、何とか奮戦していた。

 

「はぁぁぁ!!」

 

 銀鳳騎士団の騎士団長補佐の一人、アーキッド・オルターはことキッドはツェンドリンブルを駆り、正面に居る二機のガンステイドに突撃して魔獣用の剣で切り裂いて撃破する。

 

「へへっ、見たか! 新しいツェンドリンブルの力を!!」

 

 爆散する二機のガンステイドに、キッドは自分の直ったばかりのシルエットナイトの力が凄いと自慢する。

 そんな彼の背後より、ゼントラーディ軍の戦闘ポッド三機が襲い掛かるが、キッドの双子のアデルトルート・オルターことアディが乗る同型機がその三機の戦闘ポッドを撃破して救う。

 

「ちょっと、キッド! 後ろに敵が居たわよ! それも三機も!」

 

『えっ!? 居たのか!? あんがとな!』

 

 キッドが背後を警戒していないことに、アディが注意する中、上空からブレイバーとソロムコが空襲してくる。

 

『うわぁぁぁ!?』

 

『きゃぁぁぁ!?』

 

 この上空からの多数の攻撃により、キッドとアディは諸に受けてしまう。

 

「けっ、ケンタウルス擬きが! 調子に乗った罰だ!」

 

 上空よりキッドとアディを攻撃する軍団の兵士は、調子に乗った罰だと告げる。

 そんな上空より集中砲火を浴びせるブレイバーとソロムコ、空戦ポッドの大群は、強力なビームによる攻撃で一掃される。

 

「好き放題しやがってこの意味わかんねぇクソ共が! このエムリス・イェイエル・フレメヴィーラが直々にテメェらをぶちのめしてやるぜ!!」

 

 軍団の空戦部隊をブラストハウリングで一掃した黄金のシルエットナイト「ゴルドリーオ」に乗るフレメヴィーラ王国の王子エムリス・イェイエル・フレメヴィーラは剣を抜き、都市部に侵攻してくる軍団に単独で挑む。一見バカで脳筋であるが、以上にまで強く、侵攻してくる敵軍を次々と斬り捨てて行く。

 

「オラァ! オラオラオラオラオラァーッ!!」

 

 剣が折れれば、機体の両手で敵機を連続して動かなくなるまで殴り、次の敵機に殴り掛かる。余りにも蛮勇だ。だが、エムリスは周囲が見えていないのか、敵の大群に突っ込んで暴れ回っている。

 

「な、なんだこの金ぴかは!? だわぁ!!」

 

 余りにも予想外過ぎるエムリスのゴルドリーオに、性能が遥か上のはずの機動兵器に乗る者たちは恐れ戦き、黄金のシルエットナイトから放たれる拳で貫かれて撃破される。

 

「この銀色も強いぞ!」

 

 エムリスのゴルドリーオが敵の大群相手に暴れ回る中、別の個所に押し寄せた地上部隊も、銀色のシルエットナイト「シルバティーガ」一機に抑えられていた。

 その銀色のシルエットナイトを駆るフレメヴィーラ王国の先王、アンブロシウス・タハヴォ・フレメヴィーラはレーザー・ガンの銃口を向ける敵の集団に対し、槍の先端を突き付けながら宣告する。

 

「侵略者共に告げる! 今フレメヴィーラ王国より立ち去るなら追撃は行わん! 応じぬならば、このアンブロシウス・タハヴォ・フレメヴィーラのシルバティーガに討たれる覚悟で挑まれよ!!」

 

 今、このフレメヴィーラ王国から立ち去るなら追撃は掛けないと言う先王アンブロシウスに対し、数が多い攻撃軍は逆上してレーザーの雨を浴びせる。

 

『立ち去れだぁ? 寝言言ってんじゃねぇぞジジイ!!』

 

『呆けジジイが! こっちにはレーザーがあるんだ! ハチの巣になりやがれ!!』

 

『コクピットをぶち抜いて、外装を剥がせェ!!』

 

「そうか…! なれば、覚悟せよ!!」

 

 罵声しながらレーザーの嵐を浴びせる敵の大群に、アンブロシウスは最低限の動きでレーザーを躱しながら接近し、正確な槍の突きで頭部のコクピットを次々と貫いていき、一気に五機を仕留める。老練なナイトランナーの動きに、攻撃軍のパイロット等は驚愕する。

 

「な、なんだこのジジイは!? おげがっ!!」

 

『驚いている暇は無いぞ…! フンッ!!』

 

 驚いて動きを止めた敵機にアンブロシウスは容赦なく槍を突き、経験で培われた最低限の動きで敵機に接近、槍で突いて撃破していく。

 黄金と銀色のシルエットナイトが多数の敵機相手に大立ち回りを演じる中、この世界には存在しない機動兵器が、大多数の攻撃軍相手に奮戦していた。

 

「な、なんだこのずんぐりむっくりな奴は!?」

 

 人型やケンタウルス型のシルエットナイトとは全く違うずんぐりむっくりな二頭身のような人型兵器を見て、攻撃軍は動揺を覚えていた。外見に反し、かなりの防御力を持っており、多数のSPTやMF、他の機動兵器の攻撃を物ともしない。

 

「何故か知らんが回復しているぞ!?」

 

『これなら、まだ戦える!』

 

『どういうわけか知らんが、なんでも良い! 反撃するんだ!!』

 

 そればかりか、周辺に居るシルエットナイトを回復させていた。回復したシルエットナイトは敵地上部隊に対して反撃に転じ、状況を打破しようとする。

 

「奴を最優先で仕留めろ! 奴が回復させているんだ!!」

 

 勘の良い指揮官はあの二頭身のファンタジックな外見を持つ機動兵器が、周辺のシルエットナイトを回復させていることに気付いた。

 

「くっ、もう気付いた! いつまで持ち堪えられるか…!」

 

 そのファンタジックな外見の二頭身の機動兵器「リューハイロード・オリピア」を駆るツバキ・R・ハルパニアは、自分の機体の技で周辺のシルエットナイトを回復させたことに気付かれたことで、防御の技である力場盾で敵の集中砲火を防ぐ。

 ツバキはこの世界出身ではない。別の世界からこの世界に飛ばされてきた迷い人だ。右も左も分からぬ所を現地の心優しき人々に助けられる。助けられた礼と現地の状況を知るためにフレメヴィーラ王国の首都に滞在していた。その間にスタースクリームとヴィンデル軍団の攻撃が始まり、彼女は自分を助けてくれた人々を逃げる時間を稼ぐため、勝てる見込みのない大多数の相手に挑んだ。

 ツバキが乗る十メートル程の二頭身のリューハイロード・オリピアは、彼女の性格も相まって治療と回復、防御と言った支援方向に伸びており、防御力も大多数の攻撃に耐えれる程に高い。だが、その分攻撃力は低く、敵機を一機も撃墜できていない。

 

『へっ、なんだその攻撃は?』

 

「やっぱりフォースショットじゃ…!」

 

 防御の合間に攻撃の技であるフォースショット、無色透明のエネルギー弾をブレイバーに向けて放つが、威力が低過ぎて全く通じない。近接攻撃を仕掛けた敵に素手で殴るも、機動力の高いSPTには簡単に避けられてしまう。

 

『フン、脅かしやがって! 所詮は魔法だけが取り柄のガラクタよ!』

 

「くっ、これじゃあ…!」

 

 高い防御力と回復力を誇るリューハイロード・オリピアであるが、攻撃力が低いために攻撃軍には脅威と見られなかった。何の戦況も変えられないことに、ツバキは悔しがる。

 そんな彼女に追い打ちを掛けるように、攻撃軍が新手を差し向けて来た。それは味方を何故か排除しながらやって来る。

 

『よし、こいつを無視して…』

 

『おいおい! こんなずんぐりむっくりな奴に手こずっちゃってよ! 何やってんのよ君たち!』

 

「み、味方を…!?」

 

 味方を排除しながら現れた赤いAS、コダールiが現れたことにツバキは畏怖する。なんせ搭乗者が妙にテンションが高く、そればかりか味方を殺しながら来るのだ。怖がらない理由がない。

 このASにはラムダ・ドライバが搭載されており、コダールiは衝撃波で味方機を破壊しているのだ。やがて全ての味方機を片付けたコダールiの搭乗者は機体の足を止め、ツバキに向けて挨拶を行う。

 

『やぁ、ずんぐりむっくり君! 僕ちゃんはゲイツって言うんだ! よろしくねっ!』

 

「はぁ…!?」

 

 突拍子もなく拡声器で挨拶してくるコダールiに乗る男ゲイツに、ツバキは動揺を覚える。当り前だろう。いきなり味方を全て殺し、挨拶する男など、驚かないのがおかしい。

 そんな味方とも思える行動をしたゲイツに、ツバキは味方であるのかと問い詰める。

 

「貴方は、味方なのですか…?」

 

『味方? 味方だって? ぬ、ヌワァァァ!? な、なんじゃこりゃぁぁぁッ!?』

 

 味方と問われたゲイツは、周囲の自分が破壊した友軍機を見て急に絶叫した。自分がやったのにも関わらず、何故か驚いているのだ。これにはツバキのみならず、ナイトランナーたちも驚愕する。

 

『な、なんてこった…! 味方が、私以外の味方がみんなやられちまってる! なんて惨い事を!! これをやったのは…お前だな!? このずんぐりむっくり野郎! このゲイツ様が成敗してやる!!』

 

「そ、それは貴方がやったんでしょ! なんで私の所為になるのよ!?」

 

『このゲイツ様に言い訳しやがって! 許さんぞぉ! これでも食らえぇ! モミアゲファイヤー!!』

 

 あろうことかゲイツは自分の味方を全滅させたのはツバキといきなり言い張り、ラムダ・ドライバによる攻撃をしてくる。自分が全滅させた癖に、敵の所為にするとはなんという男だろう。

 リューハイロードはラムダ・ドライバの衝撃波にも耐えられる物の、威力にレーザーとは違って強大であり、いずれかは破れて破壊されてしまう。即座にツバキは回避行動を取り、恐ろしいゲイツの攻撃を躱し始める。

 

『ぬぁん! 焦らすなァ!! モミアゲが汗で滅茶苦茶になっちゃうだろうが!!』

 

 ツバキが攻撃を躱すことで、ゲイツはモミアゲを理由に苛立ち始める。その余りにも無茶苦茶な理由に、ツバキは更に困惑する。

 

『なんとも、豪勢な棺桶だな。爺さん』

 

「何奴だ?」

 

 無茶苦茶で破天荒なゲイツだけでなく、同型のコダールがアンブロシウスのシルバティーガの前に現れた。

 

「名を名乗れ! このアンブロシウスのシルバティーガに挑むのなら、容赦はせん!」

 

 邪魔な味方機をラムダ・ドライバで排除したコダールに、アンブロシウスはそれに乗る者に名乗るように拡声器で告げる。

 

『フン、おとぎ話にロボットが出て来ることに驚いたが、登場人物のお頭もおとぎ話のようだ。まぁ、俺はガウルン。あんたからすれば、言い辛い名だろうな』

 

 これにコダールに乗るパイロット、ガウルンは鼻で笑いながら名乗る。これにアンブロシウスも名乗り返し、槍の矛先を向けながら敵将なのかと問う。

 

「我が名はアンブロシウス・タハヴォ・フレメヴィーラ! して我がシルエットナイトの名はシルバティーガ! ガウルンと言う者よ、そなたは敵将か?」

 

『敵将ね、俺はそんな柄じゃねぇんだけどな。まぁ、そんなところさ。さて、最後のお話はこれまでだ爺さん。その豪華な棺桶、頂くとするぜ! あんたの死体を引っ張り出してな!!』

 

「下郎め! 棺桶になるのは、そなたのシルエットナイトの方だ!!」

 

 ガウルンの挑発に乗ったアンブロシウスは、真っ直ぐと槍の矛先を向けながらコダールに突っ込んでいく。

 

「真っ直ぐと猪見てぇに突っ込んでやがる。ただで殺すのは面白くねぇ。ちょっと遊んでから、パイロットだけ殺して銀飾りの棺桶を頂戴するとするか」

 

 激怒して突っ込んでくるシルバティーガを見てガウルンは舌なめずりを行い、老練の素早い突きを躱して交戦状態に入る。

 圧倒的性能と物量の攻撃軍を相手に奮戦するフレメヴィーラ王国の王家らの前に現れたのは、ゲイツやガウルンだけでない。上空より赤い粒子を巻き散らす赤色のガンダムが、エムリスのゴルドリーオの前に降り立つ。

 

『ほぉ、随分と金になりそうなガラクタだな!?』

 

「こ、この空飛ぶ赤いシルエットナイト…! ただ者じゃねぇ! テメェが敵の大将だな!?」

 

 拾った味方の剣で多数の攻撃軍相手に奮戦していたエムリスは、自分のゴルドリーオを見て金になると拡声器で言う赤いガンダム、ヤークトアルケーガンダムのパイロットを見てただ者では無いと理解する。

 それもそのはず、この赤い太陽炉搭載型ガンダムに乗るパイロット、アリー・アル・サーシェスは歴戦錬磨の傭兵なのだ。エムリスは機体越しでありながら、圧倒的な威圧感を放つサーシェスに向け、敵の大将かと問う。

 エムリスからの問いに対し、サーシェスは笑みを浮かべながら拡声器で答え、エルは何処に居るのかと尋ねた。

 

『いんや、俺は雇われの身でな。大将じゃねぇんだ。スポンサーより女見てぇな坊主を攫えと依頼されてんだよ。知ってか? 金塊さんよ』

 

「へっ、答える訳がねぇだろ! 特にお前見てぇな戦争好きの傭兵なんかによ!」

 

 無論、エムリスがエルの居場所を答えるはずが無い。ゴルドリーオの左手で指差しながら教える訳が無いと告げれば、サーシェスは白けてか、乗っているエムリスを殺すため、GNバスターソードを抜いて襲い掛かる。

 

『なんだ、知らねぇのかぃ。まぁ良い、乗っているサルをぶっ殺して、その金塊を奪うとすっか!』

 

 そう言ってから襲い掛かるサーシェスのアルケーガンダムに、エムリスは戦慄を覚える。当然だ。まるでエルのイカルガのように空を飛び、挙句に速いのだ。

 

「は、速ぇ!? ぐっ!」

 

『お猿さんよ! さっきのカス共を血祭りに上げた勢いはどうしたぁ! えぇ!?』

 

「畜生が…! 無茶苦茶速い上に、パワーもゴルドリーオとは比較にならねぇ…!」

 

 速度もパワーも段違いなアルケーガンダムの攻撃に、エムリスはただサーシェスに嬲られる一方であった。碌に反撃も出来ず、ただ一方的に斬られるばかりだ。当のサーシェスはエムリスだけを殺すため、コクピットがある部分を集中的に狙っている。彼の目的はゴルドリーオの外装なのだ。

 

「逝っちまいなァ! お猿さんよぉ!!」

 

 一方的にエムリスのゴルドリーオを嬲るサーシェスは、楽しみながらコクピットがある胸部を執拗に狙った。




リオンテイルさん、ヴィラン勢だけ目立たせてしまい、ごめんなさい。

そんで、活動報告にて、参加者募集中~
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