【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争   作:ダス・ライヒ

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名前:キングマキシマム
性別:オス
年齢:345歳
乗機:ジャイアント・キングマキシマム(+15体)
概要:「ダイの大冒険」に登場し編集長にも弄られてる最低で馬鹿な生きてる駒。ゴッドカオスが気まぐれで蘇らせた
クイーン・ナイト・ビショップ・ポーンからなる二十メートルくらいの駒15体を操る三十メートルほどの巨体と成って復活した、訳ではなく、その中に本人が隠れており操っている。
本人は巨大な機体と全駒が揃ってることで調子に乗ってるが、相変わらず駒は指示がないと動かない事と指示をだす本人が馬鹿なのは変わらずである
更に言えば別に飛行能力や遠距離攻撃手段を獲得した訳ではないので装甲を突破できる相手や飛べる・遠距離攻撃を出来る相手には動く的に等しい。それでもオリハルコンの守りを突破できない相手には十分脅威で有る。
キャラ提供はkinonoさん

名前:トピアス
性別:ーー(脳のみの為身体に性別は存在しない)
年齢:ーー(実験体の為抹消されており不明)
乗機:量産型エヴァンゲリオン改
概要:複数の非道な実験の結果、強力なESPを発現したものの、五感を失い脳だけとなってLCLカプセルに保存されている元少女。
普段は、頭部が内部に浮かぶ脳が見えるLCLカプセルになっているアンドロイドをESPで操作して行動している。
発声は出来ず、コミュニケーションは全てESP(テレパシー)で行う。
乗機の量産型エヴァンゲリオン改は、通常のエヴァ量産機(翼持ち)から更に2対4本の腕が生えていて計3対6本の腕があるタイプ。
コピーロンギヌスは持っていないが、腕がワンピのルフィのゴムの如く長く伸びる
伸びた腕で相手を掴み、ESPで強制的に精神を同調させて廃人にする戦い方から「無血」と恐れられている。
キャラ提供はリオンテイルさん

名前:ミザーク・アーベィ
性別:男
年齢:19
乗機:バイオンβ
概要:ヴィンデルの影響下にある世界の出身の志願兵。
マジンガー軍団の一員に選ばれたことを誇りに思っており、ライトナーのマジンガーを偽物と断じる。
キャラ提供は秋音色の空さん

「S1ギズホ」
全長:120メートル
概要:外見はダイオウホウズキイカをメカ化させてから約10倍まで巨大化させたような感じの巨大水中用メガオート。
形状の為、地上では活動できず、水中しか運用できない。
提供は俊伯さん


強敵、スタースクリーム軍団!

「サイバトロン戦士ならびスーパーロボット軍団! このまま一気に行くぞぉ!!」

 

 圧倒的快進撃!

 サイバトロン総司令官のコンボイの掛け声の元、サイバトロン戦士とスーパーロボット軍団は快進撃していた。

 数には劣るが、士気も練度も高いサイバトロンとスーパーロボット軍団の前に、スタースクリーム軍団とヴィンデルの連合軍は蹴散らされるばかりだ。レーザー砲を積んで火力が増加したアディとキッドのツェンドルグも奮戦しており、既に十機の敵機を仕留めている。

 エルも自分のイカルガを受領しに、ヴァルザカードに向かっている。エルとイカルガが戦列に加われば、スタースクリーム軍団とヴィンデルの軍をこの世界より追い返すことが可能だろう。

 

『な、何と言う事だ!? 我がヴィンデルの軍が押されている!?』

 

「クソっ、あいつ等め! なんてだらしのねぇ野郎共だ!」

 

 ヒドラー元帥が圧倒される自軍を見て驚愕する中、スタースクリームは配下の軍団がだらしのない事に苛立っていた。

 母艦とされているビルゼーがスキアのヴァルザカードを抑えているが、いずれかは連携に長けるスーパーロボット軍団の連携攻撃で倒されてしまうだろう。

 

「このままだと、ビルゼーがぶっ壊されちまう。テメェらも出ろ! マジンガー軍団も出撃だ!!」

 

 せっかく分捕ってトランスフォーマー化させたビルゼーを失うわけにはいかないので、スタースクリームは全力を持ってコンボイ率いるスーパーロボット軍団を迎え撃つことにした。

 彼の命を受け、グランドスタースクリームの艦橋部分より続々とF-15やF-22、MiGー29、Su-27と言った戦闘機にトランスフォームするジェットロンが出撃する。周辺の随伴艦からも続々とゴステロやガウルン、サーシェスと言った者たちも出撃していた。それにヴィンデルより受け取ったマジンガー軍団も出撃している。

 

「スタースクリーム軍団に後れを取るな! 我がヴィンデル軍も全力を持って奴らを叩き潰すのだ!!」

 

『はっ!!』

 

 スタースクリームに負けじと、ヒドラー元帥も配下の軍団を出撃させる。その数、スタースクリーム軍団を遥かに凌ぐ圧倒的物量だ。見たこともない物体も紛れている。

 

『ブレストファイヤー!』

 

 浩二のダイオンγと組んで多数の敵をブレストファイヤーで焼き払っていたライトンのジェットスライダー兼ロケットパンチ型のマジンガーZは、大規模な敵の増援を確認する。

 

「敵の増援か! 凄い数だな!」

 

『あぁ。だが、マジンガーZとこのスーパーロボット軍団なら物の数じゃないぜ!』

 

 迫り来る敵の大群に対し、正義の軍団と共に戦って調子に乗っている浩二は、物の数ではないと豪語する。だが、そのマジンガー軍団は浩二の予想を遥かに上回る強さであった。

 

『ルストハリケーン!』

 

『グワァァァ!!』

 

「浩二!? それにあれはルストハリケーン! 敵にもマジンガーZが!?」

 

 浩二のダイオンγはルストハリケーンで吹き飛ばされる。この酸を纏った突風攻撃で、ライトンは敵にマジンガーZが居るのかと驚くが、ルストハリケーンを放ったのはバイオンβであった。

 

「バイオンβ!? それにミリオンαまで! マジンガー軍団がなぜ!?」

 

 ルストハリケーンを放ったのが、バイオンβな事に驚き、更にマジンガー軍団のミリオンαまで居ることにライトンは動揺する。

 ダイオンγも含め、バイオンβ、ミリオンαは本来マジンガーZの味方であるマジンガー軍団のロボなはずなのだ。それが敵軍として、大挙して自分たちに襲い掛かって来る。

 

『見付けたぞ、偽物のマジンガーめ! このバイオンβで破壊してやる!』

 

 裏切り者の浩二のダイオンγをルストハリケーンで吹き飛ばしたバイオンβに乗る青年、ミザーク・アーベィは、ライトンのマジンガーZを偽物と断定し、再びルストハリケーンを放った。

 

「くっ、こいつはオリジナルの一機なんだぞ! ルストハリケーン!」

 

 拡声器で偽物呼ばわりされたライトンは、自分が乗るマジンガーZも神にも悪魔にもなれる黒鉄の城であると怒り、本物と証明する為、ルストハリケーンで撃ち返す。

 このルストハリケーン対決に勝利したのは、兜甲児ではなく、ライトンが乗るオリジナルのマジンガーZであった。本物のルストハリケーンを受けたミザークのバイオンβは吹き飛ばされる。

 

『うわぁぁぁ! な、なぜ貴様がマジンガーに乗っている!? 兜甲児でもない癖に!!』

 

「このマジンガーZは兜甲児さんより頂いた物だ! 即ち、兜さんのおかげで光子力とマジンガーZEROに選ばれ、俺はライトン・イェーガーとなったのだ!」

 

『貴様は、何を言っている!?』

 

 兜甲児でもない癖に、何故マジンガーZに乗っているのかと問うミザークに対し、ライトンは正式にその兜甲児よりマジンガーZを授かったと答えた。そればかりか、自分は選ばれたのだから、ライトン・イェーガーとなったと意味の分からないことを言い始める。

 これに激しく動揺するミザークであるが、どちらにせよ、このような男がマジンガーに選ばれるはずが無いと断定し、目前の本物を自称する偽物の排除に専念する。

 

『貴様が、貴様のような奴が! マジンガーに選ばれるはずが無い! マジンガーを汚すな! この偽物がァァァ!!』

 

 ルストハリケーンを使わず、全力で襲い掛かるミザークのバイオンβに対し、ライトンも本物と認めさせるべく、迫り来るマジンガー軍団のロボを迎え撃つ。

 

「確かに認められないだろうな。だが、このマジンガーZは、本物だァ! ロケットパンチ!」

 

 迎え撃つ技はロケットパンチ。右手をバイオンβに向け射出し、高速の鉄拳で打ち倒そうとしたが、躱されてしまう。空かさず飛ばした右手を戻して飛び掛かるバイオンβに蹴りを入れ込み、距離を取った。

 怒りに任せて攻撃する敵機は、ルストハリケーンを放つ素振りを見せる。これにライトンはマジンガーZの胸のブレストファイヤーで焼き尽くさんとした。

 

「ルストハリケーンか。なら、こちらはブレストファイヤーで!」

 

『後ろだ!』

 

「っ!?」

 

 ブレストファイヤーで反撃しようとした時、ミリオンαの電磁砲がライトンのマジンガーZの背後から迫った。これを同じダイオンγと交戦している浩二より知らされ、寸でのところで躱すことに成功した。

 

「ミリオンαまで居るのか…!」

 

『ヴィンデル様の邪魔をする奴は許さないわ!』

 

『今度は当てる…!』

 

 背後を振り向けば、ミリオンαが再び電磁砲を放とうと旋回していた。

 ミリオンαまであることにライトンが驚く中、右操縦席担当のレイア・シャルロは操縦桿を巧みに操作し、左操縦席ではなく電磁砲発射担当のセリス・シャルロは仕留めるべく、照準がマジンガーZに合わさるのを待つ。

 

「電磁砲は厄介だ。先にミリオンを!」

 

 ミリオンαの電磁砲は厄介と断定し、先にそちらを仕留めようとしたが、ライトンのマジンガーZを偽者と断じるミザークがただ見ている訳が無く、ルストハリケーンを放って来る。

 

『レイア、セリス! 偽物の動きは俺が封じる! 止まったところをやれぇ!!』

 

「ちっ、こいつが残っていた!」

 

 放たれるルストハリケーンを避けたライトンは、バイオンβとミリオンαの連携に苦戦を強いられた。

 

 

 

「うわっ!? 使徒化したエヴァンゲリオンだァ!」

 

 快進撃を続けるサイバトロン戦士やスーパーロボット軍団の一団を率いるパトカーに変形する戦略家プロールらの前に、あのエヴァンゲリオンが姿を現した!

 だが、象徴的な初号機ではない。量産型タイプのエヴァンゲリオンで、それも三対六本の腕が生え、背中に翼を生やした使徒化状態となっている量産型エヴァだ。その名も量産型エヴァンゲリオン改。搭乗者は、脳だけがLCLカプセルに保存された少女トピアス。アンドロイドがトピアスのテレパシーで動いている。

 これを見たプロールを初め、サイバトロンとスーパーロボット軍団の一団は恐れ戦き足を止める。足を止めた敵軍に対し、量産型エヴァ改は六本の腕を伸ばして捕まえに来る。

 

「み、みんな! あの腕に掴まれば、廃人になるぞ!」

 

 この使徒化状態の量産型エヴァ改の能力を知るプロールは、直ちに伸ばされた腕に掴まらないように叫んだ。あれに掴まれば、テレパシーで強制的に精神を同調させられ、廃人となってしまうからだ。

 プロールの警告を聞き、縦横無尽に飛んでくる六本の腕から逃れる戦士たちであるが、シティターボに変形する理論家、スキッズが量産型エヴァ改の腕に掴まってしまう。

 

「うわぁぁぁ! た、助けてくれぇ!!」

 

「待っていろ! 直ぐに助けてやる!」

 

 捕まってテレパシーを流され、精神を同調されて廃人化されてようとするスキッズは助けを呼ぶ。直ぐにプロールを初め、ストリークやサンストリーカー、ランボル、ミニボットのチャージャー、ドラッグ、トラの大型ゾイドのセイバータイガー三機、ガンキャノンなどがスキッズを捕まえている腕に向けてレーザーガンを浴びせるが、全く効果が無い。そればかりか、ドラッグも捕まってしまう。

 

「は、離せ! ギャァァァ!?」

 

「ドラッグが!?」

 

『お、オマリーィィィ!!』

 

 ドラッグのみならず、黄色のセイバータイガーの一機も捕まってしまう。捕まったドラッグも含め、それに乗るパイロットも廃人化されそうになるが、ここで救援が現れる。念神エクリプスを駆るハスミ・クジョウだ。

 族輪の日鏡と呼ばれるサークル型のチャクラムを無数に出現させ、それでスキッズやドラッグ、セイバータイガーを掴んでいた量産型エヴァ改の腕を切り裂いたのだ。新たに出現したハスミに、量産型エヴァ改は残り三本の腕を下げ、そちらに警戒する。

 

「クジョウか、助かったぞ!」

 

「貴方たちは下がってください。この使徒化状態の量産型エヴァの相手は私がします」

 

「あ、あぁ!」

 

 危うく廃人化されそうになった者たちを直ぐに回収したプロール等に対し、ハスミは下がらせるために自分が量産型エヴァ改と戦うと告げる。自分らではエヴァンゲリオンに敵わないと百も承知なプロール等は従い、目前の敵を避けて進軍を続ける。

 それを妨害しようと、量産型エヴァ改はプロール等にレーザーを放とうとしたが、ハスミのエクリプスの反転の月鏡と呼ばれる防御用結界で戦士たちを守った。更に接近させないため、銅月の縛糸と呼ばれる足止め技で量産型エヴァ改の動きを封じる。

 

「貴方の相手は私ですよ。量産型エヴァさん」

 

 標的を取り逃した量産型エヴァ改を駆るトピアスは、標的をハスミのエクリプスに切り替え、レーザー攻撃を始めた。

 

 

 

 スタースクリーム軍団とヴィンデルの軍の攻撃は苛烈さを極めた。地上のみならず、上空からも雨あられの攻撃がコンボイ等を襲う!

 

「ヒャハハハッ! 死ねぇ!!」

 

 ゴステロのダルジャンが上空より死鬼隊も含め、多数のブレイバーやソロムコと言った多数の随伴機を引き連れ、コンボイ等に空襲を仕掛ける。これにコンボイ等は遮蔽物へ隠れ、反撃を試みるが、今度はサーシェスやデジルと言ったMSに乗る者たちの第二派攻撃が始まる。

 

「ここは行き止まりだぜぇ! 正義のロボットさんたちよぉ!!」

 

『死ねよテメェら!!』

 

 サーシェスのヤークトアルケーガンダムとデシルのクロノスによる攻撃で、コンボイ等サイバトロンとスーパーロボット軍団による連合軍の進撃は止まる。地上からも、ガウルンとゲイツのコダールを含める地上部隊が強襲してくる。

 刃のガンダムアストレアとミナホのF90ガンダム・パワードカスタムがサーシェスとデシルの対処に回り、地上は天海のムラサメライガーと言った地上部隊が対処に回る。修人率いるダルタニアスチームも、敵地上部隊と共に押し寄せる機械獣やメカザウルスの対処に回った。

 

「コンボイ等はやらせん!」

 

『邪魔すんじゃねぇぞ! 同業者がァ!』

 

 刃は上昇し、サーシェスのヤークトアルケーと対峙する。GNツインブロードソードでヤークトアルケーが振り下ろしたGNバスターソードを防ぎ、接触通信でサーシェスに向け、コンボイ等はやらせないと告げる。刃が傭兵であることを知るサーシェスは同業者と叫び、蹴りを入れ込んでアストレアを蹴飛ばす。

 ヤークトアルケーに蹴飛ばされたアストレアは直ぐに体勢を立て無し、GNシャープシューターで反撃するが、サーシェスの倍返しを受ける。反撃の隙が無く、躱すしかないのだ。

 

「ちっ、なんて弾幕だ!」

 

『どうしたァ! えぇ!? その程度かぁ? 同業者さんよぉ!!』

 

「あれだけの重装備で良く動くぜ。しかも接近戦までするのか!?」

 

 飛んでくるミサイルとランチャーのビーム攻撃に刃は裂けながら反撃するが、サーシェスはそれを読んで躱し、そればかりか接近してくる。これに刃も素早く対応して振るわれるバスターソードをツインブロードソードで防いだ。

 

『やっぱ戦争は白兵でねぇとな! 敵を切り刻む感覚が最高よぉ!!』

 

「この戦争狂が…!」

 

 力尽くでバスタードソードの斬撃を防ぎつつ、刃はサーシェスに罵声を浴びせる。

 

『どうした、どうしたぁ!? ガンダムはその程度かぁ!?』

 

 デシルのクロノスと交戦するミナホのF90は、Xラウンダーの彼の無茶苦茶な攻撃に翻弄されるばかりであった。ビームバルカンとクロノスガンの掃射で防御か回避を強要され、そこへビームバスターによる攻撃が始まる。それを間一髪で躱したところで、直ぐにクロノスがF90にビームサーベルによる斬撃を仕掛けて来る。

 

「高機動のパックに!」

 

 速い強敵に対し、ミナホはミッション・ブースターに援護させ、高機動型のパックに換装しようと試みたが、それに気付いたデシルはミッション・ブースターを撃墜しに向かう。

 

『速い奴に換装しようってか? させるわけねぇだろうが!!』

 

「しまった!?」

 

 ミナホの思想をXラウンダーの能力で読み取ったのだ。ミッション・ブースターを撃墜しに向かうデシルのクロノスを妨害しようとビームライフルを撃つが、全て躱された挙句、接近まで許してしまう。

 

『これでテメェも終わりだぁ!!』

 

 そう言ってデシルはミッション・ブースターにクロノスキャノンを撃ち込もうとしたが、リズのガンダムバルバトスルプスレクスのテイルブレードが妨害する。

 

「させない!」

 

『ち、邪魔をしやがって! 機械を身体に埋め込まなきゃ、何も出来ねぇゴミがよ!』

 

 妨害されたデシルはリズのバルバトスを見て苛立ち、標的をそちらに変えて襲い掛かるが、高機動戦闘用パックに換装したミナホがF90がビームライフルを放つ。

 

『クソっ、雑魚の分際で!』

 

「リズちゃん、一緒にやる?」

 

『うん、一緒にやろう。あいつはそうしないと危ない奴だ』

 

 自分らを雑魚と侮るデシルに対し、ミナホはリズと共闘して戦うことにした。

 

「攻撃が激し過ぎます! このままでは!」

 

「やはり狙いは私か…!」

 

 サーシェスとデシルの対処を刃とミナホ、リズのガンダムに乗る者たちが対処する中、コンボイ等はガウルンやゲイツと言った地上部隊の総攻撃を受け、前進を止めてその場に留まり、僅かながらの反撃を行うだけだ。これにコンボイは、敵軍の狙いが自分であると気付く。

 

『邪魔をしやがって! エイジぃ!!』

 

「彼らはやらせない!」

 

 ゴステロのダルジャンに対しては、エイジのレイズナーMkⅡが対処に回っているが、進撃を再開するには至っていない。そればかりか、新たな脅威が迫っていた。

 

「フハハハッ! 吾輩の為に随分と弱らせてくれているな! キングスキャンを使わなくとも、連中が弱っている感じが一目で分かるわ! このジャイアント・キングマキシマムで一気に畳み掛けてやるまでよッ!!」

 

 その脅威の名はキングマキシマム。二十メートルはあるクイーンやナイト、ビショップ、ポーンと言ったチェスの駒、約十五体と共に姿を現した。

 キングマキシマムも含め、駒の全てがオリハルコンと言う強靭な防御力を持っているが、飛行能力や遠距離攻撃は無く、オリハルコンの防御を突破できる武器や技を持つ者たちからすれば動く的に等しい。更に当の駒を操るキングマキシマムがキングの駒であるために丸分かりだ。そればかりか駒は、キングマキシマムの指示が無ければ動かない。

 しかも、キングマキシマムには弱った敵しか狙わないと言う卑劣な部分もあり、まるで盗賊のようだ。今がまさにコンボイ等が弱った時であり、一気に叩き潰そうと十五体の駒と共に突撃してくる。

 

「な、なんだあれは!?」

 

「チェスの駒が、突っ込んでくる!?」

 

「敵の新手か! 撃て撃てェ!」

 

 マイスターの知らせでキングマキシマムの軍団に気付いたコンボイ等は直ぐに手にしているレーザーガンなどを撃ち込むが、オリハルコンの装甲は貫けない。

 

「レーザーを全く受け付けません!」

 

「なんて頑丈なんだ! 後退しつつ、強力な武器で対処するんだ!」

 

 レーザーガンが効かないと分かれば、エリータワン、スモークスクリーン、リジェ、ハウンド、サンドストーム、デトライタス、ハブキャップ、アウトバック、地球製SPTドトール数機、大型のライオン型ゾイドのシールドライガー数機を含めるコンボイ等は後退を始めた。そこで強力な武器を持つ仲間に、キングマキシマムに対処してもらうのだ。

 

「フンッ! 吾輩の軍団に恐れをなし、逃げる気か! そうはさせんぞ! 地の果てまで追い立てて捻り潰すてくれるわ!!」

 

 後退するサイバトロン戦士等に、自分に恐れをなして逃げたと勘違いしたキングマキシマムは気を良くし、十四体の駒と共に追撃に転じた。少し考えれば、罠だと分かるはずだが、調子に乗っているキングマキシマムは気付いていない。

 

 

 

 恐竜型巨大ゾイドであるゴジュラスの火力増強型、ガナータイプに乗るロブ・ハーマンを隊長として、湖に沿って進撃するサイバトロン・スーパーロボット軍団の連合軍にも、敵の脅威が迫っていた。

 

「向こうは苦戦しているようだな。コンボイ司令官や彼らの為にも、我々がやらねば!」

 

 先頭を行くゴジュラスを駆るハーマンは、コンボイ等の本隊と自分と同じプロール率いる別動隊が苦戦しているのを見て、未だ被害を受けていない自分らが彼らの為に敵本隊に大打撃を与えねばと言う使命感に駆られる。そんなハーマン率いる別動隊に、湖に潜む水中用メガオート「S1ギズホ」が襲い掛かる!

 

「うわぁぁぁ!!」

 

「なんだ! こちらにも敵襲か!?」

 

 湖からいきなり飛び出て来た触手で、ミニボットのギアーズとビーチコンバー、シースプレーが捕まった。ギアーズの悲鳴で気付いたハーマンは湖の方へ視線を向ければ、湖から出て来るS1ギズホの触手が自分の隊を襲っていることに気付く。キズホの存在を知ったハーマンは、直ちに配下の隊に湖への攻撃を命じる。

 

「全員、湖に湖に攻撃! 触手に掴まった仲間を救出しろ!」

 

「このモンスターめ! 仲間を離せ!!」

 

「湖の底に沈めてやるぞ! この化け物め!!」

 

 ハーマンの指示で、アイアンハイドやトレイルブレイカー、トラックス、ミニボットのクリフ、ワーパス、MSのガンタンクなどが湖に向けて一斉射を放つ。だが、ギズホの上面装甲は厚く、ゴジュラスのロングレンジキャノンとガンタンクの120ミリ低反動キャノン砲を受け付けない。

 

「なんて頑丈な化け物だ! こうなれば、湖から引きずり出して細切れにしてやる!!」

 

「止せアイアンハイド! この触手の量だと、かなりの重量だぞ!」

 

 こちらの攻撃が効かないのであれば、湖から引きずり出そうと考えたアイアンハイドは両手をネットに切り替え、ハーマンの警告も聞かず、ギズホを引きずり出そうとしたが、その巨体を引きずり出せるはずが無く、逆に湖に引き込まれてしまう。

 

「うわぁぁぁッ!?」

 

「いま助ける!」

 

「手の空いた者は、湖の化け物に向けて撃て! これ以上、犠牲者を出すんじゃない!!」

 

 引っ張り出そうとして逆に引きずり込まれるアイアンハイドを助けようと、サイバトロン戦士たちが彼の身体を掴んで引っ張る。だが、ギズホのパワーで纏めて引きずり込まれようとする。それを援護するべく、ハーマンら手の空いている者たちは湖に攻撃を続ける。

 そんなハーマンらに対し、ギズホは四門の単装レーザーを撃ち込み、付近に待機するテドぺ等を展開して襲わせた。この攻撃にハーマン隊の被害は拡大する。

 

「湖から敵が出て来たぞ!」

 

「我々を待ち伏せしていたのか!? こちらが応戦する! 君たちサイバトロンは、仲間の救出を優先するんだ!」

 

 強力なレーザーライフルを撃つクリフが知らせれば、ハーマンはサイバトロン戦士等に仲間の救出を命じつつ、自分等スーパーロボット軍団の分隊は湖から続々と出て来るテドぺの対処に回った。




危うし、スーパーロボット軍団!

次回は合体回かな。
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