【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争   作:ダス・ライヒ

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タイトル二回目な気がするが…。

名前:セーン・村田
性別:女
年齢:22歳(外見年齢)
乗機:ジスタファイター(シャイジスタのメインパイロット)
概要:ジスタファイターの操縦および合体後のシャイジスタのメイン操縦を担当する。身体能力の総合値も4人の中で最も高い。

名前:馬服碧(まはら・あおい)
性別:男
年齢:17歳(外見年齢)
乗機:ジスタランド(シャイジスタのサブパイロット)
概要:ジスタランドの操縦および合体後はフルジスタフォーメーション類のセッティングなど出力制御を担当する。他にも、分離中は前線戦闘、合体中もメイン操縦を担うセーン・村田に代わって、チームのコントロール役も担う。

名前:飛鳥・フォドル(あすか・ふぉどる)
性別:男の娘
年齢:18歳頃(外見年齢)
乗機:ジスタライダーR(シャイジスタのサブパイロット)
概要:ジスタランドの操縦および合体後のフルジスタフォーメーション類の照準・射撃などをはじめとした火器管制を担当。

名前:有栖川此米(ありすがわ・ひめ)
性別:女
年齢:16歳
乗機:ジスタライダーL(シャイジスタのサブパイロット)
概要:ジスタライダーLの操縦および合体後の姿勢制御を担当。

真に勝手ながら、フォドル以外は90年代アニメのキャラのイメージにしました。俊伯さん、ごめんなさい。

『シャイジスタ』
頭頂高:29メートル
乗員:4名
概要:ジスタファイター、ジスタランド、ジスタライダーR、ジスタライダーLの四機のマシンが合体したロボ。いわゆる合体ロボであり、一部の武装は音声入力で発動する。戦闘力は当然の如く高い。
ロダンと呼ばれるブースターユニットを装備し、空中戦も可能。様々なオプションパーツによって多彩な戦況に対応することが可能である。
デザインは90年代アニメのOVA合体ロボのような物になっている(?)。
提供は俊伯さん。


Union&Counter!

 スタースクリーム軍団とヴィンデルの軍の強力な刺客たちにより、コンボイ率いるサイバトロン戦士とスーパーロボット軍団の進撃は止められた。

 

『サンギョウカクメーイ!!』

 

「うぉ! 倒されたはずの怪人が!?」

 

 更に追い打ちを掛けるように、倒されたはずのローラーバンキ、ガスバンキ、クワバンキ、コウアツバンキを初めとする蛮機族が巨大化したのだ。

 巨大化した四体の機械怪人は、恐れ戦くサイバトロンやスーパーロボット軍団に襲い掛かり、その巨体を生かして蹂躙せんとする。

 この状況を打破するため、サイバトロンとスーパーロボット軍団は合体しかないと判断する。

 

「こうなれば、合体しかない! エアーボット部隊、合体だ!!」

 

 上空で戦っていたエアーボット部隊は指揮官のシルバーボルトの指示で五体合体し、巨大なロボとなる。その名も合体戦士スペリオン!

 

『行クゾ、悪ノ鉄屑共! 全員纏メテスクラップ二シテヤル!!』

 

 合体したエアーボット部隊ことスペリオンは圧倒的な戦闘力で、上空に居る邪魔な敵機を片付けた後、地上で味方を蹂躙しようとするコダール集団やメガオートの大群を次々とスクラップに変えていく。

 五体合体によってパワーも五体分となっており、拳と蹴りのパワー、手にしているレーザーガンを含め、その威力は強大である。故に、スペリオンに立ち塞がる敵ロボットは一撃で鉄屑に変えられてしまうのである。

 

「エアーボットに続いて私たちも合体しよう! プロテクトボット部隊合体!」

 

 プロテクトボット部隊の指揮官であるホットスポットはスペリオンとなったエアーボット部隊に続くべく、傘下の四人と合体する。その名もガーディアン!

 パワーはスペリオンと同等であるが、フォースフィールドと呼ばれるバリアを持っており、名前の通り防御面においてはかなり優れている。合体しても救助活動を迅速に対応するためか、飛行能力も有している。

 手にしているライフルで数十体の敵機を撃破した後、プロール指揮のグループの救援に向かい、フォースフィールドで味方を守った。

 

「エアーボットもプロテクトボットも合体したのか! 俺たちも合体だ!」

 

『応ッ!』

 

 エアーボット部隊とプロテクトボット部隊の合体に触発されてか、修人らダルタニアスチームも合体を始める。

 これに応じ、ガンパーに乗るナブヤとサラ、べラリオスに乗るフウは直ちに修人のアトラウスの元へ集合し、合体を始める。

 

『クロス・イーン! ダルタニアース!!』

 

 四人の掛け声と共に三つのロボが一つに合体すれば、全高五十六メートル、重量六百七十八トンの胸にライオンの頭部パーツがトレードマークの巨大ロボが姿を現す。その名もダルタニアス!

 しかし、オリジナルではない。エネルギー量はブラックホール級であり、しかも大気成分も含めてあらゆるエネルギーを吸収して動力源とする。更には自己修復機能も備え、ミサイルも内部で自動生成する。

 強化されたダルタニアスは、ダブルナックルと呼ばれる肘から腕を発射するロケットパンチ攻撃を周囲の敵に向けて行った。

 

「ダブルナックル!」

 

 ダルタニアスの主要パイロットである修人の叫びと共に放たれた両腕のロケットパンチは、周辺に展開する敵機動兵器や無人兵器を次々と破壊し、元の位置に戻っていく。

 まだ敵の数は多く、巨大なダルタニアスを潰そうと続々と集まって来る。これに修人は次なる技を使う。

 

「蟻んこみてぇに湧いて出て来やがって! ジャイロスピナー!」

 

 次に腕の周囲にブレードを展開し、回転しながら周囲の敵機を切り裂いた。止まった後はブレードの部分だけをリング状に分離して、自爆しようと近付いて来るドロムに投げ付け、動きを止める。

 

「馬鹿でけぇ爆弾め、トランセイバーで真っ二つだ!」

 

 下手に射撃武器を使うと、吸収して撃ち返してくるので、右腰のバルジをトランセイバーと呼ばれる県に変形させ、それでドロムを真っ二つに切り裂いて撃破する。

 

「このハエ共め!」

 

 上空から空襲を仕掛ける敵機に対しては、左腕に連装砲で撃つ落としつつ前進する。

 三体の合体ロボの活躍もあり、追い込まれていたプロール等は反撃に移る。

 

「よぉーし、スペリオンとガーディアン、ダルタニアスに続け!」

 

『おぉーッ!』

 

 プロールの掛け声と共に彼のグループは遮蔽物から一斉に飛び出し、突撃を行った。

 

「こっちも合体だ!」

 

 合体を行うのはエアーボットとプロテクトボット、ダルタニアスだけではない。シャイジスタと呼ばれるチームも、合体するロボットで編成されたチームであった。

 ジスタファイターに乗るチームリーダーのセーン村田の指示で、馬服碧(まはら・あおい)のジスタランドと飛鳥(あすか)フォドルのジスタライダーR、有栖川比米(ありすがわ・ひめ)のジスタライダーLが集合し、合体シークエンスを始める。

 

「ドッキング・シスター!」

 

 その掛け声と共に四つのマシンが合体すれば、シャイジスタと呼ばれる二十九メートルはある巨大スーパーロボットが姿を現す。合体後には何処からともなく飛んで来たロダンと呼ばれるブースターユニットを装備すれば、上昇してポーズを取る。

 

「クソっ、合体したところでなんだ!」

 

 合体して姿を現したシャイジスタに対し、F-15やF-22、MiG-29、Su-27などの戦闘機に変形するジェットロン部隊は、バルキリーのSV-51やVF-27と共に編隊を組んでレーザーによる掃射を仕掛けた。

 

『敵機多数、接近中!』

 

「ミサイルランチャーを使う!」

 

『OK! ミサイル照準、完了!』

 

『姿勢制御、OKだわ!』

 

「ファイヤー!」

 

 多数の戦闘機による攻撃にシャイジスタは物ともせず、パイロット等はそれぞれの役目を果たした。メインパイロットのセーンが引き金を引けば、ジスタランドの武装であった六連装ミサイルランチャーで反撃し、数機のバルキリーを撃破する。

 

『敵機、まだ来る!』

 

「ランドキャノンとロダキャノンで!」

 

『了解、照準するよ!』

 

 ミサイルを躱し、変形してレーザー攻撃を続けるジェットロンに対しては、合体状態ジスタランドの四門のランドキャノンを展開させ、ロダンの連装砲であるロダキャノンも撃ち込んで撃破した。

 それから背後や下から攻めて来る敵機に対しては、大きな鉄拳と蹴りで潰していき、トミモツと呼ばれるエネルギーソードを抜き、空を飛ぶ機械獣とメカザウルスを次々と斬り捨てる。

 

『左側面よりガダン!』

 

「次から次へと!」

 

 レーザーを撃ち、長巻を持って集団で斬りかかるガダンに対しては、ミサイルランチャーとロダキャノンで数を減らしてから残った三機を連続で斬り、地上からレーザーを撃って来るテドぺを一掃するため、躱しながら地上へ降下して一体を両断。空かさずに横へトミモツを振り、他のテドぺを切り裂いた。

 

 

 

「クソっ、埒が明かん! ゲッターカオス3を要請だ!」

 

 ギズホと交戦中のロブ・ハーマンのグループは、湖の中に居たままでこちらを一方的に攻撃するギズホに自分等の装備では埒が明かないと判断してか、水中戦も出来るゲッターカオス3を要請した。

 これに応じ、基本形態のゲッターカオス1に戻って交戦していたゲッターチームは直ちに現場へと急行する。

 

『おい、お呼びだぜ。ハーマンの野郎だ』

 

『敵は水中機らしいな。ドソク、お前の出番だ』

 

「やっと出番か! 腕が鈍ってなきゃ良いが」

 

 要請を受け、自分の出番が来たドソクは余り出番が無いため、自信無さ気に操縦桿を握る。

 

『カオス1で一気に現場へ向かおう。それなら直ぐにつく』

 

『命令すんな! 俺でも分かってる! 道中の敵をぶっ叩きながら行くんだろ?』

 

「よーし、それまでに心の準備を済ませておくか」

 

 救援要請の為、飛行可能なカオス1のままゲッターチームはハーマンのグループの元へ急いだ。この間、ドソクは心の準備をする。

 当然、敵は出て来たが、ゲッターカオスの敵ではない。ゲッタートマホークとゲッタービームで蹴散らされるばかりだ。物の数秒で現場へ到着し、ギズホに襲われるハーマンのグループが見えた。

 

『見えたぞ! オープンゲット!』

 

「もう着いたか! チェンジ、ゲッター3ィ!!」

 

 カオス1のメインパイロットの竜騎が合体を解けば、出番が来たドソクはゲッターカオス3に形態を変えさせる。

 

『なんだこの数は!?』

 

「肩慣らしには丁度いい! 行くぞ!!」

 

『あまり向きになるなよ!』

 

 メインパイロットとなったドソクは水陸両用形態のゲッターカオス3を地面に着地させた後、湖から出て来た大量のテドぺが道を塞いでいた。これにドソクは肩慣らしには丁度いいと啖呵を吐き、カオス3の腕を動かしてテドぺを殴る。

 ドソクが操縦桿を動かし、繰り出されたカオス3の右腕のパンチはテドぺを一撃でスクラップにした。続けざまに左腕を振るい、二体目を砕き、障壁となるテドぺを砕きながら進む。

 彼は己の巨体とその腕っ節で裏社会の頂点に上り詰めたのだ。ゲッター線に選ばれ、パイロットとなってもドソクの戦い方は変わらない。敵が何であろうと、ただ目前の敵を己の拳で打ち砕くのみ。

 

「あれか、水中の化け物ってのは!」

 

 敵を粉砕しつつ湖へ辿り着けば、湖の中より出した触手でサイバトロン戦士等を襲うギズホが見えた。

 

『サイバトロンの奴ら、やられてっぞ!』

 

『直ちに向かおう。あのままでは誰かスクラップにされる』

 

「言われなくとも分かってる! お前らは俺のサポートをしてろ!」

 

 一度それを見たドソクは竜騎とレンのサポートを受けつつ、邪魔なテドぺを片付けながら現場へと駆け付ける。

 ギズホの触手に何名かのサイバトロン戦士が捕まったままだが、アイアンハイドは助けられ、襲い掛かる触手に他の仲間たちと共に応戦していた。

 

『来たかゲッターチーム! 敵は上面にレーザー砲四門を装備している! 我々が支援射撃を行う! その間に湖の奴を引きずり出すか破壊しろ!』

 

「そう指図されなくともそのつもりだ! さぁて、久々の水泳だ!」

 

 自分らの到着を目撃したゴジュラスに乗るハーマンが指示を出せば、元からそのつもりのドソクは湖へと前進する。この間にハーマンらは水中に潜ろうとするゲッターカオス3の支援を行うべく、水中から攻撃してくるギズホに向けて攻撃を始める。

 ギズホの注意が完全にハーマンらの方へ向けば、カオス3は一気に湖へと飛び込み、湖の中に潜むメガオートと対峙した。

 

『デカいぜ! カオス2の方が良いんじゃねぇか?』

 

『あぁ、あれならドリルで抉り、内部から破壊した方が…』

 

「せっかくの俺の出番を取るんじゃねぇ! こんなタコだかイカか良く分からん奴は、湖から引きずり出して陸でぶっ潰すのが一番だ!!」

 

 巨大なギズホに対し、カオス2のゲッタードリルの方が効果的と言う二人に対し、ドソクは出番を取るなと怒鳴りつけ、飛んでくる触手を躱しつつ背中のスクリューを高速回転させて接近した。

 陸での移動力はカオス1とカオス2に劣るカオス3であるが、水中では嘘のように速かった。飛んでくる触手を躱し、あるいは掴んで引き千切った。そんなドソクが駆るカオス3に、複数の同じ水陸両用機のテドぺが迫る。

 

『河童共が来るぞ!』

 

「関係ねぇ! ぶっ叩くまでだ! ゲッターミサイル!!」

 

 迫る複数のテドぺに対し、ドソクはゲッターミサイルを撃ち込んで破壊する。そんなドソクにハーマンより仲間を掴んでいる触手を破壊するように指示が来る。

 

『カオス3、仲間を掴んでいる触手を破壊しろ! 根元ならば、引き千切れるはずだ』

 

「簡単に言ってくれるぜ。近付くのに苦労してるって言うのに」

 

『代わろうか?』

 

「いや、水中戦は俺の担当だ! やるぜ!!」

 

 その指示にドソクが文句を言う中、レンはカオス2にチェンジするかと問われる。これにドソクは苛立ち、邪魔な敵や触手を潰しながら強引にギズホに接近し、仲間を掴んでいる触手を引き千切り、捕まっていた仲間たちを解放する。この間に攻撃を受けていたが、カオス3の重装甲のおかげで大事には至らなかった。

 仲間を全て救出したところで、カオス3を全身を残り全てのギズホの触手が掴み、引き千切ろうとする。これにドソクはカオス3の必殺技を使うべく、湖に居る全ての味方に退避するように叫ぶ。

 

「お前ら今すぐ湖から出ろ! こいつを地面に叩き出す!!」

 

『何っ!? 総員、直ちに湖から離れろ! カオス3のグレートアバランチが来るぞ!!』

 

 ドソクの声色で必殺技のグレートアバランチが来ると判断したハーマンは、直ちに湖に居る仲間たちに早急な退避を命じた。急いで触手に掴まっていたサイバトロン戦士たちがそれぞれの変形する乗り物となって湖から脱出していく中、ドソクはそれを待たずにカオス3のスクリューを全開にし、引き千切ろうとするギズホをパワーで逆に振り回し始める。

 

「グレートアバランチ!!」

 

 その巨体を持ちながらも、カオス3のパワーに力負けしたギズホは何度か振り回された後、外へ向けて投げ飛ばされた。大量の水飛沫が上がり、ギズホの巨体は空中高く投げ飛ばされる。更に追撃を掛けるべく、カオス3も湖から飛び出してそのまま上昇し、放り出されて何も出来ないギズホを捕まえ、地面に叩き付けた。

 

「ぬぁぁぁッ!!」

 

 ドソクの叫びと共に地面へと叩き付けられたギズホは大爆発してバラバラに吹き飛ぶ。その爆炎の中より、悪魔の如くカオス3だけが立っていた。

 

『よし、リペアを終え次第、直ぐに進軍を再開するぞ! 村田は周囲警戒を!』

 

 湖の脅威であるギズホを倒した後、ハーマンはリペアと補給を終え次第、進撃を再開すると伝え、無傷な者たちに周囲警戒を行うように指示した。上空から支援しているハルのF-4戦闘機にも警戒するように指示を出す。

 

 

 

 戦いは今も続いていた。

 スキアのヴァルザカード・セカンドGはビルゼーと交戦し、ツバキ・R・ハルパニアのリューハイロード・オリンピアはオラシオの飛竜戦艦と共に敵を倒しながら前進している。ライトンのマジンガーZと浩二のダイオンγは、ミザーク・アーべィのバイオンβとレイアとセリスのシャルロ姉妹が駆るミリオンαの連携に苦しめられている。

 念神エクリプスを駆るハスミ・クジョウは中半使徒化状態の量産型エヴァ改と交戦。刃のガンダムアストレアはサーシェスのアルケーガンダムと戦い、リズ・カデンツァのガンダム・バルバトスルプスレクスとサカヅキ・ミナホのガンダムF90・パワードカスタムはデシルのクロノスと交戦していた。

 他の戦士たちは手駒を連れて現れたキングマキシマムと復活した蛮機族四体と交戦中だ。これを打開するため、エアーボットはスペリオンに合体、プロテクトボットはガーディアンに合体、ダルタニアスチームは合体ロボ、ダルタニアスに合体し、シャイジスタチームはシャイジスタに合体した。

 

「何か物足りない感じですが、合体ロボまであるなんて! スーパーロボット大戦を生で見れて感激です!!」

 

「速くしてくれないかね。こちらにも敵が迫っているんだよ」

 

 巨大ロボと合体ロボの活躍ぶりを見て、救出されたエルが興奮する中、サイバトロンの科学者であるパーセプターは速くしてくれと彼を急かす。

 

「すみません、つい興奮してしまって。それより、僕のイカルガが凄い事になってるんですが?」

 

「あぁ、誠に勝手ながら強化させてもらったよ。元の性能は第二世代SPTレベルだが、それではスタースクリームたちには勝てない。そこで、我々の技術を使って強化させ、戦闘力と機動力を格段に向上させたのだよ」

 

「超強化ですね! ありがとうございます!!」

 

「今回限りだがね。この戦いが終わったら、元の形に戻させてもらうよ」

 

 謝罪しつつ自分のイカルガが凄いことになっていると問えば、双眼鏡にトランスフォームするトランスフォーマーであるパーセプターは勝手に改造したと悪気も無しに答えた。

 普通なら呆然とするか怒るところであるが、エルはサイバトロンの技術でイカルガが強化されたことに大いに喜んでいた。ただし、改良型のイカルガはこの戦い限りであり、戦いが終われば元の性能へと戻される。

 それでも良いエルは早速乗り込もうとするが、パーセプターに止められる。

 

「では、早速!」

 

「おっと、待ちたまえ。そんな服装でこの機体に乗れば、高速戦闘で生じた重力に潰れて死んでしまうよ。この対Gスーツを着なさい」

 

「これは、パイロットスーツ! いつの日か拵えようと思っていましたが、まさか早く袖を通してしまうことになろうとは…!」

 

 スタースクリーム軍団とヴィンデルの軍の襲撃時、通常のイカルガで高速戦闘を行っていたエルは無事であったが、改良型は通常型とかなり違うので、その状態で高速戦闘は危険と思い、この為にパーセプターはパイロットスーツを用意していたのだ。

 パイロットスーツまで着ることになってしまったエルは驚き、パーセプターから渡されたスーツを受け取り、周りの視線があるにも関わらず、袖を通したいと思って自分が着ている衣服を脱ぎ始めた。

 

「おい、エル! お前なんで!?」

 

「え、エル君が…!?」

 

「この世界の人間は、人前で着替えるのかね? 更衣室はあっちだ」

 

「あっ…」

 

 強化型のツェンドルグで警戒中のキッドとアディにその場を見られてしまい、エルは赤面してパーセプターが指差した更衣室へと向かった。

 エルがサイバトロンによって改良されたイカルガに乗る準備をする中、上空ではシャイジスタがキーラ・エルベルトの奇怪な重戦闘機であるジャイアントモグリンと交戦していた。




更新が結構遅れたな…。

次に仕上がるのは、いつ頃になろうか。
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