【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争   作:ダス・ライヒ

125 / 224
名前:メトバルト・ギュリーカー
性別:女
年齢:32歳
階級:少佐
所属:ワルキューレ 陸軍第30軍
乗機:ジンクスⅢ
概要:まんまエルフみたいな容姿。
わりと好戦的な奴で、手柄を上げるたび血の池が任地で出来上がってしまうほど。
キャラ提供は神谷主水さん

名前:カーラ・ドゥルヴァティー
性別:女性
年齢:25?
階級:少尉
所属:ワルキューレ陸軍第30軍
武器:ジンクスIV
褐色に近い肌色で中性的な外見をした女性パイロット。
自分達の威信を上げることを何よりの目的としており、その為に戦っている。
様々な武器を扱うことが出来るが、戦い方は些か野蛮で、雄叫びを上げながら突っ込んだり被弾上等とばかりに真正面から撃ち合ったり最悪無手、あるいは周辺の物を引っ掴んで戦い、挙句に敵の首を取る。
搭乗中はMSの首や航空機の機首部分などに済ませているが、戦闘後は死体漁りを平然と行い自身が殺した兵士達の首を集めている。
キャラ提供はただのおじさんさん

名前:シーン・プライセル
性別:男
年齢:31歳
階級:少佐
所属:空軍第81航空軍
乗機:VF-11C+ガンパック(アーマードパックの亜種。ミサイルを外し代わりにガトリングやショットガン・回転砲といった銃器のみの装備)
概要:訓練生時代にミサイルを迎撃しきれず負け続けた結果、『如何にミサイルを迎撃し勝つか』から『如何にミサイルを早く完全に撃ち落とすか』へて、バルキリーで有りながらミサイルを全て捨て去り代わりに各所に死角無く銃器を配置してミサイルを筆頭に飛翔物を撃ち落とすアンチミサイルとも言うべくガンパックを設計するほどの『ミサイル絶対撃ち落とす』マンへ成長(?)していった。
キャラ提供はkinonoさん

名前:リリ
性別:女
年齢:9歳
階級:ヒューマンデブリ
所属:国民突撃軍
乗機:スーサイド・ロディ(ロディ・フレーム)
現地民を阿頼耶識システムに適合させて暴力で教育した促成の捨て駒。
スーサイド・ロディは外見上、他のロディ・フレームと区別がつかないが、機体の重要バイタル部分にS-11(もしくは小型戦術核)が仕込まれており、最終的には自爆させて重要そうな敵を道連れにさせる為のカミカゼ機、当然パイロットも捨て駒。

名前:ジリア
性別:男
年齢:12歳
階級:民兵
所属:国民突撃軍
乗機:アンフ
現地民を促成訓練でMSに乗せた数会わせの駒。
一応MSに乗っている(歩兵より死ににくい)以上、金かコネで安全を買っている立場になるが、彼我の戦力差からしたら誤差程度である。
キャラ提供はリオンテイルさん


南部戦線、異常なし

 大帝国軍が全ての戦線で反撃に出たが、南部戦線にはアルカ・ノイズの大量投入は無かった。南部戦線で大量に投入されたのは、カミカゼ機による捨て駒の部隊であった。

 

『MWにアンフ多数! それにエイハブ反応! 敵はロディ・フレームの模様!』

 

「戦術機部隊を前に出して! ビームじゃ効果が無いわ!」

 

 大量に突っ込んでくるアンフの中に、ロディ・フレームが混じっている為、ナノ・ラミネート装甲にはビームが効果的でないと判断し、M1アストレイに乗る士官は戦術機部隊を前に出すように告げた。

 それに応じ、実弾兵器主体のF-5FミラージュⅢやミラージュ2000等の戦術機数十機が編隊を組みながら前に出て、突撃砲の嵐を突っ込んでくる敵部隊に浴びせる。凄まじい弾幕にMWとアンフは溶けるように破壊されて行き、スクラップの山を築いていく。

 

「こ、こんなの無理だ! 僕は…!」

 

 アンフやMWと言った貧弱な装備で突撃させられているのは、少年や老人と言った兵員で編成された国民突撃軍であり、連隊規模の戦術機による弾幕で数百機がスクラップになった後、アンフに乗るジリアと呼ばれる少年が他のアンフと同様に逃げようとしたが、後方に控えるASのサページの改良型であるRk-02セプターが持つAS用狙撃銃で胴体を狙撃された。

 撃ち込まれたのは第三世代戦車の正面装甲でも容易く撃ち抜ける徹甲弾であり、アンフの装甲でも貫通し、乗っているジリアの身体は引き裂かれた。他のアンフも同様で、コクピットの部分がある胴体を撃ち抜かれ、その場で停止する。これを見た国民突撃軍は回れ右して再び敵陣を目指す。

 

「こいつ等、退かない!?」

 

『良いから撃ちなさい! こっちが死ぬわよ!』

 

 後方で狙撃されることを恐れて無意味に突撃を続ける国民突撃軍に戦術機に乗る衛士は驚愕する中、上官に撃ち続けろと言われ、突撃砲を撃つトリガーを引き続ける。下部の滑空砲も撃ち込み、その貫通力で数機ごと撃ち抜くも、国民突撃軍の足は止まらない。支援砲撃を受けてもだ。そればかりか、武器を持たないロディ・フレームが突っ込んでくる。

 

「こ、この! 来るなって!!」

 

 小隊ごとに固まっているミラージュⅢに向け、一機のロディ・フレーム、その名もスーサイド・ロディがスラスターを全開にしながら迫る。見た目はスピナ・ロディやガルム・ロディと変わらない。

 何発も突撃砲の弾頭を受けているが、ナノ・ラミネート装甲で弾いている。が、胴体と脚部分以外コーティングが施されていないのか、両腕が無くなっていた。それでも突撃を止めず、被弾しながら突っ込んでくる。

 

「取り付かなきゃ。取り付かなきゃ、取り付かなきゃ…!」

 

 スーサイド・ロディに乗るのはリリと呼ばれる幼い少女だ。全身痣だらけであり、髪も半分以上が引き千切られ、片眼に大きなたん瘤が出来て見えていない。そればかりか、背中には阿頼耶識システムが施されている。ゴミのような値段で売られ、終いには使えないと判断されて乗せられたようだ。

 そんな少女が乗るスーサイド・ロディの胴体と脚部にだけにナノ・ラミネートが施されているかは、この後に分かる。リリが血反吐を吐きながらミラージュⅢの小隊に突っ込んだところで、重要バイタル部分に仕掛けられた装置が作動する。

 

「こいつ、どういうつもり!?」

 

『高熱源反応! そのロディから!!』

 

「はっ!?」

 

 突っ込んで取り付いたリリのスーサイド・ロディに対し、一機が接近戦用の短刀を引き抜き、胴体に突き刺した瞬間、僚機の衛士より高熱源反応がすると言う無線連絡があった。これに驚くスーサイド・ロディに短刀を突き刺した衛士であったが、時すでに遅く、仕掛けられた装置の爆発に呑み込まれた。

 

『か、核爆発…!? あのロディ・フレームに核爆弾が内蔵されているのか!?』

 

「爆発の規模からして小型戦術核か! 奴ら、狂ってやがる!」

 

 上空で国民突撃軍をGNビームライフルで撃っていたジンクスⅢに乗るエルフのような容姿を持つメトバルト・キュリーガーは、スーサイド・ロディの戦術機を巻き込んだ自爆攻撃を見て、核爆弾を使っているのかと驚く中、ジンクスⅣに乗るカーラ・ドゥルバヴァーティーと呼ばれる褐色肌の中世的な女性パイロットは、敵自爆機に搭載されているのは小型戦術核であると、爆発の規模で見抜く。

 その次に別のスーサイド・ロディが被弾しながらも味方戦術機部隊に到達し、次々と自爆して味方部隊に被害を与えていく。M1アストレイやジンクスⅢなどのMS部隊にも及んでおり、南部方面軍の損害は時間が経つごとに増えていた。

 

「むっ、敵のミサイル攻撃!」

 

 スーサイド・ロディ部隊によるの自爆攻撃によって前線部隊が混乱する中、更なる混乱を巻き起こそうとしてか、大帝国軍はまだ国民突撃軍がいるにも関わらず、ミサイル攻撃を敢行する。

 ロケット弾と同時に対地攻撃用ミサイルが大量に撃ち込まれる中、従来のアーマード・パックとは違うアーマード・パックを装備したVF-11Cサンダーボルトに乗るシーン・プライセルはロケット弾を含む大量のミサイルをモニター越しに見て、撃ち落とさねばならない衝動にかられ、専用アーマード・パックに搭載された胸部ガトリング砲や連射式散弾砲、対空ビーム砲と言った搭載火器を右手に持つ大型ガンポッドと共に乱射し、次々と撃ち落としていく。

 たちまち花火のように爆発の連鎖が巻き起こる。それでも大帝国軍は撃ち続けるが、そのどれもがシーン空軍少佐が駆る専用アーマード・パック、ガン・パックを装備したVF-11Cの弾幕の前に全て撃ち落とされた。

 

「ミサイルは撃滅だ!」

 

 そう叫んだ後、シーンは空襲を仕掛けようとする敵爆撃機の大編隊に向け、ミサイルと同様の弾幕を浴びせて撃破していく。

 

「空軍め、私たちを巻き込むつもりか!?」

 

 その弾幕に危うく巻き込まれ掛けたメトバルトであったが、何とか避けて僚機の同型機を率いて国民突撃軍の残りを片付ける。優先するのはスーサイド・ロディにであり、上空から急襲を仕掛け、GNランスでパイロットごと突き殺した後、直ぐに引き抜いて爆発から逃れる。特にメトバルトがランスで良く貫いており、その援護を部下にやらせていた。

 

『うわっ! こっちに来る!?』

 

「フン、アンフやMWに突撃させておいて、自分等は後方で振るえるか! ならばその首、全て取らせていただく!!」

 

 進路上に居る国民突撃軍を全て片付けたヤギの頭骨を踏む獅子を描いたエンブレムを肩部分にいっぱいに描いたジンクスⅣに搭乗するカーラは、機体の機動性を生かして両手に持った二挺のビームライフルで驚愕する大帝国軍のリーオーやバーザム、ガルスJなどの胸部に撃ち込み、爆発で首を飛ばしていく。

 

「うぉぉぉ!!」

 

 雄叫びを上げながら敵陣に突っ込んだ後、ビームライフルを手近な敵機に投げ付け、空いた両手でビームサーベルを抜き、周辺の敵機を切り裂いて次々と首を斬り飛ばす。

 

「落とせ! 堕とせ! 首を! 機体を!! さぁ、後どれくらいいる!? どれ程の首がある!!」

 

 そう叫びながら単独で敵機の首を斬り落とし続ける。首を落とされてもまだ動いている敵機もいたが、後続の突っ込んでくる戦術機部隊やMS部隊、続々とやって来るバルキリーなどの航空機部隊によって殲滅される。

 国民突撃軍の特攻で敵にかなりの被害を与え、反撃にしようとしていた大帝国軍であるが、ワルキューレ南部方面軍に与えた被害は戦術機一個連隊とMS二個大隊、歩兵大隊、戦車二個中隊程度であり、大帝国軍はシーンの奇抜なミサイル阻止とカーラを初めとしたエースの単独暴走により逆に大損害を被り、反撃は失敗した。

 

「損害は機動兵器二個連隊、歩兵一個大隊、戦車二個中隊か。大した損害では無いな。進軍は順調だ」

 

 戦闘に参加しなかったスミスは、南部での大帝国の反撃で受けた損害を軽微と表し、進軍は順調だと口にした。その言葉を表すように、南部方面軍は首都へと進撃中である。損害を受けた部隊はそこで補充などを受けて再編を受け、負傷兵らは救急車に乗せられて後方へと下げられ、損傷した車両と機体は整備部隊によって整備されていた。その横を、まだ元気な南部方面軍の隊が通り過ぎていく。

 

 

 

 帝国再建委員会やワルキューレによる大帝国討伐作戦が順調に進む中、大帝国の皇帝ラインハルトに苦汁を二度も飲まされた者たちもまた、その広大な穀倉地帯を手に入れるべく、挙兵しようとしていた。

 

「陛下、帝国再建委員会なる賊軍とワルキューレが、正義の帝国なる悪鬼共を打倒すべく、兵を挙げているとか」

 

 皇帝ラインハルトに苦汁を飲まされた勢力の一つ、アガサ騎士団も兵を挙げようとしていた。アガサ騎士団のアルゴン王の居城である玉座の間にて、派遣部隊の隊長である騎士が片膝をつき、頭を垂れながら玉座に座る王にその許可を求めている。

 

「うむ。此度のあのイヴ人の賊軍、着実に勢力を伸ばしておると余の耳にも届いておる。それに戦乙女らは、憎き悪帝ラインハルトの首を討ち取れば、あの者等を国家として認めるとも聞いておる。彼奴等をこれ以上のさばらせれば、いずれ我がアガサの領地にも手を出しかねん。正義を自称するラインハルトの首、討ち取って見せよ」

 

「はっ。申し遅れましたが、既に兵は派遣しております」

 

「なにッ!? 貴公、無断で兵を派遣したのか!」

 

 その請いにアルゴン王は帝国再建委員会の百合帝国再建を阻止すべく、大帝国の皇帝ラインハルトの首を先に討ち取るように命じ、挙兵の許可を出した。それに要請を出した隊長格の騎士は既に派遣していると告げれば、隣に立つ側近は無断で派遣したのかと叱責する。

 

「許可が降りぬ場合は退かせるだけの事。そんな些細なことで、一々金切り声を上げる出ないわ」

 

「貴様…!」

 

 叱責する側近に対し、隊長格は許可が降りぬ場合は撤収させれば良いと返す。しかも煽るような言葉も付け加えた為に側近は激怒するが、アルゴン王に止められる。

 

「其方、無駄に煽るでないぞ。結構、メイソンの者共に出遅れる心配は無いな。して、派兵した騎士たちは手練れか? 先ほど、我が城で見ぬ者が多いが」

 

「はっ、どれも手練れの騎士たちでございまする。ご無礼を承知で、わたくし目が人選し、派遣いたしました。何の相談もせず、申し訳ございません」

 

「そうか。なれば我がアガサの勇者たちが、悪逆ラインハルトの首を討ち取るのを、祈るばかりよ」

 

 自分の側近を煽るなと叱り付けた後、派遣した騎士等は精鋭であるのかと問えば、隊長格は謝罪しながら精鋭たちを人選して派遣したと答えた。その答えを聞いたアルゴン王は、精鋭たちが帝国再建委員会よりも先に皇帝ラインハルトの首を討ち取ることを期待した。

 アルゴン王の期待に応えるため、大帝国がある惑星の衛星軌道上に、改ペガサス級強襲揚陸艦とハーフビーク級戦艦を中心としたアガサ騎士団の艦隊が集結していた。

 

 

 

「賊軍をこれ以上のさばらせるのは面白くない。立場と言うのを分からせんとな」

 

 アガサ騎士団も動くなら、メイソン騎士団も大帝国討伐に動いていた。メイソン騎士団もまた、皇帝ラインハルトに苦汁を飲まされた事もある。モーリック王は既に大帝国に精鋭たちを派兵しており、目的はアガサ騎士団と同じく帝国再建委員会の百合帝国再建を阻止する事であった。

 

「おそらくアガサの者共も動いておるだろう。だが、あの賊軍には破壊の刃の雨を浴びせてやろうぞ」

 

 だが、メイソン騎士団はただ阻止するだけでない。帝国再建委員会にも攻撃を行おうとしている。牙城に居るモーリック王が口にした通り、アガサ騎士団と同じく衛星軌道上に居るメイソン騎士団の艦隊は降下部隊だけでなく、ダインスレイブと呼ばれる巨大徹甲弾を搭載したグレイズ数十機が横一文字隊形に展開し、その照準を西部から侵攻する帝国再建委員会に向けていた。

 かくして、四つの勢力による皇帝ラインハルトの首の争奪戦が始まる…!




首都決戦はまだです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。