【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争 作:ダス・ライヒ
性別:男
年齢:38歳
階級:アカ狩り隊少佐相当官
所属:アカ狩り隊
武器:ウィンチェスターM1873
概要:赤狩り隊の生き残り。運が無さそうな名前だが、敵に対しての意味である。
キャラ提供はG-20さん
遂に首都決戦が開始された。
攻撃開始はメイソン騎士団を除き、奇妙なことに帝国再建委員会、ワルキューレ、アガサ騎士団と同時であった。
「我が戦闘団が先発か。まぁ良い、能力で粋がる連中に我ら航空魔導士の実力を見せてやろう」
帝国再建委員会の攻撃で先発を切る羽目になってしまったターニャであったが、昇進は確定なので、何処で手に入れたか空中空母のヘリキャリアにて温存される能力者たちに自分ら航空魔導士の実力を見せるべく、意気揚々と特務大隊と第13大隊を率いて敵陣に突撃する。
ターニャと特務大隊全員はファイテックスを身に纏っているが、第13大隊はファイテックスは無く、前方から来る弾幕に対する防御手段は魔法障壁くらいしかない。第13大隊からは嫉みの視線を感じるが、ターニャはそんなことを気にするタマではない。直ぐに面制圧に長けた武装を持つウィリーと彼の第3中隊に攻撃を命じる。
「アーメンガード大尉、目前の敵防衛線に攻撃! 面制圧だ!」
「了解! 第3中隊、広範囲榴弾発射!」
その指示に応じ、ウィリーと彼と同じ多連装ロケットポッドを持つ第3中隊の面々はロケット弾を発射した。ロケット弾はそれぞれ照準した目標に向けて飛んでいき、頭上に到達すれば内包された小型爆薬を広範囲にばら蒔き、目標に居た敵兵ら多数を殺傷する。対バグズ用の武装であるため、バンカーや車両、機動兵器には効果はないが、生身の歩兵には脅威である。
「敵歩兵、多数殺傷!」
「敵グライダー並び能力者部隊接近!」
「あれはグリーンゴブリンのグライダーではないか! この世界では正式化兼量産されているのか。ヘリキャリアに近付けるな! 排除しろ!」
敵歩兵を多数殺傷した後、ターニャが知る敵が乗っていたグライダーと飛行能力を持つ能力者か魔法使い多数が接近してくる事を知らされた。ターニャはグライダーの方に驚いたが、即座に迎撃を命じた。
「今日のテメェらの運勢はハードラックだ! なんたってこのハードラック様が来たからな! テメェらはここで終わり…」
グライダーの上に立つハードラックと言う名の大男は、ウェンチェスターM1873と言う古めかしいライフルでヘリキャリアを数名と共に襲おうとしたが、S装備と呼ばれる特殊な航空魔導士用装備を身に着けたアーデの攻撃を受け、随伴者と共に蒸発した。
「ファイテックスが良かった…この装備は通常の物より高いが、身体のラインが浮き出て困る」
S装備はファイテックスほどの防御力は無いが、魔力を増幅する機能を備え、機動力も通常の演算宝珠と飛行ユニットと大差はない。これにアーデが不満を抱く理由とは、自身の身体のラインが浮き出てしまう事だ。
彼女の身体つきはとても軍人とは思えない物で、胸は大隊のどの女性やイヴ人よりも大きく、男性の目線を引き寄せるには十分だ。それがS装備で浮かび上がるのだから、アーデは羞恥心を覚えるのは無理はない。男性陣は喜んでいるが。
「へへへっ、あの女は頂きバスッ!?」
「おいクソ変態共、うちの副隊長殿をエロい目で見てんじゃねぇぞ! テメェら正義の帝国じゃねぇのか? 悪の帝国の間違いじゃねぇのか?」
グライダー隊と低級能力者たちはアーデのS装備で浮かび上がった妖艶な肉体を見て興奮し、一斉に襲い掛かったが、ユーゴの拡散術式の攻撃を受けて壊滅する。それから正義の帝国なのに、悪の帝国なのかと問い詰める。
「うるせぇぞこの赤軍か人民軍か分からねぇ野郎共が! アカは絶対悪で俺たちが正義なんだよォ!!」
「まっ、正義を名乗ってる時点で、お察しだがな」
悪の帝国と言われた大帝国のグライダー隊と能力者部隊はその問いに激昂し、一斉にユーゴへと襲い掛かったが、ファイテックスを身に纏う青年は動じずに腰の片手剣を抜いて構える。
ユーゴにはこの集団を斬り伏せる自信があるのだ。だが、それはアフリカ原住民の血を引くアラサに取られる。
「オラオラ! スコア更新だぜ!!」
アラサは投げ槍で一人を串刺しにした後、ファイテックスのパワードアシストを使った盾による打撃で二人目の首を弾き飛ばす。そこから落下する敵兵から槍を素早く引き抜き、周囲に居る敵兵らを次々と刺し殺すか喉を引き裂く。
「おい! 何やってんだよ!? ここは俺が格好良くこの剣で叩き切ってやろうと思ったのに!」
「あっ、そうだったのか? そんな悠長に構えてたら、やられちまう、ぜ!」
「うぉ!?」
自分の獲物を取るなと言うユーゴに対し、アラサに悠長に構えていたら死ぬと、彼の背後に回った敵兵に向けて槍を投擲して見事に当てた。無論、気付かない上に行き成り槍投げをするアラサにユーゴは驚きの声を上げる。
「危ねぇだろうがぁ! 投げる前に言え!」
「だったら背中に目でも付けるんだな! そいっ!」
次からは言えと言うユーゴに、アラサは周辺の敵を倒しながら槍を回収しに向かった。
「あいつ等、何やってんだい」
ユーゴとアラサのやり取りを見ていたフェリーチェは呆れつつも、抱えているMG3汎用機関銃を掃射し、向かってくる敵集団を一掃する。
「今度はバルキリーかい。それにMSも居るね。普通なら手を焼くけど、今はこいつを着てるからスクラップに出来るね!」
グライダーや能力者集団を機銃掃射で一掃したフェリーチェに向け、VF-11Cサンダーボルト等を初めとした多種多彩なバルキリーと、ティターンズ系やネオ・ジオン系などのMS部隊が襲い掛かる。
通常の装備なら何名かと連携して対応している所だが、今のフェリーチェはファイテックスを装備して戦闘力が上がっている。攻撃をかわしつつ、手にしている機関銃から発射される弾丸を強化し、破壊力を挙げたその弾幕で破壊していく。
「へっ、今なら空中戦艦だってぶっ潰せるよ!」
自分に向かってきたバルキリーとMSの集団を一掃したフェリーチェは、MG3の加熱した銃身を排出し、予備の銃身を装着してから戦闘を継続する。
これが特務航空魔導士大隊の中で最強とも言える第1兼大隊本部中隊の戦闘力である。一人一人の実力がネームド級の上位であり、この中隊だけで航空魔導士一個連隊の戦闘力を秘めているとも言われている。事実上、第1中隊だけで敵の進軍を止めていた。
「第3中隊、ディフェンス・フォーメーションD! 敵航空部隊にチェーンガン掃射!」
その元第1中隊所属で現第3中隊指揮官であるウィリーは部下等に防御用の陣形を取るように命じ、ヘリキャリを破壊せんと押し寄せる敵戦闘機や攻撃機、戦闘ヘリに向けて自身と同じく右肩にミニガンを装備した部下等に掃射を命じる。
この弾幕で敵航空機群は蜂の巣にされ、次々と被弾して墜落していく。元第1中隊の航空魔導士に率いられた第3中隊も第1に負けに劣らずの実力であった。
「この先より、一歩も進めると思うな! 下郎共!!」
「ふざけやがって! 正義の鉄槌を受けて見ろ!!」
イヴ人部隊である第2中隊を率いるアヤメはライフルを下げてから腰の大太刀を抜き、ヘリキャリアへと押し寄せるグライダー隊と能力者、機動兵器の集団に向けて告げる。
これに激昂した大帝国軍は押し寄せたが、アヤメが刀身に魔力を込めた斬撃を放てば、その斬撃は巨大な刃となり、押し寄せる大帝国軍を切り裂いた。
「な、なんだ!? 突っ込んだ連中が真っ二つに!?」
「て、敵が!? グワァァァ!!」
向かった全ての大帝国軍がアヤメの斬撃で真っ二つに切り裂かれる中、背後に居るイヴ人の部隊は散会し、浮足立つ敵軍に情け容赦なく強化魔法の弾丸や魔弾を浴びせ、敵に更なる損害を与える。
第1や第3中隊程ではないが、それでも特務大隊所属であってか、イヴ人のみで編成された第2中隊もネームド級であった。特に魔力面は中隊より秀でているようで、敵の攻撃を防御しつつ反撃を行い、ヘリキャリアや自身への接近を許さない。
「俺たちも忘れんなよ! 第4中隊をよ!」
第1から第2、第3中隊ばかり目が行くが、第4中隊もネームド級の集まりだ。率いているが元第1中隊所属のシュルツであり、彼の指揮と経験のおかげで押し寄せる敵を留める所か押し返していた。
「これ、俺たち必要か? あいつ等だけで敵を押し返しているぞ…!」
「流石は委員会史上最強の航空魔導士部隊ですね…! 私たちは幸運ですよ、彼らの敵ではないのですから」
第13大隊に属するアーペントラウフェンとゴズンはターニャ率いる特務大隊の活躍ぶりを見て、敵出なくて良かったと口にする。事実、隊を率いるターニャですらファイテックスを身に纏っただけでただでさえ高い戦闘力が向上し、敵の空中戦艦三隻を随伴機諸とも単独で殲滅している。
「ちっ、俺たちよりいい装備しやがって!」
「あれほどの装備をしておれば、当然の活躍よ!」
ファイテックスを身に纏って一個師団相当の敵を殲滅する特務大隊に対し、フリードリヒ、ダカール、石動、ジョシュア、キテスは嫉みの目を向ける。一元は茫然としていたが。
そんな彼らにも敵は迫る。敵は特務大隊の方へ回っているだけでない、側面からも敵は来ているのだ。それにアーペントラウフェンは部下等に迎撃を命じる。
「お客さんだ! 俺たちも対応するぞ!」
「了解!」
向かってくる敵集団に対し、第13大隊も迎撃を行う。異常な特務大隊ほどでは無いにしろ、ターニャの戦闘団に組み込まれるだけの戦闘力は有しており、背後に控えているイヴ人純潔部隊の航空魔導士連隊に獲物を寄越さない程であった。
「特務大隊ほどではなないにしろ、人間もやりますね」
「気に入りませんね、お膳立ての癖に」
「まぁ良いじゃないですか。私たちの本命は首都決戦なのですから」
連隊で貴族大隊を率いるチェルシー・ライラ・アディンセルは部下の第13大隊の活躍ぶりを褒める発言に対し、気に食わないと口にする。それに部下は首都決戦で温存できるから良いと告げた。
「それも良しですわね。警戒は解かない事よ。人間や亜人が敵を幾つか見逃す可能性がありますから。地上の方でも敵が何機か抜けたとの報告もありますわ。地上にも目を配りなさいね」
特務大隊や13大隊が幾つかの敵を取りこぼす可能性があるので、チェルシーは自分の大隊の者たちに警戒するように告げる。地上の方は空以上とは行かず、何機か抜けられているので、地上にも目を配るようにも告げる。
「このまま空中空母を下から! どわっ!?」
地上を進軍する陸軍の防衛線を抜けた敵機の一機がヘリキャリアの真下を狙おうとしたが、戦闘団のMS大隊に属するヘルマンのガンイージのビームライフルの連発を受けて撃破される。
「ちっ、陸軍のイヴ人は何やってんだ? 五機も抜けられてるぞ」
撃破して早々に悪態をつくヘルマンであるが、それでも防衛線を抜けて来る敵機の対処に回る。
『最終防衛線突破! 北と東、南からワルキューレ…!? それに上空から…!』
「なにッ!? 首都攻撃は我々だけでないのか!?」
それでも帝国再建委員会が首都へと進撃を続け、やがては最終防衛線を突破して大帝国の首都へと入った。それはワルキューレも同じこと。西を除く方向からワルキューレの侵攻部隊が首都へと雪崩れ込んだのだ。凄まじい物量で迫り、西以外の反応は全てワルキューレの部隊である。そればかりではない、上空からアガサ騎士団も降下して来たのだ。
二つの勢力が首都へ雪崩れ込んだことを聞き、ターニャは激しく動揺する。だが、その二つだけでない。三つ目であるメイソン騎士団も、ターニャたちの背後から現れたのだ。ダインスレイブの掃射の後に…。
「もう首都の喉元まで敵の進軍を許したのか」
「情けねぇ。これだからYAP遺伝子のねぇ野郎共は」
時は遡り、帝国再建委員会とワルキューレの首都攻撃が始まった頃、バウムガルデンは配下の
連続した砲撃の着弾音が首都の宮殿まで聞こえる中、専用の椅子に腰かけるバウムガルデンは首都にまで敵が迫ったことを悟る。これに軍団の一人であるPAYと呼ばれる名前にしては日本人過ぎる男は、ある遺伝子が無いからこうなると前線の将兵等を嘲藁う。
「どうします? もう正義の帝国の軍隊は壊滅したも同然。戦力になるのは親衛隊とこの僕のハーレムアーミー、あなたの正義の軍団、それに十数万の能力者軍団だけですよ?」
追い詰められているにも関わらず、全く慌てる様子もなくクルスはもう戦力は親衛隊と自分のハーレムアーミー、十数万の能力者軍団だけだとバウムガルデンに告げる。
「承知している。だが、首都で彼奴等と決戦を行うのは想定の範囲内だ。彼奴等は己の力を見せ付ける為、皇帝陛下の首に群がり、どちらが討ち取るかで争いもしよう。そこが我が正義の帝国の勝利、否、
全ては自分の想定通りであると、クルスにバウムガルデンは返す。そしてこの戦争が世界帝国建国にして勝利に終わるとも宣言する。追い詰められているにも関わらず、自分らの勝利を宣うバウムガルデンは、会議室に集合した者たちに戦闘準備を行う様に指示を出す。
「さて、彼奴等が首都に雪崩れ込んでくるのは、以て数時間と言う所だな。各々戦の準備をせよ! この決戦に勝利し、我が世界帝国の建国を宣言するのだ! そこからこの世界全土を我が帝国の領土とする! 勝利は我らの物よ!!」
『おぉーッ!!』
その指示に応じ、会議室に集合した正義の軍団と親衛隊幹部、能力者部隊の隊長たちは拳を高く突き上げ、雄叫びを挙げた。
正義の軍団並び親衛隊幹部、能力者部隊隊長の一覧は以下の通り。
軍団長兼親衛隊総司令官:エーレンフリート・ロホス・ティモ・フォン・バウムガルテン
二番手:
三番手:クラウン・ホワイト・キング
四番手:PAY
五番手:
六番手:ノミド
七番手:ラッキー・ボーイ
八番手:サクラダ
九番手:グンター
十番手:ハイモ
十一番手:マースル・グッド・フォクト
親衛隊幹部
親衛隊副司令官:アードリアン
皇帝護衛連隊連隊長:バルトルト
首都防衛軍司令官:クリストハルト
親衛隊能力者部隊司令官:ファビアン
首都防空軍司令官:ゲルルフ
親衛隊対テロ部隊司令官:ゴットロープ
能力者部隊隊長
能力名「ハーレムアーミー」:クルス来夏
能力名「大鬼化」;バットギズ
能力名「異議」:ベレニケ
能力名「擬態」:ロット・ロット
能力名「巨像兵」:ゲルニ
以下の正義の帝国こと世界帝国が首都へ侵攻する帝国再建委員会とワルキューレを待ち受けていた。
名前しかない特務大隊のレギュラーメンバーの活躍ぶりを書いた。
次回はダインスレイブ発射からの首都決戦かな。