【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争 作:ダス・ライヒ
性別:男
年齢:41
階級:中佐
所属:ワルキューレ 空軍第81航空軍
乗機:VB-6
概要:厳格な軍人らしい軍人。火力支援の他、一部前線指揮を行う。
キャラ提供はRararaさん
名前:ソラニコフ・ボルゴ
年齢:16歳
階級:一等兵
所属:国民突撃隊
武器:リーオー
概要:現地軍に志願した少年兵。
キャラ提供はG-20さん
名前:アリッサ・セイバー
性別:女
年齢:18
階級:魔導竜兵騎士団員(中尉相当)
所属:メイソン騎士団
武器又は乗機:ダークスパイナー(Ziユニゾン可能ならキラースパイナー)随伴機キラードーム
概要:メイソン騎士団の魔導竜兵団に所属する騎士。過去に登場したジョン・セイバーの実妹であり、兄と違ってMS適正は低かったが代わりにゾイドとの親和性並びに適正は高かった為、魔導竜兵騎士団入りした経緯を持つ。
性格は年頃の女子相応だが…どちらかといえば男所帯な騎士団にあっても、女らしさは失っていない。
キャラ提供はエイゼさん
アルシエルの
「レールパパより各中隊、あの召喚獣か巨大ロボか分からん奴を止めるぞ ガウォーク形態へ変形後、直ちに照準し、照準が完了した中隊から一斉射!」
『了解!』
大隊長機のVB-6の操縦席内の機長席に座るアルバートは、大隊長機用無線機を使って傘下の各中隊に変形後に一斉射を命じる。それに応じて先行しているVB-6の中隊がシャトル形態から主砲たる長距離四連装レールキャノンを発射できるガウォーク形態へと変形し、道路や地面を削りながら地面に着地する。
『照準、固定!』
『第二、第三小隊は随伴機だ! 俺に合わせろ!』
それからレールキャノンの砲身を展開し、照準を機械巨人となっているアルシエルや随伴するアンティーク・ギア・ゴーレムに定めた。同じようにアルバートの指示通りにガウォーク形態に変形してアルシエルの機械兵団を狙う。
「操縦手、ガウォーク形態に変形! 砲手、変形後に目標に照準次第、四連装レールキャノン発射!」
「了解!」
遅れてアルバート機も射撃位置に到達し、機体をシャトル形態からガウォーク形態に変形させて地面を削りながら着地する。それから指示通りにレールキャノンの砲身を展開させ、砲手が照準をアルシエルのカオス・ジャイアントに定める。
続々と各中隊が射撃位置に着いて照準を定める中、先に照準を済ませたVB-6の中隊が一斉に主砲たるレールキャノンを発射した。凄まじい砲声が鳴り響き、発射された拠点攻略戦で最大の威力を発揮する多数の大口径弾は目標に命中。アンティーク・ギア・ゴーレムを含め、足元に居る多数の機械兵団を撃破した。それに続き、アルバート機も含める各VB-6中隊も砲撃を開始し、機械兵団に更なる損害を与える。
「標的に命中! 随伴する機械巨人並び、大型及び中型、小型の無人兵器集団を撃破を確認!」
『標的、着弾による煙で見えません!』
「赤外線カメラに切り替え、標的の撃破を確認しろ! 大隊規模の砲撃だ、生きているはずがない」
砲手が機械兵団多数を撃破したと報告すれば、先に砲撃した中隊長は着弾による煙でアルシエルのカオス・ジャイアントが見えないと報告してくる。それにアルバートが赤外線カメラで確認しろと言えば、彼にとって予想外な報告をしてきた。
『ひょ、標的が! 標的が生きております!』
「馬鹿な!? 山が吹き飛ぶくらいの砲撃だぞ! 残骸と見間違えているんじゃないのか?」
『いえ、動いております! 標的は健在です! 直ちに砲撃を再開します!!』
「強力なバリアーでも張っているのか!? 直ちに砲撃再開!!」
標的であるカオス・ジャイアントが生きていると言う報告に動揺しながらも、冷静さを取り戻して砲撃を再開したアルバートの大隊であったが、他の機械兵団には通じてもカオス・ジャイアントには通じず、左手により発射されるレーザーで蹂躙される。
『邪魔をするな! 私の標的はあの狂人だ!!』
自分を仕留めようと砲撃してくるアルバートの大隊に対し、アルシエルは蹂躙しながら前進する。それから尚も砲撃を続けるアルバート機に向け、手の先を叩き込んだ。
「うわぁぁぁっ!!」
アルシエルのカオス・ジャイアントが放つクローは素早く、アルバートのVB-6は逃れることが出来ず、串刺しにされて撃破された。大隊長機がやられたことで、大隊の残存戦力は即時撤退を開始する。
「ひ、ヒィィィ!?」
付近で抵抗していた大帝国軍の国民突撃隊であるソラニコフ・ボルゴは上記のリーオーが持つマシンガンで皇帝ラインハルトの元へ向かうカオス・ジャイアントに向けて乱射するが、VB-6の砲撃が通じない相手に効くはずもない。
そんなソラニコフが乗るリーオーが足元に居るにも関わらず、アルシエルは全く見向きもせず、邪魔だと言わんばかりに蹴り飛ばした。その蹴りはリーオーを破壊するには十分であり、ソラニコフ機は一瞬にして鉄屑と化した。無論、それに乗っていたソラニコフは確実に死亡している。
隣にいるリーオーも同じく蹴飛ばされ、一瞬にして原形をとどめない程にバラバラにされる。アルシエルの眼中にあるのは、自分の仲間たちを嬲り殺しにした皇帝ラインハルトだけだ。邪魔する者は、何であろうと叩き潰すのみである。
『奴は、奴は向こうか! 見付けたぞ! 我が父と母、同胞達の仇!!』
グエンスと交戦する仇であるラインハルトを見付けたアルシエルは、憑依しているカオス・ジャイアントを走らせ、一直線に走りながらそこへ向かう。走る方向に何があろうが、踏み潰すか払い飛ばすだけだ。
ただひたすら、父と母に同胞らの仇を取るために…。
自身の命を懸けてまで皇帝ラインハルトに仇討を行うべく、機械兵団を率いて進撃するアルシエルの側で、鬼械神「マゴート」の左肩に乗るモンジェルナ侯爵は、大帝国軍の能力者部隊隊長の一人「大鬼化」の能力を持つバットギズと対峙していた。
バットギズは全高六十メートルはあるマゴートに対抗する為、自分の能力である大鬼化を使って自身の全高を同等に六十メートルはある大鬼に変貌させ、太い腕で殴り掛かる。これにマゴートも細い腕で抵抗し、巨人同士の大都市での戦闘が始まった。その光景は、さながら怪獣映画のようだ。
『ちょっと! あんた等は私たちを攻撃しないんじゃないの!?』
巨大な奇形な鬼械神とキングコングのような巨大猿人が交戦を始めた傍らで、ワルキューレ同士の、正確にはアガサ騎士団に雇われた部隊が、大帝国討伐軍を何故か攻撃していた。
これに小型の猫型ゾイドであるヘルキャットから攻撃を受けたF-16戦術機に乗る衛士は問うが、答えることなく背中の旋回式砲塔で攻撃を続け、一機を撃墜する。
それはここだけでない。メイソン騎士団が出現した首都西側や近い場所で、友軍同士の機動兵器による同士討ちが発生しているのだ。現に西側に展開している大帝国軍や親衛隊の機動兵器も同士討ちを行っており、何故かメイソン騎士団を攻撃していない。むしろメイソン騎士団の味方をしていた。
尚、帝国再建委員会は同士討ちを行っていない。
「西側に展開する各勢力、同士討ちを行っております!」
「ちっ、ダークスパイナーだ! 電子戦を展開し、ジャミングを阻止しろ! それとそいつを見付け次第にぶっ潰せ!」
南側で指揮を執っているスミスにも、西側で発生するメイソン騎士団以外の同士討ちは見えていた。これにスミスはスピノサウルス型の大型ゾイドであるダークスパイナーのジャミングウェーブによる仕業であると見抜き、電子戦を展開して対応をするように命じ、見付け次第に破壊するようにも告げた。
それに応じ、待機していた電子戦機は機動兵器を操れるジャミングウェーブの中和を行うべく、電子戦を展開し始める。これにより、西側付近に展開する大帝国討伐軍の機動兵器は次々と制御を取り戻して行き、ジャミングウェーブを放つダークスパイナーを探し始める。
『や、止めろ! 聞こえているのか!? 味方だぞ!』
「こちらも電子戦を展開しろ! 洗脳を説くのだ!」
『了解! ゴルヘックス隊、電子戦を開始せよ!』
アガサ騎士団も同士討ちを行う機が居るので、護衛に囲まれたステゴサウルス型中型ゾイドであるゴルヘックス隊に電子戦を展開させる。これにより、アガサ騎士団も友軍機を操られずに済んだ。
帝国再建委員会でもただでさえ少ない機動兵器をジャミングウェーブのような物で操られる事を警戒してか、電子戦や強力なセキュリティシステムを使って防いでいた。
「もう気付かれたの!? あのテロ集団の機体が操れないのに!」
ジャミングモード形態を取り、電子戦を行うダークスパイナーを駆るメイソン騎士団の騎士は、アリッサ・セイバーだ。セイバーと言うだけで、姓名が同じだけではない。あのアガサ騎士団のジョン・セイバーの実妹だが、誰もそのことに気付いてはいない。
「クソっ、対応されたか!」
『どうする!?』
「放って置け! 敵を操られんダークスパイナーなど不要よ! 精々騎士らしく、暴れて散ってもらおう!」
レギンレイズに乗る騎士は、操られていた大帝国軍やワルキューレ、アガサ騎士団の機動兵器らが正常に戻り、メイソン騎士団に攻撃してくるのを見て、対応されたと苛立つ。これにセイバータイガーに乗る騎士に問われれば、その騎士は非情にもアリッサを見捨てた。
『居た! ダークスパイナーだ!』
「見付かった!? 味方は、味方は何処なの!?」
味方に見捨てられたことも知らず、アリッサは探し回っていたミッシングリンク隊所属のテラノドン型の中型飛行ゾイドであるストームソーダー二機に発見され、空襲を受けた。二機の飛行ゾイドからの句集を受けるアリッサは、ダークスパイナーの対空ビームを使って追い払いながら味方を探すが、その味方であるはずのメイソン騎士団は見捨てており、孤軍奮闘を余儀なくされる。
『居たぞ、奴だ! ジャミングウェーブなど二度とやらせんぞ!』
アガサ騎士団のグレイズとアロザウラーの数機の混成部隊は、アリッサのダークスパイナーを見付け次第に攻撃を始める。だが、ダークスパイナーは大型ゾイドだけであって護衛無しでも戦闘力は高く、接近戦を挑んできたグレイズを一蹴し、アロザウラーを爪で破壊した。最後の一機を仕留めたが、今度はシールドライガーが現れ、背部のレーザーガンを展開して容赦なく撃って来る。
「誰も助けないの!? きゃっ!」
攻撃してくるシールドライガーにアリッサは誰も助けないことに苛立つ中、グレイズ・リッターの体当たりを受けて転倒させられる。
「こうなれば、私一人で! キラードームちゃん!!」
とどめを刺しに向かうグレイズ・リッターに向け、アリッサはダークスパイナーの尻尾で付近の建物に叩き付ければ、随伴している蟹型の小型ゾイドであるキラードームを要請する。邪魔なゴドスやガンスナイパーと言った小型ゾイドを一掃した後、背中の背ビレであるジャミングウェーブユニットを外し、キラードームと合体したのだ。
「行くよ! Ziユニゾン! キラースパイナー!!」
ジャミングウェーブユニットにキラードームが合体すれば、ダークスパイナーはキラースパイナーへと変貌を遂げた。Ziユニゾンと呼ばれるゾイド同士の合体に、アガサ騎士団の面々は驚きの声を上げる。
「Ziユニゾンだ…!」
『奴め、Ziユニゾンが出来たのか!?』
アリッサのダークスパイナーがZiユニゾンが出来ることに、騎士たちは驚きを隠せないでいた。これでジャミングウェーブは出来なくなったが、キラースパイナーになったことでただでさえ高い戦闘力が更に高くなってしまったため、排除に向かった大帝国軍を含め、挑んだ機動兵器が次々と破壊されていく。
「な、何というパワーだ! これがZiユニゾンを行うゾイドファイターの力なのか!?」
建造物に叩き付けられても復帰したグレイズ・リッターに乗る騎士であったが、余りのパワーの違いに驚き、キラードームが放つジャイアントクラブの射出を胴体に受け、圧死させられた。
「全く、誰も来ないなんて!」
その後も次々と来るアガサ騎士団や随伴するワルキューレの部隊、大帝国軍を圧倒的性能で叩き潰していくアリッサのキラースパイナーであったが、メイソン騎士団は見捨てており、彼女に一機たりとも増援は送らなかった。見捨てられたことも気付かず、彼女のキラースパイナーは向かってくる敵機を一掃し続ければ、親衛隊首都防衛司令官のクリストハルトが駆るデスザウラーの改造機「デスエイリアン」が立ち塞がる。
「な、何!? このデスザウラーの改造型は!?」
『親衛隊首都防衛司令官クリストハルトだ! 貴様のゾイドなど、このデスエイリアンが叩き潰してやる! 死ねっ!!』
エイリアンのような風貌を持つデスザウラーの改造機であるデスエイリアンは、主砲の口から発射する荷電粒子砲を撃たず、手持ちの長大なレーザーアックスで斬りかかった。この奇怪なデスザウラー改造機から繰り出される斬撃を、アリッサは躱しながら射撃兵装で反撃する。
「ゾイドが武器を振り回すなんて! でも、次回以内に倒せるはず!」
デスエイリアンの攻撃を躱しつつ、アリッサはZiユニゾン解除までに倒せると判断し、パワーでは勝る相手に果敢に挑んだ。
一方でブーツホルツと激闘を繰り広げるターニャは、魔法障壁を張りながら突撃して来た相手の接近を許してしまう。
「貴様は、ここで倒す! ぬォォォッ!!」
「しまっ!?」
懐に入られたターニャは直ぐに対抗するが、ブーツホルツはそれよりも速く拳を機関銃の如く繰り出すラッシュを食らわせる。その拳の威力は一発ごとに凄まじく、逃れようにも逃れることが出来ず、ただ繰り出される機関銃のような拳のラッシュを受けるだけだ。
「ウォォォッ!? ラッシュに、ラッシュにやられる!?」
凄まじい機関銃のような拳のラッシュにターニャは魔法障壁を張って防ぐも、防ぎ切れないと分かっていた。そんなターニャにブーツホルツは倒せるのは今しかないと判断し、腕が引き千切れようがお構いなしにラッシュを継続する。
「ぶっ潰れろぉーッ!!」
相手を確実い倒すべく、ブーツホルツは拳のラッシュを更に速め、魔法障壁を破ってファイテックスに拳を直接叩き込んだ。こうなれば、もう持たないことは確実だ。ターニャは自分の身体にブーツホルツのラッシュが叩き込まれるのを防ぐため、目晦ましの脱出を行った。
「うっ!? 脱出しやがったか!!」
拳がファイテックスの装甲を打ち破り、自分の身体に届きそうになった瞬間にターニャは脱出。射出された小柄なターニャに気付いたブーツホルツは左目の義眼によるレーザーで追撃するも、相手が脱ぎ捨てたファイテックスは爆発する。爆発は自爆用の火薬を積み込んでいた所為か威力は高く、それによってブーツホルツは左腕の義手部分を破壊されてしまった。
「まだだ!」
「ちっ! 主よ、我が眼前の脅威を退けたまえ!!」
それでも諦めず、左目の義眼より光線を発射するも、身軽となったターニャはそれを回避しつつ、嫌いな存在Xの感謝を述べた詠唱による魔法弾で反撃する。その魔法弾はブーツホルツの頭部に命中し、左目の義眼を破壊した。
「グぅ…! ぬァァァッ!!」
「まだ来るか! ならば! 主よ、我に絶体絶命の危機を脱する力を!!」
「な、何ッ!?」
それでも諦めず、心中覚悟で突っ込んだブーツホルツであったが、ターニャはこういう事態に備えて温存してあったエレ二ウム九五式の力を更に使い、渾身の体当たりを躱して背後へ回る。それに驚くブーツホルツは反撃を行おうとするも、ターニャはそれよりも速く動き、強力な魔法による打撃の連撃を叩き込んだ。
「死ねぇぇぇッ!!」
「グワァァァっ!?」
「これで終わりだ! 死ねぃ!!」
ブーツホルツのラッシュ以上の打撃を小さな手でやるターニャに、それを先ほど行っていたその相手はただ背中で受けて声を上げるだけだ。ラッシュはそれほど長く続かず、ターニャがとどめの一撃を叩き込めば、大爆発を起こす。
「俺は、俺は破れたのか…!? 自分の仇も部下の仇も取れず…!」
秘匿のエレ二ウム九五式による攻撃でも、ブーツホルツは両足が吹き飛び、身体の外装の一部が露出した状態でもまだ生きていた。そのままブーツホルツは自分の仇も部下の仇も取れぬ自身を恥じながら、建物へと落下していく。それでも戦闘継続は不可能であり、ブーツホルツが付近の建物に落下したのを確認すれば、ターニャは皇帝ラインハルトを討ち取りに行くことを伝え、ミッシングリンク隊やワルキューレと交戦する部下たちに各個の判断で応戦するように命令する。
「フェアリー・キングより戦闘団各ユニットへ通達する。私はこれより皇帝ラインハルトを討ちに行く。交戦中の敵部隊とは各個の判断で応戦せよ。繰り返す、交戦中の敵とは各個の判断で応戦せよ!」
『了解!』
『な、何だって!? 俺たちを見捨て…』
その命令を出された特務大隊を除く者たちはやや混乱したが、ターニャとのつきあいが長い特務大隊の隊員らは命令の意味を理解し、各々の判断で相手との交戦を継続する。命令の意図が理解できず、撃破される者が続出するも、生き残るために戦い続けた。
軽装備となってしまったターニャは、ブーツホルツを撃破してもハイエナ狙いで来る敵航空魔導士の編隊を難なく撃破し、殺害した敵航空魔導士からAR-15系突撃銃のカービンモデルの一つ、C8カービンを予備弾倉のポーチごと奪い、それを装備してから皇帝ラインハルト討伐へ向かった。
「あっ? なんだ貴様、俺は正義の軍団の六番ノミド…」
交戦している皇帝ラインハルトやバウムガルデンに接近しようとする者を排除していた正義の軍団の一人、黒縁メガネを掛けた青年である六番手のノミドは接近してくるターニャに気付き、邪魔な敵を排除し、自分の名を名乗ろうとしたが、ターニャは最後まで聞かずに顔面を蹴り飛ばした。
ターニャの小さい足に蹴り飛ばされたノミドの首は吹き飛び、首が無くなった彼の死体は地面へと落下していく。邪魔な敵を一人殺したターニャの下に、更に敵が迫る。親衛隊対テロ部隊指揮官であるゴットロープだ。対テロ装備に身を包み、秘孔グライダーでターニャに挑んでくる。
「このドアカ野郎がァ! 薄汚ねぇ足で俺たちの国を土足で踏み荒らしやがって! ぶっ殺し…」
「この私を
意気揚々に挑んだゴットロープであったが、あっさりとターニャに倒されてしまった。自分を共産主義者扱いしたゴットロープに毒づいた後、ターニャは既に所属する帝国再建委員会の選抜隊とグエンスと交戦する皇帝ラインハルトを見付け、ライフルの照準を構えて強力な破壊術式を唱える。
「奴を討ち取るのは、この私だ!」
そう交戦している一同に告げながら、ターニャは術式で強化した弾丸を皇帝ラインハルトに向けて放った。
コロナウィルスに感染した…だと…!?
今年に入ってあれほど感染しなかったコロナウィルスに感染とは、俺も運が無い男よ…!