【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争   作:ダス・ライヒ

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いよいよ、決着だワン!(その1)

神谷主水さん、誤字報告サンクス。


首都決戦(バトルシティ)その8

「機体の性能差でも、パイロットがな!」

 

 首都上空でガンイージでカーラのジンクスⅣと交戦するヘルマンは、その性能差を物ともせず、相手の左脚を機体の左手に持つビームサーベルで斬り落とした。

 

『ちっ!』

 

「そのまま一思いに、殺してやる!」

 

 バランスを崩したジンクスⅣに向け、右手に持ったもう一つのビームサーベルでコクピットを串刺しにしようとしたヘルマンであったが、ジンクスⅣにはある機能が搭載されていた。

 それは、トランザムシステムである。機体性能を三倍にし、機動力も三倍にするシステムであるが、時間制限があり、それが過ぎれば機体性能は大幅に低下する。短期決戦用の技であり、諸刃の剣だ。

 ここぞとばかりに使わなかったカーラであるが、この絶対的に助からない状況で使う他に無いだろう。直ぐにカーラはトランザムを使い、窮地を脱する。

 

「トランザム!!」

 

『何っ!? 量産機がトランザムだと!?』

 

 どうやらヘルマンは、ジンクスⅣがトランザムを使えることを知らなかったようだ。量産型MSであるジンクスⅣを、ジンクスシリーズの性能向上型の量産機と見て油断しており、トランザムのような博打の如くシステムを搭載している訳が無いと思っていたのだ。もし搭載されていても、リミッターが設けられて使えないと思っていた。

 生産性や安全性を考慮しての正しい判断であるが、カーラのジンクスⅣにはそれが搭載されており、リミッターも設けられていなかった。トランザムを発動したカーラのジンクスⅣは窮地を脱し、ヘルマンのガンイージの上を取る。

 

「そんな贅沢なもんをのっけやがって! 畜生が!!」

 

 上を取った赤く発行する片足のジンクスⅣに対し、ヘルマンのガンイージは頭部バルカンとマルチランチャーを連射するが、トランザム状態の敵機はそれを全て避け、両手に持ったGNビームサーベルで切り裂き始める。

 

「首だ! 首だ、首だ首だ首だ首だ首だ首だァ!!」

 

 それに対してヘルマンは残った右手に持つビームサーベルを振り回し、一太刀を浴びせるも、カーラは止まらず、首と連呼しながら首以外の個所を切り刻み、最後に首を斬り落とした。

 

「ヌワァァァッ! こんなところで、こんなところで、終わるのか…!?」

 

 達磨状態となって落下していくガンイージのコクピット内で、爆発する計器から飛び散った破片を浴びながら、ヘルマンは自身の敗北を知り、死を覚悟した。だが、高速状態のトランザムでの攻撃はカーラにとって不慣れであってか、致命傷は避けており、落下したガンイージに乗ったままのヘルマンは気絶した程度で済んだ。

 

「くっ、粒子残量が! 予備も無いのか!? まさか、ここで脱落とは! まだ戦闘は、続いているというのに…! クソっ!!」

 

 損傷したジンクスⅣでの疑似太陽炉型トランザムの反動はやはり厳しく、粒子があっと言う間に底を尽き、カーラはまだ戦闘が続いているのに、ここで脱落する機体に苛立ちを覚えた。そんなカーラを乗せた粒子切れを起こしたジンクスⅣは、真下にある建造物に落下し、機能を停止した。

 

「相討ちとなったが。せめて、せめて奴の首を!」

 

 落下して機能を停止したジンクスⅣよりカーラは首切り用包丁とサバイバルパックを取り、コクピットを抉じ開けて飛び出し、気絶しているヘルマンの首を取りに行こうとしたが、戦闘中にメイソン騎士団が出現した西側に寄っており、歩兵や騎士たちが付近をうろついており、彼女を見るなり襲い掛かる。

 

「こんな所にもメイソンが…! ここは味方と合流しなければ…」

 

 機体から降りたカーラは、まるで別人のように搭乗時より口数が少なくなっていた。機体から降りている時は殆ど喋らないため、影武者説が囁かれているのだ。

 そんな彼女はメイソンの騎士たちと応戦するのは無謀と判断し、手にしているP90短機関銃を撃ちながら味方の陣地がある方へと走った。

 

 かくして、帝国再建委員会のヘルマン・ヨーゼフ・ホイジンガーとカーラ・ドゥルヴァティーとの戦いは、相討ちと言う形で終わった。

 

「この賊軍の奴隷兵士、まだ息があるぞ!」

 

「我らメイソン騎士団の捕虜としろ。イヴ人の賊軍に居たのなら、我がメイソンの同志となるはずだ」

 

 気絶したヘルマンが乗っていた達磨状態のガンイージはメイソン騎士団に回収され、捕虜にされていた。彼らはヘルマンを直ぐに帝国再建委員会の奴隷兵士と認識し、自分らの兵士にしようとしていた。

 

「それに奴はトランザム状態のジンクスに一太刀を浴びせた。良い機体を与えれば、アガサを初めとする我らメイソンの敵を討つ剣となろう」

 

 ヘルマンをメイソン騎士団に入れる理由は、トランザム状態のジンクスⅣに一太刀を浴びせたからで、良い機体を与えれば、メイソン騎士団に利益をもたらす存在と見たのだ。

 気絶しているヘルマンはメイソン騎士団に捕虜にされたことも知らぬまま、回収艇まで抱えられて連れていかれた。

 

 

 

「畜生、性能差はどうにもならんか!」

 

 ワインレッドカラーのVF-22SシュトゥルムフォーゲルⅡを駆り、ノヴァーナのVF-31CジークフリートやソリルのYF-29Bパーツィパルと交戦するアイオーンは、流石に高性能機二機との戦闘は分が悪いらしく、追い込まれていた。

 戦闘団のバルキリー大隊は僚機と地上でミサイルを専用アーマッド・パック「ガンパック」装備のVF-11Cサンダーボルトで迎撃しまくるシーンと共に壊滅させたが、流石に高性能バルキリーばかりで編成された監視部隊相手には機体の性能差で苦戦し、飛んでいるのはアイオーン機のみだった。

 

「まさか俺自身が、人が極限の状況での本質を試す羽目になるとはなぁ…!」

 

 窮地に立たされたアイオーンは生き残るために操縦桿を巧みに動かし、飛んでくるガンポッドの掃射やビームを避け続ける。

 

「しぶとい奴!」

 

 機体をバトロイド形態に変形させ、手に持たせたガンポッドを撃ち続けるソリルであるが、ファイター形態のVF-22Sを駆るアイオーンは機体をジグザグに動かし、照準が合わないように逃げ回り、相手の攻撃を躱し続け、彼女を苛立たせる。

 そんなアイオーンの前方より、VF-31Cを駆るノヴァーナが僚機のYF-29B二機を伴って現れ、僚機と共にガウォーク形態を取ってガンポッドによる掃射を掛けて来る。

 

『もらった!』

 

「ちっ! だったら俺が人の心の光、輝かしてやるぜ!」

 

 前方から来る弾丸の嵐にアイオーンは覚悟を決め、機体を被弾数の少ないガウォーク形態へと変形させ、機体を回転させつつガンポッドやビームガンを躱しながら撃つ。少しばかり被弾したが、相手が止まって撃ってくれているので、二機のYF-29Bの撃墜に成功するも、ノヴァーナのVF-31Cを仕損じた。

 

『きゃっ!』

 

「まだ息があるのか!」

 

『やらせるか!』

 

 煙を吹いているノヴァーナのVF-31Cに対し、とどめを刺すために機体をバトロイド形態へ変形させ、ガンポッドを撃ち込もうとしたが、背後よりソリルのYF-29Bがガンポッドとミサイルを同時に撃ち込んでくる。当然アイオーンはそれに気付いており、直ぐに振り返ってガンポットをソリル機に向けて撃ち込んだ。

 

『き、機体が!? クソっ、墜落する!』

 

「やりやがったな! てっ、あいつは何処だ!?」

 

 ソリルのYF-29Bを戦闘不能にし、墜落させることに成功したが、彼女が先に放ったガンポッドとミサイルは躱し切れず、ピンポイントバリアで防いだ。その隙にノヴァーナ機から視線を逸らしたので、彼女のVF-31Cを見失ってしまう。

 

「やぁぁぁッ!」

 

『なっ!?』

 

 そんなアイオーンのVF-22Sの背後より、両腕の対装甲ナイフを展開したノヴァーナのVF-31Cが迫る。

 

「やった…!?」

 

『まだだよ!!』

 

「えっ…!?」

 

 胴体を切り裂いたノヴァーナのVF-31Cであったが、アイオーンのVF-22Sはまだ動いており、両手にピンポイントバリアを纏ったピンポイントバリアパンチが繰り出された。完全に切り裂いたはずの敵機より繰り出されたパンチで胴体を抉られ、ノヴァーナのVF-31Cは撃墜された。

 寸でのところでノヴァーナは緊急脱出手段であるEXギアを纏って脱出し、無傷であったが、アイオーンのVF-22Sは限界を迎えており、所々が爆発を起こしていた。

 

「ここが限界か! 脱出する!」

 

 機体は放棄して脱出せざる負えない状況なので、アイオーンは迷わずにワインレッドのVF-22Sから脱出した。数秒後、搭乗者が脱出したVF-22Sは火を噴きながら墜落し、地面に落ちた後には爆発を起こして木端微塵に吹き飛んだ。

 

「次はステルス機じゃなくて、戦闘力重視の機体に乗りたいもんだな」

 

 脱出して数秒後に落下傘を開き、市街地へとゆっくりと降り立つアイオーンは、次はステルス機ではなく、VF-25やVF-31と言った戦闘力が高いバルキリーが良いと、爆発で吹き飛んだ自機を見ながら呟いた。そのまま味方の陣地に向け、ゆっくりとアイオーンは降下していった。

 監視部隊は半数以上の機数を失ったが、まだ戦闘力は健在であり、続々と来るワルキューレ空軍と交戦を継続していた。

 

 アイオーンのVF-22SシュトゥルムフォーゲルⅡ対ノヴァーナ・アプトのVF-31Cジークフリートとソリル・ディゼルのYF-29Bパーツィパルの戦いは、ヘルマンとカーラとの戦いと同じく相討ちと言う形で終わったが、ミッシングリンク隊の航空部隊はほぼ壊滅しており、勝者はまだ半数が残っているノヴァーナとソリルが属する戦闘団傘下の監視部隊の勝利で終わった。

 

「畜生め! どいつもこいつも、ここが市街地だと言うことが分かってんのか!? まだ市民の避難も完了してねぇんだぞ! 全く!!」

 

 ミサイル迎撃特化パックであるガンパック装備のVF-11Cサンダーボルトを駆るシーン・プライセルは、敵味方がミサイルを躊躇いなく使用することに腹を立てつつも、市街地にミサイルが当たらぬように手当たり次第に迎撃していた。

 

 

 

 鬼械神「マゴート」を使役するモンジェルナ侯爵と、大鬼化の能力で巨大化したバットギズとの戦いに決着がついた。

 

「少し手こずったわね」

 

 勝者はマゴートを使役するモンジェルナ侯爵であった。敗者であるバットギズは頭を食い千切られ、頭の無い死体は元の大きさに戻り、瓦礫の上に横たわっていた。

 そんな敗者の死体にモンジェルナ侯爵は敬意を表さず、使役するマゴートに踏み潰させ、メイソン騎士団のグエンスと交戦する皇帝ラインハルトの方へと向かう。戦いは帝国再建委員会の選抜隊の乱入で更に激しさを増しており、選抜隊の三名の能力者がマゴートを見るなり攻撃して来た。

 

「ひひひっ! あの木偶の棒を倒せば、ハーレム確定だ!!」

 

 選抜隊に参加した能力者は人間であったらしく、戦果を挙げれば委員会よりそれなりの報酬を期待して志願したようだ。そのままモンジェルナ侯爵のマゴートに突っ込んだが、相手の力量を見誤ったのか、振り払いで三人共々バラバラにされた。

 

「また新手か。ベレニケとバットギズは討たれたか。ファビアン、任せるぞ」

 

「はっ! 出でよ、我が僕!」

 

 近付いて来るマゴートにバウムガルデンは、能力者部隊隊長の二名は倒されたと判断し、自分の副官であるファビアンに対応するように命じた。これに応じ、ファビアンはマゴートと同等の巨大な魔人を召還させ、向かってくる鬼械神と交戦を開始する。

 尚、バウムガルデンはアガサ騎士団の勇者と戦っておらず、その相手を軍団の二番手である東条武夫にやらせて指揮を執っていた。旧大日本帝国陸軍将校のカーキ色の外装に身を纏う武夫は勇者以上の実力の持ち主であり、軍刀でアガサ騎士団最強とも言える騎士と互角の勝負を繰り広げている。

 

「貴公、バウムガルデンなる男は貴公らの主君を道化と見なし、己の野望を果たさんとする反逆者ぞ! その者の為になぜ剣を振るうか!?」

 

「そんな事、当に承知している。それに俺はあの正義の皇帝等と宣う馬鹿に忠誠など誓っていない! 俺の目的はただ一つ、祖父の故郷である日本へ行き、祖父の時代の日本を再興することだ!!」

 

「なにッ!?」

 

 何故バウムガルデンの為に戦うのかと問う勇者に対し、武夫は己の野望を曝け出しながら吹き飛ばす。そこから斬撃を繰り出して両断しようとするが、勇者は盾で防いで剣の刃を横っ腹に叩き込もうと振るう。これを防ぎつつ、武夫は距離を取って日本刀の大太刀のような軍刀を構え直す。

 相手が仕切り直そうとしている所で、勇者もまた仕切り直しつつ、主君の忠誠よりも己の野望を優先する理由を問う。

 

「何故に貴公は祖父の世界へ行き、祖父の時代を再興しようというのか? 貴公の祖父の世界に行ったことも無いが、平和な国だと聞く。何ゆえに再興などと言うのだ?」

 

 祖父の国を向かい、大日本帝国を再興するという理由を問う勇者に、武夫は剣を向けながらその胸に秘めた野望を明かした。

 

「平和? 平和だと? 違うッ! 腐って崩れ果てようとしているのだ! 国内は売国奴で溢れ、政治家は私欲に浸り、碌に国家の為の為政もしない! 挙句、愛国者と謳いながら、国の為に何の行動もせず、そればかりか愛国心を商売道具にし、私腹を肥やし、堕落する始末! いい歳をした大人がいつまでも餓鬼のように漫画やアニメ、ゲームなどに夢中になり、堕落して現実逃避するばかりか、それを世界中に広げ、恥を晒している! そんな者共が愛国者などと宣い、日本を辱めている! これが平和な国だと言える物か!?」

 

 これに勇者は茫然とするあまり、何も反論できなかった。

 武夫の野望とは、最大の絶頂期であり、栄光とも言える大日本帝国を再興すると言う物であった。その栄光と言うか回帰への再興には、賛同せぬ者に敵対者、働かない者や働けない者、現実逃避をする人々等を日本の敵と判断し、抹殺を目的としていた。武夫を我々の世界のような日本へ行かせれば、未曽有の大粛清が行われることは明確だ。再興すれば、領土拡大を領土回復と表し、周辺諸国に侵略を仕掛ける事は確実で、日本は世界の敵と認識されるだろう。

 夥しい死をもたらすであろう武夫の野望を、アガサ騎士団に置いて、騎士道精神と正義の心、勇気の手本たる勇者は止めねばならぬ野望と無意識に判断した。日本に対してアガサ騎士団の勇者は何の所縁もないが、日本を世界の敵としないため、同時に確実に殺されてしまう弱者たちを守るべく、主君より命じられた皇帝ラインハルト討伐を後回しにして、武夫の野望を砕くことを優先した。

 

「貴公、否、貴様のその悪の野望は阻止せねばならん! その日本という国に対し、私には縁もゆかりもないが、確実に大勢の弱者たちは虐殺されるのは明白! 貴様の抱く理想の国家には豊かさは無く、ただ破壊と殺戮が繰り返されるであろう! それはまさしく悪の国だ!! アルゴン王には申し訳ないが、貴様の世界中に悲劇と不幸をもたらすその悪の野望は、何としても阻止せねばならん!!」

 

「この偽善者め! まぁ、外国人の貴様には理解できんだろうな! この全日本人が渇望する勝利と永遠なる繁栄への高潔なる目的を! その為に俺は祖父の故郷である日本へ絶対に帰るのだ!! 国を蝕む売国奴共や愛国心を謡いながら何もせん奴らを含める日本の敵を排除し、真の日本を再建する! 真の日本人たる俺の邪魔をするな!!」

 

 自身の目的を悪と表した勇者に、武夫は日本人でなければ理解できないと反論して攻撃を再開した。それに勇者も応戦し、激戦が再開される。

 これでアガサ騎士団は皇帝ラインハルトを討ち取れないと思われていたが、策士は勇者が破れた事に備え、予備戦力である別の実力者を派兵部隊の旗艦であるタゴンに乗船させていた。

 

「ん、特記戦力のターニャ・フォン・デグレチャフか。PAY(ぴえわい)、対処しろ!」

 

 指揮を執っているバウムガルデンは、ターニャが皇帝ラインハルトを狙っていることに気付き、軍団の四番手であるPAYに対処させた。それに応じ、PAYは右手の掌に溜め込んだ気弾を撃ち込み、ターニャを撃ち落とそうとしたが、気付かれて躱される。

 

「ち、邪魔をして!」

 

「これが俺の相手かァ? YAP遺伝子を持つこの特別な俺の相手が、こんなクソチビだとぉ? まぁ、どんな相手でも、俺に敗北は無いけどな!」

 

 攻撃を躱したターニャに、PAYはまるで最初から勝ったつもりで近付いてきた。そればかりか、ターニャの事を見下して挙句に負ける事は無いと余裕を見せ付ける。そんな相手を過小評価し、自分が無敗の存在であると気取るPAYに、ターニャはC8カービン突撃銃を向け、皇帝ラインハルトを殺そうとしていた術式を放った。

 

「YAP遺伝子だぁ? そんな努力もせず働かず、親の世話になってる現実逃避してる奴が信仰する戯言なんぞで、現実で人事権を得るまでに昇進した私を倒せる物か!」

 

 ターニャが放った対能力者術式はPAYに命中した。爆散しているPAYに対し、ターニャは妄想の類を妄信するのだから、どうせ大した奴では無いと高を括り、前前世で現実と向き合って努力し、昇進した自分を倒せる物かと告げた。だが、目標は健在であり、無傷でしかも笑っていた。

 

「そんなカス見てぇな攻撃で、この特別な俺を努力なんて言う無駄な物で倒せると思ってんのかァ? このYAP遺伝子を持つこの俺によぉ!?」

 

「なんと厄介な…! 目標は目の前だというのに!」

 

 特別な遺伝子を持つ自分にとって、努力は無駄な物だと言うPAYが生きていることに、ターニャは目標が手の届く距離にいると言うのに、こんな馬鹿と戦わなければならないことに苛立ちを覚えた。




決着はまだ続きます。
それと後半で東条武夫やPAYが目立ち過ぎてごめんなさい。

自分で書いててなんだけどさ、東条武夫って、ヤベェ奴だなー。
まぁ、オタクの敵になるように書いてるから。

萌え文化を教え込めば、ワンチャンあるかもって思うけど、納得しても暴力が伴いと思う。
知れば「現実逃避の末に生み出された堕落の文化だ。抹消せねばならん」とブチ切れ、文化抹消を図る。
理解しても「この素晴らしい文化を否定する者は敵だ。否、誰一人足りとで生かしてはならん!」と宣い、人類滅亡コースへ。

極端な方に走っちゃう奴なんですよ。メタルギアライジングに出て来るコロラド州出身の右に寄り過ぎて、地球を一周しちゃってる上院議員みたいにね。
てか、その上院議員をモデルにしちゃってんだけど(笑)。

PAYに関しては、もう騙されていることにすら気付いてない馬鹿です。この次に出て来る時は、前話に出たクラウン・ホワイト・キング(略してKKK)とか言うコテコテな白人至上主義者と同じくご退場かな。

武夫とPAY、KKKとかのコテコテ三人衆を使いたいと思った方は、メールでご相談してくださいね。まっ、こんな奴らを使いたいとは誰も思わないけどw
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