【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争 作:ダス・ライヒ
性別:男
年齢:30歳?
階級:無
所属:スパルタンⅤ
ミニョルアーマー:赤と白と言ったヒーローのコスチュームのように派手な色合いでマントを着けている。
概要:元々無駄に正義感溢れるサラリーマンであったが、スパルタンⅤの一般応募を見て志願し、投薬の末に超人兵士スパルタンⅤになった。
それ以降、自分をスーパーヒーローにしてくれた連邦軍を正義と信じるようになり、元から持っている正義感が加わって敵に情け容赦ない危険な人物と化す。
元ネタはウルトラ・スーパー・デラックスマン。外見も同様に
オリキャラ
スパルタン・ソルジャー
最初のスパルタンⅤ。
元は羽翼正義元帥に絶対的な忠誠を誓っている兵士のようだが、完全なる兵士となるために自我を消したため、ロボットのようなスパルタン。
ヴィンデルから提供されたISの技術が使われているミニョルアーマーで全身が覆われているので、その正体すら分からない。
悪名高いデビュー戦である平和デモ制圧戦に投入された。
ヘル・ブラザーズ
スパルタン・キック&スパルタン・パンチ
スパルタンと化した地獄兄弟。裏社会ではヘル・ブラザーと呼ばれ恐れられており、軍の治安部隊ですら恐れをなして逃げ出す敵無しの兄弟。
その所為か、ヴィンデルに誘われて兄弟揃ってスパルタンⅤとなる。
アーマーも外見も、仮面ライダーカブトの地獄兄弟。
スパルタン・シド
外見が仮面ライダー鎧武に登場する仮面ライダーシグルドなスパルタンⅤ。その正体は錠前ディーラーな男であるシド。
元
ヴィンデルと何処かで接触してスパルタンⅤ兼連絡員になると、組織を捨て去り、スパルタン・シドとなる。
本名はシグルドのようだ。尚、スパルタンⅣで同じ元ONIであるロックと同期である。
時間は、ガルダーゴンの決戦終了後、連邦と同盟との間に休戦条約が締結された時期に遡る。
『例のミニョルアーマーは届いているな?』
「はっ。件のミニョルアーマーを受領し、私のスパルタンⅤ第一号に着用させている所です」
とある連邦軍の通信室にて、一人画面の向こう側の人物と通信を取る人物がいた。その人物は後にゲイムランド侵攻作戦の指揮を執る羽翼正義元帥である。映像通信の画面の向こう側に映る人物とは、この世界の影の支配者であるヴィンデル・マウザーだ。
ヴィンデルはISが存在する世界よりバニッシュトに命じて盗ませたISコアの複製を、フォアランナーと言ったこの世界の技術力で成功し、それを基に新しい戦闘アーマーを開発したらしく、連邦軍でスパルタンⅤを計画している羽翼元帥に、テストと表して七つほど提供したようだ。
このようなアーマーが羽翼元帥に提供されるのは、ヴィンデルが彼の影のスポンサーであると言う証拠である。
「このアーマーの出所は?」
『それは聞かない方が身のためだ。それより、何処で実戦テストを行うのだ?」
「停戦や平和などと唱える暴徒共の制圧に投入します」
『フン、群がってそのような退化しか生まぬ言葉を喚き散らす平和ボケの集団は、武力で掃除するに限る』
永遠なる闘争を望むヴィンデルは平和を嫌っており、羽翼元帥と同じく平和デモに参加した学生や市民らを暴徒と見なしていた。スパルタンⅤの初陣がデモ制圧と聞くと、笑みを浮かべる。
「カイザのアーマーを与えたスパルタンⅤは、虐殺に興味がないだのと言って拒否しました」
『マサト・クサカだな。才能と適合率は高いようだが、少し甘やかし過ぎたか』
「ですが、あれほど高いアーマーの適合者はそうは居ません。アーマーの改良が進むまでは、我慢するしかないでしょうな」
その初陣を断るスパルタンⅤが居たらしく、これに不満を覚えるヴィンデルと羽翼元帥であったが、Ⅴ専用のスパルタンアーマーには適合率があったようで、断ったマサト・クサカなる青年は適合率が高い為、認める他なかった。
『悔しいが認めるしか無いな。それで、代わりの任務は?』
「反乱軍の制圧ならやるとほざいていました。
それを羽翼元帥が伝えれば、ヴィンデルは納得してカイザことクサカが代わりにどの任務をやるのかと問えば、反乱軍鎮圧であると答える。
『そうか。実力が合わなければ、即座に処刑するのだぞ?』
「無論、奴の実力が無ければそうするつもりです。次の報告は?」
『それは私が送り込んだシドが告げる。私が送ったアーマー、大事に使えよ?』
「はっ!」
言っている実力が合わなければ、即座に処刑せよとの命令を受けた羽翼元帥は、次の報告の事を問う。これにヴィンデルは自分の手の者であるシドなる人物に伝って告げると返した後、最後にアーマーを大事に使えと厳命し、通信を切った。
通信を終えた羽翼元帥は通信室を出れば、ヴィンデルの手の者である頭にボーラーハットを被り、上下黒づくめの服装な男、シドが声をかけて来る。
「うちの大将が送って来たアーマー、凄いだろ?」
「口の聞き方に気を付けろ、下衆め」
馴れ馴れしく話し掛けて来るシドに、羽翼元帥は苛立つ。これに激怒するが、シドはその態度を改めず、無礼な言動を続ける。
「自分に従わない奴は気に食わねぇってことか。カイザの奴は虐殺を断ったが、俺が代わりにやってやるよ。俺もあぁ言う遊んでいる暇な学生さんらは嫌いなんでな、ぶっ殺してやりたいと思ってた所だよ」
シドがスパルタン・カイザの代わりをすると告げるも、その口調は羽翼元帥を煽るような物であった為、機嫌はますます悪くばかりであった。今にも激怒しそうな羽翼元帥に、シドは全く恐れることなく笑みまで崩すことなく、自分が取る態度を謝罪することなく去った。
自分を殺せば、ヴィンデルが黙っていないと分かっていることから出来る行動である。それが分かっていて、シドは無礼極まりない態度を羽翼元帥に取っているのだ。
「まっ、そんなわけでよろしくな。元帥閣下さんよ」
「あいつめ、マウザー氏の手の者でなければ、殺してやるところだぞ!」
連邦軍の元帥である自分に舐め腐ったような態度を謝罪することなく続けるシドに、苛立った羽翼元帥は近くにある壁に八つ当たりの拳を叩き付けた。羽翼正義は背丈202センチの巨漢であり、怒り任せに振るったその拳の威力は、壁に穴が開くほどであった。
翌日、暴徒制圧作戦と言う名の虐殺は予定通りに開始された。
新しくスパルタンの第五世代であるⅤの実戦テストを目的とした作戦で、どれほどの戦闘力があるか試験する物だ。その標的と言うのは暴徒であるが、実際には停戦を要求する非武装のデモ参加者等である。
「ぼ、暴徒制圧だと…!? あ、あのデモ隊は同盟軍との停戦を要求するデモだ! 何人か警官や退役軍人、現役の兵士も参加している! 断じて暴徒ではない!」
当然ながら、スパルタンⅤが派遣された現地の基地司令官は反対した。同盟との停戦を呼び掛けるデモ隊を暴徒ではなく、非武装の平和的なデモ隊であると訴えるも、暴徒制圧命令を受けて派遣されたスパルタンⅤは聞く耳持たずだった。
「あんたの意見は聞いていない。これは御上が正式に決定した命令だ。あんた等は命令通り、俺たちスパルタンⅤの
スパルタンⅤの派遣部隊隊長であるシドは自分専用のアーマーを身に纏い、ヘルメットを脇に置いて代わりにボーラーハットを被っていた。命令を拒む基地司令官に対し、上層部からの正式な命令であると言うが、軍人でも無い怪しげな男の言う事を、司令官もまた聞き入れなかった。
「ふ、ふざけおって! こんな馬鹿げた命令、実行できるか! お前たちが勝手に偽造した指令書である可能性もある! 上層部に掛け合って…」
目前のデモ隊を暴徒として排除せよとの命令に、基地司令官はふざけた命令と判断して間違ってないかどうか上層部に確認しようと、基地司令室を出ようとしたが、赤と白と言ったヒーローのような色合いのアーマーを身に着けたスパルタンであるデラックスマンに首を掴まれる。
「う、うぉ!? な、何をする貴様!?」
「この聖戦を愚弄する悪の暴徒共を制圧するなと言うのか? 貴様、さては悪だな?」
「な、何を言っているんだ貴様! 速く司令官を離…」
「あーぁ、やっちまった」
命令を断る基地司令官を悪と断ずるデラックスマンに、司令官の部下たちは即座に抜いた拳銃の銃口を向けて降ろすように言うが、目前の上官の首を掴むスパルタンは、空いている右手を振るって彼らを惨殺した。スパルタンⅤは薬物投与で肉体強化を施しており、それがアーマーのパワーと重なれば、屈強な肉体を持つ男性軍人の身体すらリンゴのように破壊可能である。
部下たちの上半身を木端微塵に破壊されたのを見た基地司令官は、死の覚悟よりも恐怖が上回って自分の身が可愛くなってしまう。それに残っている基地の将兵等の命を救うべく、無様にも高潔さを捨てて命令に従うと必死に訴える。
「や、止めてくれ! め、命令に従う! た、頼む! 基地の将兵等と私の命だけは…!」
部下が惨殺されたのを見て恐怖し、先ほどの威勢が消えた基地司令官は、自身と基地の将兵等の命を救うために命令に従うとシドに言うが、当の彼はこの事態が想定内であったのか、聞き入れなかった。
「まっ、予想通りだったがな。これでデモ制圧の大義名分は出来た。この基地は暴徒化したデモ隊に襲われ、基地の将兵等は防戦するも、十数万の暴徒に奮闘空しく壊滅。それで俺たちスパルタンⅤが名誉の弔い合戦の為に暴徒化したデモ隊を攻撃し、これを殲滅。華やかなデビュー戦を飾ったと。筋書きは大方これくらいだな」
シドはデラックスマンの暴走を外で平和を訴えるデモ隊に擦り付け、制圧の大義名分としたのだ。基地の将兵等は暴徒化したデモ隊に襲われて壊滅したと聞いた基地司令官は、口封じの為に自分らが皆殺しにされると悟る。
「な、なんてことを言うんだ!? 貴様の暴走をデモ制圧の大義名分にするなど! こ、こんな乱暴すぎる理由が通るなんて…!」
「おっと、死人がこれ以上喋っちゃならねぇな。せっかくの俺たちの晴れ舞台だ。盛大にやらせてくれよ?」
こんな乱暴すぎる理由が通るわけ無いと言う基地司令官であるが、言い終えたところでシドが持っているM6H2ハンドガンで射殺された。それから殺したくてウズウズしている他のスパルタンⅤや第一号とされるソルジャー、シドと同じくヴィンデルより派遣された
「よし、お前ら。待ちに待ったデビュー戦だ。まずはこの基地の施設と設備を徹底的にぶっ壊し、基地の兵隊共を皆殺しだ。働きに来ている民間人も含めてな。その後は、メインディッシュの十数万人ものデモ隊の虐殺だ。俺も遊んでる学生共は嫌いでな。今にも殺したくてうずうずしてる!」
「俺たちのような貧困層を恵まねぇ学生共を皆殺しに出来るぜ! 弟よ!!」
「基地の奴らも恵まれてるんだろうなぁ…! まずは基地の連中を片っ端から殺そうぜ、兄貴!!」
「基地司令官はこの正義の命令を拒んだ。基地の奴らも同罪だ。これより正義を実行する!」
それは自分らの筋書きを真実にするための、破壊と抹殺命令であった。シドの言う事に応じ、各々が憎しみと正義を執行できることに喜ぶ中、ソルジャーは虐殺ではなく制圧であると訂正するように求める。
「スパルタン・シド、虐殺ではなく制圧だ。間違えるな」
「あぁん? どっちも変わらねぇだろうが。んなつまらねぇこと気にしてないで、速く基地をぶっ壊して兵隊共を皆殺しにして来い! 働いている奴も含めてな!」
「了解した。これより基地の制圧を行う。敵兵力並び民間人の労働者も含め、全員を抹殺する」
デモ隊の虐殺を制圧と訂正を求めるソルジャーに対し、シドは苛立って羽翼元帥の命令を実行するように告げた。それに応じてソルジャーは持っているMA5Dアサルトライフルの安全装置を外し、銃声を聞いて駆け付けて来た警備兵らを殺害する。他のアーマーを身に纏うスパルタンⅤ等も基地の将兵等や働いている民間人らを見付け次第、次々と殺害していき、基地の床や壁を血で赤く染め上げる。
「確か基地は連隊本部だったな。二千か三千人、労働者も含めると四千人は居そうだな。狂犬共も解き放てば、基地の奴らは皆殺しに出来るだろ」
銃声と悲鳴、それに断末魔が基地内に響き渡る中、シドは幾ら強いスパルタンⅤでも、基地には数千人規模の人数が居るので間に合わないと判断してか、アーマーを与えられなかった落伍者等も解き放つことにした。
「殺す…! 俺を陥れた影の政府の奴らは皆殺しだ…!」
「俺の、俺の言う事を聞かない奴は、聞かない奴は皆殺しだ…!」
「リア充は殺す…! 殺す! 殺すゥゥゥッ!!」
「本当に狂犬だな、こいつ等。手を噛まれないように、注意しねぇとな」
スパルタンンⅤの落伍者等とは、薬物による肉体強化だけを施され、強力な洗脳処置を施された生身の兵士達であった。スパルタンⅤはあろうことか囚人や一般応募も受け付けており、その中でアーマーへの適性があったのは、デラックスマンを含めて僅かな者たちであった。
適性率の低い檻から解き放たれた三名は、元の肉体は薬物投与で肥大化し、目元には強烈な洗脳を施すゴーグルが無理やり植え付けられ、もはや原形を留めぬ化け物と化している。それを見たシドは少し距離を取り、手にしている装置で三名の落伍者に虐殺命令を出す。
「さて、お前らが殺したがっている奴らを殺せるぞ。ほら、行け!」
シドが装置を操作しながら命じれば、三名の落伍者等は怪物のような雄叫びを上げながら部屋を飛び出し、恐慌状態の基地の将兵等に襲い掛かる。
何も全てのスパルタンⅤが、あのような怪物染みた改造を受けているわけではない。パイロットの適性があれば、機動兵器のパイロットになる可能性はある。あくまでも適性があればの話であるが。
「き、基地から銃声が…!? 一体なんだ!?」
「
外のデモ隊が暴徒化に備え、配置されていた歩兵部隊は基地から聞こえて来る銃声に対し、基地内にある本部に問うが、既に本部の人員はスパルタンⅤ等に虐殺されており、聞こえて来るのはまだ生き残っている兵士たちが撃つ銃の銃声だけだ。状況を確認すべく、部隊指揮官は余剰人員を確認に向かわせようとする。
「お前ら、確認して来い!」
「はっ!」
余剰な人員を確認に向かわせた指揮官であったが、その必要が無かった。スパルタンⅤの虐殺より免れた一人の生存者が、命辛々外へ飛び出してきたのだ。
「助けて! 助けてくれぇーッ!!」
「ち、血塗れだぞ!? 一体、中で何が…!?」
「ど、どうなっているんだ!?」
飛び出してきた血塗れの生存者に、歩兵部隊やデモ隊は動揺を覚える。これに一人の歩兵が問おうとした瞬間、基地から逃げ出した生存者は、後を追ってきたデラックスマンに背中に手を突っ込まれ、そのまま引き抜かれて息絶えた。
正義を自称するスパルタンが行ったこの異常な殺害方法に、デモ隊は悲鳴を上げた。直ぐに兵士たちは手に持っているモリタ式ライフルの銃口を向け、直ぐに発砲を行う。
「第一中隊は食い止めろ! 残りはデモ隊を非難させ…」
「この正義の味方である俺に撃つとは…! やはり悪だ! ゴォーット! 神に代わって貴様らを抹殺する!!」
デラックスマンは自分に向けて発砲してくる友軍の歩兵部隊を容易く片付け、指示を飛ばす司令官の首を引き千切った後、デモ隊を逃がすために自分に立ち向かう歩兵部隊を悪と断定して排除し始める。
「みんな逃げろ! 速く逃げ…!?」
「逃がすんじゃねぇよ! こいつ等には地獄を味合わせなきゃならねぇんだ!」
「そうだ! 俺たちが餓鬼の頃の地獄を、学生の皆さんにも体験してもらわなきゃな!」
デモ隊を逃がそうとする兵士に対し、ヘル・ブラザーズのキックとパンチは腕力で撲殺した。それから悲鳴を上げて逃げるデモ隊に参加している学生や市民らに、自分たちが体験した地獄を味合わせると言って追い掛け、手当たり次第に引き千切って殺して行く。
「こちらソルジャー、暴徒の集団を制圧する!」
M739ライトマシンガンを持つソルジャーは、自分らから逃げる非武装の民間人等を暴徒と表して銃弾を浴びせた。これに空から飛来したデラックスマンや三名の落伍者も加わり、夥しい数の人々が惨殺され、地獄絵図が描かれる。
「う、うわぁ…! こ、これは、夢なのか…!?」
新しい世代のスパルタンらに参加者たちが虐殺される光景に、デモに参加していた学生の一人は物陰に隠れ、余りにも想像を絶する経験をしてか、悪夢では無いかと現実逃避を始める。だが、デモ制圧命令を受けたスパルタンⅤ等は、デモ隊の参加者らを一人たりとも逃すことはしない。直ぐにその学生を、ミニョルアーマーの飛行能力で空から監視していたシドが見付け、目前に降り立つ。
「ほぅ、現実逃避か。こんなデモなんかに参加しなきゃぁ、いい仕事にも就けて、良い嫁さんと結婚できて何一つ苦労も無い人生を過ごせたのによ。全く馬鹿な奴だよ、一時の偽善に身を任せ、せっかくの幸せをドブに捨てるとはな」
「あっ、あぁぁ…!?」
シドはその学生に選択を誤らなければ、こうはならなかったと告げれば、自分を見付けたスパルタンに、彼は失禁して後退る。
「や、止めてくれ…! お、俺はただ戦争が終わって欲しくて…」
「おいおい、軽い気持ちで平和デモに参加か? 全く近頃の学生さんと来たら呑気なもんだ。見たところ、良い所の坊ちゃんだな、お前。俺がお前なら、こんなデモは絶対に参加しないね。求めずに手に入る幸せを捨てるなんて、馬鹿がすることだ」
自分が追い詰めた学生が裕福な家庭の出身であると見抜けば、シドは自分ならデモに参加せず、求めずとも手に入る幸せを手放さないと銃口を向けながら告げる。
「こ、こんなことをどうして…!? 俺たちは、ただ政府に停戦を訴えているだけで…!」
「まぁ俺もやり過ぎだと思うがな。でも、こいつは仕事だ。政府に従ってれば、良い暮らしが出来たもんを。悪いのは、こんなデモを起こしたお前らだ! 恨むんなら、デモに参加した自分を恨むんだな。坊ちゃんよ」
どうしてこんな残酷なことが出来ると問う学生に対し、シドは仕事であると答えた。それに悪いのはデモ隊であると告げ、最後に恨むのなら選択を誤った自分を恨めと告げた後、手にしている拳銃でその学生を射殺した。
「みんな元気にやっちまってるなぁ。こいつは、後片付けが大変だな。掃除をする奴は気の毒だ」
学生を射殺したシドは、阿鼻叫喚が聞こえて来る方へ視線を向ければ、かつて人だった肉塊が散乱する地獄絵図が広がっており、それを他人事のように言う。
その後、この悍ましい虐殺劇は暴徒化したデモ隊の制圧とされ、スパルタンⅤは華々しいデビュー戦を飾った。
真実を知らぬ者は新しいスパルタンを最強の兵士として崇め、真実を知る者はスパルタンⅤを冷酷無慈悲な大量殺人兵器として見た。
虐殺回になっちまったよ…。
草加こと913なスパルタンも出す予定だったけど、尺的に活躍シーンは無く、名前のみの登場となりました。
活動報告にて、参加者を募集中。十月に入ったら締め切るので、参加はお早めに。