【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争 作:ダス・ライヒ
性別:女
年齢:24歳
階級:少佐
所属:連邦軍第169機甲旅団第7大隊
乗機;ジムⅣコマンダータイプ(40インチロケット臼砲装備)
概要:ジムⅣ部隊の指揮官。動画投稿者でもある。
対テロ戦争の専門家であり、それを自慢するかのように動画サイトに投稿し、その手の者たちから称賛を得ている。
アポリオン隊に随伴している第7大隊の大隊長であり、連邦軍の歩兵確保のための人道回廊を開く。
キャラ提供はG-20さん
名前:グレア・スカーレット
性別:女
年齢:27歳
階級:大佐
所属:連邦軍アポリオン隊
乗機:ジムⅣBRカスタム
概要:穏和で優しげな雰囲気を出すブルーコスモスの穏健派に属する女軍人。見た目どおり『身内』には極めて優しく、不良軍人や地球在来のコーディネーター、亡命者などの他からは排除されるような人間であっても、積極的に受け入れケアも怠らない聖母のような人間であり、それに絆された者たちで結成された【アポリオン隊】を率いている。同時に狡猾でもあり、他の構成員を丸め込んだり上層部に取り入ることで排除されることもなく最新鋭の装備をうけとれている。
名前:ナッパ・ガーランド
性別:男
年齢:30歳
階級:少尉
所属:連邦軍
乗機:ジムⅣ(ストライカータイプ)
概要:アポリオン隊の一員であるハーフコーディネーター。差別を受けて非行に走っていたこと所をグレアに拾われて以来姉御と呼び慕っている。仲間相手なら気のいいあんちゃんであるが、それ以外には粗暴で非道な性格を露にする。感情的で短気な部分があり、挑発に乗りやすいのがたまにキズ。
キャラ提供は両者ともRararaさん
名前:デグ・ヴァジャック
性別:男
年齢:35
階級:大尉
所属:UNSC陸軍オルドリン方面軍
乗機:ジムⅣノーマルタイプ(180mmキャノン砲装備)
概要:後方狙撃チームに配属。実弾系統の狙撃は連邦軍内でも両手で数えられるほどの腕前。地球解放戦争アフリカ戦線からの古株。
休戦終了に伴い他戦線から配属替えまでされて引き抜かれたわけだが、ミケール三好のやり口には早々ついて行けない模様。
キャラ提供は神谷主水さん
名前:バートレイ・ライアール
性別:男
年齢:30歳
階級:大尉
所属:UNSC陸軍オルドリン方面軍
乗機:ジムⅣ(ノーマルタイプ)マシンガン×2搭載
概要∶オルドリン方面軍所属のパイロット。
遊撃を得意分野とする為か、マシンガンなどの取り回しの効く武器を主に使用する。
彼の遊撃で助けられた仲間は数知れずであるほど。
キャラ提供はわかものさん
マリ・ヴァセレート率いる六機のガンダムが惑星オルドリンの空に降下した頃、反撃に移った同盟軍を押し返している連邦軍の部隊がいた。
「こ、こいつら…! 手強い!!」
進撃が弱まったところで、反撃に出た同盟軍のオルドリン守備軍の一部隊だが、後退する形で現れた連邦軍のジムⅣと105ダガーの混成部隊は強く、所属する機動兵器が次々と撃破されていた。
「アントン中隊、アポリオン隊の右を。ベルタ中隊は左側を! チェーザル中隊は我が本部中隊に随伴せよ」
『
ジムⅣの中隊を率いるヴィクトーリア・ウルリカ・フリーデリーケ・フォン・シマヅ少佐は、自身の左肩に40インチロケット臼砲装備のジムⅣから、指揮下の105ダガーで編成された各中隊に指示を出す。それに応じた105ダガーの中隊は、大隊長の指示通りに動いた。
ウルリカは指示した後、僚機の通常型のジムⅣの援護を受けつつ、複数のキャノンタイプと共に左肩に装備してあるロケット臼砲を敵の防衛戦に向けて発射し、一時的に防衛線に穴を開けた。
「ぼ、防衛線に穴が! 戻れ! 突破されるぞ!!」
反撃に出ていた同盟軍部隊は、直ぐにその穴を埋めるために防衛線へと戻った。それを追撃すように、アポリオン隊と呼ばれる奇妙な部隊が穴をさらに広げようと迫る。
「防衛線の穴を埋めようというですか? そうさせるわけないでしょうが!」
そのアポリオン隊を率いるブラックライダーと呼ばれるMSに酷似したジムⅣ、名付けてジムⅣBRカスタムに乗るグレア・スカーレットは、僚機の援護を受けながらレールガンの連射で戻ろうとした同盟軍機を三機ほど撃破した。
それからウルリカの二個中隊に側面を守らせつつ、率いているジムⅣ等と共に敵陣に突撃し、ギラ・ドーガに左腕に内蔵された杭のついたワイヤーを射出して突き刺した後、高圧電流を流し込んで機体を誤作動させる。
「ノワァァァッ!?」
高圧電流に苦しむギラ・ドーガのパイロットは絶叫し、機体はビームマシンガンを味方に向けて発砲し続けた後、BRカスタムのヒートナイフを胴体に突き刺されて無力化された。
「第7大隊のシマヅ少佐、敵の航空部隊が接近中。これを迎撃してくれますか?」
敵機を撃破した後、随伴機に守らせつつ、空かさず背部に搭載された戦術ユニットで索敵を行い、敵の航空支援が来ることをウルリカに知らせた。
「はっ! 本部中隊並びチェーザル中隊、直ちに対空射撃!」
ウルリカはそれに応じ、送られてきたデータを元に随伴のチェーザル中隊と共に対空射撃を行い、空爆を試みる敵の戦闘爆撃機群を撃退した。
「おっ、隊長をやるんじゃねぇ!」
索敵中のグレアのBRカスタムを攻撃しようとするザクウォーリアとRFグフを見付けたジムⅣに乗るナッパ・ガーランドは、高威力のバズーカでザクウォーリアの上半身を吹き飛ばした後、気付いて接近してくるRFグフに向け、体験であるツヴァイハンダーを取り出し、迎え撃とうとする。
飛んでくるビームロッドを躱した後、ビームソードで斬りかかるRFグフの斬撃を躱し、大柄なツヴァイハンダーを叩き込んで両断する。敵機が真っ二つになる中、ナッパはグレアに下がるように告げる。
「隊長、死角にも敵が居やがりました! 後方へ下がった方が良いですぜ!」
『ガーランド少尉、ありがとうございます。それと、建造物は破壊してませんね?』
「えぇ! 将来の兵隊が居ますからな! 気を付けてやってまさ!」
ナッパの提案に応じてグレアはジムⅣの随伴機らと共に下がる中、建造物を破壊してないかどうかを問えば、彼は気を付けてやっていると答えた。
そこからアポリオン隊はウルリカの二個中隊と共に進撃すれば、敵はこれ以上損害を負いたくないのか、後退を始める。
『隊長、敵が後退しました! 追撃しますか!?』
「いえ、追撃せず、人道回廊を開きましょう。逃げ遅れた民間人がいますからね」
追撃するかどうかを問う部下の通信にグレアは、逃げ遅れた民間人を見て、追撃せずに人道回廊を開くと告げた。これにウルリカを含めるナッパらは笑みを浮かべ、周囲警戒を行った。
「上空には手の空いたウィンダム隊を配置して防空に! 誘導員は逃げ遅れた民間人の誘導を!」
人道回廊を開くことを宣言すれば、アポリオン隊とウルリカの大隊は人道回廊のための場所を確保する。それを支援するように、工兵部隊は瓦礫を撤去して避難路を作り、歩兵部隊は逃げ遅れた民間人らの誘導を始める。
『さぁ、民間人の皆さん。人道回廊を開きました。ここを抜ければ、安全な市街へ抜けられますよ』
「おぉ、助かるぞ!」
「みんな、連邦軍の方へ行くんだ! 人道回廊だ! 俺たち助かるぞ!」
「こんなところに居たら、殺されちゃうわ!」
グレアのBRカスタムが拡声機で人道回廊を開いたことを逃げ遅れた民間人らに伝えれば、それを聞いた民間人たちは一斉に人道回廊へと集まってくる。
「こちらです! 慌てないで! 皆様の安全は我が隊が保証します!」
ウルリカも人道回廊の誘導に参加し、機体のコクピットを開け、拡声機で安全を保障すると言って民間人らを落ち着かせる。グレアのアポリオン隊も後方の補給部隊と合流し、人道回廊の方へと向かって補給を受けた。
なぜ人道回廊を開いたか?
それは、連邦軍の兵員不足の解消のためである。この都市の難民となった民間人らは、連邦軍の補充兵員として連れていかれるのだ。
「へへへっ、兵隊にされるとも知らず、バカな奴らよ」
「こら、聞こえますよガーランド少尉」
「それはすいやせん。あいつ等がそれを知った時の顔を想像すると、どうも笑いが止まらんもんで」
補給のために駐機しているジムⅣの開いたコクピットハッチより、安心しきって人道回廊を通る民間人の列を見て、ナッパは思わず笑いそうになる。隣で駐機するBRカスタムから、グレアは真相を知られたくないのか、嘲笑うナッパを注意した。
「あの動画を配信している女、匿名性を隠れ蓑にしたクソッタレだと思いましたが、どうやら違うみたいですな」
「彼女もこの事実を知っています。シマヅ少佐の昇進を人事部に伝えておかないと」
この事実は民間人らに呼び掛けているウルリカも知っており、兵士にされるとは気付かず、安心して市街へ出るルートを通る難民たちを内心嘲笑っていた。
そうとは知らず、この地獄なら抜け出せるならと、民間人らは続々と人道回廊に集まってくる。連邦軍の兵士として、再び地獄のような戦場へ送り出されることを知らず。
「あれは人道回廊! 人道違反であるが、奴らがあの難民たちを兵士とするなら、見逃せん!」
ゲオルグが指揮する全領域軍第3特別機動師団に属するゲルググメナースの部隊は、ウルリカとアポリオン隊が開いている人道回廊を発見した。
師団に属する将兵らは、連邦軍が戦災難民らを兵士にしていると言う情報を得ており、敵の戦力を回復を妨害するために攻撃する。当然、アポリオン隊は攻撃が来ることを承知で、ジェットストライカーを装備したウィンダム複数を防空に当たらせていた。
『こちら第4航空MS大隊! 敵機が人道回廊に接近中!』
「人道違反者だ! ぶっ殺せ!!」
ゲルググメナースが人道回廊を攻撃しているという報告を聞いたナッパは、上空で迎撃に当たるウィンダム隊に怒号を上げる。まだ補給の途中であり、彼のジムⅣは迎撃に出られない。
『奴らに見抜かれましたか?』
「見抜かれたとしても、攻撃の言い訳は通じません。人道的にはね! それより、迎撃を! 将来の兵士、民間人たちを守るのです!」
攻撃してきた中隊規模のゲルググメナースに、ウルリカは人道回廊を隠れ蓑にした兵員補充が漏れたのかと思い、アポリオン隊のグレアに聞けば、彼女は見抜かれても、敵がやっていることは非人道的行為に等しいので、言い間違えながらも民間人らを守るように指示を飛ばした。
「あの民間人共、自分らがどうなるか分かっているのか!? 騙されているんだぞ!」
上空の戦闘機やウィンダムを機体の性能と練度で的の如く撃ち落とすゲルググメナースらであるが、地上のウルリカの大隊を含めるアポリオン隊、連邦軍が指揮車の防空のために配置している対空機関砲やミサイルなどの対空防火で被害が増すばかりだ。
人道回廊から逃げる民間人らに向け、一機のゲルググメナースのパイロットは、この街の民間人らに騙されていると訴えかけるが、その声が届くはずもなく、ウルリカの指揮官型のジムⅣのビームライフルを何発も撃ち込まれて撃墜された。
「クソっ、なんて対空砲火だ! 近付けん! 後退する!」
無理にでも突っ込めば、いたずらに損害が増すばかりなので、ゲルググメナース中隊の中隊長は自陣への後退を命じた。はたから見れば、自分らが人道回廊を攻撃する非道なMS隊に見えることも含めてである。
「やるな、第7大隊! 知らねぇ奴が見れば、俺たちは官軍よ!」
対するアポリオン隊とウルリカの大隊は、その人道回廊を守る正義の軍隊に見える。それが分かっていて、グレアは激しい市街戦が行われるこの都市で、人道回廊を開いたのだ。逃げ遅れた生き残りの民間人らを連邦軍の兵士にするために。
「俺たちが守っている間に、速く街へ抜け出すんだ! 急げ!!」
モリタ式ライフルを持つ歩兵の誘導に従い、民間人らはこの街から抜け出そうとしていた。
難民として連邦軍に収容された後、消耗率が高い歩兵隊や宇宙艦艇の乗員にされるとも知らずに…。
自分たちが取り戻すべく街の住民が、友軍の人道回廊によって兵士にされていることを知らず、UNSC陸軍の方面軍は攻勢を強めていた。
「いきなり街に砲撃するとは、なんちゅうことしてくれんねん! ミケールの奴!!」
市外より遠くの市街地で防戦するガズウートを180ミリキャノン砲で狙撃するジムⅣが居た。その陸戦型ジムを彷彿とさせるカラーリングのジムⅣのパイロットはデグ・ヴァジャック。階級は大尉であり、他戦線から引き抜かれた異色の経歴の持ち主である。
取り戻すべく街に砲撃を仕掛けたミケール三好に激怒しつつ、続けざまに戦車形態で砲台替わりになっているザウートを狙撃して撃破した。
『大隊前進! 援護のため、戦線を押し上げる!』
「前進命令かぃ! とにかく、機動兵器と砲台しかやらんぞ!」
所属する大隊から前進命令を受け、デグは自機の武装をジムⅣ用のマシンガンに切り替え、他のジム等と共に市街へ向けて前進した。敵の反撃は、デグの狙撃を含めた後方支援部隊の攻撃で被害を受けて後退したのか、全くないのでスコーピオン戦車を含める歩兵を乗せた車両部隊が続々と市街へとなだれ込んでいる。
「よし、味方の前進のために遊撃戦を開始する! 各機、離れるな!」
その友軍の前進を支援するため、バートレイ・ライアールのジムⅣ部隊が遊撃戦を展開した。突撃を行うUNSC陸軍のMS隊や機甲部隊を必死に迎撃する同盟軍の守備隊の側面から、バートレイの遊撃隊が奇襲を仕掛けた。
「おっ!? て、敵だ!!」
先陣を切って突撃を仕掛けたバートレイのジムが持つ二挺のマシンガンの弾幕で、二機の機動兵器がハチの巣にされた後、同盟軍の守備隊は遊撃隊に気付いて反撃を行うも、続けて突撃してくる後続のジムの攻撃を受け、瞬く間に壊滅する。
防衛線の一つに穴が開けば、そこに敵が雪崩れ込んでいるので、同盟軍の守備隊は崩されるのを恐れてか、左右にある防衛線は後退し始める。
「よし、追撃しろ! 奴らに建て直させるな!」
バートレイは敵軍に再編の隙を与えないため、デグを含めた後続の部隊と合流し、追撃戦を開始した。
マシンガンを撃ちながら突撃して数機を撃破した後、こちらにザクマシンガンを向けるザクⅣに向け、両手に持つマシンガンを撃ち込もうとしたが、全て撃ち尽くしていた。変える暇もなく敵機は撃ってくるので、即座にビームサーベルを抜いて接近する。
当然、撃ってくる相手は距離を取るので近付けなかったが、デグのジムⅣが持つ180ミリキャノンでそのザクⅣを撃破してしまった。
「おい! それは俺の獲物だぞ!」
『なんで怒るねん! こっちが助けたっちゅうのに!』
自分の獲物を取られたバートレイが激怒すれば、デグは助けたと言い返す。
デグはただ見方を助けたわけだが、バートレイからすれば、せっかく仕留められた獲物を取られた形だ。
ここは戦場なので、言い合いをしている間もなく、両名のジムⅣは防衛線を立て直した敵との戦闘に集中した。
この世界に正義は無い! あるのは戦いのみだ!
次回も続々と登場予定。SEED劇場版の序盤の戦闘シーンまでどれくらい掛かるかな…?