【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争   作:ダス・ライヒ

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名前:天城ダイシロー
性別:男
年齢:29歳
階級:中尉
所属:UNSC陸軍オルドリン方面軍
乗機:ジムⅣメタルジャケット(胸部ミサイルポッド搭載の着脱可能型追加装甲)
概要:地球解放作戦インド戦線をジェノアスⅡで生き延びた、ある意味すごいパイロット。
今回の惑星オルドリンを取り戻すうえで、火力と防御力を併せ持つ切り込み役ということで連邦陸軍から引き抜かれた。インド戦線にてヴィンデル・マウザーの刺客のひとりを偶然やっつけたことがあり、彼の同志に付け狙われている節がある。

名前:スパルタン・ゴール
性別:男
年齢:27
階級:元中尉
所属:スパルタンV
乗機:ストライクE・ガンバレルタイプ
概要:本名イゴール・ゴルゾフ。
かつてUNSC海兵隊に属しており、数々のコロニー解放や防衛に貢献したが、たまたま発生してしまった誤射(まったく彼に瑕疵がない事故)についてビシェットを筆頭とした連邦軍のタカ派系将校に讒言され、軍刑務所に飛ばされてしまった。
この恨みを晴らすためにはもはや正規軍にいては成せないと判断した彼は、改造手術を志願。身体はそこそこ常人を越えるくらいに、ニュータイプ的な感性を手術と訓練の過程で手に入れた。薬物投与はなく、スパルタンにしては穏やかなようだ。
両キャラ提供は神谷主水さん

名前:ルミア・カーマイル
性別:女
年齢:23歳
階級:少尉
所属:惑星同盟軍全領域軍第31機動師団
乗機:ザクⅣ(Type-IR)
概要:同盟軍所属のパイロット。元整備兵上がりのパイロットでありながら、オルドリン方面守備隊でも有数の腕利きであるが、戦争自体は否定的であった為、休戦を満喫していたが、今回のミケール三好の暴挙には頭を抱えた上で悪態を付きながらも参戦する。
性格は内向的で抱え込みやすいタイプだが、機械関係には饒舌になるオタクタイプ。戦闘に関してはType-IRの特性を活かした電撃戦を得意としながらも、集団戦に於いては遊撃手としての適性を持つ。苦手な戦法は狙撃。
キャラ提供はエイゼさん

名前:タラニス・ウィッカーマン
性別:男
年齢:20歳
階級:便宜上二等兵
所属:連邦軍スピアヘッド隊
乗機:ドートレスファイヤーワラビー
概要:学生運動で平和デモに参加していたところ、治安部隊からの攻撃を受けて暴動参加罪で拘束される。
釈放の条件としてスピアヘッド隊に入隊、他のデモ参加者らと共に敵陣への突撃攻撃にまとめて参加させられる。
主な攻撃方法は装備の火炎放射器。燃料は粘度が高く消えにくい。
キャラ提供は(0w0)さん

名前:シルフィア・ノーツ
性別:女
年齢:21
階級:中尉
所属:惑星同盟軍全領域軍第3特別機動師団
乗機:ギャンシュトローム(機体カラーは黒と青)
人物概要:惑星同盟全領域軍所属の女性。見た目のイメージはブルアカの空崎ヒナから角と翼を無くして年相応に身長を上げつつスタイルを良くした感じ。
戦闘スタイルは一気に敵の懐に飛び込んで近接戦に持ち込むのを得意としている。(乗機がギャンなのもその為)
普段は基本的に軍人失格一歩手前レベルに面倒くさがりで上官相手でもぐちぐち文句を垂れるが同時に仲間意識が強く、仲間がピンチになると即座に救援に動き、時に自ら攻撃を受けることもある。
キャラ提供は月見きつねうどんさん


激しい攻防戦 前編

 スパルタンⅤのガンダムや試作パーソナルトルーパー(PT)による進撃が続く中、ヴィンデル・マウザーの同志の一人である北斗琉拳の使い手のハンに命を狙われている天城ダイシローは、胸部ミサイルポッドを搭載したアーマーを装備したジムⅣ、その名もメタルジャケットを駆り、所属軍のUNSC陸軍と共に前進していた。

 

「全く、味方ごと吹き飛ばすとは何て奴だ。ミケール三好ってのは」

 

 ダイシローは味方ごと砲撃するミケールの凶行に毒づきずつ、ビームライフルである程度の敵機を一掃した後、上空から空襲を仕掛けてくるリオンの編隊に向け、胸部のミサイルポッドを展開して掃射した。放たれるミサイル群に、リオンの編隊は避け切れず、数機が撃墜される。

 

「よし、前進する! 俺が先陣を切る! 後に続け!」

 

 そこから他の僚機とスコーピオン戦車らと共に、最前線で戦うミラージュ隊の援護へと向かう。

 

 天城ダイシローは元々UNSC陸軍の所属ではない。

 地球解放作戦のインド戦線にて、ジェガンやジェムズガン、ドートレス、ストライクダガーと並んで旧式と揶揄されるジェノアスⅡで生き延びたことで、その腕を見込まれて連邦陸軍から引き抜かれる。

 UNSC軍において、新型ジムⅣの主な配備先は海軍や海兵隊であるが、惑星オルドリンが最前線であったことで幸運にもオルドリン方面軍にニ個師団程度が配備された。

 新参者のダイシローには回ってこないと思われていたが、彼の技量の高さでジムⅣを見事勝ち取り、専用の装備であるメタルジャケットまで要請できた。

 そのインドの戦線でヴィンデル・マウザーの刺客を軍全にも倒したことがあり、ハンに目を付けられてしまう。当の本人は、刺客が来ているということを知らず、増援として機甲部隊と共に都市部へと雪崩れ込んだ。

 

「俺は、俺は海兵隊員でありスパルタンだァ!!」

 

 ダイシローのジムⅣメタルジャケットがUNSC陸軍機甲部隊と共に都市部へと突入した後、一機のストライクEが二丁拳銃の如く拳銃サイズのビームライフルを乱射し、更には背中に装備されたガンバレルストライカーの四基のガンバレルを展開した。

 重力下での運用上に動きと稼働時間は制限されるが、それでもビームの弾幕を張るには十分であり、多数の敵機を撃破する。

 

 そのストライクEを駆るのはスパルタンⅤであり、コードネームはゴールである。本名はイゴール・ゴルゾフ。元UNSC海兵隊員であるが、たまたま発生した誤射で、タカ派将校に讒言され、軍刑務所に飛ばされてしまう。

 だが、誤射とタカ派将校の讒言だけではイゴールを軍刑務所送りにはできない。それを可能となるようにしたのは、ヴィンデル・マウザーの刺客であるビシェットであった。

 その真実を知ったイゴールことゴールは、正規軍では復讐できないと判断し、スパルタンⅤへと志願した。

 

『貴様のその復讐心、気に入ったぞ。これから貴様の名はゴール、スパルタン・ゴールだ! イゴール・ゴルゾフは死に、ゴールとして生まれ変わったのだ! 復讐に身を燃やせ! 邪魔をする者は何者であろうが殺せ! ただ復讐のために貴様は生きるのだ!!』

 

 彼の復讐心はハンに気に入られ、己が望む修羅とすべく経絡秘孔を突かれてニュータイプ的な感性と超人的な力を手に入れることに成功したのだ。

 

「邪魔をするなぁ! 俺の邪魔をする奴は、全て撃ち殺してやる!」

 

 味方を誤射する勢いで攻撃する復讐の修羅であるゴールは、目に映る物全てに攻撃し、破壊し尽くしていた。

 

「な、なんだこのジムは!? エースでも乗っているのか!?」

 

 ビームスピアを巧みに扱い、次々と敵機を突き刺しては素早く引き抜き、そして突き刺すか斬るを華麗に繰り返して友軍機を撃破し続けるオコエ・ミラージュのジムⅣに、ザクⅣのパイロットらは戦慄していた。次は自分の出番だと思い、思わず後退るザクⅣらであるが、ザクⅢのようなカラーリングのザクⅣのカスタム機が、銃剣付きビームライフルをオコエのジムⅣに向けた。

 

「よくぞ聞いてくれました! あの新型ジムは一見ノーマルタイプに見えますが、よく見てください。細かいところが改良されていて…」

 

『うぉ!? こっちに来る!』

 

 そのザクⅣのカスタム機、IRタイプに乗るパイロットであるルミア・カーマイルは、オコエのジムⅣの細かい改良個所を一目で理解し、それを友軍機のパイロットらに伝えたが、言い終える前に彼女のジムがビームの槍を構えながら向かって来た。直ぐに迎撃行動を取るザクⅣ等であるが、胴体を一突きにされるか、切り裂かれるばかりだ。

 

「アイザック? それともRジャジャ? でも、敵であることに変わりない!」

 

 こちらにビームライフルを撃ってくるルミアのアイザックにも似てRジャジャに似たIRタイプに、オコエは少し混乱するが、迷いを捨ててビームの刃を突き立てる。

 

「うわっ!? この動きはやはりエース! それも機体の特性や長所に短所を理解した動き! この私では敵わない相手! ですが!」

 

 素早く繰り出されるビームスピアの連続した突きを、ルミアは躱しながらオコエがジムⅣの特性や弱点を全て知り尽くしているとその動きで解析する。自分では敵わないと理解しつつ、両肩に装備したバリアブルシールドと呼ばれる可動式シールドを向け、ミサイルポッドを展開する。

 

「私のIRカスタムも負けません!」

 

 その言葉の後にミサイルを掃射しようとすれば、それに気づいたオコエのジムⅣは直ぐに後退してミサイルを躱した。下がる相手のジムに、ルミアは銃剣付きビームライフルを撃ちつつ、空いた左手でビームサーベルを抜き、スラスターを吹かせて接近する。

 

「あのアイザック頭の動き、新型のザクとは違う!?」

 

 ビームを躱しつつ、左手で取り出したビームライフルで迫るルミアのIRタイプを迎撃するオコエのジムⅣだが、バックパックとスラスターの強化で増した機動力で躱すか、可動式のシールドで防ぎながら迫るIRタイプに、通常のザクⅣとは違うことに驚愕する。

 そんなルミアのIRタイプは、敵機のライフルを破壊した後、再びビームの槍の突きを躱し、ビームサーベルの斬撃を叩き込もうとするが、オコエの対応が速く、斬る前に左腕の打撃を叩き込まれて吹き飛ばされた。

 

「ちっ、流石はエースと言ったところ! ですが!」

 

 もう少しのところでオコエを仕留められたルミアであるが、彼女はそれを読んでおり、次の手を打っていた。

 

「側面から敵機!? レーダーが、ジャミングを!?」

 

 その手はオコエのジムⅣのレーダーにジャミングを掛ける事であり、ジャミングの所為で側面からの敵機の攻撃に気付かなかった。

 

「これでは、いずれやられる! 補給のために後退するしかないか!」

 

 形勢が不利と判断し、オコエは自身の隊と味方の陣地まで後退した。

 

「さて、防衛線を維持しなくちゃ」

 

 オコエを撃退したルミアは、防衛線を維持するため、同じく友軍機と共に後退する。

 

「い、異常な攻撃だ…! 狂勝将軍の軍が来たのか!?」

 

 他の地域が連邦軍の第20軍とスパルタンⅤの攻撃を受ける中、再び侵攻を再開したミケール三好の第11機甲軍からの防衛を担当する同盟軍の守備軍は、その異常な攻撃に戦慄していた。

 ATのスコープドッグやスタンディングトータスの援護を受けながら、爆薬を満載したモビルワーカー(MW)の大群が突っ込んでくるのだ。これを同盟軍の守備隊は必死に迎撃するが、高機動と生存性の代わりに火力に長けたAT部隊の攻撃で迎撃しきれず、陣地を次々と自爆攻撃で破壊されてしまう。

 その特攻兵器にされているMWのパイロットは、志願した極右や右派の政治団体の構成員たちである。退屈な人生への救いで憧れで、英雄物語ような冒険譚と思われた戦争の実態を知り、恐怖して逃げ出した彼らであるが、当然、ミケールが敵前逃亡者を許すはずがなく、逃げ出した者たちは捕まり、薬物投与で人格を破壊され、ミサイルのように定められた目標へと向かっていく人間ミサイルへと変えられた。

 

「ひやァァァッ!!」

 

 狂勝将軍の手で特攻兵器へと変えられた彼らは、奇声を発しながらミサイルの如く目標へと向かっていく。薬物投与で恐怖心も無くなっており、ただ言われたとおりに目標へと突っ込んで爆薬を満載した機体と運命を共にするだけだ。

 その後からは、第二陣として暴動罪で逮捕された学生運動参加者で構成されるスピアヘッド隊のドートレスやストライクダガーの集団が、自爆攻撃で多大な被害を受けている守備隊に襲い掛かる。中には特攻隊のMWも含まれているが、戦闘車両扱いであり、自爆攻撃用ではない。

 

「済まない…! 守りたい仲間たちが居るんだ…!」

 

 スピアヘッド隊の中で珍しいドートレスのカスタム機、ファイヤーワラビーに乗るタラニス・ウィッカーマンは、必死に逃げようとする同盟軍兵士の生き残りたちに向け、謝罪しながら機体に装備された火炎放射器を放ち、生き残りたちを纏めて焼き殺した。タラニスのファイヤーワラビーの火炎放射の燃料は、粘度が高くて消えにくい物であり、それに焼かれれば、白燐弾のように全く消えることはない。

 そんな惨いやり方を強制されるタラニスは、涙を流しながら同盟軍の兵士たちを焼き殺していく中、逃げ遅れた民間人の一団を発見した。

 

「民間人が、なんでこんなところにまだ居るんだ…?」

 

 民間人の一団を見付けてしまったタラニスは、火炎放射器を放つのを止めるが、兵士たちと同じく焼き殺されてしまうと思い込んでいる民間人らは怯え、悲鳴を上げるだけだ。それを見たタラニスは見逃そうとしたが、スピアヘッド隊を監視する105ダガーのパイロットにそれを咎められた。

 

『おい、なに無視してんだ? そいつらも焼いちまえ』

 

「で、ですが民間人ですよ…? 民間人の殺傷は禁じられてるんじゃ…」

 

 焼き殺せとビームライフルを向ける105ダガーに、タラニスは民間人への殺傷が禁じられているはずだと返すが、当の相手はそんな事など気にもしていなかった。

 

『あぁ? 裏切り者共なんぞに、こっちが気にかけなきゃならねぇんだ? いいから燃やせ! てめぇから燃やすぞ!』

 

 そればかりか、速く民間人を焼けと機体の武装を向けて脅してくる。

 やらねば自分が殺されることを理解しているタラニスは、額に汗を浸らせ、手を震わせながら火炎放射器の発射口を逃げ遅れた民間人らに向けた。何か叫んでいるが、乗っているタラニスには聞こえない。

 

『オラ! さっさと焼け! やらないなら…!』

 

「ひっ…!? ご、ごめんなさい…!」

 

 強く脅迫されたタラニスは脅しに屈し、火炎放射器の炎を発射するトリガーを引いてしまった。彼の謝罪の言葉と共に放たれた粘度の高い燃料の炎は民間人らに焼き、一瞬にして火達磨にした。踊り狂うように悶え苦しむ様子が、画面越しにタラニスの目に焼き付く。

 

『フハハハッ! 裏切り者には当然の報いだ! よし、その調子で見付け次第、燃やしていけよ? 今度逆らえば、燃えるのはてめぇの方になるからな!』

 

 子供が燃えるのを見て高笑いする監視役の声に、タラニスは怒りを覚えたが、自身の生殺与奪の権利は彼らに握られているので、逆らうことはできなかった。

 

「早く…! 早く終わってくれ…!」

 

 次々と敵と民間人問わず燃やされる光景に、タラニスはこの戦いが早く終わってくれることを願った。

 

『左舷からUNSC軍の機甲部隊! 数が多い! 突破されそうだ!』

 

『ノーツ中尉のギャンを回せ!』

 

 一方、UNSC陸軍のオルドリン方面軍から攻撃を受ける防衛線では、同盟軍の左翼方面が今にも突破されようとしていた。

 これに第3特別機動師団本部は、単独でウルリカの第7大隊のチェーザル中隊を壊滅させた黒と青のギャンシュトロームに、UNSC陸軍の方へ回れと指令を出した。

 

「あー、めんどくさい!」

 

 最後の105ダガーをビームアックスで切り裂いた後、そのパイロットであるシルフィア・ノーツは救援要請に文句を言いながらも従い、専用のウィザードパックである大気圏内用ボレロのジェットで空を飛び、UNSC陸軍の方へ向かった。

 

『おぉ!? ギャンが向かってくる!』

 

『撃て! 撃つんだ!!』

 

 空を飛んで一気に向かっている道中で、UNSC陸軍のVTOLであるAV-14ホーネット数機がシルフィアのギャンに驚き、機銃や誘導ミサイルを発射する。これにシルフィアはギャン胸部のビームガトリング砲を展開し、その連射力でミサイル諸共ホーネットらを圧倒する。

 

「ウワァァァッ!」

 

 凄まじいビームの弾幕は容易くホーネットの装甲やキャノピーを貫通し、乗っているパイロットは悲鳴を上げながら機体と共に爆散した。そこからもホーネットや空軍所属のジェットストライカー装備のダガーL、ロングソード戦闘機が向かったが、ギャンシュトロームの性能に敵うはずがなく、次々と撃破されるばかりだ。

 量産型ヒュッケバインMk-Ⅱ数機が束になって掛かろうとも、シルフィアの技量とギャンシュトロームの性能の前に、なす術もなく撃墜されるばかりで、時間稼ぎにもならなかった。

 

「なんて奴だ! あのギャンのパイロットはエースか!?」

 

 移動式の前線司令部(コマンドポスト)として使われている大型装甲車両のエレファントから、シルフィアのギャンシュトロームの暴れっぷりに、部隊指揮官はエースなのかと戦慄する。この旅団規模の部隊にはジムⅣが配備されていないのか、ジェガンやジェムズガン、デュエルダガー・フォルテストラ、ダガーL、ジェノアスⅡにアデルMk-Ⅱと言った旧式機が目立っていた。そればかりか、大半はスコーピオン主力戦車やグリズリー重戦車、ウルヴァリン対空装甲車と言った車両が占めている。ATも居るが、歩兵扱いとして捉えて良いだろう。

 

「うわっ、いっぱい居るじゃん。しかも鬱陶しいバルチャーまで居るし」

 

 その戦線に辿り着いたシルフィアは、重攻撃機のVTOLであるバルチャーまで居ることに文句を言うが、次の要請でやる気のスイッチが入る。

 

『駄目だ! これ以上は持ちこたえられん!』

 

「っ! いま行くわ、持ち堪えて!」

 

 そのUNSC陸軍の旅団に攻撃を受ける友軍からの要請で、やる気を見せたシルフィアは、単独で敵部隊に吶喊した。ウルヴァリン対空装甲車より放たれる対空ミサイルの弾幕を受けるが、それを機体の機動力で躱しながら迫り、次々と邪魔になる敵をビームライフルで排除する。余りに突出し過ぎ、敵機に包囲されてしまったが、シルフィアは臆することなくビームアックスを取り出し、それを振り回して敵機を切り裂いていく。

 

「やっぱり突っ込んで、接近戦する方が性に合ってるわね。私は」

 

 グリズリー重戦車を叩き切った後、シルフィアは自身が接近戦に向いていることを実感する。

 

「ふぅ、やっと退いてくれた?」

 

 そこから敵機や敵の戦車を手値次第に切り裂いていけば、旅団は全滅を恐れたのか、後退し始めた。

 がっ、代わりに天城ダイシローを初めとするデグ・ヴァジャックやバートレイ・ライアール、ヤクシャ・ベアード、アルト・クォーツと言った面々が乗るそれぞれのジムⅣ等が現れたのだ。

 

「嘘っ、今度は新型なの!? あぁ、めんどくさい!」

 

 旅団規模の敵を追い払った次に、新型機ジムⅣ、それも専用機が五機も現れたため、シルフィアは面倒くさがりながらも応戦した。

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