【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争   作:ダス・ライヒ

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名前:イチー・トライ
性別:男
年齢:23
階級:なし
所属:第3特別機動師団
乗機:ザクⅣ・ストライカータイプ

名前:ニー・トライ
性別:男
年齢:22
階級:なし
所属:第3特別機動師団
乗機:ザクⅣ・ストライカータイプ

名前:サーン・トライ
性別:男
年齢:21
階級:なし
所属:第3特別機動師団
乗機:ザクⅣ・ボンバードタイプ
概要:同盟軍兄弟であるトライ三兄弟。いつも一緒に行動し、それぞれ「兄者」「弟達」と呼び合う仲。その結束はMSの装甲より堅く、連携も中々。イチーがパンチパーマ、二ーがモヒカン、サーンがスキンヘッドという、見た目は黒い三連星というか世紀末ヒャッハー。
キャラ提供はハナバーナさん

イメージ戦闘BGM
https://www.youtube.com/watch?v=fuZJTyfaJIU


舞い降りた翼

 惑星オルドリンにおける戦いが激化する中、主戦場である首都へ降り立ったマリ・ヴァセレートが駆るライジングフリーダムガンダムと同型機二機、イモータルジャスティスガンダム三機を合わせた六機のガンダムは、都市部で交戦している連邦と同盟、双方の警告を無視しながら降り立とうとしていた。

 無論、双方の軍がこれを黙って認めるわけがなく、直ぐに航空戦力を差し向けてきた。

 

『やっぱ拙かったとちゃまっか?』

 

「あっそ。それじゃあ任務通りやれば?」

 

『はぁ、相変わらず無茶苦茶や』

 

 ジェットストライカー装備の105ダガーやダガーL、リオンシリーズと交戦する中、警告を無視して無理やり突っ込んだマリの行動を、リミッター付きの同型機に乗るサルモン・スピンラッドが咎めれば、彼女は素っ気なく答え、邪魔な敵を排除しながら降下する。

 これにサルモンは呆れながらも、MA形態のライジングフリーダムをMS形態へと変形させ、素早く手に取ったビームライフルで向かってくる敵機を撃ち落としていく。

 

「んじゃあ俺は、あの横に並んで攻撃してる間抜けな奴らを倒すわ」

 

 イモータルジャスティスを駆るリアーダ・ヘルヘッシモもMA形態の武装で邪魔な敵機を片付けつつ、マリと同じように勝手な行動を取った。リアーダが向かった先は、エリザベス・ワイアットの機械化戦列歩兵連隊の方である。

 

『どうすんの?』

 

「んなもん、わてに言われたかて」

 

『めんどくさいけど、回収目標の辺りの制圧しますか』

 

『お、俺もそう思ってたところだぜ!』

 

 イオナ・ファイルに問われたサルモンは、どうするか交戦しながら考える中、グフイグナイテッドを両断したライジングフリーダムを駆る時崎リオは、自分らの上司であるブラックジャックに言われたとおり、回収地点の周辺の制圧すると言えば、イモータルジャスティスに乗るシールド立松もそう思っていたと慌てて答えた。

 

『な、なんだあの機体は!?』

 

「データに無いぞ、あんな機体!?」

 

 マリのライジングフリーダムが乱入したのは、サイコガンダムMk-Ⅱを駆るスパルタン・イージスが居る戦区であった。サイコガンダムMk-Ⅱの拡散ビーム砲とリフレクタービットのビーム反射が、一番の脅威と見なしたのだろう。護衛を務めるリブック・レームダックのMS連隊のジェットストライカー装備のウィンダムが多数迫る中、マリはMA形態のままでビームライフルを放ち、次々と撃ち落としていく。

 

「コクピットを避けてる?」

 

 火器を撃っている最中、ライジングフリーダムが勝手に照準をワザとずらしていることにマリは気付いた。まるで殺しを避けるようにコクピットがあるバイタル部分を避けており、狙おうとすれば、撃つ瞬間に変わってしまう。

 元のOSの所為かと思っていたが、マリは気にせずにウィンダムを撃破していく。

 

『れ、連隊長殿!?』

 

「狼狽えるな! 奴は一機、包囲して撃破せよ!」

 

 迎撃に向かった二個小隊のウィンダムを撃破されて部下が狼狽える中、リブックは直ぐに包囲してマリのライジングフリーダムを撃墜しろと指示を出す。それにウィンダムの集団は応じ、包囲しようとするが、マリの異常な技量の前に落とされるばかりだ。

 

「こいつら…!」

 

 流石に数は多く、鬱陶しいと思ってか、機体をMS形態へ変形させ、雨あられに放たれるビームの嵐を全て躱しながら、ライフルや展開した左右腰のレールガンでウィンダムを次々と撃破していく。更には背部の初代フリーダムのように背部の高出力ビーム砲二門を展開し、敵機が密集している方向へ放てば、一射で対応できていないウィンダム複数を撃墜することに成功する。

 

「クソっ、下がれ! お前たちでは敵わん!」

 

 マリのライジングフリーダムと対峙して一分もしない内に、大隊分のウィンダムが撃ち落とされた。普通に戦えば被害が増すばかりなので、部下たちを下がらせ、リミッターを外したジェットストライカーを装備するリブックのウィンダムが前に出て、通常機とは違う機動でビームサーベルで友軍機を次々と斬り捨てる彼女のガンダムに攻撃を行う。

 

「こいつ、リミッターを外してる?」

 

 ガルダーゴンの戦いでウィンダムを強引に奪い、機体の特性を即座に理解していたマリは、その動きを一目見るだけでリブックのウィンダムがリミッターを外していることに気付いた。一撃離脱戦法でビームライフルを連発し、ジェットストライカーの主翼に担架された対MS用ミサイル六発放つ。

 並の人間なら撃墜されているところだが、マリはこの攻撃を操縦桿を巧みに動かして躱し切り、ライフルで反撃するが、通常機とは違う速度で照準が間に合わない。

 そんなリブックが駆るウィンダムは主翼のミサイルの残弾全てを放つが、無駄な電力消費を嫌ったマリが乗るライジングフリーダムの頭部バルカン砲で全て迎撃されてしまい、無意味となってしまう。が、爆炎でこちらの姿が見えないので、リブックはその隙をついて腰のビームサーベルを抜き、接近戦で仕留めようとスラスターを吹かせた。

 

「何ィッ!?」

 

 その動きはマリに読まれており、蹴り飛ばされた。即座に機体の姿勢を戻し、今度は左右腰から対装甲貫通弾を取ってシールドの二発のミサイルを放った後、それをライジングフリーダムに向けて投げた。が、それすらも躱され、挙句に目にともらなぬ速さで繰り出されたビームサーベルの斬撃に、胴体を切り裂かれてしまう。

 

「うぉぉぉっ!? こんなことが!?」

 

 新型機相手でも引けを取らない技量を持つリブックであるが、マリとライジングフリーダムなら相手が悪過ぎた。そのままリブックのウィンダムが都市部へ墜落していく中、護衛を撃破されたのを目撃したスパルタン・イージスは、マリに強い敵意を向ける。

 

「おのれ、許さん!」

 

 即座にサイコガンダムMk-Ⅱの拡散ビーム砲とリフレクタービットによるビーム反射攻撃でマリのライジングフリーダムを仕留めようとするが、彼女は並の人間では不可能である機体を回転させながらの回避機動でそれを躱し切り、逆に近付いてくる。

 

「くぅ! デストロイと同じく、接近戦に弱いと思うな!」

 

 当たるはずのビームを躱しながら向かってくるライジングフリーダムに、イージスは機体右腕のビームソードを展開し、向かってくるガンダムを切り裂こうとした。が、相手は軽やかに躱し切り、逆に左右腰のレールガンでリフレクタービットを複数撃破する。リフレクタービットがビームを反射することで、ビーム攻撃は危険と判断した。

 

「ぬぅ! ふざけるな!!」

 

 これに激怒したイージスはサイコガンダムMk-Ⅱの両腕を射出し、オールレンジ攻撃を仕掛ける。有線式の両腕から放たれる両手のビーム十発に、マリのライジングフリーダムはそれを踊るように躱し切り、左腕のシールドブーメランを射出。シールドの側面からビームブレイド、先端部からビーム刃が発生し、展開されたサイコガンダムMk-Ⅱの右腕を切り裂いた。

 

「ば、バカな!? ありえん!」

 

 右腕に続き、左腕を続けて破壊したライジングフリーダムにイージスは驚愕し、動きを止めてしまった。

 その隙にマリはライジングフリーダムのフルバーストモードを展開し、全火器を怯んだサイコガンダムMk-Ⅱに向けて放った。左腕のシールドで防御姿勢を取るイージスのサイコガンダムであるが、その巨体故に間に合わず、胴体に全火器の一斉射を受けてしまった。

 

「そんな馬鹿な…! このイージスが…いや、僕は元気…?」

 

 ライジングフリーダムのフルバーストを受け、サイコガンダムMk-Ⅱは破壊されたが、その頭部は脱出装置であり、爆発する直前に胴体から射出され、イージスは無事であった。その際にイージスは、敗北のショックなのか、記憶が混乱していた。

 マリの方も相手が既に無力であると判断してか、戦場から脱出していくサイコガンダムの頭部を見逃した。シールドを元の左腕に装着した彼女のライジングフリーダムに、スパルタン・アードのノワールカラミティが挑んでくる。

 

「またガンダム…!」

 

 胸部のスキュラを放ち、接近してくるノワールカラミティの攻撃を済んでのところで躱し、ビームライフルで反撃する。

 

「この謎のガンダムは!?」

 

 相手もそれを躱しつつ、得意の接近戦を仕掛けようと、二振りのビームブレイドを叩き込もうとしていた。

 

「私の斬撃が躱されてる!?」

 

 凄まじい機関銃の様なビームブレイドの斬撃であるが、マリが駆るライジングフリーダムはそれを見ているかの如く全て躱していた。それも最低限の動きであり、神業の如く連続斬撃を行うノワールカラミティを駆るアードは驚きの声を上げる。

 

「でも、この至近距離なら!」

 

 斬撃では埒が明かないと判断してか、至近距離から胸部のスキュラを撃ち込もうとしていた。相手のライジングフリーダムが腰のビームサーベルを抜刀した際、その隙を突いてスキュラを発射した。

 エースパイロットでも仕留められる距離であるが、相手はあのマリである。それが来ることが分かったかのように、至近距離からのスキュラの高出力ビームを躱してしまった。

 

「嘘っ! この距離を躱すなんて!?」

 

 余りにも信じられない出来事に、アードは衝撃の余り動きを止めてしまう。その隙を突いてか、マリは迷わずにノワールカラミティをビームサーベルで切り裂いた。四肢を切り裂かれて達磨状態となったノワールカラミティは地面に倒れ、無力化された。

 

「危なかった」

 

 あの至近距離の高出力ビームは、マリにとって紙一重であったらしく、少し息を整えてからアードの達磨状態のノワールカラミティを後にして飛び去った。

 

「一体なんなの…?」

 

 やられた実感も理解できず、アードはただ茫然としていた。

 

 

 

「あれ、やられたいのか?」

 

 一方でエリザベス・ワイアットの機械化戦列歩兵連隊の排除に向かったイモータルジャスティスガンダムを駆るリアーダ・ヘルヘッシモは、四列横隊となって戦列歩兵の陣形を組む無人MS群を見て、ふざけているのかと思う。

 銃の命中率が悪い時代、それを補うために生み出された戦法であるが、戦列歩兵など知らないリアーダから見れば、マヌケにしか見えないのだろう。

 

「間抜けにウィンダムとザムザザーとか、いらねぇだろ」

 

 そんな間抜けの戦列歩兵の護衛に、ウィンダム大隊にザムザザー四機がついていることにツッコミながら、リアーダはその対処に当たる。

 イモータルジャスティスとリアーダの技量の組み合わせは、マリのライジングフリーダムガンダム以上に強力であり、ジェットストライカー装備のウィンダムは的のように落とされていく。ザムザザーはシールドを張るが、射出されたシールドブーメラン先端のビーム刃で貫かれて撃破される。

 

『ウィンダム大隊ばかりではなく、ザムザザーも!?』

 

「何をやっている!? 速く潰しなさい!」

 

 圧倒的なリアーダの技量に、ウィンダム大隊とザムザザー一機が撃破されたという報告に、エリザベスは速く破壊しろと告げるが、現状は更に悪化した。彼のイモータルジャスティスのビームブーメランや両脚部のビーム刃で、ザムザザー三機が瞬く間に撃破されたのだ。これにはエリザベスも含め、部下たちは茫然とするばかりだ。

 

「左右の中隊をこちらに!」

 

『駄目です、間に合いません!』

 

 急いでゲルスゲーを長機とする105ダガー二個中隊とイモータルジャスティス排除に回すが、既に赤いガンダムは地上へ降りており、シールドブーメランを射出し、二振りのビームブーメランを投げた後であった。

 戦列歩兵として並んでいた無人MS群は投げられたビームブーメランとシールドブーメランで次々と切断されていき、機能を失って倒れていく。そんなイモータルジャスティスに、エリザベスは無人MS群に銃剣突撃をさせたが、両脚部のビーム刃で切り裂かれるばかりだ。その動きは何処かアクロバティックであり、踊るように銃剣突撃を行う無人MS群を両足のビームの刃で切り裂いていた。

 二振りのビームブーメランが両手に戻れば、それをサーベルの長さまで伸ばし、次々と切り裂いていく。旗を持っていた有人機のダガーLも抵抗したが、叶うはずがなくビームの刃で切り裂かれた。

 

「わ、私の戦列歩兵が…!」

 

 二個中隊が駆け付ける頃には、戦列歩兵の無人MS群は既に動かないガラクタと化していた。その駆け付けた105ダガー二個中隊も、戦列歩兵の後を追うようにビームの刃で次々と切り裂かれて撃破された。ゲルスゲーは奮戦していたようだが、圧倒的機動力とリアーダの技量の前に全く歯が立たず、切り裂かれて撃破される。

 

「い、行きなさい!」

 

 護衛や戦列歩兵が壊滅したことで、冷静さを欠いたエリザベスは残ったジムⅣ等にイモータルジャスティスの対処をさせたが、敵うはずもなくライフルで撃ち抜かれるか、ビームサーベルで切り裂かれる。

 

「い、いやぁぁぁ!」

 

 護衛も部下もやられたことで、実体剣のサーベルで斬りかかるエリザベスのジョンブル・ジムであったが、リアーダの技量の前になす術もなくサーベルを持つ右腕を切り裂かれ、挙句に頭部を切り飛ばされた。

 

「は、はっ…!?」

 

 速過ぎて何が起きたか理解できないエリザベスは、リアーダのイモータルジャスティスには敵わないと判断し、残った左腕を上げて降参した。それを確認したリアーダは何もせず、機体を動かしてその場を後にする。

 

 

 

「なんだ、あれ?」

 

 マリのライジングフリーダムとリアーダのイモータルジャスティスの介入は、タラニス・ウィッカーマンのスピアヘッド隊にも及んでいた。

 回収地点まで進撃していたスピアヘッド隊に気付いたマリは、道中の邪魔をしてくる連邦軍機や同盟軍機を無差別に破壊しつつ、彼らの前にも姿を晒した。これに攻撃するスピアヘッド隊のジェムズガンやドートレス、ストライクダガー、ジェノアスⅡ、その他のモビルワーカー(MW)らが攻撃してくる。これにマリは、雨あられの攻撃を躱しながらフリーダムガンダムシリーズの必殺技たるハイマット・フルバーストで全機をロックオンし、全火器を展開して一斉に放った。

 

「はぁ!? なんでバイタル部分を!? このOSおかしくない!?」

 

 すべてロックオンして放ったが、狙ったのはコクピットがあるバイタル部分ではない戦闘力を奪う箇所ばかりだ。これにマリはようやく元のOSの異常さに気付く。もっとも、元の乗り手の癖と言うか仕様であるが、今の彼女は知らないことである。

 

「なんで外すの?」

 

『し、死にたくない!』

 

『こんな人殺し、やりたくない!』

 

『戦争なんて嫌だ!』

 

「あぁ、そういうこと」

 

 ハイマット・フルバーストでバイタル部分を避ける理由に、マリは攻撃を躱しつつ右手を頭に当て、目を瞑ってスピアヘッド隊のパイロットたちの思考を読み込もうとした。本当はOSを確認すべきだが、攻撃を避けながらしているのか、判断を誤る。 その際、スピアヘッド隊の面々が無理やり戦わされていることに気付き、それに納得し、戦闘力を奪うだけに済ませる。

 

『てめぇら最後まで戦え! 武器がなくなったら敵に張り付いて自爆しろォ! やらねぇと殺すぞ!!』

 

「狙うは、あいつ!」

 

 戦闘力を奪われて下がるスピアヘッド隊の面々に、監視役のジェガン陸戦型と105ダガーは脅し、無理にでも戦わせようとしたが、動きと思考を読んだマリに見付かり、あっさりと撃破されていく。

 

『あのガンダムのパイロットを蒸し焼きにしろ! じゃなきゃてめぇらを火炙りにしてやる!!』

 

 監視役のグスタフ・カールに脅され、タラニスを含めるドートレスファイヤーワラビー数機がパイロットを高熱で蒸し殺そうと火炎放射器の炎を浴びせて来た。これにマリはライジングフリーダムの高機動を駆使し、その炎を搔い潜りながら抜刀したビームサーベルで、次々と火炎放射器を抱えたドートレスの戦闘力を奪う。

 

「う、ウワァァァッ!?」

 

 タラニスのドートレスにもライジングフリーダムが迫り、迫りくるガンダムに恐怖した彼は火炎放射器の炎を巻き散らすが、他と同様に戦闘力を奪われて無力化されてしまった。

 

『クソが! こいつ等ごと吹き飛ばして…』

 

 ドートレスファイヤーワラビー全機が無力化されたことで、焦った監視役が乗るグスタフ・カールは、ドートレスが背負っている火炎放射器のタンクを撃ち込み、味方共々吹き飛ばそうとしたが、撃つ前にビームライフルを撃ち込まれて撃破された。

 

『ひっ、ひぃ…!』

 

「ほら、逃げて! 見張ってた奴はみんな潰したから!」

 

 監視役を全て破壊したにもかかわらず、未だ残る背後から恐怖で立ち向かおうとして来るスピアヘッド隊に向け、マリは拡声機で監視役は全て潰したから逃げろと告げれば、戦闘力を奪われた平和デモ隊の参加者らは逃げ始めた。

 

 

 

「あれはフリーダムガンダム! 別の平行世界のキラ・ヤマトか?」

 

 自身に挑んだスパルタンⅤや連邦軍機を残らず壊滅させたゲオルグ・トリケラは、マリのライジングフリーダムガンダムの存在を知り、元の乗り手の名を口にする。

 彼はパイロットのキラ・ヤマトのみならず、フリーダムガンダムの存在やその後継機であるライジングフリーダムを知っていた。平行世界と言ったところから、ゲオルグは平行世界に介入し、幾人ものキラ・ヤマトと彼の乗機であるフリーダムやライジングを含めるストライクガンダム、ストライクフリーダムガンダムを何度も破壊してきたようだ。

 

「あのコーディネーターの小僧はラクス・クラインやアスラン・ザラを含め、何度も殺したこともある。何者かが召喚した英霊(サーヴァント)か? トライ三兄弟、出てこい!」

 

 幾度も殺してきた相手に飽きたのか、ゲオルグは腹心とされる三兄弟を呼び出した。それに応じ、トライ三兄弟が駆る専用のザクⅣが、ゲオルグ専用ザクの背後に姿を現す。

 

『トライ三兄弟全員、ただいま!』

 

「長兄のイチーか。あのライジングフリーダム、キラ・ヤマトを抹殺せよ。貴様ら兄弟の力なら、あの小僧の始末は容易いはずだ」

 

『ははっ! 誉れ高きお言葉頂き、感謝の極み! では我らトライ三兄弟、キラ・ヤマトを討ちに参ります故! ここでごめん!』

 

 ゲオルグの命に応じ、長兄のイチー・トライ、次男のニー・トライ、末男のサーン・トライはライジングフリーダムを打ち取りにその場を後にした。標的のガンダムに乗っているのは、キラ・ヤマトではなくマリ・ヴァセレートなのだが、三兄弟は知る由もない。

 それを知らず、イチーとニーのザクⅣの高機動接近仕様のストライカータイプ、サーンの遠距離爆撃型のボンバータイプの三機の専用ザクⅣは、ライジングフリーダムの討伐に向かった。




ゲオルグ・トリケラはキラやラクスが躊躇いもなく殺すくらいの危険人物です。

羽翼正義やミケール三好級のオレ正義思考なので話し合いが通じない。強い奴が正義で弱い奴が悪という思考、なので平和や平等は悪。戦争こそが最大の幸福とかいうヤン提督曰く「こんな奴がいるから戦争が無くならない」な奴なので。

多分、マイティーストライク・フリーダムガンダム乗ったラクス総裁なら、躊躇せずディスラプター使うかも(笑)。
つか、キラも本気で殺しに掛かる(笑)。

次回でオルドリン編最終回になるかな…?

最新話のネタバレ「ガンダムに勝てるのは、ガンダムだけだ」
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