【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争 作:ダス・ライヒ
性別:男
年齢:29歳
階級:中佐
所属:連邦軍 ヘルガーン侵攻軍
乗機:陸戦用二足歩行兵器CFX-04
概要:大量のバグズに囲まれると言う戦死してもおかしくない戦闘で、一人で大群を全滅させ、中佐にまで上り詰めた連邦軍将校。
性格は陽気で自信家だが、状況を判断出来る冷静さも持ち合わせている。あと上記にもある様に愛妻家。
バグズの大群に囲まれ、一人だけ生き延びて全滅させた所為か、死神の蔑称で呼ばれている。
名前:アイ・ヤマカゼ
性別:女
年齢:29歳
階級:少佐
所属:ISAヴェクタ陸軍
乗機:惑星降下用大型機動兵器TFXーVG型
概要:山風幽鬼の妻。大阪のおばちゃんにアメリカ人女性を足して2で割ったような性格。不埒な輩を容赦なくボコるほど気性が荒い。
ただし、夫(幽鬼)の前ではオシドリ夫婦全開な姿を見せる。
キャラ提供はドーラドルヒさん
陸戦用二足歩行兵器”CFX”シリーズ
今までのMSやAT、その他諸々によって構成された機甲部隊に通常部隊が対抗するために計画された機体案及び機体群の総称。
モデルはEDFシリーズのコンバットフレームシリーズから。
00~04型があり、00型は汎用性重視、01型は近接戦闘、02型は火力支援、03は電子戦機、04は指揮官型と言う区分になっている。
ストームと言う愛称で呼ばれている。
惑星降下用大型機動兵器”TFX-VG型”
惑星占領作戦において、周回軌道上から降下し、地上部隊と共に行動できるように計画された機体。モデルはタイタンフォール2のBT。
タイタンと言う愛称で呼ばれている。
名前:ジョン・マッカートニー
性別:男
年齢:27歳
階級:中尉
所属:地球連邦軍ヘルガーン侵攻軍
乗機:ジェット・コアブースター
概要:航空学校時代からの空の申し子。撃墜した戦闘機44機・MS7機のエースパイロット。
キャラ提供は神谷主水さん
脅威を取り除き、ようやく本格的な地上侵攻に乗り出すことに成功したISAヴェクタ連合艦隊は、無傷の旗艦コロンブス号や輸送船団から続々と地上部隊を展開させていた。
「タイタンを降下させろ!」
衛星軌道上に待機している巡洋艦から、新型の機動兵器が降下されようとしていた。
タイタンの愛称で呼ばれているこの新型機動兵器の正式名称は、惑星高可用大型機動兵器TFX-VG型。連邦陸軍の機動歩兵の支援と随伴のために開発された。機動歩兵と同じく、周回軌道上から降下が可能である。
惑星ガルダーゴンでの決戦に向けて開発されていたが、開発が終わり、実戦配備が行われたのは休戦中であった。
初の実戦はUNSCのヘルジャンパーの異名を持つ
その成果を受けてか、大量生産と部隊編成が行われ、数々の侵攻作戦で投入されている。
この惑星ヘルガーンにおけるISAヴェクタとヘルガスト軍との決戦にも、タイタンが大量に投入されていた。
『降下地点に障害物無し! グラウコスリーダー、成果を期待しているぞ!』
「ありがとう! グラウコスリーダー、発進する!」
そのタイタンに乗るグラウコスリーダーのコードネームを持つアイ・ヤマカゼは、管制官からの発進許可を受けた後、惑星ヘルガーンへ向けて降下した。アイのグラウコスリーダーを筆頭に、周回軌道上に待機している巡洋艦の艦隊からタイタンが続々とヘルガーンへの地表へ向けて投下されていく。投下される地表は、本隊が橋頭保確保のためのコリント川付近だ。アイたちを初めとするISAのタイタン乗りたちは、その支援のために敵地へと降下するのだ。
『うぉ! なんだこの激しい抵抗は!? 地上部隊は何をやっている!?』
だが、支援のために降下したタイタン部隊に予想外の事態が発生した。
本隊と義勇軍、第二陣の増援を得て、再び攻勢に出た第一陣であったが、コリント川のヘルガスト軍の防衛線は更に強化されており、凄まじい抵抗を受け、予定通りに作戦を進められず、足止めを受けていた。
本来であれば、タイタン部隊の降下地点を確保しているはずなのだが、抵抗の激しさで半分程度しか進んでいなかった。当然ながら対空兵器などがまだ残っており、無防備な降下中のタイタン部隊は、その対空砲火に晒されることとなる。
『うわぁぁぁっ! た、助けてくれぇーッ!!』
『た、直ちに離脱を!』
『離脱だと!? もう落ちるしかないんだぞ!?』
続々と撃ち落とされるタイタンが続出し、無線機からタイタンのパイロットたちの悲鳴や断末魔が聞こえてくる。アイが乗るタイタンも対空砲火に晒されており、いつ撃墜されてもおかしくは無かった。揺れる機体の中で無事に地上へ降りられるように祈る中、強い衝撃がコクピット内に走った。地上への降下に成功したようだ。
『やったぞ! 地上へ…』
地上へ降りたが、攻撃に晒され続けている状況には変わりない。だが、無防備な落下中とは違って動けるのだ。破壊されるタイタンが続出する中、アイは素早く操縦桿を動かし、敵陣より放たれるロケット弾を躱しつつ、愛機が手にしている主兵装のライフルで撃ち返す。
タイタンのサイズに合わせた大口径弾のライフルによる掃射で、敵陣が吹き飛んで火点が減っていく。タイタンと言う援軍が来たおかげか、降下地点の確保が容易になっていた。それでも、被害は甚大であったが。
「こちらグラウコスリーダー。全グラウコス、生きているか?」
『こちらグラウコス1、生きてます! ですが、3と7の撃墜を確認。10と12、17の反応がありません!』
『こちら6。生きてますが、乗機を破壊されました! 4と13と合流し、守ってもらっています!』
『こちら2、何とか生きてます! 乗機は損傷してますが、どうにか…』
「2!? 2応答せよ! パーシー!」
ある程度の敵を片付け、後から来た随伴歩兵を引き連れた車両部隊に敵掃討を任せた後、遮蔽物となる場所に隠れ、アイは自身の部隊がどれだけ生き残っているか確認した。あれだけの攻撃であったのか、隊員の半数以上が死亡していた。自分のタイタンを失った者もおり、挙句に報告中に敵の攻撃を受け、死亡した隊員まで居た。
「こんなに死亡しているなんて…ユウキは大丈夫なの…?」
ヘルガスト軍の凄まじい抵抗で隊員の半数以上を失い、戦闘の激しさを知ったアイは、別方面に降下する友軍の連邦軍に属する夫のことを心配した。
ヘルガスト軍の対艦迎撃兵器「アークキャノン」の破壊を受け、連邦軍の侵略軍も地上へ降下し、地上部隊を展開させていた。
ISAヴェクタは全戦力の九割以上の戦力を投入したが、圧倒的な物量を誇る連邦軍は、その三倍以上の惑星侵略軍を展開させていた。凄まじい数の兵器群と歩兵の大群が、ヘルガーンの大地を埋め尽くすように展開され、首都であるピュロスシティに向かって前進していた。その大群に対し、防衛側のヘルガスト軍は怯まず反撃する。
「ヒグス共め! これだけの物量を前にして、怯まねぇのか!?」
ジェット・コアブースターを駆るジョン・マッカートニーは、圧倒的物量を前にしても怯まずに防衛線を維持するヘルガスト軍に悪態を付きながら、同型機の編隊を率いて下部に搭載された対地用誘導爆弾を投下する。迎撃しきれない高度からの爆撃であるが、誘導レーザーによる投下なので、爆弾はレーザーが当たっている方向へ向かって落ちていく。
「へへっ、どんなもんだい!」
爆弾はヘルガスト軍のランドリオンに命中し、一撃で撃破した。四機編隊による爆撃であるため、その付近にいた戦闘車両や歩兵数名が吹き飛び、小隊規模の殲滅に成功した。その成果を見たジョンは、爆撃した場所へ向かって空いた左手でガッツポーズを取る。
「っ!? こいつは!?」
その瞬間、他のジェット・コアブースターやセイバーフィッシュの編隊を撃ち落としながら迫るヘルガスト軍のVTOLに気付いた。
重力下の大気圏内であるにも関わらず、無重力の機動兵器の如く機動で迫る兵器の名は
「ふざけやがって! 俺は航空学校で空の申し子と呼ばれたんだ! 戦闘機は四十四機も落としてる! それにMS七機もな! 何か知らんが、撃ち落としてやる!」
自身の技量に自信を持つジョンは操縦桿を巧みに動かし、複雑な機動で動き回るATACに挑んだ。スピアヘッドなどの戦闘機を容易く撃ち落としていくATOKに向け、機銃掃射を浴びせるジョンであるが、それなりの装甲があるのか、25ミリ機関砲では弾かれるばかりだ。
「畜生! なら、ミサイルで!」
華奢と思えた外見なのに、機銃が効かないことに苛立つジョンは、空戦用として装備していた対空ミサイルを発射しようと安全装置を解除した。そこから変則的な回避機動を取るATOKの機銃掃射を避けつつ、ミサイルの照準を合わせようとする。が、相手が速過ぎ、一瞬で真上を取られてしまった。
「なっ!? アァァァッ!!」
ジェット・コアブースターの真上を取ったATOKは、コクピットのキャノピーに部分に向けて機銃掃射を行った。凄まじい連射速度で浴びせられる銃弾の雨を浴びたジョンは、悲鳴を上げながらハチの巣にされた。コクピットを破壊されたジェット・コアブースターは、黒煙を上げながらそのまま地面へと墜落していく。エースパイロットを容易く葬ったATOKは、複数の同型機と合流し、引き続き連邦軍の航空戦力の掃討を行う。
「こちらテンペストリーダー。 本部、援軍を要請したい! 大和帝国陸軍の待ち伏せに遭っている!」
連邦軍の軍人として地上で進軍するアイの夫、テンペストリーダーのコードネームを持つユウキ・ヤマカゼ率いるテンペスト部隊も、連邦軍と同様に待ち受けていた敵軍の猛攻を受けていた。
タイタンと同じ新型機であるCFXシリーズと呼ばれる人型兵器は、歩兵や戦闘車両と言った通常部隊に随伴する為に開発された物だ。ストームと言う愛称で呼ばれ、00~04型と呼ばれる区分が存在しており、ユウキは指揮官機の04型に乗っている。
大宇宙大和帝国陸軍の待ち伏せを受け、連邦軍の歩兵が次々と機銃で薙ぎ倒され、戦車や装甲車と言った戦闘車両が次々と大破し、機甲部隊の損害が増す中、テンペスト隊のストームもロケットやミサイル、偽装網を纏うJ型の様な武装を持つザクⅣのマシンガン攻撃を受けて被弾するか撃破されている。この状況に、ユウキは本部に援軍を要請する。
『何? 良く聞こえない! 繰り返せ!』
「援軍を要請する! こちらは敵の待ち伏せに遭って混乱状態だ!」
『駄目だ! こちらも攻撃を受けている! ヒグス共の奇襲攻撃だ! 済まんが現状の戦力で対処するか、貴官の判断で退却してくれ! こっちも手一杯なんだ!!』
「嘘だろ…! こっちは多いんだぞ…!」
本部からの返答は、応じられないどころかヘルガスト軍の奇襲攻撃を受け、指揮できない混乱状態に陥っているという物であった。つまり、援軍は来ない。現状の戦力で対処するか、退却するしかない。
『隊長、どうするんですか!? このままじゃ全滅しますよ!』
「分かっている! とにかく応戦しつつ退却だ! こっちの損害は!?」
『まだ十分です! 随伴の機械化歩兵連隊は壊滅状態ですが!』
「よし、まだ元気な俺たちが殿を務める! 無理はするな!」
部下たちに問われたユウキは、このまま戦っても全滅は確実であるため、退却を選択した。随伴している機械化歩兵連隊は連隊本部を失って壊滅状態かつ混乱状態に陥っているため、致し方ない選択だ。幸い、テンペスト隊の損害は軽微なので、自分の隊を退却の殿にすることにした。これに応じたストーム00や03型に乗る隊員らは、隊長の指示通りに退却する味方の殿を行う。
足回りはMSやAT、PTよりも遅いが、火力はAT以上であり、追撃しようと前に出たザクⅣを機関砲やロケット弾などの一斉射で撃破した。そこから戦車や歩兵戦闘車と言う追撃のために前に出てくる敵車両を次々と破壊し、歩兵などには機銃掃射を加え、大和帝国陸軍の追撃隊に出血を強いる。
「こいつら、どれだけ自分の命を粗末にしてるんだ…!?」
戦車や装甲車と共に随伴せず、銃剣付きの突撃銃をもって生身で飛び出し、我が身を顧みずに雄叫びを上げながら突っ込んでくる大和帝国陸軍の歩兵らに対し、ユウキは恐ろしさを覚える。まるで第二次世界大戦かで行われた玉砕突撃だ。この自分の命を粗末にするような突撃に、ユウキは不快感を覚えながらも搭載機銃を掃射する引き金を引き続け、次々と薙ぎ倒していく。歩兵のみならず、他の兵器も同様であった。
『こちらテンペスト24! 側面からヒグス共だ! な、何の液体を放出している!?』
そんな恐ろしい敵の追撃を受けているテンペスト隊の側面より、ヘルガスト軍の攻撃を受けたとの通信が入った。現れたヘルガスト兵は大柄の重装備兵であり、巨大なタンクとそれを発射するホースを持っていた。放たれた液体を浴びた逃げ遅れた歩兵らは、悲鳴を上げながら悶え苦しみ始める。
『あ、あの液体は、さ、酸だァ!!』
「硫酸の味はどうだ? 連邦のクズ共」
重装備のヘルガスト兵が放っているのは、火炎放射ではなく硫酸であった。硫酸を浴びた歩兵らが叫び声をあげて悶え苦しみながら溶解していく中、テンペスト24が乗る01型にも硫酸が浴びせられた。
『ま、まずい! 火器が! 火器が使用不能…』
「あの鉄屑を吹き飛ばせ!」
浴びせられたのは機関砲であり、砲口に硫酸が入って使用不能となった。これにテンペスト24は使用不能となったことを知らせるが、その次の瞬間にヘルガスト軍の対戦車兵のロケットランチャーによる一斉射を浴びせられ、機体と共に粉々に吹き飛んだ。
「あのデカブツを倒せ! 硫酸で火器を壊されるぞ!」
火器を使用不能にする硫酸を放出するヘルガストの重装備兵にユウキは、最優先に倒すべき敵と判断し、他の00型と共に機関砲で集中砲火を浴びせた。機関砲や榴弾砲での攻撃であり、重装備兵は一瞬にして粉砕された。
『やった!』
「油断するな! 敵はまだ追ってくるぞ!」
危険な硫酸をまき散らす重装備兵を倒し、歓喜する部下に敵がまだ追ってくると注意しつつ、ユウキは撤退戦を続ける。ユウキのテンペスト隊が殿と務めているおかげか、機械化歩兵連隊の残存戦力は所属師団の方へと退却することが出来た。
「クソっ…! 死神なんているから…!」
「おい! 助けてもらって何言ってんだ!?」
師団がいる陣地まであと少しとなる中、一人の歩兵が殿を務めているテンペスト隊の悪口を言い始めた。これに同僚が注意するが、その歩兵は止めず、ユウキが死神であり、その所為で自分たちが全滅寸前にまで追い込まれたと言い始める。
「何が助けだ!? 奴は、奴は死神だぞ! あいつの隊がバグズの大群に囲まれ、もう全滅してもおかしくないのに、あいつ一人だけ生き残ったんだぞ!? それにバグズを全滅させやがった! 間違いねぇ、あいつは死神だ! 敵味方の生き血を啜って生き延びたんだ!!」
ユウキがかつて属していた隊は、アラクニドバグズの大群に囲まれ、生存者無しの全滅は免れないと思われていたが、結果はユウキ一人が生存し、挙句にバグズらを全滅させると言う異常な戦果であった。
だが、その歩兵曰く、ユウキは敵味方に死をもたらす死神であり、味方の生き血を啜って敵を全滅させたと主張している。あの生存者無しの戦闘で、生き残っただけでも相当な実力の持ち主であるが、身の危険に晒され、恐慌状態になっている彼からすれば、ユウキが死神に見えないのだろう。
味方に死神と呼ばれていることも知らず、ユウキは殿として敵の追撃隊と交戦を続けた。
ドーラドルヒさんには申し訳ないけど、色々と返させてもらった(汗)。
取り合えず、1~3の本部同様、敵味方から恐れられる存在にしちゃいました。ごめんなさい。