【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争 作:ダス・ライヒ
性別:男
年齢:37
階級:大尉
所属:ヴェクタ義勇軍
乗機:シャルドール改
概要:自己都合により予備役に編入されたが、召集令状を受け、ヘルガストを滅ぼすチャンスが来たとばかりに喜んで現役復帰した。
その際は義勇軍に属し、MS大隊の指揮を任されている。
キャラ提供は神谷主水さん
名前:ラウラ・ホーネット
性別:女
年齢:二十二歳
階級:少尉
所属:ヴェクタ義勇軍
乗機:量産型ヒュッケバインMk-Ⅱ
概要:金髪縦ロールの育ちの良さそうな佇まいの女性であるが、直ぐにボロで出て荒々しい感じが出る没落貴族。政略結婚が嫌で家出し、荒くれ者達に速攻で適応して染まっていた。正確無比な射撃の天才であり、両手に持った武装で同じ場所に当てて性能が上の機体でさえも破壊して来た。
キャラ提供はケツアゴさん
MX-900アサルトライフル/M80アサルトライフル
多少手荒く使っても壊れず、動作不良も少なく、メンテナンスが簡単な旧式の非ブルパップ式アサルトライフル。弾倉はM82アサルトライフルと共通。
ISAやUCAでは、M80アサルトライフルとして採用されていた。UCAにおいて後方の基地では未だ現役である。義勇軍の正式ライフルとして採用されている。
惑星ヘルガーンの各地で激しい地上戦が繰り広げられる中、コリント川の制圧は被害を出しながらも、順調に進んでいた。
「ん、あれは…!?」
コリント川周辺のヘルガスト軍と他のISAの将兵らと共に銃撃戦を演ずるトーマス・セブ・セブチェンコ軍曹は、上空からくる複数のイントルーダーの存在に気付いた。
「あいつ等、義勇兵だ! ヴェクタ義勇軍だ!!」
「義勇兵だと? 噂は本当だったのか!」
機体上面に乗っているのは、ISAの兵士ではなく、民間からの志願者や民間軍事会社、元に退役軍人、傭兵、他の惑星からの志願者などと言ったヴェクタ義勇軍の兵士たちであった。
ヘルガスト軍による惑星ヴェクタ侵攻で、民間人などのレジスタンスや元軍人などによる既に義勇軍は結成されていたが、この義勇軍はアレックス・グレイ長官によるヘルガーン侵攻のために新たに結成された物である。
義勇軍の投入に噂レベルでしか知らなかったセブは、彼らを見て噂が本当であったと驚きの声を上げていた。
「はっはっはっ! 野菜万歳!!」
イントルーダーの上で、ISAやUCAの正式採用されているM80ロケットランチャーを放ち、見事にヘルガスト軍の戦闘車両を破壊した義勇軍のラルゴ・ポッテルは、左手で握り拳を取り、高揚して野菜万歳と叫んでいた。
「おぉ、あいつはラルゴじゃねぇか!」
「おぉ! リコだべか! まさかこんなところで会えるとは!」
ラルゴに気付いたリコ・ヴェラスケス軍曹は、イントルーダーから降りてくる彼とハグを躱し、その再会に喜んでいた。
「誰だ、このヒゲ達磨は?」
「ラルゴだ、ラルゴ・ポッテル。ヴェクタの時じゃ、こいつに助けられた」
「よろしく頼むべよ」
頭にバンダナを巻いたベテランの兵士であるショーン・ナッコが問えば、リコはラルゴのことを紹介する。これにラルゴがナッコに握手を求めれば、彼は左手で握手する。
「ヴェクタの時? レジスタンスだったのか?」
同じ隊に属する帽子を被ったダンテ・ガーザは、ヴェクタの時とラルゴが言ったので、惑星ヴェクタでレジスタンスに参加していたのかと問うた。
「そうだべ。ヒグス共がオラの畑を荒らした際、一緒に戦ったべよ」
「こいつは元ISAで海兵隊員だ。畑を荒らしたヒグス共は、一人残らず皆殺しにされたんだぜ」
ガーザの問いにラルゴは参加していたと答え、リコは笑みを浮かべながら彼の畑を荒らしたヘルガスト兵たちが皆殺しにされたと告げる。それに元海兵隊員であると明かした。
「そういやぁ、オメェの得物はどうしたべ?」
「ヒグス共にぶっ壊されたよ。だいぶ酷使してたからな。今じゃ、こいつが戦友だ」
ラルゴはヴェクタ戦における戦いで持っていた複合火器はどうしたのかと問えば、リコはヴェクタ戦の終盤で破壊されたと答え、抱えているM224ーA1ライトマシンガンを見せ、今がこれが戦友であると告げる。
「そうだべか。おっと、忘れてたべ! ラルゴ・ポッテル軍曹以下十三名、ISAヴェクタ総司令部より、アルファ部隊の指揮下に入れと命じられました! これからよろしく頼むべ!」
「なるほど、上層部からの指令か。セブ、ラルゴの分隊を連れて行け! 俺とナッコは、車両部隊を先導を続ける」
「退役軍人に素人か。足手まといになんなよ?」
「へっ、抜かせ! お
この時、ラルゴは自分に与えられた任務を思い出し、セブたちアルファ部隊の指揮下に入れと上層部から命じられたと告げた。これにガーザは足手纏いになるなと告げれば、ラルゴは鼻で笑い、率いている分隊の者たちについてくるように告げた。
「ラルゴ軍曹、こっちだ! 周囲に警戒しろ。ヒグス共はそこら中に潜んでいる!」
セブはガーザと共にラルゴらを引き連れ、自身に与えられた任務を全うするためにまだヘルガスト兵が潜んでいるかもしれない通路を進んだ。
ラルゴが率いる分隊は、若年層で構成されている。最年長がラルゴとすれば、一番若いのは、まだ十八歳にもなっていない少年だろう。二十代が一人で残りは十代であり、この戦いが初陣であるのか、ISAの正式ライフルであるM82よりも旧式な非ブルパップ式アサルトライフルであるM80を持つ手が震えていた。分隊支援火器の7,62ミリライトマシンガンを持つ機関銃手も緊張している。
「あのひげ達磨は除いで、みんな緊張しぱなっしだ。本当に大丈夫なのか?」
「でぇじょうぶだ。オラがフォローすっど」
「まぁ、元海兵隊員のお前なら大丈夫だが…」
ラルゴ率いる若年層の隊員らで構成された義勇兵の分隊に、ガーザが心配の声を上げた。これにラルゴは自分がフォローすると答え、ガーザは元海兵隊員の彼なら大丈夫だと思い、索敵を行いながらセブと共に前進した。
「畜生、機動兵器でも前進が困難だなんて!」
同じく機動兵器もコリント川攻防戦に投入されていたが、その巨体故に前進は困難を極めていた。第一陣の残存戦力も加え、かなりの戦力になっているが、抵抗が激しく、被害が増すばかりだ。
「新型に乗ってるってのに!」
遮蔽物となる場所に身を隠すジムⅣに乗るパイロットは、新型に乗ってもヘルガスト軍の防衛線を突破できないことに苛立ちを覚える。
「一難去ってまた一難! なんでいつもこんな場所の担当に!」
第一陣の残余であるキャノンストライカーを装備したウィンダムに乗るシシオ・ヒショウは、またしても激戦区に配置されたことを呪いながらも、乗機の二門のキャノンを撃ち、配置されているガズウートを撃破した。
それでも敵の抵抗激しく、地上のMS隊が、市街地となる場所まで前進すれば、屋内で待ち受けていたロケットランチャーを持つ敵兵らの攻撃を受け、呆気なく撃破された。空からの接近も容易ではなく、対空砲火の激しさで航空支援も行えない。
「おっ!? なんだ、あの機動兵器部隊は!?」
『本隊の方から来たぞ!』
『
そんな苦戦するコリント川攻略隊の増援としてか、旧型機の機動兵器で構成された義勇軍部隊が本隊から派遣された。
前線で戦うISAの機甲部隊は、義勇軍部隊を予備戦力かアレックス・グレイ長官のコロンブス号の護衛部隊だと思っていたらしく、ジェガンやドートレス、ストライクダガーと言った援軍をUCAの部隊だと勘違いする。
「さぁて、今度こそヒグス共を根絶やしにしてくれるぜ!」
ISAヴェクタ陸軍の予備役であったヘスス・メッケルは、召集令状を受けて復帰したが、ヴェクタ義勇軍の将校が不足しているため、義勇軍の方へ配置された。左官以上が階級を持つ将校が少ないこともあり、現役時代に中隊を率いた経験もあってか、MS大隊の部隊長に任命されてしまう。
最新鋭や現用装備は全て正規軍に回されているのか、搭乗機は二級戦装備のシャルドール改であり、ヘススを初め、彼が率いる大隊の装備は全てシャルドール改である。
「あんな二級戦装備で大丈夫なのか!?」
正規軍では辺境の基地でしか使われていないシャルドール改を見たジムⅣのパイロットは、驚きの声を上げるが、強襲揚陸艦から降りてくるヘススらは怯まず、ドッズライフルを撃ちながら敵陣に突っ込んでいく。何機かが撃破されるが、ヘススらの勢いは止まらず、他の義勇軍の機動兵器らと共に敵防衛線に圧力を加えた。
「ほーっほっほ! 銃口に撃ち込んでの武装破壊など朝飯前ですわよ、おファッキン共!」
正規軍でも使われている量産型ヒュッケバインMk-Ⅱに乗る義勇軍のパイロットであるラウラ・ホーネットは、その口調に反して汚い言葉で敵のヘルガスト軍を罵っていた。
肝心の腕前は高く、乗機の両手が持つフォトンライフルで正確な射撃を行い、確実に敵機を撃破している。他の義勇軍のパイロットの射撃は元軍人やPMCオペレーターを除き、酷い物であった。それでも、数の暴力でヘルガスト軍を押している。
この腕前であるが、ラウラは元軍人ではない。元貴族令嬢であった。政略結婚が嫌で実家を抜け出し、惑星ヴェクタまで来て、気付けば荒くれ者たちの中心にいた。そして、ヘルガーン侵攻の際にレジスタンスとして、ヘルガスト軍と戦った。
多くの仲間を喪ったこともあり、ラウラは義勇軍に志願した。機動兵器の訓練も受けた際、好成績を出したため、現行機である量産型ヒュッケバインMkーⅡの搭乗者に選抜された。
「あの量産型のヒュッケバイン、中々の射撃だぜ!」
『あぁ! 二挺持ちなのに、ヒグス共のマシンに確実に当ててやがる!』
二つ以上の手持ち武装を持つと、命中率が低下するはずだが、ラウラの射撃の腕はそれを感じさせないほどの物であった。正規軍でかなりの訓練を受けているISAのパイロットたちも舌を巻くほどの物で、防戦を行うヘルガスト軍の機動兵器に確実に損害を与えている。
他の義勇軍の機動兵器らは、毛が生えた程度であったが、数と勢いに任せた損害に構わずの前進と戦術性が感じられない無茶苦茶な攻撃で、ヘルガスト軍を押していた。
この千載一遇のチャンスを、プロの将兵たちであるISAが逃すはずがない。
『あいつら、義勇軍だぜ!』
「通りで無茶苦茶なわけだ! だが、ヒグス共を押している!」
『あぁ! 連中に合わせて、一気に突撃だ! 歩兵部隊と車両部隊がアルファの援護であと一押しだって報告が入っている!』
「よし、なら一気にやってしまおう! 行くぜ!」
セブたちを初めとするアルファ部隊のおかげで、歩兵部隊と車両部隊の担当地区の制圧がもうじきであると報告を受けてか、機動兵器部隊の士気も上がった。無茶苦茶な突撃を行う義勇軍に合わせ、機動兵部隊も突撃を行う。
「駄目だ! 数が多すぎる!」
「ISAの奴らも突撃してきたぞ! これ以上は持たん! 退却しろ!」
多数の旧型機動兵器の突撃で多大な負担が掛かっている防衛線を圧迫するように、ISAのジムⅣと言った最新鋭機や105ダガーなどの現行機の突撃が加わったため、耐え切れなくなり、ヘルガスト軍は退却を始めた。
その後、多大な犠牲を払いながらも、ISAはセブを初めとしたアルファ部隊の活躍やヘススとラウラなどの義勇軍の増援を受け、コリント川の制圧に成功した。まだ残敵の掃討は続いているが、もうじき完全に制圧されるのは時間の問題だろう。
だが、まだピュロスシティの戦いは続いている。ジェイソン・ネビル大尉率いるネメシス車両部隊を初めとするピュロス攻略部隊が、ヘルガスト軍の激しい抵抗により苦戦を強いられていた。この報告を受け、アルファ部隊は補給と休息のため、一度巡洋艦ニューサン号へと戻った。
今回は義勇軍の紹介とキルゾーン2のコリント川のダイジェストで。
次回はマーセナリーの大使館かな。ファルツ装甲師団が出ます。つっても、傘下の歩兵大隊だけど。
それとスパロボDD始めました。