【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争 作:ダス・ライヒ
第二IS学園の教師。元日本代表候補。
第二IS学園がスイスで開設し、そこに千冬が派遣される予定であったが、本人が断ったために代わりに派遣されている。
生徒たちを失望させないためか、千冬の言動をトレースしたかのような喋り方をする。だが、私生活は本人より完璧で実力が劣るので、真似はしなくて良いと言われている。
いうなれば代用品である。
搭乗機は打鉄
キャラ提供はリオンテイルさん
クローディア・オセロット
真紅の長髪で冷やかな目を持ち、ガスマスクを着けている。
マスクは発音を補助するための小型拡声器であり、これを着けている理由は家督争いで毒を盛られた為。
家督争いが終わって以降、精神が歪んでかなり残忍な性格となっている。
搭乗機はシュナンジュ
キャラ提供はマルクさん
スカーフェイス
バットマンに出て来るヴィランじゃない方の女テロリスト。
顔もスカーフェイスと同じく顔の右半分に大きな傷跡を持っている。
ISに悪感情を持たず、女尊男卑の方に持って居るため、無差別に殺したりしないタイプ。
冷徹に徹しているが、根は優しいので部下たちからの信頼は厚い。
搭乗機はZy-98シャドウ(ストライクガンダムはテロ組織で扱うのは無理があり過ぎるので、ASに変更しました)
キャラ提供はエイゼさん
ゲラドルド
名前が世界一かっこいいおっさんに似ているが、全くの真逆なテロリスト。
かつては人間兵器と呼ばれていた傭兵だが、ISの登場により廃業してしまう。
自身をテロリストに陥れたISを一番憎んでおり、メイソン騎士団に誘われてASを受領し、IS学園襲撃を企むテログループに参加する。
搭乗機はサベージ
キャラ提供はオリーブドライブさん
ローザ
男としては身長が低すぎ、一見女性と見間違うほどのテロリスト。
過去に女性たちから玩具として改造された経験があり、その所為でISを憎むようになり、外見とは裏腹に悍ましい性格へと変貌する。
もうちょっと詳しい事となると、ちょっと危ないのでここまでに。
搭乗機はKMFの月下
キャラ提供は黒子猫さん
ゴットアーマーことGAを開発した悪の天才科学者。
その束に匹敵するほどの自身の才能に呑み込まれたのか、神を自称している。
GAは火力面においてISを完全に超えていたが、搭乗者の危険性が高く、それに地球環境をさらに悪化させるために不採用にされる。
白騎士事件でISが世界的に認められ、GAが危険な代物と認定された為、自身を否定された神矢はこれに怒り、前々より計画していた新世界計画を実行に移す。
その計画とは、地球人口を十億人まで削減し、自分の楽園を作り上げることである。無論、その世界の神は自分である。
ルリが四人のIS学園の生徒と四対一の模擬戦を行い、ミッチェルが地球行きの定期連絡船に乗り込んで向かう中、メイソン騎士団もIS世界への本格的な攻撃を始めるため、遠征艦隊を出撃させていた。
メイソン騎士団の遠征艦隊の旗艦は、ドゴス・ギア級大型宇宙戦艦「モーリック」である。
「モーリック号、発進!」
「全艦、我のフラッグに続け!」
艦橋で艦長が発進を命じれば、艦隊の提督はビームフラッグと呼ばれるビームの旗を出す装置のスイッチを押し、その旗に複数のカリスト級巡洋艦やアマルテア級戦艦、ハーフビーク級戦艦、ドロス級宇宙空母一隻、他補助艦複数に続くように無線機で指示を出す。
総勢四十隻以上もの宇宙艦隊が異世界へと続く超巨大ゲートに向かって進み、そこからIS世界へと転移した。
その遠征艦隊には、あの赤鬼十三騎士の十名が乗艦していた。乗艦しているのは旗艦のモーリックである。
「赤鬼十三騎士の実力、このマレット・サンギーヌが証明してやろう」
転移の最中、モーリック艦内のハンガーにて、十三騎士の一人であるマレット・サンギーヌはIS世界のアガサ騎士団に仕掛けようとしていた。
そのマレットに賛同してか、クダル・ガデルも同調する。
「あたいも行こうじゃないか。ウォーミングアップ代わりにな」
「フン、勝手にするが良い。クローディア・オセロットの隊に加われ」
二名が赤鬼十三騎士団の実力をメイソン騎士団の者たちにも見せ付けるべく、先にIS世界のアガサ騎士団に仕掛けると言えば、攻撃隊の指揮官であるクリフ・ジャンパーは許可を出した。
マレットとクダルは十三人の中でも上位に入るほどの危険さであるため、彼らを抑え付けられる指揮官が率いる隊に入れた。クリフはクローディア・オセロットと言う真紅の長髪で冷やかな目を持ち、ガスマスクを着けた騎士を呼び出す。二名が入るのは彼女の隊である。
クローディアは実家の家督争いに巻き込まれ、その所為で声を失い、身に着けている専用のマスクでないと喋れないのだ。
「貴殿にこの二名の乱暴者の指揮を任せる。自分に服従せぬ場合は、斬り殺して構わん!」
『御意に』
クリフの指示に応じたクローディアはマスクの小型拡声器で返事を行い、自分の艦艇へと戻っていった。その後をマレットとクダルは続いた。
『あれが、例のISか?』
IS学園に視点を戻し、四対一の戦いの映像を見たテレビ電話の女性はルリのマギア・コリツェを見て、あれが束が自ら作り出したISだと千冬に問う。
「そうだ、あの天災が作ったISだ。作った理由は、ルリが可愛いからだそうだ。あいつらしい理由だな。妹の件も含めて」
テレビ電話の映像に映る女性の名は
永世中立国であるスイスの第二IS学園は、欧州の候補生や専用機持ちの為に今から三年前より開設し、そこに第二回モンド・クロッソの一件で織斑千冬はドイツ軍のラウラ・ボーデヴィッヒが属するIS部隊を訓練するために在籍していた。
だが、初の男性適用者であり、自分の弟である一夏の件で日本のIS学園に戻り、代わりに元日本代表候補で現教師であった漣が第二学園に派遣された。
異国の学校に派遣された実力者であった漣は千冬の真似をして、彼女のような言動を心掛けていたが、何より私生活が本人より完璧すぎることや実力がやや劣っていることで、真似をしなくても良いと言われる始末だ。
だが、漣本人はまだそれをやっており、千冬の前でもトレースしたかのような言動をしている。
「それと、いつもその口調か?」
『いえ、これは…その…』
「お前はお前だ、自分のままで行け。私の真似などしなくて良い」
『はい…』
自分の真似などせず、真似をしている本人から自分のままでいろと指摘された漣はそれに応じた。
「少なくとも、日常生活では私に勝っているんだ。変に私になりきらんで良い」
『分かりました。話を戻しますが、やはり…』
「そうだ。カポディストリアスが乗っているISは、間違いなくあいつが作ったコアで動いている。それに第四世代機だ。全く、一機あるだけでも問題だと言うのに…」
『なんと、あれも篠ノ之箒の
漣が話を戻し、ルリのマギア・コリツェについて問えば、千冬は箒のISと同じ第四世代機であると答えれば、テレビ電話越しの彼女は盗聴されていないか確認する。
第四世代機はこのIS世界のどの国家も開発に成功したことは無い。アガサ騎士団はどの国よりも先にISを独自に生産することに成功し、第三世代機を実戦配備レベルにして量産化に至ったが、第四世代機の開発には成功していない。第四世代機は一応は持っているものの、それも束が作った物である。唯一作れるのは、ISを生み出した張本人である束のみである。
まだ国家群が第三世代機の実験段階なのに、第四世代機の存在は戦争に発展する可能性がある。それ程危険な代物が二機も預かることになった千冬の苦労は、相当な物だ。
「こっちには盗聴器は仕掛けられていない。そっちは?」
『こちらも』
「流石は永世中立国だな。安全と分かったところで、あの戦いぶり様をどう見る?」
盗聴器が仕掛けられていないことを双方とも確認すれば、千冬は漣にどう見えるかと問うた。
現在、ルリのマギア・コリツェはゆきなとグラディス、千雨、愛の四人と交戦している。流石に四対一は厳しいらしく、ルリが防戦一方となっている。第二IS学園の漣はこの戦いぶりを見て、自分の思ったことを答える。
『流石に四対一では、分が悪いですね。いくら第四世代機でも、四機の第二世代機の相手は厳し過ぎます。それにあの四機に乗っているのは、うちのような専用機持ち達に匹敵するほど。それにあの第四世代機に乗っているのは日の浅い操縦者。負けるのは時間の問題ですよ』
千冬に問われた漣はルリの動きと四人の動きを見て分析し、第四世代機に乗るルリの方が負けると答えた。確かにルリはISを動かしてまだ日が浅い。それに相手をする四人は専用機を任された搭乗者に匹敵するほどの持ち主だ。幾らルリが四名より一本取ったところで、四人同時相手では厳し過ぎる。
「そちらに匹敵するほどか。あの四人、それを聞いたら喜ぶぞ。確かに防戦一方だな。負けるのは時間の問題…」
『第四世代機が光った!?』
千冬も漣の言う通りだと思っていたが、余りに追い込まれ過ぎたのか、ルリのマギア・コリツェが光り始めた。
「まさか、
テレビ電話で見ていた漣が驚く中、千冬はルリのマギア・コリツェがセカンドシフトしたことに驚く。今日で見たマギア・コリツェが甲兎との一件でファーストシフトしたことに驚いていたが、四対一の模擬戦でセカンドシフト、つまり第二形態に移行したことに千冬は更に驚愕した。
それを間近で見ていた四人は攻撃を止め、第二形態となったルリのマギア・コリツェを見て、観戦室に居た千冬と同じように驚く。
「まさかの進化!?」
「この状況で、フォームシフトですか!?」
「あぁ、ずるい! ずるいよ専用機持ち! てっ、なんで進化すんの!?」
「なんか、ヤバそう…!」
突然の形態移行に四名は恐れ戦く。攻撃を止めた四機のISにルリはなんで攻撃を止めたか理解できず、千冬に自分のISがどうなっているのかを問う。
「あれ、なんでみんな攻撃を止めてるの?」
『今の自分を見て分からんか? セカンドシフトしたんだぞ!』
「えっ? あっ、本当だ。なんか、色々と付いてる!」
千冬の指摘でルリは自分の専用ISであるマギア・コリツェが第二形態へ移行していることに気付き、驚いていた。武装もロッド一本からかなり増えており、サブマシンガンや実体剣を初め、中でも一番強力なのがオールレンジ攻撃が可能な遠隔無線誘導型の武器であるビット十基と言う物であった。
武装が増え、更なる戦闘が可能となったマギア・コリツェに喜んだルリは固まっている四人を見て、その力を試さんとする。
「ねぇ、試して良い? 良い?」
「えっ…!? あの、続けても…?」
『続けろ。負けても減点はしない』
「そんな無茶な…!」
「千冬様、ドS過ぎ!!」
「実験体だよ…」
試して良いのかと問うルリに、千冬は四名にそれを何のペナルティを科さないから命令する。四人は断ろうとしたが、ルリは千冬の許可が下りたので、直ぐに攻撃する。
「ちょっと、待ってください!」
打鉄に乗るゆきなは第二形態となったマギア・コリツェのサブマシンガンによる弾幕を避けつつ、まだ承認してないと言うが、ルリは容赦なく攻撃を浴びせて来る。これにラファールリヴァイブに乗るグラディスはライフルを撃ってミサイルを撃つ同型機に乗る愛と共にゆきなに接近するルリを引き剥がす。
「やるしかないですね!」
「こうなれば、お仕置きだァー!」
「千雨ちゃんに同感!」
先にルリが仕掛けたので、四人は戦うしかないと判断し、模擬戦を再開した。
「こっちも!」
愛の援護を受けながら近接戦を挑もうとする千雨に、ルリは新しい武装の洋式の剣を抜き、二刀流で仕掛ける彼女の斬撃を防いだ。
「教えてもらった通りにやるね! ルリちゃん! でも、これならどうだ!!」
マギア・コリツェに蹴りを入れ込み、自分から引き剥がした後、追撃を掛けようとする。直ぐに持ち直したルリはサブマシンガンを接近してくる千雨のラファールリヴァイブに撃ち、ブレードを弾き飛ばしたが、彼女はそれに備えてブレードを二振りも出してくる。
「甘いね! 私は千刀流だよ!」
新たに出したブレードで挑んでくる千雨にルリは驚きつつも躱して距離を取るが、それがグラディスと愛の狙いであり、雨のような弾幕が来る。これを躱し切れずに受けたが、シールドの残量はまだあった。とどめにゆきなの打鉄にブレードが振るわれる。
「とどめです!」
とどめを刺されそうになったが、ルリは咄嗟の判断でビットを選択して使用した。彼女の意思で飛ばされたビットはとどめの一撃を振るわんとするゆきなの打鉄にビームの嵐を浴びせ、シールドの残量を零にした。いつの間にかシールド残量が零になっていたゆきなは驚き、仲間の攻撃に巻き込まれないように退避する。
「シールドゼロ!? 一体何が!?」
「ビットです! セシリアのブルーティアーズより小さいですが、原理は同じデス!」
「それは攻略済み!」
グラディスはルリが使った十基のビットによる弾幕と分析し、イギリスの代表候補生であるセシリア・オルコットのブルーティアーズの武装と同じ物と思い、千雨や愛と共に仕掛ける。
「そこっ!」
「ビットの操作に夢中になってる間に切り刻む!」
ビットをグラディスと愛が引き付けつつ、動かないであろうルリのマギア・コリツェに千雨が接近し、ブレードで切り刻もうとしたが、標的は気付いてサブマシンガンで迎撃してくる。その反撃は予測通りであり、グラディスと愛にルリを攻撃させようとしたが、マギア・コリツェのビットはまだ彼女たちを攻撃していた。
「えっ!? 動いてる!? どうして!?」
「やぁ!」
ルリが動いているのに、ビットがまだ動いていることに驚いた千雨は思わず動きを止めてしまう。その隙をルリは逃さず、素早く抜いた剣で千雨のラファールリヴァイブを素早く切り、シールド残量を零にした。シールドが零になった千雨は、ゆきなと同様に離脱する。
「ビット展開しながら動けるなんてずるくない!?」
「ごめんなさい」
離脱しながらビットを展開しているのに動けることに千雨が文句を言う中、ルリは謝罪してから残りのグラディスと愛を倒しに攻撃を集中した。グラディスの方にビットを集中させ、ルリは支援型の愛を先に倒すことにし、マシンガンで敵の動きを止めつつ接近する。愛はそれから逃げようとしたが、逃れきれずに剣で斬られてシールドを零にされる。
「ごめん! やられちゃった!」
「残りはミィだけですか!? ジーザス!」
愛がやられたとの無線連絡を受け、ビットの嵐に呑まれていたグラディスはやがてビームの集中砲火を受けてシールドを零にされた。
こうして、四名を圧倒的な性能差で倒したルリのマギア・コリツェは地面に着地し、第二形態の初陣での勝利を祝して万歳を行う。
「勝った! 勝った!!」
この初陣と言うか、模擬戦での勝利にルリは喜んでいたが、千冬は恐れを抱いていた。
「ビットを展開しつつ動けるとは…! どの国でも実現していない物だぞ…! また何かの実験をしているのか、あいつは…!」
ビットを操作しながら動くなど、ブルーティアーズでは出来ないことをやったマギア・コリツェに、千冬は直々に作った束がまた何を企んでいるのかと疑う。確かにあの性能は異常である。自分の弟の一夏の白式と箒の紅椿以上だ。
あれを封印するべきかどうかと、テレビ電話の映像に映る漣を見る中、アリーナ中央に着地していたルリが倒れた。どうやら、ビットの展開の同時行動は多大な負担を掛けるようだ。直ぐに模擬戦相手の四人がISから降りて近付き、介抱を始める。
「ビット展開との同時行動は、カポディストリアスに多大な負担を掛けるようだな。きっちりと教えてやらんと。少し待っていろ」
『はっ!』
倒れたのを見た千冬はビットを展開しながらの戦闘は控えさせるべきだと判断し、自分も降りてルリの元へ向かった。
「良く来た同志たち。そろそろ仕掛ける頃合いだ」
日本本島のどこかにある秘密の地下施設にて、依玖より逃れた同志は早戸を含むテロリストたちを集め、IS学園襲撃を企んでいた。
「よくもこれ程の人材を集めた物だな。ここに連中が来れば、俺たち一網打尽だぞ」
「心配はない、同志知恵。我々を支援する者たちが居る」
「冗談だ。仕掛けるんだろ? あの女尊男卑の象徴たるIS学園に」
早戸が同志の呼びかけて集まった顔ぶれを見て、踏み込まれたら一網打尽にされると冗談で言ったが、同志はメイソン騎士団のおかげで発見されることは無いと答える。それを聞いた早戸は安心し、仕掛けるのかと問えば同志は無言で頷いた。それに合わせ、この場に集結したテロリストたちは覚悟を決めたり、下賤な笑みを浮かべる。
「ほう、遂に仕掛けるのか。あの憎き女どもの巣に…! 存分に楽しませてもらうぜ!」
巨漢のテロリストであるゲラドルドは下賤な笑みを浮かべ、舌なめずりを始める。かつての彼は人間兵器と呼ばれていた有名な傭兵であったが、ISの登場により廃業に追い込まれた。
自身の居場所を奪ったISを憎むようになり、メイソン騎士団の誘いに敢えて応じて同志を通じてASのサベージを受領した。IS学園を襲撃すると聞いて、同志の招集に応じたのだ。無論、ゲラドルドは存分に復讐する。
「止しな、あそこのお嬢ちゃんたちは女尊男卑には染まってない」
「ほぅ、珍しい。女テロリストか。共産主義者か?」
「アカじゃないさ。私の目的はISの打倒さ」
ゲラドルドの発言に異議を唱えた女テロリストの名はスカーフェイス。顔右半分が大火傷を負っているのが特徴であるが、この場に集まっている狂人達とは違い、真面な方である。
この社会においては珍しい女テロリストの存在に、早戸は共産主義者であるかどうかを問えば、スカーフェイスは否定してIS打倒が目的であると答えた。
「打倒なら、乗っている女を僕なりのやり方で倒しても構わないよね?」
「男か女か分からん奴だ。何者だ?」
「僕かい? 僕はローザだよ? こんな形だけど、男さ」
「ローザ? あぁ、あの異常者か。まさかあの動画の投稿者がここに居るなんてな…!」
スカーフェイスの発言に、一見少女に見える者が反応した。性別を確認するために早戸が問えば、彼ことローザは男と答える。ゲラドルドはローザと聞いて、ネットで見付けた危険な動画の投稿者がここに居ることに驚く。
「おや、僕の動画の視聴者がこんなところに。嬉しいね」
「最高の動画をありがとよ! おかげで息子がお世話になってるぜ!」
「…異常者め」
「最低ね」
これに早戸はゲラドルドとローザはこの中で一二を争う異常者と判断して警戒する。スカーフェイスも同様であった。同志は無表情のままだが。
「同志ラースが必要であるが、彼は獄中の身だ。彼の救出は同志
「なんで捕まっている? 俺の知っている情報では、隠居の身のはずだが?」
「復讐だ。彼は復讐を企てたが、この世界を陰で支配する勢力に捕まり、テロリスト専門の収容所に収監されている」
重苦しい空気にも関わらず、同志は他にも誘う予定のテロリストが居たことを明らかにした。何人かは名前を知っており、どうして捕まっているのかと早戸は問う。その問いに同志はラースが復讐を企て、アガサ騎士団に事前に防がれてテロリスト専門の収容所に収容されたと明かす。
その次に、この中で一番危険な存在とも言える男が映像から挨拶を行う。
『あぁ、皆さん初めまして。新世界の神、佐奇森
「大丈夫か、こいつ?」
「大丈夫だ。だが、この中で一番頼りになる」
神矢が神を自称しているので、呆れた早戸は同志に大丈夫なのかと問う中、彼はこの中で一番頼りになると答える。
テロリストの中で一番危険な存在である佐奇森神矢は天才科学者であるが、自身が開発したGAことゴッドアーマーは束が開発したISと似ていた。違いは破壊力はISを上回り、使用するエネルギーは核エネルギーである。ブラックボックスとなっているISコアより動力源が分かっているので、安全であるが、搭乗者の安全が全く確保されておらず、それに精神汚染もあるために地球に対してクリーンなISが採用された。
これに怒りを覚えた神矢は束に対して裁判を起こしたが、訴えは退けられ、逆に危険な兵器を作り出した悪の科学者として扱われて学会を追われた。これに束に対する怒りは増し、神矢は前々から計画していた物を実行に移す決意をし、地下活動に身を投じてテロリストとなったのだ。その計画とは、自分が神となって自分に都合の良い世界を創生する事である。ヴィンデルと似たような物である。
他にも色々なテロリストが居たが、ここは割愛しておく。自己紹介が済んだところで、同志はIS学園襲撃の手順を説明し、メイソン騎士団より派遣された先兵たちの紹介を始める。
「以下の手順で学園の襲撃を行う。それとスポンサーより先遣隊が派遣されている。彼らだ」
同志が紹介したのは、赤鬼十三騎士として召喚された四名であった。宇宙ではマレットとクダルが先行して攻撃するなら、地上ではこの四人が先行して攻撃する。
一人目はオウギュスト・ギダン
二人目はガリー・ダン
三人目はレヴ・クラフチェンコ
四人目はギャルビン・フォックス
「彼らの出撃準備が整い次第、学園に対する襲撃を開始する。同志諸君らは、直ちに出撃準備を行ってくれ。夜中に襲撃を開始する」
メイソン騎士団より派遣された十三騎士の四名の紹介を終えた同志は、集まったテロリストたちに出撃準備を行うように指示してから会議を解散した。
次回もまた出す予定です、エタって来ていると指摘されたので(汗)。