【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争   作:ダス・ライヒ

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十指
オリーブドラブさんのガンダムの二次創作「烈火のジャブロー」に登場するジオン公国軍の十人のエースパイロットからなる集団。この二次創作では、同盟軍全領域軍の一騎当千のスーパーエースパイロットの集団となっている。
十指に属するパイロットは、赴いた戦線の部隊やその物資を好きに使用できる権限を与えられている。その権限を持つことから、前線部隊からはジルベルトを除き、余りいい顔をされていない。
尚、十指の指揮官であるレゾルグ・バルバを初め、裏から世界を支配するヴィンデル・マウザーの息の掛かった者たちで構成されている。
護衛と露払いを担うパーブ突撃軍団と呼ばれる四個師団で編成された機甲軍団も居る。
現時点のメンバー
レゾルグ・バルバ特務大将:第1特別機動軍司令官
佐鳴明人特務大佐:第39特別機動旅団指揮官
ジルベルト・ロードボルト特務大佐:第5特別機動師団指揮官
ゲオルグ・トリケラ特務少将:第3特別機動師団指揮官
サンヘイリ(エリート)のセイント特務中将:サンヘイリ特務軍団指揮官
ジラルハネイ(ブルート)のゴルゴフ特務中将:ジラルハネイ特務重機甲軍団指揮官
その他四名のパイロット

マデラス
十指の護衛と露払いを担うパーブ突撃軍団を率いる指揮官。全領域軍中将。
烈火のジャブローではサナルの部下で十指であったが、この二次創作では三つ階級が上の将軍である。
キャラ原案はオリーブドラブさん


集結する連邦と同盟の精鋭たち

 旧ヴェクタ大使館に捕らわれていたサビッチ博士を救出した勇者王・獅子王凱と忍者ロボ「ボルフォッグ」は、ディバイン・ドゥアーズのヘルガーン臨時司令基地へと帰投した。

 GGGグリーンを指揮する大河幸太郎長官は情報収集の下、司令基地で各ディバイン・ドゥアーズの派遣部隊指揮官らと会議を行い、直ちに目標の恐ろしい大量破壊兵器を破壊すべく、保管されている移動型研究所への攻撃を開始する。

 移動型研究所は既にアレックス・グレイ長官率いるISAヴェクタに占領されており、取り戻そうとするヘルガスト軍と激しい攻防戦を繰り広げていた。

 ディバイン・ドゥアーズの降下地点は移動型研究所から離れており、司令官や指揮官を失い、グレイ長官の指揮下に置かれた連邦軍の再編部隊や上層部からの指示で付き従うコロニー連合軍(UCA)の派遣部隊、極右や右派の民兵組織が配置されている防衛線を突破せねば、辿り着くことは出来ない。

 連邦や同盟のどちらか、それとも混沌を引き起こさんとするディスコード・ディフェーザーにその兵器が渡ってしまえば、夥しい数の人々が無くなるのは確実なので、ディバイン・ドゥアーズは敢えて立ち向かうのであった。

 

 だが、ディバイン・ドゥアーズを疎ましく思うヴィンデル・マウザー一派は、連邦軍からガイア・セイバーズやスパルタンⅤ軍団、同盟軍から最高戦力である十指(じゅっし)を送り込み、ディスコード・ディフェーザー諸共その存在を抹殺しようとしていた。

 

「見ていろよ! スーパーロボットのガキども!! お前らの四倍以上はある俺のギガ・ノブナガで、ご自慢その玩具ごと叩き潰してやる!!」

 

 ヘルガーンの衛星軌道上でザンボット3とトライダーG7にMSで挑んで無様に敗北した佐鳴明人(さなる・あきと)特務大佐は、強力なスーパーロボットを持ってリベンジを果たそうとしていた。

 佐鳴のスーパーロボットは、全高120メートルのダイターン3より30メートル大きい150メートルはある超大型の物であった。

 その姿は凶悪な顔付きをした巨大な鎧武者であり、背中に大量の刀剣や銃火器類を背負うように装備している。

 

「フン、餓鬼共と思って舐めて掛かるからこそ、恥を掻いたのだ。最初からそのギガ・ノブナガに乗っておれば、戦術や戦略的に激しく劣る貴様でも、容易く屠れたであろうに」

 

「言わせておけば! ザクなどと言うやられモビルスーツに拘った挙句、どこぞの女に敗北し、機械同然となった奴が言うな!」

 

 佐鳴はギガ・ノブナガでザンボット3とトライダーG7へのリベンジに燃えていたが、死亡したはずのゲオルグ・トリケラ特務少将が、負けて恥を晒したのは、パイロットを子供だと思ったのが原因だと指摘する。

 マリ・ヴァセレートのライジングフリーダムガンダムに討たれたはずだが、ゲオルグは瀕死の状態で奇跡的に助かっており、ヴィンデル・マウザー一派の所属の為、連邦側で応急処置と延命処置が施され、高い医学力で復活したのだ。

 だが、身体の大部分が喪失か壊死しているので、その姿は人の形をした機会と言っても過言では無かった。

 

「おのれ、ザクを侮辱するか! その罪、貴様の命を持って償え!!」

 

 己の認識の甘さを指摘された佐鳴は激怒し、ザクを信仰し過ぎた所為で負けたことを指摘し返せば、ゲオルグはザクを侮辱されたと激昂して左腕の義手に装備されたフックを発射した。

 

「そんな一般兵用のモビルスーツが、伝説のガンダムに勝てるわけがないのだぁーッ!!」

 

「戦いは兵器一つで終わらん! 実力主義に傾倒し過ぎた貴様などが、理解できる物か!!」

 

 常人であれば即死しているレベルのフックであるが、佐鳴は腰の太刀を素早く鞘から抜き、弾いて隙を見せているゲオルグに斬りかかる。だが、ゲオルグも右腕からソードを展開し、その斬撃を防いで斬り合いを始めた。

 戦う前から味方同士で殺し合いを始めた佐鳴とゲオルグに、後から部屋に入ってきたその同盟軍最高戦力の十指の司令官レゾルグ・バルバ特務大将は激怒し、その巨漢の巨大な右腕から放った闘気という名のオーラで両者を吹き飛ばした。

 

「止めんか! この愚か者ども!!」

 

「「ぬわぁーっ!!」」

 

 レゾルグの闘気を受けた両者は吹き飛ばされ、壁にめり込んで床へと倒れる。

 

「お、おぉぉ!? バルバ特務大将閣下!」

 

「下らん戯言で、味方同士殺し合いをするでない! 我らの敵は、ディバイン・ドゥアーズやディスコード・ディフェーザーなる無法者共だ! 敵を間違えるでない!!」

 

「「はっ! 申し訳ございません!!」」

 

 凄まじい衝撃で自分らの行いが愚かな物だと知った佐鳴とゲオルグは、敵を間違えるなというレゾルグの説教に従い、頭を垂れて謝罪する。

 

「全く、久方ぶりの十指の集結というのに。これでは、戦う前から壊滅してしまうわ!」

 

 味方同士で殺し合いを始めたことに、その十指の司令官であるレゾルグは戦う前から壊滅してしまうと頭を抱えた。

 十指の集結するのは、ガルダーゴンの決戦以来である。

 司令官のレゾルグ・バルバを初め、二番手のジルベルト・ロードボルト特務大佐、三番手の佐鳴明人特務大佐、四番手のゲオルグ・トリケラ特務少将がこの部屋に集まっている。

 だが、四人だけでは十指とは言わない。

 他にも黄金の鎧を身に纏い、その上に長いマントを羽織ったサンヘイリ(エリート)の将軍や通常より大き過ぎるジラルハネイ(ブルート)も見えている。

 他に四人の姿もあったが、暗くて容姿がよく確認できなかった。

 

「まぁ良い。ここで貴様たち二人が死ねば、新しい候補二人を入れれば良いのこと。しかし、今は現状でやるしかない! マデラス!」

 

「はっ! マデラス中将、ここに!」

 

 ここで佐鳴とゲオルグが死んだところで、レゾルグは気にすることなく候補二名を入れれば良いと思い、現状の戦力でディバイン・ドゥアーズやディスコード・ディフェーザーと戦うことを決意した。

 だが、出撃するにも準備が居るので、レゾルグは自分の特別機動軍の指揮下に置いているパーブ突撃軍団の指揮官を自身の近くに呼び出す。

 同盟軍全療育軍の中将の階級章を付けた大男、マデラスは一礼してから彼の近くに寄り添い、出される命令に耳を傾ける。

 

「これより我が十指は出撃準備に入る。貴様のパーブ突撃軍団は、先行してディバイン・ドゥアーズかディスコード・ディフェーザーだか知らん連中を迎え撃て! 付近の友軍部隊にも協力を要請しろ! 連邦の馬鹿共とは足を合わせんで良い!」

 

「了解いたしました!」

 

 そのレゾルグの命令は、十指の出撃準備が整うまで、ディバイン・ドゥアーズやディスコード・ディフェーザーに先行して攻撃し、時間稼ぎをしろと言う命令であった。

 付近の友軍に協力を要請しても良いとのことだが、どちらも強力な戦力を有しており、パーブの損害が多大な物となるのは確実だ。

 だが、マデラスはレゾルグの命に拒否することなく従い、一礼してからこの場を後にする。

 

「某はディバイン・ドゥアーズと交戦したことがありまする。パーブの損害、計り知れませんぞ」

 

「フン、替えは幾らでも効く。我ら十指と同じく、新たな者で補えば良いのだ」

 

 パーブを最初にディバイン・ドゥアーズかディスコード・ディフェーザーのどちらかにぶつけると言う決断に、ジルベルトは衛星軌道上で交戦した経験があるため、その損害は計り知れないと伝えるが、決定を下した当のレゾルグ本人は将兵の損害を意に介せず、減れば足すだけだと答えた。

 

「我らが大将は、相変わらずの傍若無人ぶりだ。脱走兵が出るのも無理はない」

 

「フン、あれでこそ俺たち十指の大将だぎゃ。力の()ぇもんが、軍団を束ねるだぎゃ」

 

 十指のメンバーであるエリートのセイント特務中将はレゾルグのやり方では脱走兵が出るのは無理がないと小言を言えば、彼の実力を認めているブルートのゴルゴフ特務中将は、力を持つ者こそがこの十指を束ねるのに相応しいと返した。

 

「まぁ、パーブの奴らに期待などせずとも、我らに楽をさせてくれるのは確かだろうな」

 

「疲弊させたところで、我が十指の全戦力ならば、彼奴等の撃滅も確実だ」

 

「それまで、俺たちは各々の機体で準備するだぎゃ」

 

「パーブにやられるのなら、ディバイン・ドゥアーズやディスコード・ディフェーザーはそれまでの事よ」

 

「あの者等の奮戦に、期待するか」

 

 ゴルゴフを初め、佐鳴にゲオルグはレゾルグと同じく、パーブの将兵がどれほど死のうが気にも留めず、自分らに楽をさせる認識くらいしかなかった。

 パーブが戦っている間に準備をすべく、十指の者たちは解散する。少しばかりパーブの事を気に掛けるジルベルトとセイントも、彼らの犠牲に報いるため、万全な準備を行うべく各々の部隊本部へと向かった。

 

 

 

 連邦軍内でもディバイン・ドゥアーズやディスコード・ディフェーザーの排除に動き出しており、全領域特殊作戦部隊のガイアセイバーズを惑星ヘルガーンに投入していた。

 

「直ちに配置に着け! サンヘリオスでの失態、ここで果たせねばならん!」

 

 ガイアセイバーズの最高司令官であるシュワルツ・フォン・ブランシュタインは、サンヘリオスで行ったマスターチーフとアービター抹殺作戦の失態を覆そうと躍起になっている。

 投入戦力の半数以上が壊滅したが、ガイアセイバーズは現場の連邦軍部隊を傘下に加えることが出来る特権を有しており、その特権を駆使してヘルガーンに展開しているISAヴェクタ以外の連邦軍部隊を指揮下に置いていた。

 

「指揮下に置いた連邦軍部隊は、正規軍に毛が生えた程度の民兵が殆どでして…」

 

「敵の弾薬を消費させる問題は無い。薬物も投与しろ。多少なりとも、戦力にはなる」

 

 参謀等は指揮下に置いた連邦軍部隊の殆どが極右や右派系の民兵部隊だと不安ながら告げると、シュワルツは薬物を投入すれば、多少なりとも戦力になると答えた。

 

「連邦軍には?」

 

「止せ、問題になる。薬物を投与するのは、軍隊ごっこをやっている連中だけにしろ」

 

「畏まりました」

 

 薬物を投与すれば良いと答えるシュワルツに対し、一人の参謀は指揮下に置いている連邦軍部隊にも必要かと問うと民兵だけにしろと答え、参謀等と共に司令部へと向かった。

 シュワルツが連れて来たガイアセイバーズの戦力は、アルファ・セイバーやベータ・セイバー、ガンマ・セイバー、デルタ・セイバー、オメガ・セイバー、スパルタンⅤで構成されたスパルタン・セイバーなどがある。この惑星ヘルガーンに、壊滅したカオス・セイバーを除いてガイアセイバーズの全戦力が揃っているのだ。

 戦闘車両の82式戦車ガヴァメントを初め、エルアインス、キャニスなどの主力機が揃っている。正規軍に配備されている最新鋭モビルスーツであるジムⅣの配備も確認できる。

 その数は一個軍であり、指揮下に置いた連邦軍や民兵組織を含めれば、一個軍集団に発展するだろう。

 

「百万の戦力に発展したな。損害軽視で攻撃すれば、ディバイン・ドゥアーズだか、ディスコード・ディフェーザーだかを倒せるはずだ」

 

 自軍の戦力を接収した友軍戦力を合わせれば、ディバイン・ドゥアーズやディスコード・ディフェーザーを倒せるはずだとシュワルツは思い、指揮官や参謀等と共に戦闘指揮所へと入った。




ヒーロー側やヴィラン側も含め、参加者募集中です。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=343618&uid=14346
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