読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争   作:ダス・ライヒ

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名前:ウルトラマンリキシ(人間名、高山力(タカヤマ・リキ))
性別:男
年齢:20代後半
能力:宇宙相撲 ウルトラパワー
概要:別宇宙の地球を守護している宇宙警備隊の一員であり、遥か遠くの世界から新人ウルトラマン達を見守っていたシルバー族のウルトラ戦士。
ウルトラマン80に近しい顔立ちでありつつも、力士のような体型と廻し姿のような模様がある。必殺技は利き手にエネルギーを集中させ、突っ張りの如く相手に照射する張り手光線。
人間の時の姿は部屋に属する普通のお相撲さん。部屋の先輩方を世話している。
変身する時や稽古をするときには、廻し姿になりそれ以外の時は、浴衣などの姿で生活をしている。
キャラ提供はM Yさん


お相撲さんのウルトラマン その名もウルトラマンリキシ

 同盟軍最高戦力である十指の前に、ディバイン・ドゥアーズのスーパーロボット軍団とトランスフォーマーたちはまたしても苦戦を強いられていた。

 だが、彼らのおかげでガンダムやオーラバトラー、Ⅹウィングなどの航空機群を有するディバイン・ドゥアーズ本隊は、ISAヴェクタに占拠されたヘルガスト軍の移動型研究所に殆ど敵部隊と交戦することなく着々と近付けた。

 

「ヴェクタ軍とヘルガスト軍は、未だ交戦中か。総員、第一種戦闘配置だ! 僚艦にも伝えろ!」

 

 ISAとヘルガスト軍が研究所にある兵器を巡って激しい攻防戦を繰り広げる中、スーパーロボットと言う大火力を欠いたディバイン・ドゥアーズ本隊は研究所を捕捉できた。

 ロンド・ベルの旗艦であるラー・カイラムの艦橋からも確認できる距離にあるので、艦長であり、ロンド・ベル指揮官も兼任するブライト・ノアは戦闘配置を命じる。

 

「ぬぅ! スーパーロボット軍団に気を取られ、ここまでの接近を許してしまったんだぞ! 付近の肉ケラ共の軍隊を呼び寄せても、間に合いそうにないな!」

 

 ディバイン・ドゥアーズに対して奇襲の機会を窺っていたメガストームも、ガイアセイバーズや十指と同じくスーパーロボット軍団に気を取られていたようだ。

 本隊を見付けたメガストームは見下している連邦軍や同盟軍の部隊を呼び寄せようと思ったが、間に合わないと判断し、自身の手駒で壊滅しようと差し向ける。

 

「しかし、スーパーロボット軍団は居ないな。ならば、こいつだけで十分よ! メカバルタン、奴らを殲滅するんだぞ!」

 

 メガストームが本隊討伐に送り出したのは、かの有名な怪獣バルタン星人が改造手術を受けてパワーアップした姿、メカバルタンであった。

 悪のトランスフォーマーの命を受けたメカバルタンは両腕の巨大なハサミを上げ、ディバイン・ドゥアーズ本隊への攻撃を開始した。

 

「おぉ!? あれはバルタン星人!」

 

「外見は違うようだが、油断はならん! 直ちに艦砲射撃開始! 僚艦にも応戦させろ!」

 

 ディバイン・ドゥアーズ地上攻撃部隊の旗艦であるMC85スター・クルーザーは、メカバルタンの巨体を確認すれば、僚艦であるヴェネター級スター・デストロイヤーにも砲撃を命じる、

 三千メートルや一千メートル級の艦艇による凄まじい砲火であるが、メカバルタンはそれを物ともせず、ディバイン・ドゥアーズ本隊へと近付いてくる。

 

「やはり、スーパーロボットで無ければ、宇宙怪獣には対処できんか…! ガオガイガーを温存しているが、待ってはくれんだろう…! せめてウルトラマンが居れば…!」

 

 圧倒的な艦砲射撃にも関わらず、全く通じないメカバルタンにスーパーロボットを陽動に出してしまったことを悔やむ指揮官は、宇宙怪獣の専門家であるウルトラマンが居てくれればと呟いた。

 

「メカバルタンだって…?」

 

 MC85の船内にある厨房で、艦内放送でメカバルタンの襲来を聞き付けた一人の大柄な男がいた。ちゃんこ鍋の仕込みをしているその男は力士であり、それに相応しい体格をしており、普段着もまた浴衣である。

 

「これは、俺が行くしかない!」

 

 メカバルタンに自分の船を攻撃されていることを知った力士、高山力(たかやま・りき)は鍋の火を止め、近くに置いてある廻しを取って厨房を後にした。

 

「うーむ、一体くらいスーパーロボットを残しているはずだが、出てこんな。フム、メカバルタン一体で十分なんだぞ」

 

 スーパーロボットを欠いたディバイン・ドゥアーズ本隊の攻撃では、メカバルタンを仕留めることは出来なかった。

 ⅩウィングやYウィング、モビルスーツと言った迎撃機を出したとしても、一段と強化された宇宙怪獣を全く足止めできないだろう。

 そんな矢先、廻し姿となった力は、こちらに迫るメカバルタンに臆することなく鋭い眼光で睨み付け、念じながら四股を踏み始める。

 念じながら四股を踏み続ければ力の全身は光に包まれ、かの有名な光の巨人、ウルトラマンへと姿を変えた。

 

「おぉ!? う、ウルトラマンなんだぞ!!」

 

 本隊に迫るメカバルタンの前に立ちはだかる力が変身したウルトラマンを見たメガストームは、情報にないその姿を見て驚愕する。

 

 高山力が変身したウルトラマン、その名もウルトラマンリキシ。

 別宇宙の地球を守護していた宇宙警備隊一員であり、シルバー族の戦士である。

 ウルトラマン80に近い顔立ちをしているが、力士のような屈強な体型と廻し姿のような模様をしている。

 宇宙相撲の達人であり、必殺技は利き手にエネルギーを集中させて突っ張りの如く放つ張り手光線。

 地球で偶然にも出会った高山力の身体を借り、彼の恩義に応えて守っているのだ。

 

「何処のウルトラマンか知らんが、改造してパワーアップしたこのメカバルタンには敵わん! 貴様たちウルトラマンによって倒されてきた数多のバルタン星人たちの仇、ここで取らせてもらうぞ!」

 

 四股を踏み、臨戦態勢を取るウルトラマンリキシに対しメカバルタンは、歴代のウルトラマンによって倒されたバルタン星人の仇と表し、その仇を取るために光線攻撃を始めた。

 凄まじい光線攻撃に晒されるリキシであるが、射撃攻撃に臆せず、スタイルを崩すことなく姿勢を低くし、相手の攻めに耐えるために鍛えている太い足で地面を強く蹴り、勇猛果敢にメカバルタンに向かって突っ込んだ。

 見た目とは想像できないほどの瞬発力であり、一気に距離を詰めて自分の腕の間合いに入れば、即座に突っ張りと呼ばれる平手による突きを繰り出し、メカバルタンの胴体に当てる。

 その突っ張りの威力は高く、一撃を受けたメカバルタンが後退る程だ。相手も反撃しようと爪を振ろうとするが、リキシは相手に反撃の隙を与えず、二撃目、三撃目と機関銃の如く突っ張りを行い、相手を吹き飛ばす。

 

「ウォォォッ!? な、何なのだ!? 見た目とは思えないスピードで、パワーも凄いんだぞ!」

 

 メカバルタンに一気に接近し、機関銃の如く突っ張りで吹き飛ばしたウルトラマンリキシにメガストームは驚愕する。

 

「だが、三分以上はあの形態を維持できん! メカバルタン、持久戦に持ち込むんだぞ!」

 

 ウルトラマンの弱点とも言える戦えるのが三分と言う限界はもはや周知なのか、メガストームもその弱点を知り、メカバルタンに持久戦に持ち込むように告げた。

 だが、それもウルトラマンリキシこと力は百も承知である。それどころか、相撲は一瞬の勝負が決まるスポーツだ。わずか数秒での勝負で数十年の努力が無駄になることもあるが、栄光を勝ち取ることもできる。

 夢を叶えるために力士となった力であるが、まだ土俵に立つことすら許されない階級であった。その途中、地球を守る光の巨人、ウルトラマンリキシとなってしまったが、それでもなお力は夢を追い続けている。

 彼にとって制限時間三分は長い方だ。その制限時間の中で目前のメカバルタンを仕留めるべく、持久戦を取ろうと距離を取る相手に臆することなく攻め続けた。

 

「あのウルトラマン、まるで持久戦など関係なしに…!? 足だ! 足を狙うんだぞ!」

 

 メカバルタンを防戦一方とするウルトラマンリキシの攻撃に驚愕するメガストームであるが、その巨体に似合わぬ瞬発力を生むのが太い足だと分かってか、脚を重点的に攻撃するように命じた。

 これに応じ、メカバルタンはアンカーロケットをリキシの足元に向けて発射し、見事に命中させる。相撲なら禁じ手とも言える足を攻撃されたリキシはバランスを崩し、地面に倒れてしまう。

 

「ワハハハッ! 良いぞ! そのまま奴の脚を攻撃し続けろ!」

 

 リキシが倒れたのを見たメガストームは大いに歓喜し、メカバルタンに脚への攻撃継続を命じた。リキシの重量と耐える力を支える源である足のダメージが大きく、立ち上がれないのを見て、メガストームは勝利が目前だと確信する。

 命とも言える脚を集中的に攻撃され、真面に立ち上がることすら出来ないリキシであるが、変身者である力も含め、彼の戦意は失ってはいなかった。

 力は夢を目指し、必死に努力を重ねていた。何度も挫折したことはあるが、その度に立ち上がり、辛い稽古に耐え、部屋入りを果たし、力士への道を進んでいる。

 ここで倒れては力士への夢を果たせぬと思い、力は自分と身体を共有しているリキシと力を合わせ、メカバルタンの集中攻撃に耐えながら痛みを堪え、立ち上がった。

 

「な、なんて諦めの悪い奴なんだぞ! だが、カラータイマーは点滅している! メカバルタンよ、もっと総攻撃だ! 奴をやっつけてしまうんだぞ!!」

 

 諦めずに立ち上がるリキシにメガストームは驚愕する。だが、制限時間を告げるカラータイマーが音を鳴らして点滅しているので、このまま畳み掛ければ倒せるので、メカバルタンに総攻撃を命じる。

 これに応じてメカバルタンは必殺技であるギガクラッシャーを放ち、一気にとどめを刺そうとする。迫る必殺光線に対抗すべくリキシは右手にエネルギーを集中し、即座に突っ張りの如く右手を張り手のように突き出す必殺技「張り手光線」を照射した。

 破壊用に強化された必殺光線「ギガクラッシャー」と張り手光線が互いにぶつかり、拮抗し合う中、最後まで諦めない後者であるリキシは残された全ての力を込め、張り手光線を強化する。

 

「うぉぉぉっ!!」

 

 リキシと力の合わさった張り手光線はギガクラッシャーを打ち破り、メカバルタンの身体を射抜いた。

 

「オォォォッ!? か、改造してパワーアップしたこのメカバルタンが、敗れるなど!!」

 

 張り手光線に射抜かれたメカバルタンは、断末魔の叫びを上げながら爆散した。

 辛うじて制限時間内にメカバルタンを倒すことに成功したウルトラマンリキシであったが、際どい勝利であり、形態維持が出来ず、力の姿へ戻ってしまった。

 

「せっかくのメカバルタンを倒されてしまったとは…! だが、ウルトラマンを倒すことは出来たんだぞ! それに俺様には、これがあるんだぞ!」

 

 メカバルタンを倒されてしまったことを惜しむメガストームであるが、英霊召喚を行える令呪があるので、直ぐに殲滅が可能な戦力を召喚した。

 

「その名もアニマトロン! プレダキングにならずとも、大した戦力も無い本隊を倒すには十分なんだぞ!」

 

 メガストームが召喚した戦力は、アニマトロンと呼ばれる動物にトランスフォームする五人のデストロンであった。

 リーダーにしてアニマトロン参謀レーザークロー、砲兵ラムページ、空中攻撃兵タイムボム、補給兵タントラム、地上攻撃兵ヘッドストロングだ。

 この悪の五人のトランスフォーマーが合体すれば、巨重合体兵プレダキングとなるのだ。

 

「フハハハッ! 蹂躙してやるんだぞ! ディバイン・ドゥアーズ!!」

 

 アニマトロンを合体させなくとも、自分を含めて蹂躙できると意気込むメガストームは、直ちに本体への攻撃を開始しようとした。

 が、ウルトラマンリキシのみならず、ディバイン・ドゥアーズ本隊を守る戦力は存在した。それは、勇者王の異名を持つ獅子王凱と相棒のライオン型メカノイド「ギャレオン」である。

 

『お前に本隊はやらせはしないぜ! メガストーム!!』

 

「おぉぉっ!? この声は、エヴォリュダーガイ!? スーパーロボット軍団に居るはずじゃ!?」

 

 凱とギャレオンの登場に、メガストームは激しく狼狽える。情報では、GGGもスーパーロボット軍団の指揮下にあるはずであり、ガイアセイバーズと十指と目下戦闘中のはずなのだ。

 

「お前のような姑息な奴の襲撃に備えて、俺たちGGGは予備戦力として残されたのさ!」

 

 狼狽えるメガストームに向け、凱は特機を使って本隊を襲撃する敵に備え、予備戦力として残されていた事実を語る。

 

「ここから先は通さないぜ! フュージョン!」

 

 メガストームとアニマトロンの攻撃を食い止めるべく、凱はギャレオンとフュージョン、即ちコクピットへと乗り込んだ。

 

「ガイガー!」

 

 すると、ギャレオンは人型へと変形し、ガイガーへと姿を変える。

 凱はギャレオンとフュージョンすることにより、メカノイド・ガイガーに変形するのだ。

 

「胸に獅子を付けたロボットか! フン、こちらにはレーザークローが居るのだ! 貴様のちゃちなロボなど、スクラップしてくれるぞ!」

 

「奴らにも胸に獅子顔を付けたロボが居るのか! だが、勇気なら負けないぜ!」

 

 胸に獅子を付けたロボットであるガイガーを見て、メガストームはレーザーストームを引き合いに出して破壊すると宣言する。

 この宣言にギャレオンとフュージョンしている凱は敵方にも獅子の顔を付けたロボが居ることに驚くも、勇気では負けないと返して後から駆け付けたGGGの超AIロボたちと共に、メガストームとアニマトロンらを迎え撃つ。




M Yさんの提供であるウルトラマンリキシは中々良い設定をしているな。
相手の方はアリとゾウだから不採用にしたけど。

別の方で参加者募集をやってるんで、興味があれば参加してください。
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