【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争 作:ダス・ライヒ
性別:女
年齢:25歳
階級:少佐
所属:連邦宇宙海軍 第1艦隊
乗艦:連邦主力艦「ロバート」号
概要:元引きこもりであるが、更生教育で連邦宇宙海軍の士官となり、主力艦の艦長にまで上り詰めた才女。
名前:クラウド・マーベリック
性別:男
年齢:24歳
階級:不明
所属:スパルタン
乗機:ストライクノワールガンダム
概要:元海兵隊員のスパルタンⅣ。スパルタンⅣ計画に志願し、見事にスパルタン・クラウドになった。別に大剣使いで元ソルジャーでは無い。
核を満載したコロニー三十基が地球へと迫る中、連邦軍は同盟軍の威力偵察部隊が来るなり、一斉に砲撃を命じる。
「敵威力偵察隊、接近!」
「MS隊を直ちに向かわせろ! 一人も生かすな! 皆殺しにしろ!!」
警戒に当たっていたサラミス改級巡洋艦三隻の内一隻のヴォルザーの艦橋にて、レーダー手が同盟軍の威力偵察部隊の接近を報告すれば、艦長であるギブソンは誰一人逃すなと命じた。それに合わせ、予め母艦より発艦していたジェガンJ型十二機は、同盟軍の威力偵察部隊に襲い掛かる。
敵の数と配置を調べるために無茶な偵察を実行していた同盟軍の部隊は応戦しつつ、連邦軍の防衛線の情報を収集していた。だが、時間が経つにつれて駆け付けて来る連邦軍機は増え、包囲殲滅を恐れてか、偵察隊は数分もしない内に威力偵察を切り上げ、本隊の方へと撤退する。
『ち、逃げたか!』
『幾ら情報が漏れたんだ?』
『知るか。今度は大群で突っ込んてくるぞ。後はニートや脱走兵共に任せて、俺たちは下がろうぜ!』
背中を見せる敵機が射程外に逃げたことで、追撃しようとしたジェガンのパイロットは悪態を付く。次は本隊が突っ込んでくると判断し、三輪の艦隊に任せ、母艦と共に元の配置へと下がる。
ヴォルザーと僚艦二隻が艦載機と共に警戒任務から別の配置へと向かう中、コロニー落しの為に進路を開く同盟軍の突破部隊が前進する。その数は進路を確保するので多く、四個艦隊であり、搭載する艦載機は無数に等しい。
「敵、およそ四個艦隊、突っ込んできます!」
「左舷に右舷、まだ撃つなよ! 十分に引き付けてから一斉射だ!」
防衛用宇宙ステーションの
宇宙軍の艦隊が隊列を組む中、殆どが大型艦の海軍の艦隊は、宇宙軍よりも射程距離が長い火器を備えている為、先に一斉射撃を始める。
「敵艦隊全て、MACキャノンの射程圏内に入りました!」
「全艦、直ちに一斉射! 何としても、コロニー落しを阻止するのだ!!」
MACキャノンを主砲とする艦艇が多いUNSC海軍の太陽系艦隊は、敵艦隊が十分に射程距離に入ったところで、一斉射を始めた。地球の危機と聞いて現役復帰したテレンス・フッド卿の怒号と共に一斉射が命じられば、傘下の地球防衛艦隊と第2艦隊の陣形を組んだ巡洋艦や駆逐艦、フリゲートは一斉にMACキャノンを斉射する。
コヴナント戦争中、コヴナント海軍の艦艇のシールドを突き破るのに小型艦なら三発以上を撃ち込む必要性があったが、技術の進歩によりフリゲートと言った小型艦でも、ステーションのMACキャノン以上の威力を有していた。そのおかげか、進路確保の為に突っ込まされた同盟軍艦隊は損害を与える。
「UNSC海軍、先行する敵四個艦隊にMACキャノンによる掃射を開始! 四十パーセント以上を撃破!」
「おぉ!? 我がISA海軍も遅れるな! 直ちに対艦ミサイルによる攻撃開始!
「はっ!」
UNSC海軍が先行する敵艦隊に損害を与えたことを知れば、ISA海軍の地球防衛艦隊も負けじと、指揮下に置いたUCA海軍の艦隊に攻撃するように指示を飛ばした。地球出身者が多いISA海軍の地球艦隊の士気は旺盛だが、UCA海軍の艦隊の将兵等はコロニーや別の惑星、星系の出身者が多く、地球圏に居ると言うだけで呼び出され、母星でも無い地球を死守しろと言われ、その士気はイマイチだ。
「ISA海軍地球艦隊より入電! 俺たちにも攻撃しろってよ!」
「死に掛けの星なんぞの為に、俺たちに死ねって言うのか!」
「そう怒るな、お前たち。それより給料分の仕事しろ。地球防衛の成功にボーナスが出ると思ってな!」
「はいはい。対艦ミサイル照準、敵艦隊へ!」
やる気の無いUCA海軍の将兵等はボーナスの為に、無理にやる気を出してISA海軍の地球艦隊に続いて敵艦隊にミサイル攻撃を開始した。だが、敵も馬鹿では無い。
「ISA並びUCAの艦隊よりミサイル攻撃!」
「ミノフスキー粒子散布!」
敵艦隊のミサイル攻撃に対し、同盟軍の艦隊はその攻撃を回避するため、通信機器やレーダー、誘導兵器と言った精密機能を著しく低下させるミノフスキー粒子をばら撒いた。これによりミサイル攻撃中心のISAとUCA海軍の艦隊の攻撃は大した損害は与えられなかった。
「ミノフスキー粒子、散布されました!」
「くそっ、高価な対艦ミサイルを! レールガンによる攻撃へ移行せよ!」
殆どの高価な対艦ミサイル数百発を無駄にされた地球艦隊の提督は苛立ち、以降は艦砲射撃による攻撃にするように指示を飛ばす。
「敵艦隊、ミノフスキー粒子散布! 対艦ミサイルが照準不能! レーダーに障害!」
「旗艦ウィリアム・ハルゼー号より入電! 各艦、艦砲射撃による一斉射後、艦載機を展開せよと!」
「直ちに一斉射! 撃て!!」
連邦宇宙海軍の第1艦隊の主力艦の一隻、ロバート号の艦橋にて、砲術長とレーダー手がミノフスキー粒子の影響で機能が低下したことを知らせれば、通信手は旗艦より艦砲射撃終了後に、艦載機を展開させろとの命令を艦長に伝えた。
ロバート号の艦長とは、あのサイクロプス発動より逃れることに成功したマリア・フレッチャーであった。あの後、どういう経過は不明だが、新米の艦長に昇進したようだ。艦隊旗艦からの命令に、マリアは命令通りに行動するようにブリッジクルーに伝える。それに応じ、ロバート号のブリッジクルーらは命令を実行し、隊列を組んでいる僚艦と共に敵艦隊へ艦砲射撃を開始する。
凄まじい勢いで先行させた同盟軍の四個艦隊が被害を負う中、コロニーに張り付いている本隊は助ける素振りも見せず、敵艦隊の配置を見極めていた。
「先行させた四個艦隊、戦力の五十パーセントを喪失!」
「正面の艦隊、動きなし!」
「遠距離攻撃で一方的に殴るか。このまま前進だ! 全艦突っ込め! コロニーの一つでも地球へ落せば、我々の勝利だぞ!!」
味方の損害も気にせず、同盟軍のコロニー落し部隊の指揮官は傘下の数千隻の大艦隊に突撃を命じた。三十基はあるコロニーと共に、損害に構わず地球へ向けて突撃する。一基でも地球へ落せば、自分たちの方が勝ちなのだ。
地球へ向けて大挙して押し寄せるコロニーと同盟軍艦隊の動きは、後方にある地球ISA海軍の宇宙ステーションの司令部に知らされる。
「敵艦隊、コロニーと共に地球へ向けて前進!」
「や、奴ら正気か!? 直ぐに核弾頭を!」
「いや、阻止限界点までまだ距離がある! 臨時編成艦隊を突っ込ませろ! 傭兵共もだ!!」
「了解!」
コロニーが突っ込んでくる事を聞いて恐れおののく将官らに対し、司令官は三輪の艦隊と傭兵部隊にコロニーへ突撃するように命じた。乱戦状態にするのが目的であろうが、狂気の同盟軍が味方の損害など構わぬだろう。
「閣下、我が艦隊に突撃命令が! 艦砲射撃終了後、艦載機発艦と共にコロニーへ突撃せよと…!」
「わ、ワシに死ねと言うのか…! やらねば、殺すと言うのだろ!? 艦砲射撃終了後、艦載機と共に前進! だが、突撃は艦載機のみだ! 分かっているな!?」
命令を受けた三輪は顔を真っ青にしながら命令を実行するが、突撃は徴収兵と敗残兵、懲罰兵のみにしていた。他者に愛国心を押し付ける過激な三輪であるが、ここに来て臆してしまい、自分から見れば「犬以下」や「畜生共」に「敵前逃亡者」と罵る者たちを身代わりとしたのだ。
「全艦載機、直ちに発艦! そのままコロニーに向けて前進! 少しでも逃げる素振りを見せる奴が居れば、裁判なしの敵前逃亡罪として処罰しろ!!」
艦砲射撃終了後、艦載機は続々と出撃する。徴収兵や敗残兵、懲罰兵等が乗る機体はどれも大量生産機ばかりだ。特にパブリクや133式ボール、ドータップ、MAのメビウス、
「突っ込め貴様ら! 懲罰兵はこの任務を終えれば正規軍に戻れるぞ!!」
そんな機動兵器に乗せられた徴収兵や敗残兵、懲罰兵らは無理やり出撃させられ、コロニーに向けて突っ込まされる。同盟軍とは比べ物にならない程の物量であるが、パイロットの練度がバラバラな上、特に徴収兵は碌な訓練もされずに前線に投入されている為、同盟軍将兵が駆る機動兵器に次々と的の如く落とされていた。敗残兵と懲罰兵は何とか奮戦しているが、敵機の殆どの性能を上回った機種が多く、性能差で圧倒されてやられるばかりだ。
『のわぁぁぁ!!』
『ネットでただ書き込んだだけじゃないか! なんでこんな目に!? アァァァッ!!』
『い、嫌だ! 僕は、僕は死にたくない!!』
次々と三輪の艦隊の艦載機が同盟軍の激しい抵抗に遭って撃破される中、一人の徴収兵が乗るストライクダガーが戦列を離れようとしていた。無論、敵前逃亡者を逃すはずが無い。
「戦列より離れる友軍機を確認! 徴収兵のストライクダガーのようです!」
「敵前逃亡者か! 撃墜しろ!」
随伴するザムザザーに乗る将兵等は艦載機部隊の監視を行っているらしく、敵前逃亡者を見付けるなり、援護すべきその四本の足に付いている単装砲を撃ち込む。機長の指示の下に撃ち込まれた単装砲は、戦場から逃げようとしていたストライクダガーを撃墜した。
『敵前逃亡は銃殺罪だぞ! 分かっているな!?』
「う、うわぁぁぁ!!」
ザムザザーに乗る機長に敵前逃亡は死罪であると言われれば、逃げ道は無い事を知った徴収兵等は敵陣に突っ込む。それも損害に構わず、恐怖を狂気に変えての突撃だ。
「そうだ! 死にたくなければ敵陣に突っ込め! 生き残りたければ、敵を殺すのだ!!」
言う通りにコロニーに向けて突撃するので、機長はもっと突撃するように言った。
『なんだこいつ等!? いくら落としても怯まないぞ!』
『クソっ、何だってんだ! うわぁぁぁ!?』
死をも恐れずに突っ込んでくる徴収兵らが乗る機動兵器の大群に、同盟軍のパイロットは恐怖する。一機のドートレスが大破寸前になるが、逃げれば殺されると思い、付近のRFザクに張り付いて道連れにする。
かくして、連邦・同盟の双方の機動兵器による激しい乱戦が繰り広げられる中、三輪艦隊の左右に展開する宇宙軍と海軍の艦隊も艦載機を展開した。消耗品のように前に出される傭兵部隊の後へ続くように、母艦より続々と発艦した機動兵器の大群が続く。セイバーフィッシュやロングソード、ブロードソード級と言った戦闘機も混じっているが、機動兵器の機種は三輪艦隊よりマシである。
MSはジェガンJ型やヘビーガン、Gキャノンを初め、ジャベリン、ダガーL、アデルマークⅡと言った現行機が揃い、PTの量産型ヒュッケバインMkーⅡと装備には恵まれていた。その後方には、ドトーレス・ネオやウィンダム、クランシェと言った最新鋭機が続いている。同盟軍もまた増援を送り込んでおり、前線はたちまち大乱戦と化した。
激戦に遅れる形で、両脇をスタルワート級フリゲート二隻で固めたUNSC海軍の最新鋭艦であるオータム級巡洋艦のカタパルトから、ガンダムタイプのMSであるストライクノワールが出撃する。
「スパルタン・クラウド、出撃する!」
スパルタン・クラウド、本名クラウド・マーベリックは自機と共に母艦より出撃した。
彼はコヴナント戦争後にUNSC海兵隊に入隊した若い海兵隊員であり、スパルタンに憧れてスパルタンⅣ計画に参加。見事にその夢を果たしたのだ。地球奪還作戦がスパルタンとして初の初陣であり、数十名の同期が散って行く中、彼は見事に生き延びて見せた。
今回もまた生き延びて見せるべく、他のガンダムタイプと共に出撃した同じスパルタンⅣ達と共に、激戦区へと飛び込んでいく。
コロニー落し阻止の攻防戦が繰り広げられる中、月面基地では連邦軍の増援艦隊が次々と発艦していた。だが、連邦宇宙海軍の艦隊とカロン級フリゲート八隻で編成されたUNSC海軍の戦闘団はコロニーとは違う方向へと向かっていた。他にも数十隻の艦隊が違う方向へ向かっているのが見える。
どうやら本隊がコロニーの敵護衛艦隊の注意を引きている間に、核を満載したコロニー三十基を破壊するようだ。その証拠に宇宙海軍の艦隊にはパワードスーツを身に纏った機動歩兵一個師団が満載されている。八隻のフリゲートにも
本隊が派手に同盟軍のコロニー落し部隊を引き付ける中、コロニー群の側面から展開すべく、奇襲部隊は亜光速ワープを行う。
この共同作戦が成功するかどうかは、神のみぞ知る。