【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争   作:ダス・ライヒ

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辻凪(つじなぎ)あやめ
マブラヴの世界より来た日本帝国軍の女性衛士。階級は少尉で所属は傭兵部隊。
この世界には、G弾投下のショックでやって来た。乗っているのは、77式戦術歩行戦闘機F-4J撃震。
機体がビーム兵装も持たないため、二級戦部隊に配置される。
原案はリオンテイルさん。

グリムリパー・ハルパニア
プロトタイプのブーストテッドマン。既に使い物にならない状態であり、使い捨て前提で基地に配置された。
本人は使い捨てにされたとは、思っていない。
機体はフォビドゥンガンダム。
こちらもリオンテイルさん。

ラナ
地球連合軍に属する19歳の伍長。
元エアレーサーで双子アイドルの姉の方。アイドルやりながらエアレーサーをしており、軍に徴兵された。
問題行動ばかり起こしており、軍上層部に双子揃って囮にされてしまう。
搭乗機はスピアヘッド。

ロナ
地球連合軍に属する19歳の伍長。
姉と同じく元エアレーサーでアイドル。実は男である。なんで女のように見えるかは、姉と母の所為である。
それでも姉が大好きであり、同じくエアレーサーをしていた為に軍に徴兵される。
当然、姉と共に問題行動を起こしていたので、囮にされた。
搭乗機はスピアヘッド

ターニャ・フォン・デグレチャフ
知るぞと知る最強の幼女で、生前が人事課に属する冷酷なサラリーマン。
二度目の転生を迎えたデグ様であり、記憶も存在Xの策略により受け継いでしまっている。
前の世界で死んだが、存在Xに対する信仰心を持たないと言う理由でまた幼女にされ、また軍人にされる。しかも、危険な地域で活動を主任務とする特殊部隊の長をやらされている。
イブ人と言う女性だけの種族として転生されており、更にはその中でも特殊な人種である「ロリータ」と言う生涯幼女な人種にされ、存在Xに死ぬまで幼女であることを強いられてしまった。


大規模防衛戦その1

 コロニーレーザーでホワイト中将の宇宙艦隊が消滅したのを合図に、サイクロプスが仕掛けられた基地の衛星軌道上にて、同盟軍の大規模な降下部隊を載せた艦隊が集結し、搭載していた大量の降下艇やポッドを次々と目標へと投下していく。

 対策のための連邦艦隊が布陣を敷いていたが、圧倒的な数を前に全滅する。

 それはさながら、大量に落下してくる隕石のようであったが、地表を破壊する物ではなく、侵攻部隊を展開させる物であった。

 宇宙のみならず、地下や海上、海中からも恐ろしい数の同盟軍の侵攻軍が基地に殺到してくる。

 三方より攻撃を受けた囮にされた基地の守備軍は、その多過ぎる数の敵侵攻軍を前に、混乱状態に陥っていた。

 

「何なんだこの数は!?」

 

「こんなに出て来るなんて! 情報部は何やってんだ!?」

 

「とにかく迎撃部隊を出せ! 出せるもの全部だ! 傭兵共も出せ!!」

 

 守備軍本部は有象無象に来る敵部隊に混乱する中、迎撃部隊の展開を命じた。

 既に敵部隊の攻撃は行われており、先に発進したセイバーフィッシュやスピアヘッド、ロングソード戦闘機を初めとする迎撃戦闘機部隊の半数が、ミサイルやビーム攻撃で撃墜された。

 

「あんなんで私たちに戦えって言ってたの!? 正規軍のくせして! バルキリー隊は直ちに展開! デストロイド隊は所定の位置にて迎撃! いつものことよ! 生き残るわよ!!」

 

 正規軍は混乱する状況下であるが、難民を載せているマクロス級のイブ人の部隊は、幾度も似たような状況を経験しているためか、臨機応変に対応していた。

 敵が集中する方に配置され、マクロス級がデカ過ぎる所為か、同盟軍のリオンの大群が迫ってきた。直ぐにVF-1系統やVF-11系統を初めとするバルキリーで編成された迎撃部隊が、それを迎え撃つ。取りこぼした分は、マクロス級の対空砲火で対処する。凄まじい数のリオンが落とされているが、同盟軍は退くこともせず、その大規模な戦力を投入してくる。

 

「死ねぇ! エイリアン共が!!」

 

 それぞれ実戦経験のある部隊が臨機応変に対応する中、出撃を命じられた傭兵部隊も出動する。

 

『早く行け、コンドーム! 邪魔だぞ!!』

 

「またコンドーム呼ばわりなんて…! 辻凪あやめ、撃震、出撃します!」

 

 管制官より酷い蔑称を呼ばれたのは、この中では異質の存在である戦術機に乗る辻凪あやみは出撃した。

 そんな蔑称で呼ばれるのは、彼女が来ている衛士強化装備の所為である。戦術機に乗るためには、この装備を身に付けねばならない。その衛士強化装備は薄く、身体のラインが諸に出る物であった。

 事情を知らないこの世界の者たちは、それをコンドームや避妊具と言い、挙句にあやめを売春婦呼ばわりした。傷ついたあやめであるが、ヴィンデルの歪んだ理想郷には身寄りもないので、傭兵として生きていく他なかったのだ。

 出撃したあやめは、圧倒的物量で迫る同盟軍を見て、前の世界で見たBETAと呼ばれる自分の地球を侵略してきた宇宙生物のことを思い出す。

 

『敵は何機いるんだ!? うわっ!?』

 

「何よこの数…!? まるでBETAじゃない!」

 

 無線機より味方の兵士の悲鳴が聞こえる中、あやめはBETAを思い出しながら、地上や空から迫る無数の敵機に向けて突撃砲を放つ。何機かは撃破できたが、焼け石に水であり、倒しても撃ち落としても同盟軍の機動兵器や戦車、航空機は湧いて出て来る。あやめはそれに恐怖した。

 味方も奮闘しているようだが、圧倒的な敵を前にして、戦線を後退するばかりだ。レーダーを見れば、敵が来る方は赤い反応で埋め尽くされ、青く反応する味方の数が徐々に減っている。

 

「俺は! 失敗作じゃない! 最強の兵士だ!!」

 

 上空では、無数のリオンにディンやバビなどの空戦用機動兵器を相手に暴れ回っているフォビドゥンガンダムに乗るブーストテッドマンのグリムリパー・ハルパニアは、自分が失敗作でないことを叫んでいた。

 だが、この基地は既に爆破する予定であり、彼は守備軍と同じく生贄として配置されているとは思っていない。上層部よりそう信じ込まされているからだ。

 

「死ねぇ! エイリアン共! お前たちは、このグリムリパーが駆逐する!!」

 

 そうとは知らず、ハルパニアのフォビドゥンはその全ての兵装を駆使して無数の敵を相手に暴れ回っている。既に十機以上は落としていたが、敵軍は怯むことなく数の多さを生かして包囲している。

 その横を阿吽の呼吸のような二機のスピアヘッドが通過し、コヴナント軍のバンシー軽戦闘機の編隊を機関砲で一掃した。

 

『あのガンダム凄いね! 姉さん!』

 

「えぇ! 乗ってみたいとは思わないけど!」

 

 妹ではなく、弟であるロナにハルパニアのガンダムは凄いと言われた姉であるラナは、乗ってみたくないと返し、照準に合ったヘルガスト軍のエイタックを空対空ミサイルで撃墜する。

 

「私はあの難民が乗ってるバルキリーってのに、乗りたいんだけどね!」

 

『あれはロボットに変形するけど、戦闘機だからね! 僕もさ!』

 

 撃墜してから本当はバルキリーに乗りたいと言えば、弟のロナもバルキリーに乗りたいと言う。ロナは姉のことが好きなのだ。

 双子は軍に入る前は、エアレーサーをやりながらアイドルをしていた。だが、状況が悪化してエアレーサーの腕を軍が目を付けたのか、双子を軍に徴兵した。

 腕の良さから最新鋭の変形型MSに乗る候補に上がっていたが、問題行動ばかり起こすので、候補から外され、軍上層部の怒りを買って生贄としてこの基地の守備軍に配置された。腕前は凄いが、エースには敵わない。

 機動兵器の攻撃を避けつつ、リオンを共同で撃破してから、セラフ戦闘機に襲い掛かったが、シールドで機関砲による機銃掃射は防がれてしまう。

 

「あぁ! シールド持ち、うざい!」

 

『せこいよね!』

 

 シールドで自分たちの攻撃を防がれたことに、ラナは悪態を付き、ロナは姉の背後を取ろうとするリオンをミサイルで撃墜して、セラフ戦闘機はせこいと口にした。

 

「凄い数だ! こっちに何機か回せないのか!?」

 

『回せるわけないだろ! 現状の戦力で対処しろ!』

 

「で、出来るのか…!? この数を…!」

 

 ジェガンJ型に乗り、同型に乗る部下たちと共に迎撃に出たリュウであったが、無数の敵機を見て怖気づく。

 彼の小隊が担当する地区には、とてもではないが対処しきれない数の同盟軍参加勢力の戦闘車両にザウート、バクゥが迫って来る。対してこちらの戦力はジェガン四機にUNSCから給与された旧型のスコーピオン戦車二個小隊、同じく旧型のライフル類を装備した歩兵一個小隊だ。敵歩兵は連隊規模が迫ってきている。そんな戦力で、どう対処しろと言うのか。

 

「だ、駄目だ! 後退の許可は!?」

 

『後退だと!? 退くんじゃない! 航空支援を受けたければ、敵の航空機でも落としておけ! アウト!!』

 

「そ、そんな…!」

 

 後退の許可は出ないのかとコマンド・ポストに問えば、退くなと言われた。いくら航空支援を受けられるとは言え、あの数を抑えられる物じゃない。

 幾度かの実戦を経験して中尉にまで昇進しているリュウは逃げようと思ったが、他の部隊のことを考え、十五分以上はこの区画を耐えてみようと判断し、防衛している全ての部隊に通達する。

 

「みんな聞け。現状の戦力で対処するしか無くなった! 十五分ほどこの区画の防衛を維持する! 十五分後には、後退だ! 分かったな!?」

 

 そう防衛している部隊に言った後、リュウは前に出て押し寄せて来る同盟軍に向けてビームライフルを、僚機と共に撃ち始めた。

 

「クソっ、何と言う数だ! このままでは圧し潰されるぞ! 右舷はどうか!?」

 

 自分たち専用に改造した量産型ヒュッケバインMk-Ⅱで、防衛戦に参加したヴィン等サンヘイリ族も、有象無象の敵軍を迎撃していた。

 ギラ・ドーガやジンをプラズマガンで撃墜したヴィンは、部下に右舷の友軍部隊の様子を問う。

 

『駄目です! 通信に反応なし!』

 

『左舷は混乱状態の模様!』

 

「ぬぅ…! このままではこちらも包囲される! 後退せねば!」

 

 自分たちの右舷に居る友軍部隊は既に壊滅しており、通信機より反応がない事でそれが分かった部下は、直ぐにヴィンに報告する。左舷の方を見ていた部下も、そこに居る味方は混乱状態に陥って立て直しが不可能と判断し、上官にそれを報告した。

 左右が既に敵の手に落ちたと分かったヴィンは、ここで維持していては包囲されて壊滅させられると判断して後退を選択する。

 いくら自分らが強かろうと、味方があの様では数の暴力で磨り潰されるだけである。

 

「第二防衛ラインまで後退だ! そこで補給を行い、再び防衛戦を再開する! 我に続け!!」

 

『了解!』

 

 ヴィンの後退命令に従ったサンヘイリ族のサンヘリオスの剣の戦士たちは、プラズマライフルを撃ちながら第二防衛ラインまで後退した。

 

 

 

「海上の方は良く持ちこたえている…陸の方は第二防衛線まで後退か」

 

 基地より十キロメートルは離れたところで、戦闘の様子を測距儀で見ていたターニャは海上の防衛線は暫く持ち堪えれると判断し、陸は第二防衛線まで後退したことを確認した。

 上司より難民の救助を命じられ、この世界へ配下の部隊を連れて来たターニャは、偽装を施して待機している部隊を見る。彼ら彼女らでは、あの激戦区を潜り抜け、マクロス級まで辿り着くのは不可能と思う。

 目標であるマクロス級も見付けたが、敵が集中している区画で戦闘を行っているため、そこに辿り着けても、流れ弾で大部分が脱落するかもしれない。それに連邦軍の守備軍の布陣が、何処かで見たような気がする。それを見たターニャは、まるで自爆兵器を使う為の囮のような気がしてならない。その不安は合っているが、ターニャは思い出せない。

 

「まるで囮のようだが…うーん、何だっけかな…?」

 

 必死に思い出そうとするが、思い出せない。

 とにかく、基地に何か仕掛けられているかもしれないので、ターニャは部下たちに自分一人で確認してくると伝える。

 

「基地内に潜入する。お前たちはそこで待て。信号弾を挙げたら、あのマクロス級と合流しろ」

 

「逃げるつもりか?」

 

「何を言う? 帰還の手段は大尉が握っておるのだろう。逃げるつもりなら、真っ先に貴公を殺している」

 

 基地内に単独で潜入すると言うターニャに対し、監視員の大尉は逃げるつもりかと問う。これにターニャは、逃げるなら真っ先にお前を殺していると答え、浮遊してから左腕に装着している電子機器を操作を行う。

 言い忘れていたが、ターニャは生前も今も魔導士と呼ばれる兵科である。魔導士と言う兵科について、詳しい話を大分省くが、簡単に言えば魔法を使い、空を飛べたり出来る戦闘ヘリと言ったところだ。

 元の世界ではもう戦闘ヘリが普及した頃には消えてしまった兵科であるが、イブ人の残党勢力では現代の科学力を使ってかなりの進化を遂げていた。

 魔導士の必要な演算宝珠と呼ばれる装備は大きかったが、様々な世界の科学力で小型化に成功し、更には攻撃力も防御力も繁栄期よりも恐竜的進化を遂げている。ターニャもこれが前に生きていた時にあればと口にした程だ。その性能は訓練不足の魔導士でも、熟練の魔導士以上の動きが出来る程で、前の世界の魔導士が出来なかったことを殆ど出来る物だ。

 

「さて、基地に侵入して、何があるか見て来るか」

 

 ターニャはそう言ってから左腕の電子機器を操作し、自身の姿を消した。前の世界で限られた者しか出来なかったステルス迷彩である。

 最新技術を施した演算宝珠に導入された機能の一つであり、レーダーにも映らないので、容易に幽霊になれることからゴーストと呼ばれた。使用可能時間は一時間程度で、敵前逃亡を防ぐために味方のレーダーには映る仕様となっている。

 その機能を使い、完全に姿を消したターニャは、激しい攻防戦が繰り広げられている基地へと飛んでいった。




提供順に登場させて頂きます。

SEEDを視聴したことがあるデグ様は、果たして人間ポップコーン回を思い出せることが出来るのか…!?

キャラ募集はあと四日で締め切るよい。
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