【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争 作:ダス・ライヒ
性別:男
年齢:48歳
階級:大佐
所属:連邦宇宙軍第7機動艦隊
乗艦:ドゴス・ギア級宇宙戦艦「ジョージⅤ世」
概要:現存する連合王国貴族サザーランド公爵。第二次世界大戦、バトル・オブ・ブリテンを戦い抜いた偉大なるジョージⅤ世の名をいただく船に座乗できたことを光栄に思っている。機動艦隊旗艦の座乗者として一撃奇襲による浸透殲滅ドクトリンを掲げるが、持久戦や砲戦も普通にこなせる。
冷静沈着で、相手の心を深く鋭く抉るブリカス仕草はお手の物。なお、極稀に味方にもクリーンヒットする模様。
名前:スコット・ナジマ
性別:男性
年齢:28歳
階級:中尉
所属:連邦宇宙軍第7機動艦隊
乗機:ジェガンR型(ハイパー・バズーカ追加装備)
概要:日系アメリカ人。北米や日本など極東戦線、また月面での戦闘による活躍で、義勇兵から中尉にのし上がった。恐ろしくポジティブシンキングで今まで支給された乗機をぶっ壊してでも大戦果をあげ、それを良しとするある意味危ない性格。そのため、今回の同盟軍のコロニー落としまでは警備部隊に左遷されたが、緊急招集を受けた。乗機はこれで3機目。
いつもアメリカの行進曲「星条旗よ永遠なれ」を流して操縦するほどの愛国者。
キャラ提供は神谷主水さん
同盟軍による狂気のコロニー落しを阻止するべく、連邦軍が決死の防衛戦を展開する中、全長630メートルを誇るドゴス・ギア級宇宙戦艦「ジョージⅤ世」を旗艦とした連邦宇宙軍第7機動艦隊は、全艦艇を以てISA海軍の艦隊と共にコロニーへと突撃する。
ウィンダムや量産型ヒュッケバインMk-Ⅱを展開しながら進むISA海軍艦隊の主力艦は、宇宙軍のどの艦艇より遥かに大きく、ジョージⅤ世の真上を強引に通る。その主力艦の艦長は退くように事前連絡を行う。
『そこの宇宙軍のアホ、退けェ! ミンチにされてぇのかァ!?』
ジョージⅤ世の真上を通ろうとする主力艦、正確には戦隊旗艦であるが、数ばかりな宇宙軍を見下しており、艦長はチンピラのような口調で退くように告げる。これにジョージⅤ世の艦長、連合王国貴族の公爵の位を持つハーバード・サザーランド・エジャートン大佐は不快感を示す。操舵手は船体のどの部分にもぶつからないように、船体を下げる。
「奴らめ、碌に公用語を話せんのか? 我が艦隊の連中と言い、英語は公用語ではないのか?」
ISA海軍の恫喝染みた事前連絡に、エジャートンは自分の艦隊の人員も含め、碌に公用語である英語を話せないのかと文句を言う。彼の言う英語は英国訛りであり、それが起源であるのが、連邦政府が定めた英語はアメリカ訛りであって、英国訛りは田舎者だと馬鹿にされる。故にエジャートンを慕う者は居ない。
「真上のラルフISA海軍第四戦隊、敵艦隊と交戦開始!」
「MS隊を発艦させますか?」
「うむ、出せ。宇宙軍の威信を見せよ!」
「はっ、MS隊発進! 僚艦も直ちに艦載機を発艦させよ!」
レーダー手が逐一状況を報告する中、副官がMS隊を発艦させるかどうかをエジャートンに問うてきた。これにエジャートンは、艦橋の窓から見える戦闘の光を見ながら出撃を命じる。副官は応じ、艦長兼提督の命令を僚艦にも伝える。
『各小隊、順次発艦せよ! 繰り返す、順次発艦せよ!』
「了解! ステイツ小隊、発進する! 退かねぇと吹っ飛ばされっぞ!!」
エジャートンの命令が艦内のみならず僚艦にも伝達される中、ジョージⅤ世のハンガー内でも発艦命令が伝達され、MSジェガン等の装備した各小隊は続々と出撃していく。UNSCやISA、UCAには劣るドゴス・ギア級であるが、それでもハンガー内はかなり広く、五十機以上のMSを搭載可能だ。
そんなMS小隊の一つであるステイツ小隊の隊長スコット・ナジマは、乗機のジェガンR型の両足をカタパルトに固定させ、勢いよく打ち出されて出撃した。
スコットはまだ第7機動艦隊に着任したばかりであるが、熟練のパイロットだ。その証拠に彼の乗機であるR型は改造が施され、背中にはハイパー・バズーカ一門がマウントされている。
転属前は地球の各戦線を義勇兵として転々としており、大戦果を上げていたが、支給された機体を尽く破壊して来たばかりに警備部隊に左遷された。熟練のパイロットなので緊急招集を受け、ジョージⅤ世のMS隊に配置転換されて今に至る。
『隊長、また星条旗よ永遠なれっすか?』
「当り
一緒に配置転換された部下より鼻歌の事を問われれば、スコットは真の愛国者であると答え、自由惑星同盟に自由を教えてやると豪語する。その言葉通り、スコットはR型専用のロングバレルビームライフルで、ISAの機動兵器部隊と乱戦している同盟軍機を狙撃する。一発目は外れたが、二発目は命中し、三発目で貫通されて撃破される。撃破したのはドラドだ。
「一機撃破! やっぱりアメリカと言えば火力だな! ヒャッホーイ!」
敵機を撃破したスコットはテンションを上げ、更に二機目に狙いを定め、二発を撃ち込んで撃破する。
「チビのゴーグル野郎め、ファックしてやるぜ!」
二機目を撃破したスコットは空かさずに三機目の小型MSであるデナン・ゾンに狙いを定め、牽制に頭部に装備されたバルカンポッドを撃ち込む。バルカン砲を撃ち込まれたデナン・ゾンはビームシールドを張って防ぐ中、続けざまにシールド内蔵式四連装ミサイルランチャーを発射。爆発で発生した煙で相手の視界を塞いだ後、ビームライフルを乱発して敵機の片足を破壊した。
「ケツの穴にロケット弾だ! 逝っちまいな!」
そこから敵機の真下へ回り込み、背中のハイパー・バズーカを撃ち込んだ。片足を損傷していたデナン・ゾンはそれに気付かず、股間部にバズーカより発射されたロケット弾を受けて大破する。デナン・ゾンが爆発する中、スコットのジェガンはバズーカを背中へ戻し、ライフルに切り替える。
「へっ、自由の味はどうだい!」
そう言ってから次なる敵機に狙いを定め、ビームライフルを連発して撃破する。
『おい、宇宙軍のクソ野郎! そいつは俺の獲物だぞ!?』
「うるせぇ! テメェが手こずってるからよ、俺様が頂いたんだよ! このノロマ!!」
その敵機はISA所属のウィンダムが狙っていた獲物であるらしく、そのウィンダムに乗っていたパイロットからスコットのジェガンにクレームの無線連絡が来る。これにスコットは映像越しから文句を言う友軍機のパイロットに向けて中指を立て、手間取ったお前が悪いと侮辱して次なる敵機を狙う。
『や、野郎! ふざけやがって!』
『止せ、アンカー4-2! 戦闘中だぞ!!』
『ちっ! 後で覚えてやがれ!!』
「へっ、宇宙軍だからって舐め腐ってるからよ!
スコットに激怒したISA所属のパイロットは彼のジェガンにビームライフルを向けるが、僚機の同じ機体に乗るパイロットに注意されて戦闘に戻る。大人しく戦闘に戻るISA所属のウィンダムらに、スコットは挑発で返し、狙ったゲイツを撃破した。
「主砲、十一時方向の敵艦に照準。撃て!」
ジョージⅤ世のエジャートンもスコットに負けに劣らず、奮戦していた。連装型メガ粒子砲を斉射し、既に三隻の敵艦を撃沈している。
「ローラシア級、轟沈を確認!」
「フフフ、伊達にこのバトル・オブ・ブリテンを生き抜いたジョージⅤ世の名を持つ船を任されてはおらんのだよ」
戦果報告にエジャートンはほくそ笑む。彼は出身地の英雄の名を持つこのドゴス・ギア級を任されたことを光栄に思っている。それは溺愛に近く、傷付けさせない為に僚艦と艦載機だけを前に出し、射程の長さと火力の高さを生かした砲撃戦を展開した。一撃奇襲による浸透殲滅ドクトリンを掲げているが、このコロニー落し阻止作戦は大規模な艦隊戦になるため、自分の艦が傷付かないような戦法を取っている。
巧みな対応で戦闘を有利に進めていく中、ジョージⅤ世の射線にISA海軍のフリゲートが重なってしまうと言う報告が砲術長から来た。
「艦長、主砲の射線に友軍のISA海軍のフリゲート、ボストン号が…」
「ボストンには警告してから十秒後に撃て。言うことを聞かねば撃って構わん」
「で、ですが…」
「何をしている? 私の命令が聞こえてなかったのかね? 警告後、主砲斉射。直ちに実行したまえ」
この報告に、エジャートンは警告してから撃てと告げるが、砲術長は戸惑いの表情を見せるが、気迫に圧されて逆らえず、命令を実行する。
「はっ! ISA海軍所属フリゲート艦ボストン号へ、貴官は我がドゴス・ギア級宇宙戦艦ジョージⅤ世の射線に入っている。十秒以内に回避行動を取らねば、貴官は我が艦の砲撃に巻き込まれる。直ちに射線より退避せよ」
『何っ? 俺たちごと吹っ飛ばすってのか!? ふざけんじゃねぇ! こっちは乱戦やってんだぞ! そう簡単に抜けられるか!!』
当然、海軍所属のフリゲートは直ぐに応じられるはずも無く反対するも、エジャートンの命令を聞いていた砲術長は艦砲射撃のカウントダウンに入る。
「十、九、八、七」
『や、野郎! この件は戦闘後に報告するぞ! 覚悟するんだな宇宙軍のクソ共!!』
「ボストン、射線上から退避」
「フン、こちらの戦闘領域に勝手に入っておいて抗議とはな。そちらの方が悪いだろうに」
カウントダウンの声を聴いて本気だと分かったISAのフリゲートの艦長は後で抗議すると返し、ジョージⅤ世の射線上から退避する。同盟軍機と乱戦していた艦載機も同じく離れていた。普通なら問題だが、悪いのは我が物顔でエジャートンの艦隊の戦域に入って来たISAの戦隊の方であった。故にエジャートンが何の罪悪感どころか、鬱陶しく思っているのはその為だ。カウントダウン後にジョージⅤ世の艦砲は一斉射され、標的にしたムサカ級巡洋艦を撃沈した。
「ムサカ級に命中、轟沈を確認!」
「引き続き、索敵を継続せよ。ISA海軍の奴らが邪魔のようだが、一切気にせずに撃て」
標的にした敵艦の撃沈を確認すれば、エジャートンは引き続き戦闘を継続するように指示を出した。
連邦軍の宇宙軍と宇宙海軍の連合艦隊による攻勢が同盟軍のコロニー落しの護衛艦隊に圧力を加える中、月面やその他の小惑星基地より発進した各奇襲部隊は、ワープでコロニー群の左右のみならず、上方や下方、背後に回っていた。
コロニー群の上方に出現したストライデント級重フリゲート「ゆうぎり」を旗艦としたスタルワート級軽フリゲート艦七隻を中心としたUNSC海軍の奇襲部隊である戦闘団は、全速力でコロニー群に突進する。この攻撃は他の奇襲部隊と同時に行われており、下方にワープで出現したあの月面基地より発進したカロン級フリゲート八隻の戦闘団もコロニー群に全速力で向かっていた。搭載しているODST一個旅団を展開し、コロニーの何基かを制圧するのだ。
機動歩兵一個師団を満載した連邦宇宙海軍の艦隊もコロニー群左側面と背後にワープし、そこから目指しているが、宇宙軍もまた右側面に艦隊を展開しており、同じくコロニー群を目指して全速力で向かっていた。これを同盟軍は、前面に展開する多数の連邦艦隊に集中しているため、気付かずにいた。