【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争   作:ダス・ライヒ

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ステパン・ルスラーノヴィチ・ドラグノフ
地球連合軍(ユーラシア連邦)に属する准尉。
戦車エースであり、MS六機を戦車で撃破した経歴を持つ。だが、戦争犯罪を犯した友軍に対する攻撃を行ったため、軍法会議に掛けられ、抹殺の為に基地の守備軍に配属させられる。
搭乗機は陸戦強襲型ガンタンク改
原案は黒鷹商業組合さん。

ティムキン
元レストラン店員のパイロット。荒事は苦手で臆病であるが、常に周囲を警戒して危機察知能力が高い。敵を倒すよりも、自分と仲間の生存力を上げるためにサポートに徹する。
搭乗機は複合装甲シールドを装備したGキャノン

エメルダ
面倒見が良いムードメーカー。戦場でも仲間を励まし、後方から支援する。
搭乗機はアデルマークⅡ・スナイプカスタム
両者とも原案はkinonoさん。

カルマ・フォルセティ
物心ついた頃に傭兵である義父に拾われ、義父に倣って傭兵になった青年。
戦場ではいつも先陣を切っており、搭乗機の必殺技であるジェットマグナムを多用する。
搭乗機は量産型ゲシュペンストMk-Ⅱ

ジークハルト・クリーガー
祖父の代からMSパイロットをしている地球連邦軍に属する少尉。
面倒見の良い性格で、非常に勘が良くて反応速度に優れている。
搭乗機はジェムズガン
両者とも原案はmikagamiさん。

ゲル・スラオム
サンヘリオスの剣に属する航空隊の兵士。
過去にコヴナント戦争に参加しており、敵前逃亡者を親の仇のように憎んでおり、自分の手で抹殺しないと気が済まない性格をしている。
ここに来ても敵前逃亡者を同族のみならず人間も殺しているため、注意を受けていた。
搭乗機はバンシー
原案はスノーマンさん。


大規模防衛戦その3

 ターニャが基地内にある司令部へと潜入を試みる中、地上では既に退役である陸戦強襲型ガンタンクを改造し、防衛戦に参加していた地球連合軍に属するステパン・ルスラーノヴィチ・ドラグノフは、無数の敵機を相手に奮闘していた。

 

「全く! 愛車を潰されてこいつに乗って戻ってくれば、さっきより数が多いじゃないか!!」

 

 コクピット内で煙草を咥え、機体の両手に持って居るガトリングガンを乱射するステバンは、先ほどより敵の数が増えていることに悪態を付く。

 第一防衛ラインまでは、リニアガン・タンクに乗っていたステバンであるが、撃破されて脱出し、このガンタンクに乗って第二防衛ラインに戻って来たのだ。

 周囲に居る敵を片付けた後、機体を突撃砲形態に変形させ、後退する友軍部隊とは逆方向の前線へと向かう。

 

「潰されるーっ!」

 

 突撃砲形態を取りながら突き進む陸戦強襲型ガンタンクに、群がるグラント(アンゴイ)族は逃げるが、逃げ遅れた数体は無限軌道で潰される。

 

「退けっ! グラント共が!!」

 

 ステバンは真下に居るアンゴイ族を潰しながら敵部隊に向け、一門から二門にした220ミリキャノンを撃ち込んだ。狙ったのは、海上より上陸してきたザフトの水陸両用MSであるゾノだ。威力は二門に増えて絶大であり、一撃で撃破した。

 次に僚機である水陸両用機であるグーンを撃破し、機体を変形させて再び両手に持ったガトリングガンで、上陸してくる敵部隊や航空部隊に向けて乱射する。

 この一帯の防衛区画は、ステバンのガンタンクの奮闘によって暫くは持ちそうだ。

 

「あのおっさん、一人で大丈夫か!?」

 

 ビームを受け付けないほどの大型のシールドを装備したGキャノンに乗るパイロットであるティムキン上等兵は、旧式なのに関わらず、単独で防衛戦を行っているステバンを見て、自分らも加勢した方が良いんじゃないかと問う。

 元々レストランの店員で荒事は苦手な臆病であるが、自分から軍に入隊しており、常に周囲警戒を行って危機察知能力も高い。戦闘も敵を倒すよりも、自分や仲間の生存を優先してサポートに徹している。その為に、彼が乗るGキャノンのシールドは複合装甲で厚いのだ。

 

『だったら行けば?』

 

「えっ!? なら援護してくださいよ!」

 

 その言葉にティムキンより階級の高い女性パイロットが呟けば、彼は援護してくれと頼む。ティムキンは敵の攻撃を防ぐのに手一杯であり、とてもステバンの所には向かえない。

 ティムキンの頼みに応じてか、狙撃用にカスタマイズされたアデルマークⅡに乗るエメルダ軍曹は、上空のバビを狙撃で撃墜してからステバンの周りにいる敵を貫通性の高いスナイパーライフルで狙撃し始める。

 彼女の狙撃による援護が行われる中、ティムキンはステバンのガンタンクの前に出て敵の攻撃を防ぐ。

 

「准尉、大丈夫です?」

 

『なんだ? 邪魔をしに来たのか?』

 

『何言ってんです? 助けに来たんですよ!』

 

『いらんわ! 良いからお前たちも下がれ!』

 

 ステバンのガンタンクの周りにいる敵を狙撃して撃墜したエメルダは無事かを問えば、彼は邪魔をしに来たのかと問う。いらぬ世話であったらしく、エメルダの代わりにティムキンが助けに来たと答えれば、ステバンは自分に構っていないで後退しろと言う。

 

「そんな旧式の戦車見たいなMSで、意地なんて張ってる場合ですか? 私が援護してあげるから、准尉も下がってくださいよ!」

 

『こいつのシールドは頑丈です! 自分が盾になりますから! あんなにバカスカ撃って、弾なんか残ってないんでしょう?』

 

『ちっ、お前たちが言う所為でもう弾切れ寸前だ。補給の為に後退する。死ぬなよ!』

 

「死ぬっかっての」

 

 エメルダの説得にステバンは答えなかったが、目の前に立って敵の攻撃を防いでいるティムキンが両手のガトリングガンが弾切れであると言えば、彼は残弾を確認する。彼の言った通り、ガトリングガンは弾切れ寸前であった。二人からの説得に対し、ステバンは補給の為に後退すると言って従う。

 従ってくれたステバンに二人は旧式機の後退を援護しつつ、補給所まで後退した。それと同時に、一機の旧型機とも言うべき量産型ゲシュペンストMk-Ⅱが横を通過し、敵部隊に向けて突撃を行う。

 

「うぉぉぉ! ジェットマグナム!!」

 

 その機体に乗るパイロット、カルマ・フォルセティは機体の必殺技である左手のプラズマを使った格闘武装「ジェットマグナム」を使い、一機の敵機を殴り潰し、続けて二機目を潰して最後に三機目も撃破した。直ぐにマシンガンを撃って後退しようとするが、前に出過ぎたのか、包囲されてしまう。

 

「しまった! いつもの癖で前に出過ぎた!」

 

 自分の突撃癖で敵に包囲されてしまったことで、カルマは背後の敵に突撃を行おうとしたが、攻撃されて近付けない。そんな彼の包囲されたゲシュペンストを、面倒見の良いパイロットが乗るジェムズガンが救援に入る。

 ビームを撃ちながら近付き、カルマ機の背後に居る敵機を追い払えば、そのジェムズガンに乗る面倒見の良いパイロット、ジークハルト・クリーガー少尉は早く下がれと無線機で告げる。

 

「そこの旧式機! 早く下がるんだ! 援護する!!」

 

『おっ、すまねぇ! あっ!?』

 

 ジークハルトは早く下がるように言えば、カルマは礼を言って下がろうとした。そんな時、ジークハルトのジェムズガンの真下よりRFザクが飛び掛かって来る。

 これに気付いたカルマは真下より迫るRFザクのことを知らせようとしたが、彼が気付くよりも早くジークハルトは気付いており、コンマ単位で真下にビームライフルを構えてビームを撃ち込んで撃墜する。

 

『あ、あんた…反応速度が高いんだな…!』

 

「生まれながらさ。妙に感覚が鋭くてね。とにかく、早く離れよう。次はこうはいかない」

 

『それもそうだな。二度目があるとは限らない』

 

 余りの反応速度の速さにカルマが驚く中、ジークハルトは生まれついての能力であると答え、二度目が無いと言って彼と共に後退した。

 

 

 

 一方で基地内へと潜入したターニャは、気付かぬミスを犯していた。そのミスは並の人間なら気付かぬ小さい木葉であったが、運悪くそれに気付く者がいた。サンヘイリ族のゲル・スラオムである。

 現サンヘリオスの剣所属で元ステルス兵であり、完全に幽霊へとなれるターニャが落とした木の葉で、彼と言うか彼女の存在に気付いたのだ。同盟軍も保有するバンシーに乗っており、味方に誤射され、修理を兼ねた補給中にその見落とす木の葉を見付けて気付いたようだ。

 

「敵前逃亡者だな!」

 

 ステルス装備を持った連邦兵など防衛戦に参加しているはずがないが、ゲルは敵前逃亡者を親の仇のように憎んでおり、自分の手で抹殺しないと気が済まない。即座に敵前逃亡者と決め付け、ターニャの追跡を始めるためにバンシーより歩兵装備を取り出す。

 

「待っていろ、臆病者。俺の手で殺してやる!」

 

 歩兵装備を身に付けたゲルは前線へ戻るよりも、敵前逃亡者の抹殺を優先し、ターニャを追跡する。

 戦闘種族であるサンヘイリ族に追跡されているとも知らないターニャは、魔力を節約するためにステルス迷彩を解き、物陰に隠れた。

 

「魔力は節約せんとな。さて、司令部まで少しと言ったところか…」

 

 物陰に隠れ、左腕に装着している機器で現在地を確認し、目指す司令部まであと少しくらいだと分かった。位置を確認している彼女の背後から、ローカストのドローン二体が銃口を向ける。

 

「動クナ。小サイグランドウォーカー」

 

「敵ノ司令部マデ案内シロ」

 

「っ? ギアーズ・オブ・ウォーのローカストか。さて、どうしようか」

 

 ローカストに絡まれたターニャは、どうするかと思って考えた。銃口を向けられているにも関わらず、どうして落ち着いているかは、容易く殺せるからである。直ぐに殺さない理由は、周りの連邦兵に自分の存在を気付かせないためだ。

 前世も今も頭の良いターニャは直ぐに対応策を思い出し、それを迷わずに実行する。それは、泣き叫ぶ幼女であった。銃紐で抱えられた45口径拳銃弾を使用する釘打ち機のような外見を持つTDIベクター短機関銃が吊るされており、胸にナイフのホルスターを付けた予備弾倉を収めている弾帯ベストを身に付け、右腰にはグロック36自動拳銃を収めたホルスターを付けている。

 こんな武装をした幼女が居るわけがない。知能の低いドローンでもそれが分かり、互いに向き合って数秒してから、ターニャに銃口を向けた。

 

「うわーん! お母さんとお父さんが居ないよ~!」

 

「煩イグランドウォーカーダ」

 

「殺シテシマオウ」

 

「あぁ、そうなるか。仕方がない」

 

 ターニャも泣き叫ぶ幼女の真似が通じるはずがないと分かっており、直ぐに彼女は両手に魔法を込め、二体のドローンを素早く撲殺した。魔力で腕力を上げており、ターニャの魔法拳を受けたドローンはバラバラに砕け、一瞬にして原形を留めない肉片と化す。辺り一面が血塗れとなり、ターニャにも返り血が飛んでくるが、魔法を使って防いでいた。

 

「これで潜入がばれるのも時間の問題だな」

 

 自分が潜入した痕跡を残してしまったターニャは、ステルス迷彩を起動させてから司令部へと進んだ。物陰よりゲルに追跡されていることを知らずに。

 

「うわぁぁぁ! ママ! ママ!!」

 

「痛い! 痛い! 俺の足は!? 俺の足は何処だ!?」

 

「腕の感覚が…! 私の腕が…!」

 

「(救護所か。いや、野戦病院と言ったところだな)」

 

 司令部を目指し徒歩で進んでいれば、救護所と言うか、野戦病院と化している区画へと辿り着いた。

 手足を失ったり、大火傷を負ったなどの重傷の将兵らが主に運び込まれており、そこで応急処置を受けている。助かる見込みのない者は、一ヵ所に集められてモルヒネを投与されていた。つまり、安楽死させているのだ。

 衛生兵や軍医に治療を受けている者たちが叫ぶ中、似たような光景を見て慣れ切っているターニャは平然と通り過ぎる。一方で彼女を追跡しているゲルは、呼び止めを食らっていた。

 

「エリート! お前は駄目だ!」

 

「うぉ!? 何をする!?」

 

「(なんだ? まぁ、良いか)」

 

 追跡を行っていたゲルは衛生兵に阻まれて進めなかった。その声はターニャにも聞こえていたが、彼女は気にすることなく司令部に向かった。




ドローン「貴様のような幼女が居るか!」

ターニャ「そうか。マジックパンチ!」

ドローン「あべし!」

なんか凄い速さで書けた。これも提供してくださる方々のおかげかな?
キャラ募集は明日で終わりだからね。
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