【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争 作:ダス・ライヒ
性別:男
年齢:一億歳?
階級:新破壊大帝スタースクリーム
所属:スタースクリーム軍団リーダー
乗機と言うかF-15Cイーグル戦闘機にトランスフォームする。
概要:戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー、通称G1に登場するデストロン軍団のナンバー2。
G1を知る者たちならご存じの通りニューリーダー病を患ったDQNな元科学者。メガトロンが許しているのは、指示待ちだらけなデストロン兵士の中で積極的に動くからである。
ゴットカオスによって蘇ったヴィランの一人であり、圧倒的な戦闘力と持ち前の科学者としての知恵で自らの軍団を作り上げた。
ただし、その軍団はごろつき同然である。おまけにスタースクリームの性格の酷さもあって、脱走者も出ている。
グレムト・ゲール
大ガミラス帝国のおっさん。名前はリメイク版の「2199」より。
スタースクリーム軍団に属し、参謀を担当している。いずれか抜け出し、デスラーに合流する予定?
名前:クニスペル少佐
階級:少佐
所属:連邦軍 デストロイガンダム隊
乗機:デストロイガンダム
概要:元ネタはギネス記録の戦車撃破を誇るドイツ軍の戦車エースだが、名前と機長だけで関係はない。
キャラ提供はG-20さん。
ガルダーゴンで最終防衛ラインに到達した連邦軍と、それを守るハイネ率いるコンクルーダーズを含める同盟軍との激しい攻防戦が開かれる中、付近にある惑星には、炎のバラ騎士団残党を率いるガンダ・ダイール・ドルゴン、それを支援するジャマイカン・ダニンガンの隊が集結していた。
狙いはガルダーゴンに持ち込まれた帝国再建委員会が取り戻さんとしている神聖百合帝国軍が末期に開発したシークレットウェポンである。
シークレットウェポン奪取に炎のバラ騎士団残党やイオク軍のジャマイカン隊だけでなく、同じく異界の勢力が参加していた。その名もスタースクリーム軍団である。軍団を率いるのは名前の通りにスタースクリーム。IS世界にルリ達を救援に来たスカイリンクスと同じ
彼はスカイリンクスが属する陣営とは対となる悪の破壊集団デストロン軍団所属であったが、わけあってデストロンを離脱し、自らの軍団を作り上げ、新破壊大帝スタースクリームを名乗っている。
率いる軍団は多種多彩で、同じTFのみならず人間や異星人、巨人まで含まれていた。そんな軍団を見たガンダやジャマイカンは眉をひそめる。
スタースクリームが全長十メートル程であるため、会合は広場で行われていた。
「さて、これで全員揃ったわけだ」
「まさかこんなごろつきの集団と戦列を組まねばならんとはな」
「悔しいが貴様と同意見だよ、ジャマイカン殿」
この奇妙な同盟のリーダーの如く振舞うスタースクリームの態度に、ガンダとジャマイカンは珍しく意見が一致する。当初TFを見た者たちは驚いたが、口調と態度で直ぐにごろつきと認定した。その彼は率いる軍団も、彼に劣らずごろつきの集まりである。
「おいおい、なんだその態度は? このスタースクリーム様がテメェら肉ケラ共にタレコミを入れなきゃ、気付きもしなかっただろ」
「それについては同意しよう。礼儀と言う物を知らんようだな」
「それもそうだ。貴様も含め、ごろつきが徒党を組んでいるしか見えん」
「けっ、偉そうにしやがって。それより作戦会議と行こうぜ。俺もあいつに一泡吹かせたいんでな」
ごろつきの集団と見なす両者に対し、スタースクリームは自分が情報を提供しなければ、シークレットウェポンのことを知らず仕舞いだったと指摘する。
その指摘に同意しつつも、ガンダとジャマイカンは態度を改めることは無かった、これ以上言ってもらちが明かないと判断したスタースクリームは会議に移るべきだと言った。自分が恨む相手に一泡吹かせるために。
これに両者は同意し、会議に移る。
「貴公が一泡吹かせたい相手が誰だか知らんが、それについては同意だ。愚民共より、イヴ人の最終兵器を奪わなければ」
ガンダがスタースクリームに同意すれば、ジャマイカンもそれに従う形で三名は作戦会議を始めた。この会議にスタースクリームは自身の軍団の参謀である青白い肌の異星人、ガミラス星人の参謀を参加させていた。
会議は荒れるかと思われていたが、ジャマイカンの出した連邦軍がガルダーゴンに降下し防衛に当たる同盟軍との戦闘がある程度済んだところで介入し、混乱に乗じてシークレットウェポンを奪取すると言う形ですんなり進んだ。
「い、いや~、流石は大帝スタースクリーム様が同盟をお結びになったお方。漁夫の利を得ようとは」
グレムト・ゲールと呼ばれるスタースクリーム軍団の参謀は腰を低くしながら媚び諂い、その作戦を立てたジャマイカンを褒め称える。
そんな物はジャマイカンにとってなんの誉め言葉にもならない。強大な二つの敵を戦わせておいて、疲弊しきったところを叩くのは兵法の常識であるからだ。
「こんな作戦、士官学校の生徒でも思い付くことだ。貴公らは最初から強襲するつもりであったのか?」
「ちっ、この野郎…!」
「図星だったようだな。だが、戦力を無駄に消耗するのは避けられた。連邦が防衛線を突破することを祈ろう。では、会議は解散する。突入は戦局が終盤になった頃だ」
見下したような態度で言うジャマイカンは、ガンダとスタースクリームの反応を見て、強襲するつもりであったと見抜いた。このジャマイカンの考え通り、両者はガルダーゴンの戦闘に介入し、強襲してシークレットウェポンを奪うつもりであった。
見抜かれたことや見下すような態度に苛立つ両者であるが、ここで殺し合っては戦力を無駄に消耗するだけなので、敢えて耐える。
同盟の中で一番の頭脳の持ち主と自負するジャマイカンは主導権を握ったつもりで会議を解散を宣言した。
突入は戦局が終盤となったところでと言って、ジャマイカンは自分の隊がある方へと帰っていく。ガンダもそれまでに備えるべく、同じく自分の隊の方へと帰った。スタースクリームはジャマイカンの姿が無くなったところで、あることを口にする。
「あの肉ケラめ、覚えてろよ。ぶっ殺してやるからな」
ジャマイカンの隊が居る方を睨みつけながら、スタースクリームは戦闘中に彼を謀殺すると口にした。
視点をガルダーゴンの宙域戦に戻せば、ハイネ率いるコンクルーダーズに連邦軍艦隊は侵攻を止められていた。
ハイネのディスティニーガンダム、ミゲルのザクファントム、コンクルーダーズのグフイグナイテッドやザクウォーリアの集団、十二機のドムトルーパーの前に、連邦軍は屍を晒し続けるばかりだ。前進するたびに機動兵器と艦艇が撃破されている。
だが、ただ撃墜される連邦軍では無い。直ぐにデストロイガンダムにハイネのコンクルーダーズ撃破を命じる。
「前進中の艦隊より救援要請だ! ワレ、敵精鋭部隊の前に苦戦中! 付近のデストロイガンダムは直ちに急行されたし!」
十数隻の同盟軍の艦艇を一気に沈めたデストロイガンダムに乗るクニスペル少佐は、コンクルーダーズを突破できない連邦軍艦隊からの救援要請を操縦手や砲撃手らに伝える。
「MS形態に変形し、急行する!」
「はっ!」
伝えた後、クニスペルはMA形態のデストロイガンダムをMS形態に変形させるように命じる。指示に従い、操縦手はデストロイガンダムをMS形態に変形させ、向かってくる敵機や敵艦を沈めながら救援に向かう。
十機ほどを撃破したところで、クニスペルのデストロイガンダムを攻撃していた同盟軍はこれ以上の損害は無駄と判断して後退を始める。最後の一機を追撃で撃破したクニスペルは自機の撃破数を確認し、撃破数が切りの良い数字であることを確認した。
「二五〇機か。通常機ならスーパーエースだな! よし、三〇〇機目に行くぞ!」
自機の撃墜数が二五〇機と確認が取れれば、クニスペルはコンクルーダーズを撃破すべく、邪魔な同盟軍機や艦艇を沈めながら急行する。
「ナチュラル共の大型MAか! これ以上やらせるか!」
友軍機を撃破し、友軍艦艇を撃沈しながら向かってくるクニスペルのデストロイに気付いたミゲルはジェガンJ型をビームトマホークで切り裂いて撃破した後、迎え撃つためにオレンジ肩のガナーウィザード装備のザクウォーリア数機と共に向かう。
先に随伴させた数機のガナーザクウォーリアがオルトロス長距離ビーム砲を同時に発射したが、電磁リフレクターバリアに防がれた。
これは注意をミゲルのブレイズザクファントムから逸らすための物であり、この間にミゲルのザクファントムがデストロイの弱点である接近戦を挑んで仕留める寸法であったが、歴戦の指揮官であるクニスペルは直ぐに砲撃してくるガナーザクウォーリアは囮であると見抜く。
「あれは囮だ! エースが乗る奴が接近してくるぞ! 弾幕を張って近付けるな!」
即座にクニスペルが指示を出せば、乗員らはデストロイガンダムの全ての火器を使って接近戦を挑もうとするミゲルのザクファントムにミサイルやビーム攻撃を浴びせ、接近戦を断念させる。
「クソっ! なんて弾幕だ! 要塞かよ!」
味方の援護射撃を以てしても接近できなかったミゲルは、二度目の接近戦を行うために下がろうとしたが、援護射撃を行うガナーザクウォーリア隊は既にクニスペルによって全滅させられていた。
援護射撃が無くとも、自分一人でデストロイを仕留めようと決断したミゲルであったが、隊長であるハイネに止められる。
『こうなれば、俺一人で!』
「おい待てよ、この怪物は俺が仕留める。ミゲル、お前は他のフォローだ!」
『隊長! こんなナチュラルの木偶人形如き…!』
無理に挑もうとするミゲルを止めたハイネであるが、当の彼は隊長の手を煩わせることが許せなかったようだ。そんな彼の頭を覚まさせるべく、ハイネは自分のディスティニーガンダムならクニスペルのデストロイは楽勝だと告げる。
「落ち着けっての。このディスティニーなら、あんな奴木偶人形だ」
『隊長…! 分かりました! 俺は他のフォローに回ります!』
「頼むぜ! さぁて、派手に決めますか!」
無茶な行動を取ろうとするミゲルを下がらせたハイネは、クニスペルのデストロイガンダムに単身で挑む。向かってくるガンダムの存在に、クニスペルは震える乗員らを鼓舞して対応に当たらせる。
「が、ガンダム…!?」
「怯むな! たかが一機だ! ガンダムであろうが、このデストロイガンダムに敵うはずが無い! スーパースキュラ発射の後、奴に集中砲火だ!」
そのクニスペルの指示に応じ、デストロイガンダムは胸部にある三門の高出力荷電粒子砲を発射する。通常のパイロットであれば当たるが、相手は高性能機を駆るスーパーエースである。ディスティニーガンダムの高い機動性を生かし、強力な荷電粒子砲を避け、更には両腕部誘導式シュトゥルムファウストのビーム弾幕ですら躱しながら接近してくる。これには歴戦のクニスペルですら恐怖を抱く。
「敵ガンダムタイプ! こちらの弾幕を突破しました!」
「ば、馬鹿な!? これほどの弾幕を躱し切り、接近してくるなんて!」
「ガンダムタイプ、当機に接近中!!」
「落とすんだ! 絶対に懐へ入らせるな! 護衛機を呼べ!!」
恐怖を抱くクニスペルに、乗員は撃てる火器を撃ちながらディスティニーガンダムの接近を知らせる。これにクニスペルはデストロイガンダムの弱点である接近戦の弱さに付け込まれたと判断し、護衛機を呼ぶように告げる。
「並の奴やMSじゃ懐に入れないだろうがな、こいつと俺の組み合わせなら!」
弾幕を張り、更には護衛機による弾幕を重ね、絶対に懐へ入らせないようにするクニスペルであったが、ハイネはディスティニーの機動性を限界点まで引き上げ、その弾幕をすり抜けながら自身の操縦技術と機体性能を駆使して護衛機を片付け、デストロイの懐へと潜り込んだ。
「楽勝だぜ!」
懐に入ったところで背中のビームの長剣であるアロンダイトを引き抜き、素早く振り下ろしてクニスペルのデストロイガンダムを両断する。
「グワァァァ!!」
ハイネのディスティニーガンダムに両断されたクニスペルは、四名の乗員諸共ビームの刃で切り裂かれ、機体と共に運命を共にした。
『隊長! 流石だぜ!』
「まっ、こいつを任されたからには、これくらい出来なきゃな」
クニスペルのデストロイガンダムを撃破したハイネにミゲルは誉め言葉を贈るが、当のオレンジのディスティニーに乗る彼は、この機体を任されたのなら、これくらい出来て当然と答える。
そんな彼に新たな挑戦者が現れる。ヴァイスリッターに乗るマリだ。オクスタンランチャーの射程にディスティニーガンダムが入るなり、直ぐに射撃を始める。
『隊長、新手だ!』
「直ぐに次のお客さんか。あの馬鹿でかい戦艦をやらなくちゃいけねぇのにな!」
遠距離からの攻撃を避け、ミゲルの知らせにハイネは自分らの担当区とは違う宙域で前進するインフィニティを見て、マリのヴァイスリッターを早く片付けなくてはと焦りを見せる。
「速攻で、片付けてやるぜ!」
次なる射撃を避けながら、ハイネはディスティニーガンダムを駆ってマリのヴァイスリッターに挑んだ。
激戦が続く最中、前線に出て突破を図ろうとするインフィニティに、コンクルーダーズと交戦中の連邦軍艦隊より救援要請が入る。
「艦長、隣の区画を担当する友軍より救援要請です!」
『彼らと対峙する同盟軍部隊はかなりの強さです。余剰戦力を向かわせなければ、作戦に支障をきたす恐れがあります』
インフィニティの艦橋内にて、通信手から救援要請が来たと知らされれば、艦載AIのローランドは救援を出さねば作戦に支障が出ると告げる。これに艦長のラスキーは余剰戦力となっている部隊を援軍として出すことを直ぐに決断する。
「よし、余っているランドチームとバーミリオンチームを援軍に回せ! 第3艦隊と第1打撃連合艦隊からは?」
『既に向かっている様子です。ここは我々と第5艦隊、第6連合艦隊だけで十分でしょう』
「ならば突破口を開くぞ! 遅れを取り戻すんだ!」
余剰戦力を出した後、救援に応じたのは自分らだけなのかと問えば、ローランドは随伴する第3艦隊と第1打撃連合艦隊より増援が出たことを知らせる。それが分かれば、自分らは持ち場の制圧に集中した。
インフィニティよりスパルタンⅣのチームの一つ、ランドチームに属するスパルタン・ゼラズニィとバーミリオンチームに属するスパルタン・チェーストがコンクルーダーズと対峙するマリや連邦軍艦隊の増援として急行する。他にも第3艦隊よりリュータが属するジェガンD型の中隊とマイルのメガライダー大隊が向かっている。ヤザンやデカルトの部隊も急行していた。
新手に来る敵の増援に、進行する連邦軍部隊を食い止めていたミゲルらは直ぐに対応に当たる。
「敵の増援か! ぞろぞろと群れて来やがって!」
ビーム突撃砲の再装填をしつつ、ブレイズザクファントムに乗るミゲルは展開して突撃してくる無数の連邦軍機に僚機と共に立ち向かった。
「こ、この動き! 本物のエースだ!?」
『サジ!? このナチュラルが! 落ちろぉぉぉ!!』
ビームライフルを何発も撃ち込んでオレンジ肩のブレイズザクウォーリアを撃墜したリュータは、仲間を撃墜されて激昂するミゲルのザクファントムに強襲される。
近付けまいと両肩のミサイルとシールドミサイルを同時に撃つが、ミゲルはそれを見えているように躱し、ビームを撃ちながら接近してくる。シールドで防ぎつつビームライフルで反撃するも、ミゲルのザクファントムには一発も当たらなかった。
『そんな腕で、この俺を討とうなんて!』
「畜生、当たらない! 速すぎる!?」
当たらず、速すぎるミゲルのザクファントムに対処しきれず、リュータのジェガンD型は接近戦の為にライフルを投げ付け、素早くビームサーベルを抜いた。だが、ミゲルは直ぐに投げ付けられたライフルを取り払い、ビームトマホークで斬りかかる。
同じく接近戦武器を持つリュータは突きを放つが、これにミゲルのザクファントムは突きを放った右腕を左手で掴み、胴体に向けてトマホークを振り落としてジェガンを無力化させる。奇跡的に撃墜には至らなかったらしく、脱出ポッドが射出される。
「や、やられた…!」
『ナチュラルが。このまま握り潰して…』
『馬鹿、止めろって! そう言うの、カッコ悪いぜ!』
リュータは撃墜されたことを悟り、殺される恐怖を抱く中、ミゲルは射出された脱出ポッドを掴んで握り潰そうとした。だが、マリと交戦中の上司であるハイネに止められる。
『何故です!? ナチュラルですよ!』
「コーディネーターでもナチュラルでも戦士として変わりねぇっての。ほら、そいつに向けて投げな」
何故、劣等種であるナチュラルを生かすのかと問うミゲルに対し、ハイネは例えナチュラルでも戦士として変わりないと答えた。これに見えるは怯えているマイクのメガライダーに向けてリュータが乗っている脱出ポッドを投げ付ける。
『ちっ、受け取れよ!』
「回収後、直ぐに退避!」
「はいぃぃぃ!!」
投げられたリュータの脱出ポッドに、機長は直ぐにマイクに指示を出す。脱出ポッドを回収したメガライダーは直ぐに戦場から退避した。逃げるように戦場から去るマイクのメガライダーに、ミゲルは蔑んだ言葉を投げつける。
「フン、そんな度胸で、戦場に出て来るんじゃねぇよ!」
蔑んだ言葉を投げつけたミゲルに、石動のウィングガンダムのバスターライフルの攻撃が放たれる。気付いたミゲルは直ぐに避けたが、左足を破壊されてしまった。
「強力なビーム! 何処から!?」
『くそっ、外したか』
左足を破壊されたミゲルはビームが飛んできた方向を見る。そこから石動が駆るウィングガンダムが二射目を発射し、反撃してくるミゲルのザクファントムと交戦を開始する。
他にも交戦が行われており、ヤザンのZガンダムに挑んだグフイグナイテッドはスレイヤーウィップで動きを止めようとしたが、同じ武器を使ったことがある野獣のような男には通じなかった。
「馬鹿が! 海ヘビの使い方は、こうなんだよぉ!!」
スレイヤーウィップを左手に持つビームサーベルで切り裂き、更には専用武器として取り付けた海ヘビの反撃を行う。放たれた海ヘビの先端はグフイグナイテッドの胴体に突き刺さり、そこから高圧電流が機体に流し出される。
「うわぁぁぁ!!」
流し出された高圧電流で、オレンジ色のグフイグナイテッドのパイロットは悲鳴を上げる中、ヤザンは容赦なく左手に持ったビームサーベルでその敵機の胴体を切り裂く。
「フン、筋は良いようだが、ガンダムとこのヤザンの組み合わせには敵わんのだ」
胴体を切り裂かれて爆発するグフイグナイテッドのパイロットに、筋は良いと褒めた後、サーベルを戻して次なる敵機を標的を定めて襲い掛かる。
「凄い動きだ! だが、こっちはディステニーなんだぜ!」
高速移動しながらランチャーを撃ち込んでくるマリのヴァイスリッターに、ハイネは動きを褒めつつも、強いのは自分だと言ってディスティニーガンダムの機動性をフルに駆使しながら接近する。
同じく高出力ビームランチャーを放つも、ヴァイスリッターの機動力も高く、躱されるばかりだ。大振りの武器では躱されると思い、背中のウェポンラックに戻し、ビームライフルで撃ちながら高速戦闘を継続する。トップクラスのエース同士の戦いだ。
ハイネとディスティニーガンダムの組み合わせに、マリの方は少し焦ったのか、動きを止めて敵機が向かい場所に向けてランチャーを放とうとした。
「未来予知射撃か? 来ると思ったぜ!」
『っ!?』
動きを止めてランチャーを撃ったマリのヴァイスリッターに対し、ハイネは動きを止めて両肩に装着しているビームブーメランを投げ付ける。これを卓越した操縦技術で躱すマリであったが、ブーメランに気を取られている彼女のヴァイスリッターにハイネは隙を逃さず接近し、両手の掌に付いているパルマフィキオーナと呼ばれるビーム攻撃を胴体に打ち込んだ。
「これで終わりだぁ!」
掌から発生したエネルギーはヴァイスリッターの薄い装甲を容易く貫き、マリはその衝撃を受け、機体共々惑星ガルダーゴンに落下していく。
「随分とヤバい奴だったが、これでここは安定…」
マリのヴァイスリッターを仕留め、自分の配下の十二機のドムトルーパーの隊が連携を取り、護衛機諸ともマラソン級重巡洋艦を沈める姿を見てたハイネは、自分の担当区が安定したと思う中、そのマラソン級重巡洋艦を護衛機共々仕留めたドムトルーパー十二機が一瞬にして撃墜されたのを見て驚愕する。
撃墜されたのはわずか三秒ほど、三十秒も経ってもいない。これにハイネは新たな脅威が来たと判断して気を引き締める。
「ちっ、さっきのPTよりもヤバそうだぜ…!」
ヴァイスリッターを駆るマリに次ぐ新たな脅威とは、デカルトのνガンダムであった。十二機のドムトルーパーを撃墜したダブルフィンファンネルを背中に戻したデカルトのνガンダムは、対峙するハイネのディスティニーガンダムを睨み付けるように二つの眼を向ける。
「同盟軍にガンダム…? あれがディスティニーガンダムって奴か。だが、乗っているのは遺伝子を弄った程度の劣等種。このイノベイターの俺に敵わないんだよ!」
ハイネのディスティニーガンダムを睨み付けたデカルトは、コーディネーターすら劣等種と蔑み、背中のダブルフィンファンネルを展開する。直ぐにディスティニーを放たれたフィンファンネルが包囲し、一斉にビームの嵐を浴びせるが、ハイネはそれを卓越した操縦技術と機体の機動力で躱し切り、ビームライフルを放つ。飛んでくるビームを躱したデカルトは、多数のフィンファンネルを躱し切ったハイネにやや苛立ちを覚える。
「あのオールレンジ攻撃を躱すだと? レア物か…! 流石はガンダムに乗っている事だけはあるな!」
『あのPTよりやばい奴だな! だが、ここで抑えねぇと、こっちが負けるんだよ!』
苛立ちながらもガンダムを任されているハイネを褒めつつ、デカルトはビームライフルを撃ち込んで交戦を開始した。互いにビームを撃つ中、ハイネはデカルトのνガンダムは脅威と判断し、例え勝てなくとも、味方の為に抑える必要があると思って立ち向かう。
かくして、トップエースが乗るガンダムと対イノベイターが乗るガンダムによる激闘が開始された。
CV特撮俳優対CV西川兄貴による戦いは、「俺たちの戦いはこれからだ!」って感じで終わりました。
次回からは地上戦が始まります。地上組が登場するぞ。