【参加者募集中】読者参加型SS スーパーロボット大戦 無限戦争 作:ダス・ライヒ
性別:男
年齢:30
階級:中尉
所属:COG
武器:ランサーアサルトライフル×2
概要:体長250cmを越える筋骨隆々な黒人の大男。強面な容姿に反して心優しく仲間想い。 射撃より近接戦が得意。
名前:ラムサ・ラル
性別:男
年齢:24
階級:軍曹
所属:機動歩兵
武器:フェーズ3機動型工作仕様(ダークブラウン) ランサーアサルトライフル(拾い物) 杭打ちハンマー
概要:有刺鉄線で簡易的な陣地形成や、ワイヤートラップ等で味方の撤退支援等を行う工作兵。
キャラ提供は黒子猫さん。
これで全員かな?
合計で五十人くらいのキャラを読者の皆様に提供して頂きました。ありがとうございます。
惑星ガルダーゴンの地上でガイストが迫る中、宇宙では専用のテムジンを駆るマスターチーフは連邦、同盟、第三勢力の三つの勢力を物ともせずに突っ切っていた。
「おのれ、インコムを受けて見ろ!」
炎のバラ騎士団残党に属し、ガンダムMkーⅣに乗るベルターは機体のインコムを展開してチーフのテムジンの背後を取ろうとしたが、見切られてインコムをライフルで破壊されてしまう。
「何っ!? うわぁぁぁ!!」
インコムを撃破されたことで、ベルターは驚きの余り一瞬動きを止めた。その隙をつかれてベルターのガンダムMkーⅣはチーフに撃墜される。
他にもレイダーガンダム、フォビドゥンガンダム、シェンロンガンダムとチーフに挑むが、あっさりと撃破されるばかりだ。
「けっ、肉ケラ共じゃ相手にならねぇよ! 俺たちぶわっ!?」
次にTFがチーフに向かったが、結果は騎士たちと同様に撃破されるばかりだ。
「ば、馬鹿な!? 俺たちトランスフォーマーが肉ケラの作ったへなちょこプラズマ弾なんかに!」
あっさりとテムジンのライフルに撃破されたことに、TF等はうろたえ始める。
チーフの駆るテムジンを良く理解できず、背後から攻撃する連邦軍機が居たが、武器を破壊されるか、頭部を破壊されて離脱を余儀なくされる。同盟軍機に対しては容赦なく、コクピットを撃ち抜くか、直撃させて撃破していたが。
「おいおい、なんでマスターチーフなんかが居るんだよ!? それに手当たり次第かよ!」
付近で戦っていたディスティニーガンダムに乗るハイネは、テムジンがデータにあるマスターチーフに似ていた為、一種の恐怖を抱いていた。そもそも乗っているのがチーフ本人であるのだが。
あれと戦えば、生きて帰れると言う保証が無い。それに友軍もかなり後退しつつある。
「味方と歩調を合わせるとするか。コンクルーダーズ、俺たちも後退するぞ!」
ビームライフルでクジャン軍のMSを撃破したハイネは、まだ残って戦っているコンクルーダーズに後退命令を出し、自分も敵機を牽制しながら味方の部隊が居る方へと下がった。
「なんだぁ、あの緑の奴は? それにあいつ一人にやられやがって情けねぇ奴らだ。バルゼー、やっちまえ!」
『リョウカイ!』
圧倒的な強さを見せるマスターチーフのテムジンに、スタースクリームは軍団の中で一番の大きさを誇るバルゼーを差し向ける。
ゼントラーディ軍ことカムジン一家の戦闘ポッドや空戦ポッドを次々と撃破するテムジンに、バルゼーは巨大な腕を振り下ろし、無謀に接近戦を仕掛けた味方ごと潰そうとした。
「グエァァァ!?」
結果は感付いたチーフにあっさりと避けられ、味方の炎のバラ騎士団残党の騎士が乗るアビスガンダムを叩き潰しただけだ。
「デカいな」
『弱点は首よ! そこを狙って!』
コルタナにバルゼーの弱点が首だと伝えれば、チーフは操縦桿を動かして巨大TFに取り付き、壁沿いに上昇して首元に向かう。
『オトスぅ!』
自分の首元まで迫るテムジンに対し、バルゼーは身体中の対空砲と両手で払い落とそうとするが、避けられるばかりだ。
たまに艦載機を使って阻もうとするも、フォアランナーの科学力でオリジナルより遥かに強くなって並のパイロットでは不可能な高速機動を取るテムジンの前には壁にすらならず、次々と撃破されて首元まで接近された。
ライフルの照準に首を捉えたチーフは手当たり次第に撃ち込み、徐々にバルゼーにダメージを与えていく。
『クルシぃ! ヤメロぉ!』
首を撃たれて苦しむバルゼーは、更に艦載機や対空砲を増やしてチーフのテムジンを追い払おうとするも、躱され続けるばかりだ。やがて動力源が見えれば、チーフはそこへ飛び込み、機体の手で動力源を握り潰した。
『グォォォ!? コ、壊レルっ!? ウゴォォォ…』
動力源、TFの心臓とも言える機関を潰されたバルゼーは悶え苦しみながら息絶えた。
機能を失ってただのデカい残骸と化したバルゼーからチーフは離れ、ガルダーゴンを目指して邪魔な敵を排しながら突き進む。あのバルゼーを撃破したチーフに、流石のスタースクリームも驚きを隠せない。
「な、なんて奴だ! あのバルゼーをやりやがった…! 何なんだあいつは!?」
『バルゼーをやっちまっただと!? マイクロンがやったのか!?』
これにはゼントラーディ人のカムジンでも驚きを隠せなかった。
そんな彼らを他所に、チーフは自分に向かってくる敵を打ち倒しながらガルダーゴンを目指す。
「ガンダムフレームとで!」
『我らの連携なら!』
ガンダムヴァサーゴとガンダムアシュタロンに乗るルビーとサファイアは、連携を取ってマクギリスが駆るガンダムバエルに挑んだ。
先にヴァサーゴがクロービームを放って動きを止め、アシュタロンがビームスピアを投擲してバエルを串刺しにしようとする。だが、相手はあのマクギリスだ。機動力を生かして避け、アシュタロンに接近する。
「取り押さえて!」
『串刺しにする!』
接近してくるバエルに対し、アシュタロンのサファイアは機体背部の左右のアームで掴もうとした。ヴァサーゴのルビーが串座にしようと言うのだ。それを実行したが、アームが届く前に、アシュタロンの両腕と左右のアームは素早く振られたバエルソードで切り裂かれる。
「なにっ!?」
『斬っただと!?』
『張り付いて串刺しにするつもりだったか。だが、私とバエルの前では通じんよ!』
自分らの連携を驚くルビーとサファイアの両名に対し、マクギリスは自分とバエルには通じないと告げ、両腕とアームを失ったアシュタロンを両断して撃破した。
『グワァァァ!』
『我が半身を!? 許さん! ガンダムフレーム・バエル!!』
サファイアを撃破したマクギリスに激怒したルビーは、ストライククローでバエルに攻撃した。だが、当にマクギリスには知っている事なので、直ぐに距離を取った。だが、これがルビーの狙いである。
「我が半身の仇を取るぞぉ! メガソニック砲発射ッ!!」
討たれたサファイアの仇を取るべく、ルビーはヴァサーゴの腹部に搭載されたメガソニック砲を展開し、エネルギーを収束させてバエルに向けて放った。
発射された収束メガ粒子砲はガンダムフレームのナノ・ラミネートアーマーを溶解させるほどであり、更にバエルが回避できないほど距離で放たれており、既に勝負は決したとルビーは思っていた。
『例えナノ・ラミネートアーマーでも、この距離ならば消し炭だ!』
「このバエルは、貴様らのような落ち武者とは違うのだよ」
『な、なにぃ!? ブワァァァ!』
だが、マクギリスはそれを躱して既にルビーのヴァサーゴの上を取っていた。発射後のパワーダウンで動きが取れないヴァサーゴは呆気なくバエルソードで切り裂かれ、左右に分かれて大破した。
『流石は大将だ! ガンダムを二機もやっちまうとはな!』
大将の護衛にと、ガンダムシャックスに乗るヤザンは駆け付けたが、二機のガンダムを仕留めたマクギリスを見て、その必要が無いと褒める。後からハイネに逃げられたνガンダムに乗るデカルトも駆け付けて来る。
『このガンダム共、トーキョーの落ち武者共か』
『そうらしいな。おまけに異世界のお友達付きだ。悪党見てぇな奴らとつるみやがってよ』
「彼らとで、手段は選べんのだろう。それにトランスフォーマーもご一緒だ。手強いぞ」
彼らは炎のバラ騎士団残党と交戦経験があるため、戦い方には慣れていた。だが、スタースクリーム軍団とジャマイカン率いるクジャン軍が居るので、手強いとマクギリスは二人に告げた。
『フン、喋る機械共か。落ち武者共よりは手応えがある』
『そこらの兵隊じゃ、つまらなかったところだ。派手にやらせてもらうぜ、大将』
「まぁ、私もそのつもりだ。石動たちがシークレットウェポンを回収するまで、彼らを止めるぞ」
『応ッ!』
『了解した』
次の相手がスタースクリーム軍団とクジャン軍だと分かれば、好戦的な二人は喜ぶ。マクギリスも同様であり、更なる強敵と戦うためとガルダーゴンに降下させた石動たちの支援を行うため、三名は随伴機のリグ・シャッコー隊を率いてガルダーゴンに降りようとする第三勢力と交戦を開始した。
「おのれ、何を手こずっておるのだ!? 敵は混乱しているのだぞ!」
上空のディンやバビを撃ち落としたフォースインパルスガンダムに乗る炎のバラ騎士団残党の隊長格は、シークレットウェポンが保管されている要塞に攻め込めないでいる友軍を叱責する。
スタースクリーム軍団とジャマイカン率いるクジャン軍の遠征艦隊と手を組み、乱戦状態になっていたガルダーゴンに攻め入った炎のバラ騎士団残党であったが、地上において快進撃を続けたのは最初の一時間だけであった。乱入して来た第三勢力に対し、当初は混乱して蹂躙されていた両軍だが、一時間ほどで増援を得て体勢を立て直して応戦していた。
残党の騎士は敵は未だに混乱していると思っており、なんで要塞まで接近できないのかと味方に当たり散らす。
「クソっ、寄って集った賊と弱公国の軍隊に足を引っ張られては…! なんでハッチが!?」
自分らと同盟を結んだスタースクリーム軍団とクジャン軍に対し、隊長格は文句を言う中、コクピットのハッチが勝手に開いた。これに驚いた騎士はハッチが開いた方向を見た。そこには撃墜されたウィンダムに乗っていたはずのマリが居り、彼女は騎士に顔を見せるなり、ベルトを素早く外して騎士を掴んでコクピットから放り出した。
「うわぁぁぁ!?」
マリから放り出された騎士は、悲鳴を上げながら地面へと落下していった。
「これならマシそう」
ハッチを締め、シートに座ったマリは機体を一度地面に降ろし、機体のOS設定を自分に合うように設定し直す。この作業を素早く済ませれば、様子のおかしいので調べに来たゲイレールに向けてビームライフルを撃ち込む。
『うわっ!? 何をするのです隊長殿!』
「その隊長、あんたの下で死んでるわよ」
『貴様!? 隊長ではないのか! 殺してやる!』
ビームライフルを撃たれても、ナノ・ラミネートアーマーのおかげか防がれた。自分を撃ってきたフォースインパルスに乗るマリに対し、まだ隊長は乗っていると思っている騎士は驚きの声を上げる。
これにマリはその下で死んでいると答えれば、激高したゲイレールに乗る騎士は手にしているメイスを振り下ろしに向かってくる。ビームライフルでは直ぐに撃破できないと判断してか、マリはライフルを腰のラックに付け、空いた右手でビームサーベルを抜き、振り下ろされたメイスを盾で防ぎ、ビームサーベルを腰に突き刺す。
『グワァァァ…』
ビームの刃はコクピットまで届き、乗っていた騎士は焼け死んだ。直ぐに引き抜き、自分を敵と判断して襲い掛かるゲイレールにグレイズ、ジンクスⅡの迎撃に入る。
『あのインパルスガンダムは敵だ! 破壊しろぉ!』
実弾式ライフルを撃って来る地上のゲイレールとグレイズ、ビームを撃って来る上空のジンクスⅡの攻撃を、機体背部に搭載されたフォースシルエットの飛行能力で飛んで躱し、まずは上空のジンクスⅡを取り出したビームライフルを撃ち込んで撃墜する。
二機、三機と続けて撃墜する中、地上からの攻撃に対しては、制圧しに来た連邦軍か同盟軍の部隊に任せ、マリは自分を敵だと思って襲い掛かる三勢力の機を、攻撃を躱しながら落とし続ける。
ビームライフルで向かってくる連邦軍のジェムズガン、バリエント、ジェットストライカー装備のウィンダム、クランシェ、量産型ヒュッケバインMkⅡ。同盟軍のディン、バビ、グフイグナイテッド、バクト、ドラド、リオン、ガーリオン、レリオン。第三勢力はイクナト、ジンクスⅡ、ゲドラフ、モラン、ウーシァ。それらを撃墜していたが、時にはビームサーベルを抜いて続けざまに切り裂いて撃墜していた。
「なんだあのガンダムは!? 強いぞ!」
『あいつ一人で、何十機も落としてやがる!』
別の方でリオンを数機ほど撃墜したODST仕様のクランシェに乗るストーク・ハミルトン中尉は、マリが駆るインパルスガンダムの強さに恐怖する。同型機に乗るODST隊員も同じであり、マリのインパルスに近付かないように離れていく。
「空の方は大変だな。あれが来ない内に、要塞へと突入するか!」
地上で戦っている量産型ビルドシュバインに乗るウィル・シュタイナー大尉は、マリの戦いぶりを見て自分では敵わないと判断し、彼女が地上に狙いを定める前に、中隊を率いて要塞へと突入した。
「何か来るぞ! 全員、直ちに戦闘配置に着け!」
一方で別方向から要塞へ攻撃する連邦軍の通常歩兵、機動歩兵とCOGの混成部隊に、上空から飛行型ファイテックスアーマーを身に纏ったガイストが迫った。
指揮官用にロングアンテナを装備したフェーズ2アーマーを身に纏う機動歩兵の大隊指揮官は、戦闘配置に着くように指示を出し、味方の場合を備えて攻撃しないようにしたが、ガイストは容赦なく持って居たランチャーで部隊を攻撃した。
「うわぁぁぁ!?」
「う、撃ってきやがった!?」
「奴は敵だ! 撃て! 撃てぇ!!」
ガイストが放ったランチャーで数名の歩兵が吹き飛ばされたのを見て、COGの兵士らが恐れおののく中、現場指揮官は反撃を命じる。それに従い、指揮下の将兵等は上空から自分らを殺しに来るガイストに向け、各々が持つ小火器を一斉に放った。
凄まじい雨のような弾幕であるが、ガイストは恐れることなく突っ込み、回避機動を取りながらランチャーを撃ってまた数十人を吹き飛ばす。
これほどの集中砲火にも関わらず、恐れずに突っ込んでくるガイストに、火器を撃っている将兵らは恐れを抱いた。それもそのはず、ガイストは戦いを終わらせるために、バイオテクノロジーによって生み出された人造兵士なのだ。
「なんだこいつ!? この弾幕を恐れずに突っ込んできやがる!?」
「怯むな! 八つ裂きにしろぉ!!」
恐れを抱かず、突っ込んでくるガイストに恐怖する将兵等であるが、指揮官の怒号で我を取り戻して迫りくる殺人兵器に向けて火器を撃ち続ける。
だが、指揮官の努力も空しく、ガイストの接近を許し、彼の殺戮を許してしまう。
「グワァァァ…!」
不運にもガイストの第一の標的にされた歩兵はファイテックスで腕力が増強された左手で引き裂かれ、その肉塊はゴミのように捨てられる。自分の身を守るために必死に抵抗する兵士達であるが、ガイストに殺されるばかりだ。
機動歩兵やCOGの兵士たちも同様であり、手刀や薙刀で斬り殺されるか、あるいは首を撥ねられ、奪われたライフルで撃ち殺される。
瞬きする間に、二十人もの兵士の命がガイスト一人の手によって奪われた。これに驚いたフェーズ3アーマーを身に着けた女性の機動歩兵は、ライフルを撃つ前にガイストに首を撥ねられてしまう。一瞬にして辺り一面が血の海となった。
「このクソ野郎が!!」
二挺のランサーアサルトライフルを己の腕力を生かして持った黒人の大男、ゴリアテ・オーガスは戦友を虫けらのように殺したガイストが許せず、恐れおののく歩兵や機動歩兵を押し退け、二挺の突撃銃のフルオートを浴びせた。
だが、ガイストはそれすらも躱し切り、周囲の敵兵らを殺しながらゴリアテに接近してくる。
「これでも食らいやがれぇ!」
接近してきたガイストに対してゴリアテは、二挺のランサーアサルトライフルの銃身に付けられたチェーンソーを動かし、それで黒い騎士のようなファイテックスを身に纏う殺人鬼を殺そうとした。
「芸はその程度か?」
「なにっ!?」
振り下ろされた二つのチェーンソーはガイストに受け止められた挙句、破壊されていた。これにゴリアテが驚いた表情を見せる中、ガイストは面の隙間から覗かせる青い瞳で睨み付けながらランサーアサルトライフルを取り上げた。
「くっ、クソォォォ!!」
この男は刺し違えてでも仕留めなくてはならない。
そう思って密かに盗んでいたニューク弾を起動させ、ガイストに張り付こうとしたが、既に彼はゴリアテが自爆覚悟で張り付いていく事を見抜いていた。掴もうとした瞬間に両腕を掴み、ゴリアテの両腕を引き千切ったのだ。
「グアァァァ!? アァァァ!!」
両腕を引き千切られて絶叫するゴリアテに対し、ガイストは容赦なく歩兵の集団に向けて蹴り込んだ。忍ばせていたニューク弾が爆発し、周囲に居た歩兵数十名を巻き込んで自爆してしまう。
それでもガイストは空かさず、周囲の敵を殺し続け、地面に転がる死体の数を増やし続ける。
「畜生が!」
拾い物のランサーアサルトライフルのチェーンソーを動かすフェーズ3の機動歩兵、ラムサ・ラルはそれでガイストの背後から切り掛かったが、あっさりと避けられてライフルを蹴りで破壊されてしまう。
「ぬぅぅ、死ねっ!!」
ライフルを破壊されたが、工兵として持って居た杭打ちハンマーでガイストを殴り殺そうとした。
「ぶわっ!?」
それも避けられた挙句に杭打ちハンマーを奪われ、それが自分の頭に向けて振り下ろされてラムサは頭を潰された。ヘルメットごと潰されたラムサの身体は地面に倒れ込み、惨たらしい死体の一つの仲間入りを果たす。
二名の名のある兵士を殺したガイストは更に死体の数を増やし続け、遂には大隊長の惨殺し、指揮官の腹を割いて惨たらしく殺した。
残った兵士たちは命乞いをするか、逃げ出す者も居たが、殺戮を楽しむガイストは容赦なく杭打ちハンマーを振り下ろし、更にはライフルで逃げる敵兵の背中を撃って射殺する。
「向こうがもっと楽しそうだな」
数十分後、ガイストに襲われた混成部隊は一人残らず皆殺しにされた。全身血まみれなガイストであるが、息を全く切らしていない。数百人を殺しても彼は満足せず、次なる標的を同盟軍の要塞に定め、ウィングを展開させて飛翔し、そこへ向かった。
更なる極限状態の戦闘を求めて…。
「動くな貴様ら!」
西部より要塞へ攻撃を開始しようとした連邦軍部隊の指揮下に居たターニャら特務魔導大隊は、自分らを潜り込んだ異世界の勢力と見抜いた憲兵隊に包囲されていた。別れていたODSTの隊員に扮していた部下たちも拘束され、今はスパルタンであるターニャたちの前に立たされる。
これにターニャ等は見抜かれた際のプランを実行するため、敢えて大人しく憲兵隊に拘束された。そうとは知らず、憲兵隊の将校は意気揚々と何処から来たのかと問い始める。
「貴様らはいったい何処の勢力だ? 同盟軍? いや、違うな。目下、我が軍と同盟軍を攻撃している第三勢力か?」
「魔術拘束はもう解いたぞ。いつ始める?」
「まだだ」
何処の勢力の者かと問う将校に対し、アーデはまだ攻撃しないのかとターニャに問うが、彼女はまだだと返す。まだ十分に敵兵が集まっていないので、直ぐに始めては効果が無い。
「おい、聞いているのか!? 答えんと貴様らの内一人を射殺するぞ!」
「大隊長殿、速くしてくれませんか? あの豚野郎に殺されちまう」
「ふむ、大分集まったな。さて、始めるとしよう」
答えなかったことに苛立つ憲兵将校は、ODSTに扮した部下の一人を射殺すると脅しを掛ける。
これに少し慌てた一人の部下が速くしてくれと催促すれば、ターニャは十分に敵兵が集まったことを確認し、もう頃合いだと思って封じていた魔力を解放した。
東京パラリンピックの開会式を見ながら執筆&投稿~。
そろそろ終わらせないとな…。